おまさぼう春夏秋冬~Second Season~:サメ(サンオ)~愛の黙示録~
2018-08-16T20:48:18+09:00
omasa-beu
終活しなくちゃと思いながら毎日をだらしなく送っている団塊の世代です。写真は、ドラマ『子連れ狼』(北大路欣也さん版)の大五郎(小林翼さん)。私の癒しです。スカパー「時代劇専門チャンネル」のTV画面から撮影。問題でしたらお知らせください。
Excite Blog
KNTV『サメ~愛の黙示録~』[アンコール放送]
http://omasabeu.exblog.jp/29989349/
2018-08-13T15:36:00+09:00
2018-08-16T20:48:18+09:00
2018-08-13T15:36:39+09:00
omasa-beu
サメ(サンオ)~愛の黙示録~
KBS・HPからお借りしました。
昨夜は、早や、最終回。数え切れないほど観ているにもかかわらず、やはり、イスの最期に涙しながら、彼の死を受け止めざるを得ませんでした。孤独な、短い人生ではあったけれど、目的を果たして旅立って行ったイス。ピダムやゴヌク同様、私にとっては好きなキャラクターです。今は、そのライナップにホ・イムも加わりました。
ナムギルさん自身は、下記のインタビューでも語っているように、自身の演技に満足していない部分もあるようです。
雑誌「K-BOY Paradise」vol. 12(2014.04.20発行)より。問題があれば削除いたします。
2014年3月、パシフィコ横浜で開催されたファンミーティングを前にしてのインタビュー。この年のファンミはDVDが発売されてないので、今や幻のように感じられます。この頃のビジュアルは素敵ですね。もちろん、いつも、今のキム・ナムギルが一番好きという思いも本当ですが。 ]]>
Wow!Koreaのコラムにナムギルさん
http://omasabeu.exblog.jp/25889971/
2016-09-14T03:38:00+09:00
2016-09-14T03:47:18+09:00
2016-09-14T03:38:34+09:00
omasa-beu
サメ/상어
Wow!Koreaの<Wコラム>でキム・ナムギルを取り上げてくださっているのを拝見。内容は、少し前の話題になりますが、それでも嬉しいものです。ありがとうございます。
http://www.wowkorea.jp/section/interview/read.asp?narticleid=173889
お久しぶりのハン・イス。写真は、KBS『サメ』HPからお借りしました。
『サメ』は、韓国での放送時、毎回、放送終了とともにハン・イスの台詞を中心にあらすじをアップしていたことを思い出します。その間、ソウル近郊でのファンミーティングもあり、忘れられない作品です。でも、過去の作品もいいけど、新しいドラマの話題を期待したいです。
]]>
BS11『サメ~愛の黙示録~』 第20話「贖罪」(最終話)
http://omasabeu.exblog.jp/23187941/
2014-10-27T19:30:00+09:00
2014-11-02T13:25:47+09:00
2014-10-27T19:30:40+09:00
omasa-beu
サメ/상어
김남길,'심쿵 미소'
<キム・ナムギル、「シムクン微笑」>とは何だろう? 検索してみると、<심장이 쿵>という言葉から出来た新語のようです。意味は、<心臓にぐさっ>、つまり、先のタイトルは「心臓にバキューン微笑」、可愛く言うなら「胸キュン微笑」というところでしょうか。まさに、ナムギルさんの微笑みにはたびたび「シムクン」させられています。
さて、ドラマはいよいよ最終話。
19話のエンディング、キム・スヒョンに拳銃で撃たれ、河のなかへ消えて行ったハン・イス。まさか、ここで死ぬわけはなく、面白い展開を見せてくれました。
チョ会長の罪を明らかにし、双方の父親の因縁を乗り越えようとしたイスとスヒョン。この後、カフェでのイス兄妹とスヒョンの3ショットは希望そのものです。
父の命を奪い、自らも亡き者にしようとした者たちへの復讐のために生きた12年でしたが、父の過去と自身の罪を償うことで、新たな人生に向き合おうとしていたイス。そこに、ヨシムラ会長に命を救われ、実業家として成長してきた意味もあったのかも知れません。
妹イヒョンに肝臓移植するため、瀕死の命を持ちこたえるイス。見送るキム・ドンスとジュニョン、そして、スヒョン。ようやく高校生の時のチングに巡り合えたドンスの号泣、スヒョンの涙。観るたびに、もらい泣きするシーンです。孤独なキム・ジュンではなく、仲間に見守られ、ハン・イスとしての最後だったのがせめてもの救いです。
さよならのキス、そして、サランヘと告げるヘウ。二人が公園で話そうとしたことが何であったか、もう、知るすべはありません。
以前の感想については、こちらに書いています。
最終話もいいシーンが随分カットされています。
☆ホテルのバー。ヨシムラ会長にイスが死んだかもしれないと耳打ちする用心棒。
☆ジュニョンからカヤホテルの裏金ファイルを受け取ったあと、事務室へと急ぐキム検事。
☆キム・ドンスの自宅を訪ね、チャン秘書宛てのUSBを託すイス。
☆チェ・ビョンギを取調べ中のヘウに電話した後、ヨシムラ会長と用心棒が出かけるのを確認したイスが、会長のスイートに忍び込み、パソコンからファイルをコピーする姿。
☆イスから託されたUSBをチャン秘書に届けるドンス。チャン秘書に確認の電話を入れるイス。
☆チェ・ビョンギの死をヘウに電話で知らせるビョン刑事。そして、ヘウからイスへ。
☆文書の公開をハッカーに依頼した後、迎えにきたジュニョンに、心の逡巡を打ち明けるヘウ。
☆どこかのビルの屋上に佇むイス。空には北極星。
☆ヘウたちの居間。ジュニョンに買ったもらった洋服に着替え、ジュニョンと出かけようとするヘウ。記者たちが表で待つ今、避けた方がいいと言うジュニョン。
☆チョ会長。ハン・イスはまだ見つからないのか、必ず始末しろと電話で指示。
☆チェ・ビョンギ夫人から鍵を受け取り、右手に下げて出て行く。
☆イヒョンの病室へ駆けつけるヘウ。イヒョンのオッパに会ったわと胸が詰まる思いのイヒョンオンマ。
☆病院の庭。イスとビョン刑事。「イヒョンの退院後、警察に出頭します。チョン・マンチョル事件は、自分がしたことで、スヒョンは無関係です」というイスの台詞。
☆ヨシムラ会長をホテルに訪ねるイス。ジャイアントホテルソウルの全収益を拷問被害者のケアに充てると通告し、命を救われた礼を述べる。
☆チョ会長の逮捕後、チョ社長に実母の遺品を手渡すパク女史。実母の写真に泣きじゃくる社長。
☆キム・ジュンのホテル事務室。代表の机の前で、胸を痛めているチャン秘書。
☆カヤホテル社長室を家宅捜査するキム検事たち。見守るジュニョン。
☆病院の庭。手をつなぎ楽しげに散歩するイスとイヒョン。
☆職を辞し、荷物を車のトランクに入れるヘウ。
☆イス殺害シーンの前半。拳銃を突き付けられ、振り向こうとするイス。発砲。
大体、以上かと思われます。放送されているシーンでも、毎回同様、台詞はところどころカットされています。細かい間違いはご容赦くださいませ。
最後に、イスの姿は微塵も見られないオフショットのキム・ナムギルを見ながらお別れです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
写真は、KBS『サメ』HPからお借りしました。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
お知らせ: エキサイトブログのコメント欄仕様変更により、従来とは異なる投稿方法となりました。
Commentsリンクをクリックすると、「コメントする」ボタンが表示されます。ボタンクリック後コメント投稿用の入力フォームがポップアップで表示されますので、「名前」「コメント文」「画像認証パス」「削除用パスワード」を入力の上、ご投稿ください。
ご面倒ですが、よろしくお願いいたします^_^]]>
BS11『サメ~愛の黙示録~』 第19話「危険な取引」
http://omasabeu.exblog.jp/23117266/
2014-10-14T14:32:00+09:00
2014-10-14T14:33:23+09:00
2014-10-14T14:32:44+09:00
omasa-beu
サメ/상어
『海賊』に抜かれて第3位となった『怪しい彼女』は、『赤と黒』でウォニンを演じたシム・ウンギョンさんの魅力がいっぱいの映画です。ゴヌクとウォニンの活躍はほんとに喜ばしいですし、お二人の再共演が期待されます。
さて、BS11『サメ~愛の黙示録~』も残すは2話となりました。
父ハン・ヨンマンの過去は、イスを絶望のどん底に落としました。兄弟同然のスヒョンも、信頼していたイスの父が、こともあろうに、自分の父、カン・ヒスの殺害犯であったという事実は受け止めがたいものです。
しかし、イスは、父が長年にわたり許しを請い続けたハルモニの言葉に光を見出したようです。 手で鼻水をぬぐうイスに胸が痛みます。
そして、スヒョンはチョ会長との取引の結果、イスを撃ってしまいました。二人の行く末は最終話で確認することにします。
19話の感想は、こちらに書いています。よろしければ、ご覧くださいませ。
19話のカットシーンは次のとおりです。
☆冒頭、本編の前に、ハン・ヨンマンがカン・ヒスを殺害するに至るシーン。
☆祖父のチョ会長の書斎からイスを見送ったヘウは祖父から「お前のために生きてきたのに」と頬をたたかれます。その後、居間で打ちひしがれるヘウに寄り添うパク女史。
☆オ地検長の病室。父を殺そうとしたのがチョ会長である事実を信じられない面持ちのジュニョン。
☆警察署にビョン刑事を訪ねたジュニョン。ビョン刑事と別れた後、署の前で月を見上げるシーン。
☆チョ会長に取引を持ちかけるスヒョン。その後、漢江の傍に佇むイスにスヒョンから会いたいとの電話。「すまない、スヒョン」とつぶやくイス。
☆ホテルのバー。商談中のヨシムラ会長とチョ社長。その後、ヨ会長のスイートに忍び込み、USBを持ち出すチャン秘書。
☆チョ会長の書斎で話す会長とジュニョン。イスとヘウのキス写真が新聞社に流れたことをイスの仕業と話す会長。今や、半信半疑のジュニョン。
☆ジュニョンにイスが来たことを告げるパク女史。
☆ジュニョンの事務室にかかってきた検察からの電話。通話の内容がカット。
☆裏金の資料が検察に流れたことで父に泣きつこうとしたチョ社長に対し、「わしがいなければ、おまえは裸同然」と息子を威圧するチョ会長。
☆ビルの屋上でスヒョンからの電話を受けたイスが車で向かうシーン。
☆書斎のうえの考える人の像をじっと見上げるチョ会長。
気がついたカットシーンは以上ですが、他にもあるかも知れません。
写真は、KBS『サメ』HPからお借りしました。
]]>
BS11『サメ~愛の黙示録~』 第18話「父の過去」
http://omasabeu.exblog.jp/23031219/
2014-09-29T19:53:00+09:00
2014-10-01T14:58:29+09:00
2014-09-29T19:54:04+09:00
omasa-beu
サメ/상어
さて、19話。大体の感想は、以前書いた記事をご覧いただけますか。ちょっと、いえ、かなり、ずぼらモードのおまさぼうです。
「どんな人間も人を裁けないし、純粋でも完璧でもない」と作家はチョ会長に言わせています。イス同様、あんたには言われたくないと返したくなりますが、それは、ある程度、誰にも当てはまることでしょう。
父親についての新たな真実は、イスを打ちのめしました。すがる思いで、チェ・ビョンギの元同僚刑事やユン教授を訪ねるイスが哀れでなりません。彼の眼に映っていた父とはかけ離れた人物像は受け入れがたいものでした。
一方、世の中で一番尊敬していたはずの祖父の過去と裏の顔を知ったヘウの苦しみも相当なものであったと察しますが、ドラマでは、ビョン刑事の台詞で語られている程度です。最後に頼りとする夫ジュニョンからも突き放され、堪えきれなくなったヘウが向かったのはイスでした。
この角度から見るナムギルさんは昔のハリウッドスターのようです。정말 잘 생겼어요(ほんとに、イイ男)!!
敵の孫娘とわかっていても拒絶できないイスの葛藤。一応、ベッドシーンですが、ヘウが酔いつぶれているので、ファンとしては、楽に観られます(笑)
入院中のオ地検長に万一のことがあっては、チョ会長についての証言が得られないと考えたイスは、十分に用心するよう、ヘウに電話します。「ありがとう」と言われた時の複雑なイスの表情。チョ会長やジュニョンのことを考えると、単純に割り切れない二人の間柄ですが、真っ直ぐに向かってくるヘウは、イスにとって、オキナワの森で手をかざして見た太陽にも似たものかも知れないとふと思わされました。
ほんとうに、やりきれない18話です。カタルシスを感じさせてくれるドラマこそ、観たい作品なのですが。そうそう、ジュニョンが父を轢き殺そうとした犯人の名前を引き出すシーンは、なかなか、快感がありました。
18話でのカットシーンは次の通りです。
☆タイトルの前、前回までのハイライトシーン。
☆古本屋で写真を見つめながら、戸惑うイス。
☆チェ・ビョンギがスヒョンを拉致している最中、例によって、碁を打っているチョ会長。
☆父を殺したのはイス父と知らされたスヒョンが街を彷徨。
☆イスのマンションのドアベルが鳴り、ドアを開けるイス。しかし、そこには誰もおらず、ロビーから出て行くスヒョンの姿。
☆ユン教授に会った後、イヒョンの様子を尋ねるヘウに、「きみこそ、心配だ。だれよりもつらいのは、チョ検事のはずだ」と理解を示すビョン刑事。
☆オ地検長の見舞いに訪れたキム・ドンスが、盗聴についての罰則をヘウに質問。
☆自宅で望遠鏡をのぞくイヒョン。スヒョンから「おれのことが好きだろ」と言われたときのことを思い出しながら微笑む。そして、鼻血を出すシーン。
☆イス宅で一夜を明かし、帰宅したヘウに声をかける父のチョ社長。
☆ヘウと一緒にコチャンへ行ったスヒョンがイスと電話で話しているシーン。
☆父の真実を知ったイスが地下の駐車場で絶叫後、くるくる回る赤い電燈の下でじっと立ち尽くす姿。
他にもあるかも知れませんが、気がついたのは以上です。
写真は、KBS『サメ』HPからお借りしました。]]>
BS11『サメ~愛の黙示録~』 第17話「”影“と呼ばれた男」
http://omasabeu.exblog.jp/22958565/
2014-09-18T20:08:00+09:00
2014-09-19T00:12:41+09:00
2014-09-18T20:08:50+09:00
omasa-beu
サメ/상어
さて、17話。チョ会長と殺し屋チェ・ビョンギに対峙するハン・イス。厳しい表情が続きますが、それだけに、元々イスが持っていたやさしさが垣間見られるシーンに注目しました。
突然マンションに訪ねてきたイヒョンを前に、イスにしてはめずらしく満面の笑顔。大きな前歯は、私にとって、ナムギルさんのチャームポイントのひとつです。 また、チェ・ビョンギのアジトを一人探しに出たチョ・ヘウを案じるイスの表情には、ヘウへの想いが素直に表現されています。そして、自分を盗聴していたチャン秘書には殊更に平静を装い、上司として接するイスの自然な笑顔。
イスの演技のどこが失敗なんだろうと、つい、考えてしまうほど、ナムギルさんの演技に引き込まれました。
17話については、こちらにも書いています。よろしければ、ご覧くださいませ。
今回、カットされているシーンは次のとおりです。
☆イスとチョ会長がキス写真をめぐって電話で対決している頃、難しい顔で車を走らせるオ・ジュニョン。
☆グランブルー社長から差し向けられたヒットマンが残した言葉を思い返すイス。「あの女には気をつけろ」
☆ジュニョンと別れたイスは、入院中のグランブルー社長に電話し、半ば脅迫気味にヒットマンの居場所を聞き出す。
☆ヒットマンの居場所へ向かう車中のイスにヘウからの電話。文書を渡してというヘウ。おまえを信じられないと応えるイス。
☆キム・ジュン代表の部屋。チャン秘書が代表を盗聴していることを知ったキム・ドンスがチャン秘書にジュースを持ってくる。
☆チェ・ビョンギが乗って行ったスヒョンの車が見つかり、そのことをイスに電話するスヒョン。
☆チョ会長からキス写真を見せられ、ジュニョンのことを考えろと叱責されるヘウ。そのジュニョンの父を殺そうとしたのはおじいさまでしょうと反撃する。
☆スヒョンの車が見つかった場所。彼を監視するチェ・ビョンギ。
☆電話中のチョ会長。イスの協力者が判明したという相手からの報告。おそらく、チェ・ビョンギからの電話。
☆家から外出しようとするイヒョンを引き留める養母。
☆ヘウを迎えに来たジュニョンが車でどこかへ連れて行く。
☆ブティックでヘウの服を探すジュニョン。
終盤、父ハン・ヨンマンと殺し屋チェ・ビョンギのツーショット写真を見る羽目になった哀れなイス。新たな展開が予想されます。
写真は、KBS『サメ』HPから拝借、あるいは、KNTV放送『サメ~愛の黙示録~』録画画面からキャプチャしたものです。]]>
BS11『サメ~愛の黙示録~』 第16話「砂の城」
http://omasabeu.exblog.jp/22894551/
2014-09-09T17:38:10+09:00
2014-09-09T18:02:01+09:00
2014-09-09T17:38:41+09:00
omasa-beu
サメ/상어
16話のハイライトは、12年ぶりで兄妹として名乗りあえたイスとイヒョン、ビョン・バンジン刑事とイスとの公園シーン、そして、イスとヘウの「カジマ」バックハグシーンでしょうか。
なかでも、心に残るシーンが、公園でのビョン刑事とイスです。「すまない、イス。それから、ありがとな」と語りかけるイヒョン義父の言葉にたちまち冷静だった表情をくずし、「お礼を言うのはぼくのほうです」と深々と一礼、涙を流すイス。
ナムギルさんだけでなく、ビョン刑事役のパク・ウォンサンさんも、雑誌のインタビューで、このシーンのことを語っています。(韓国TVドラマ、vol. 61)
ほんとうに妹のように演じてくれたナム・ボラちゃんのおかげで、<妹を明るく育ててくれてありがとうございます>とお礼を言ったときに自然に涙が出たというナムギルさん。「パク・ウォンサンさんも一緒に泣いていました」
一方、ウォンサンさんは、「いろんな感情が交錯した。本番でナムギルが伝える感情をそのまま受けとればいいものを、撮影前から頭の中でいろいろ考えてしまった。(中略)とても残念な気持ちでいっぱいでした」と語っていますが、礼をして去って行くイスを声なく見送るビョン刑事の表情は、イスの想いをそのまま受け取っていたように感じられます。
感動したこのシーンをお二人と共感できているのがとても嬉しく感じられます。
イスの「カジマ」&バックハグですが、ハグしているナムギルさんの腕の位置が、カットごとに違っているのが面白いです。
16話のカットシーンを挙げておきましょう。
☆「イヒョンを返してください」と迫ったヘウが出て行った後、考え込むチョ会長。
☆イスのGPSが示す位置を車で追跡するビョン刑事とナ刑事。
☆12年ぶりに兄妹の語らいから手をつないで、待っているスヒョンの元へ戻り、妹をスヒョンに託し、一人去って行くイス。
☆ビョン刑事からイヒョンが無事という知らせを受け、イスに電話しようとして留まるヘウ。
☆帰宅したイヒョンから犯人のことを訊いた後、部屋で休むイヒョンと一緒にいるという妻を止め、出てゆくビョン刑事。
☆イスのマンションから出てくるヘウの姿を見てショックを受けたジュニョンが車を飛ばす。
☆イスのマンションのロビー。父の愛人、イ・ファヨンと遭遇し、12年前のヘウの言葉に傷ついたと語るファヨン。その時の回想シーン。その言葉が今は自分自身に向けられていることを痛感するヘウ。
☆ホテルのバー。チョ社長を待つヨシムラ会長に耳打ちする用心棒。
☆イスから聞いたデオ書店の前にいるビョン刑事。それを陰から見る殺し屋の親父。
☆会長宅。帰宅したヘウに声をかけるチョ会長。冷やかに応じるヘウ。二人を見るパク女史。
☆イヒョンがイスに電話しているのをドアの外で聞いていたビョン刑事。イスが助けてくれたことは知っていると話す義父に、オッパを助けてと訴えるイヒョン。
☆酔って弟の納骨堂に来たジュニョン。しっかりとした足取りで出て行く。
☆ジャイアントホテルロビー。イス、チャン秘書、キム・ドンス。失恋したと話すドンス。相手がだれか、知っているかとチャン秘書に尋ねるイス。
シーンはカットされてなくとも、毎回同様、台詞はかなりカットされています。
16話についての記事は、こちらにも書いています。よろしければ、どうぞ。
http://omasabeu.exblog.jp/21424058/
写真は、KBS『サメ』HPからお借りしました。]]>
BS11『サメ~愛の黙示録~』 第15話「偽りの告白」
http://omasabeu.exblog.jp/22833778/
2014-08-30T21:40:00+09:00
2014-08-30T21:58:34+09:00
2014-08-30T21:40:56+09:00
omasa-beu
サメ/상어
ちなみに、私は応募いたしません。いえ、応募するのは簡単ですが、当選しても韓国に行く余裕がないし、いざ、ナムギルさんからバックハグを受けるという時に、彼の腕がメタボのお腹にさわったら悲惨ですからね(笑)。なんて、当たるつもりでいるのが怖いですね。
さて、15話。イヒョンがチョ会長手下の殺し屋チェ・ビョンギに拉致されてしまいます。イヒョンが危ないとわかっていながら、会長に先を越されてしまったイスとスヒョン。大きな不安と苛立ち、チョ会長への憤怒、ヨシムラ会長への疑惑を抱きながら、妹の救出に向かうイス。今や、祖父がその黒幕と確信したヘウ。刑事というよりも父として娘イヒョンの安否を案じるあまり、いつもの冷静さを逸しているビョン刑事。会長の腹心でありながら、会長よりも上司のキム・ジュンの手助けをするチャン秘書など、それぞれの闘いが描かれています。
イスがヨシムラ会長に質問します。
「あの事故を起こしたのは、チョ会長ではなく、ヨシムラ会長ですか?」
イスを死の淵まで追い込んだのはチョ会長ですが、そもそも、ヨシムラ会長が、「チョン・ヨンボの真実」という文書や写真をカン・ヒスに送らなければ、カン・ヒスがチョ会長を訪ねることも、よって殺されることもなかったでしょう。そうすれば、イス父のハン・ヨンマンがかつて拷問を加えた相手であるカン・ヒスに再会することもなかったかも知れないし、イスが交通事故を装った殺人の対象になることもなかったのです。事故というより、殺人を実行しようとしたのは、チョ会長であり、ヨシムラ会長だったと言えます。
ヨシムラ会長は、チョ会長への怨恨を抱きながら、自身の手を汚さず、カン・ヒスを通して、あるいは、イスを通して報復しようとした卑怯な人物です。チョ会長が文書の出処を必死で探していたのが頷けます。
一方、ヘウは、祖父の過去に疑いを抱き始めています。世の中で一番尊敬していた祖父の真の姿は相当衝撃を与えているはずですが、イヒョンの拉致を指示した人間として祖父に立ち向かう、まさに、正義感あふれる検事の姿です。いえ、それ以上に、イスへの想いが深いのかも知れませんが、ただ、そのヘウの葛藤や感情があまり伝わってこないのが惜しいです。
サブタイトルの「偽りの告白」ですが、祖父をチョン・ヨンボと疑ったヘウに、彼を許せず殺したのは自分だと嘘の告白どころか、涙ながらに芝居するチョ会長が見ものです。
『サメ』とは全く関係ないですが、チョン・ヨンボという名前から連想されるのが、ナムギルさんの所属事務所Star J Entertainment 代表、チョン・ヨンボムさんです。片仮名で読むと似ていると思ったのですが、ハングルは정영범。チョン・ヨンボは천영보ですから、全然違いました。すみません、どうでもいい話です。
15話でシーンそのものがカットされているシーンを挙げますと―
☆本編の前、前回までのハイライトシーン。
☆イスのマンション前でビョン刑事と顔を合わせた後、チャン秘書に電話し、ヨシムラ会長の居場所を確認。盗聴により、すでにイヒョン拉致を知っているチャン秘書の方は、詳しく場所を調べて、連絡すると返答。
☆ヨシムラ会長に直接電話し、居場所を確認するチャン秘書。
☆イス、ジャイアントホテルに到着し、ホテル玄関で車を降車。ロビーでチャン秘書からヨ会長がホテルのバーで接客中と知らされる。フロントでヨ会長が使用しているスイートの鍵をスタッフから受け取り、長い廊下をスイートへ。
(ホテルの廊下を歩いてくるイスに『花咲く春に』のキム・ジュンギが父の犯罪を知らずに訪ねてくるシーンを重ねてしまいました。ただ、同じ人には思えませんが)
☆ジャイアントホテル前、車で去るイスを追おうとするヘウに声をかけるが気づかれない。気まずいキム・ドンス。
☆イスのスマホの位置情報を失ったヘウは、ビョン刑事に電話し、チョ・インソクの写真を持っているか確認する。
☆自宅で碁を打つチョ会長。(この会長、自分が指示した犯罪が実行されている最中は、大体、碁を打っています。)
☆ヨ会長のスイート。イヒョンの拉致を何故報告しなかったのかとチャン秘書に詰問するヨ会長。ジュンに時間稼ぎをさせるためかと疑惑の会長。何とか、言い逃れるチャン秘書。
☆殺し屋チェ・ビョンギの妻がいる施設に到着したスヒョンと電話で話すイス。「自分のミス」と謝罪するスヒョンに「そんなことを言う時間はない」と答えるイス。車のポケットに入れた拳銃を確認するシーン。
☆警察署。ナ刑事がジュースカフェにいた男を探索中のビョン刑事と電話中、警察を訪れるジュニョン。PC画面に映るキム・ジュンの映像を訝しげにのぞく。ナ刑事から父の轢き逃げ事件の進捗を聞く。
☆キム・ジュン代表室。チャン秘書の元にくるキム・ドンス。「万一、ハン・イスさんが生きていたらどうしますか」と訊かれる。答えるドンス。「世の中、もしもがあればいいのに」とつぶやくチャン秘書にデートを申し込もうとするが、「わたしはいい人じゃないです」と拒絶される。
こうして書き出してみると、随分、あります。カットされている台詞も多いですしね。私自身、BS11で放送されるまでにノーカット版を繰り返し観ていて、情報がすでにインプットされているので、実際、BS11で初めて『サメ』をご覧になった方がどういう感想を持たれるのか、ちょっと分かりません。
15話についての記事は、こちらにも書いています。よろしければ、どうぞ。
写真は、KBS『サメ』HPからお借りしました。
]]>
BS11『サメ~愛の黙示録~』 第14話「秘密の友だち」
http://omasabeu.exblog.jp/22781623/
2014-08-22T11:47:00+09:00
2014-08-22T13:06:57+09:00
2014-08-22T11:48:06+09:00
omasa-beu
サメ/상어
さて、ドラマ『サメ』14話では、チングの正体が明らかになりました。初めてご覧になった方には予想通りでしたでしょうか。
チョ社長を拉致し、父の会長と電話で交渉するイス。二人のやり取りは重いですが、見ごたえがあります。チョ社長親子の断絶を意図したイスは、その目論見に成功しますが、その報復で、妹イヒョンを誘拐されてしまいます。不安と怒りで揺れ動くハン・イスの眼。こういう表情は、キム・ナムギルの独断場です。
BS11版は、今回も、イス、チャン秘書、ドンス3人のほっとするシーンがカットされています。『サメ』では少ないナムギルの笑顔が見られないのは残念です。他に、全部がカットされているシーンは:
☆拉致されたチョ社長のスマホ位置がわかり、出動だと声をかける警察署のビョン刑事。
☆チョ社長が無事に帰宅した後、邸の玄関前。聴取は翌朝にと話しあうビョン刑事とヘウ、そして、ジュニョン。
☆自室で休んでいたチョ社長が狂ったように父の書斎に駆け込み、父が大事にしている壺をたたき割り、出て行った母のように捨てられたりはしないとわめくのを不審の眼で眺めるヘウ。
☆警察署。チョ社長が縛られている映像をスマホで確認するビョン刑事とナ刑事。
☆バーで妹のことをスヒョンに話すイス。ビョン刑事のスマホに「娘さんを守ってください」というメール。その電話番号を照会するようナ刑事に指示するビョン。
☆カフェでイヒョンを待つイス。窓ガラス越に見る義父のビョン刑事に送られてきた妹。隣のカフェでコーヒーを飲みながら見張っている古本屋の親父。
☆妹にGPS付の靴を贈った後、スマホでその位置を確認しながら歩くイスに声をかけるチャン秘書。突然現れるキム・ドンス。三人で朝ごはんを食べようとマンションへの道を歩くシーン。
☆カフェの店内。パソコンでゲームに興じながら、イヒョンに眼をやる若者。
他にもあるかと思いますし、放送されているシーンのなかでカットされている台詞も多々あります。ハン・イスのシーンに限っては、すべての台詞をこちらでカバーしています。
14話についての記事は、こちらにも書いています。よろしければ、どうぞ。]]>
BS11『サメ~愛の黙示録~』 第13話「ある写真の存在」
http://omasabeu.exblog.jp/22725109/
2014-08-12T11:40:05+09:00
2014-08-12T11:39:49+09:00
2014-08-12T11:39:49+09:00
omasa-beu
サメ/상어
さて、BS11で放送されていたドラマ『サメ~愛の黙示録~』は終了してしまいましたが、私はまだ13話に留まっています。
図書館から盗んだ防犯カメラに映っていた男が古本屋の親父であることに気づいたイスは、真正面から殺し屋の親父を挑発します。その後、チョ社長が放った刺客に刺されますが、男に蹴り上げる長い脚がすごくかっこいいです。それにしても、チョ社長、グランブルー社長など、いわゆるトップビジネスマンであるはずの人たちのやくざまがいの行動には呆れるばかりです。
傷口を手当てしてくれるチョ・ヘウを見ているうち、またも、唐突にキスするイス。あんな切ない眼差しで見つめられて落ちない女はいないでしょう。「すまない、愛してしまって」とホン・テラに向けた偽りの眼差しとも異なる言葉にできない想い。しかしながら、ヘウの裡に、12年間抱き続けたイスへの想いがあったとしても、夫のこと、イスが関わっているかも知れない事件のことを考えると、胸の奥は複雑に沈むばかりだったと思われます。「ヘウや」と呼びかけられても、彼女の表情からは少しの喜びもうかがえません。この長すぎるキスシーン、私は早送りしてしまいます(笑)
イスに脅迫されて真相を明らかにしようとしたオ地検長が轢き逃げでひん死の状態に陥ります。BS11ではカットされていましたが、チョ会長と検事総長との関係が轢き逃げの一旦を担っているなど、検察にも大きな力を持つチョ会長の影響力の大きさが伺いしれます。
チョ会長の出方に焦りを感じたイスは、チングにチョ社長を誘拐させます。息子の命を担保にチョ会長に公開での真実の告白を迫るイスですが。。。次回に続く。
このドラマの潤滑油、イスxキム・ドンスxチャン秘書のシーンやイスxイヒョンのシーンがばっさりカットされているのが残念ですが、反面、ストーリー的にはわかりやすいかも知れません。
カットされているシーン:
☆オ地検長が検事総長に話があると電話したことを総長から知らされるチョ会長。オ地検長を切ろうとする会長がその前に地検長にお為ごかしの電話。
☆オ地検長の手術後、医師から容態を聞くジュニョンとオ夫人。
☆地検長の事故について話すチョ会長とヘウの後半部分、お互いを信じていると確認しあう二人のシーン。
☆酔って帰宅したチョ社長がパク女史から地検長の事故を知らされ、親子で交通事故に遭うとはと毒づく。
☆病院にいるジュニョンに自分で着替えを持ってゆくとパク女史告げるヘウ。
☆チョ社長を訪問前、ロビーでのイス、チャン秘書、キム・ドンス。イスの憔悴した顔を見て、イスをゲイと思いこむドンスが、恋愛問題のせいと勘違いし、マイノリティを理解していると耳打ち。
☆チョ社長を訪問後、ジュニョンの秘書とアイコンタクトを交わすイスを不思議そうに見るチャン秘書。
☆傷ついた横腹を気にしながら妹イヒョンをカフェに訪ねるイス。
☆イスの事務室で新聞の広告を見るヨシムラ会長。夕食の誘いを断るイス。
☆倉庫のような場所。拉致され、イスに縛りつけられているチョ社長。
☆マンションで熱帯魚にえさをやるイス。テレビ画面には、縛られているチョ社長の映像。
☆チョ社長の社長室。行方不明の社長を探すジュニョンと社長秘書。
☆テレビを消し、車で出かけるイス。
☆息子の拉致された映像をスマホで見る前、本棚のアルバムが逆さに入っているのに気づくチョ会長。
これだけカットされていても、大まかなストーリーは終えますが、ドラマの醍醐味はそれだけではないはずですし、なにより、ギルペンとしては、チョ会長への報復に見せる硬派な表情だけではないナムギルがカットされているのは惜しまれます。オリジナル版をご覧になっていない方は、ぜひ、レンタルなさってくださいませ。
13話についての記事は、こちらにも書いています。よろしければ、どうぞ。
写真は、KBS『サメ』HPからお借りしました。
]]>
BS11『サメ~愛の黙示録~』 第12話「ある写真の存在」
http://omasabeu.exblog.jp/22671291/
2014-08-03T23:10:44+09:00
2014-08-03T23:09:53+09:00
2014-08-03T23:09:53+09:00
omasa-beu
サメ/상어
キム・ジュン代表が実は亡くなったはずのハン・イスであることは、チョ・ヘウだけでなく、チョ会長にも知られることになりました。いよいよ、イスvs.チョ会長の息詰まる対決の始まりです。
ヘウは、尊敬する祖父へ疑いの眼を向けるようになり、夫ジュニョンも父のオ地検長がチョ社長轢き逃げ事件に関与していたことを知り、夫婦の周辺の人間関係に亀裂が生じようとしています。
こうした緊迫するストーリーのなかでほっとさせられるのが、キム・ドンスの登場シーンですが、残念なことに、チキンとビールを持って、チャン秘書と共にイスのマンションを訪れるシーンがカットされています。
他にカットされている主なシーン:
☆帰宅したヘウが玄関前で父と会い、轢き逃げ事件の証拠となるUSBを警察に渡したと責められる。
☆イスのマンション。パク女史が持ってきた冷蔵庫の中のおかずに眼を留め、出そうとして、思い止る。ヘウに揺さぶられているイスですから、パク女史の情に動かされるのもよしとしなかったのでしょう。
☆チョ会長の書斎。パク女史から封筒を受け取った会長が、最近の女史の様子がおかしいけど大丈夫かと尋ねる。書斎にこもっていながらも、油断ならない会長を示すシーンですが。
☆12年前の轢き逃げ犯がチョ社長と判明したのに、良心宣言をしただけで告発もされない理不尽さと父への想いに涙するイヒョンを抱きしめるイヒョン母。
☆ドンスとチャン秘書が帰った後、望遠鏡を見ながら、イヒョンを思うイス。
☆NFSにいる後輩からオ刑事の話を聞いた後、オ刑事の遺品のなかに写真がなかったか、調べるようにヘウから指示を受け立ち去るスヒョン。
☆図書館の監視カメラのデータが盗まれた件で、図書館員から事情聴取するビョン刑事とヘウ。
イスは、オ地検長には、自身で真実を明らかにするよう3日間の猶予を与えました。グランブルーの社長にも、養女への性的虐待を告白すればホテル買収から手を引くという選択を示し、彼らの最後の良心に訴えています。イスの正義かも知れませんが、最初の標的となったチョン・マンチョル元刑事が殺害という結末に終わったのは残念です。
インタビューによると、キム・ナムギルさんにとって、『サメ』での演技は、満足の行くものでなかったようです。しかし、この12話だけを見ても、なんと繊細で豊かな感情表現をする俳優か、眼を見張る思いです。個人的には、「妹バカ」と呼ばれたイヒョンに向ける眼差しよりも、復讐する男の狂気じみた凄味に魅力を覚えます。
12話についての記事は、こちらにも書いています。よろしければ、どうぞ。
写真は、KBS『サメ』HPからお借りしました。]]>
BS11『サメ~愛の黙示録~』 第11話「2つの殺人事件」
http://omasabeu.exblog.jp/22504159/
2014-07-09T22:46:18+09:00
2014-07-09T22:46:16+09:00
2014-07-09T22:46:16+09:00
omasa-beu
サメ/상어
9日は母の祥月命日。雨が降り始める前にお墓参りに行ってきました。亡くなってから丸14年になりますが、自分が母の亡くなった年齢に近づいてくるのが、なんだか不思議な気がします。今、母に会うことができるなら、なんと言われるでしょう。「あんた、老けたな?」かな(笑)
さて、『サメ~愛の黙示録~』は後半に突入。チョ・サングク会長への対決姿勢を露わにしてゆくハン・イス。チョ会長も、キム・ジュンがイスと気づいた様子です。
チョン・マンチョル殺害に続き、二つ目の殺人が起きてしまいます。チョン元刑事の家で独立運動家チョ・インソクと息子の写真を見つけたオ刑事が本屋のオヤジの手にかかり、命を落とします。二つの殺害方法の類似点から、チョ・ヘウは、ビョン刑事に語ったように、最初の殺害犯への警告とみます。この時点では、ハン・イスが関与しているとは知らないチョ・サングク会長ですが、これ以上、12年前のことを掘り返すなというメッセージでしょう。
一方、12年前の轢き逃げ犯は、イス父のハン・ヨンマンではなく、ヘウ父のチョ・ウィソン社長と判明し、警察の取り調べで本人も認めざるを得なくなりますが、チョン・マンチョル殺害については否認します。
ハン・イスの読み通り、チョ・サングク会長は、記者会見を開き、神妙な面持ちで息子の犯罪を謝罪し、世論に訴えます。当のチョ社長も轢き逃げされた被害者遺族に直接謝罪しますが、その映像が流れるテレビ画面をスマホで自慢げに撮影する始末。ひとりの人間の命を奪っておきながら、反省も悔悟もないという、とんでもない人物です。
イスは、図書館に押し入り、防犯カメラのデータからオ刑事の映像を入手し、殺害実行犯が誰であったかをやっと見つけ出すのです。その前、カヤホテルの創立記念パーティから自宅に戻ったイスが、着替えをしようとするシーンがカットされています。自宅で、その盗み取った映像をテレビ画面で確認するイス。悪い男ぶりがさえるキム・ナムギル。
写真は、KBS『サメ』HPからお借りしました。
パーティ会場でヘウ父の音声ファイルを聞き、ヘウ父がイス父を殺したのではないかと心配するキム・ドンスがチャン秘書を呼び出し、事実かどうか調べてくれと依頼するシーンがカット。
イスがチョ会長に電話するシーンの後、ヨシムラ会長とチャン秘書がバーで会っているシーンがカット。「チョ会長はさすがだ。人生は選択の連続。人は選択をする時が一番面白い。しばらく韓国にいることにする」と語るヨ会長。傍観者的態度がくせものです。
ホテルの防犯カメラから、イスがサメのペンダントをぶら下げているのを見たヘウは、その足で、イスの元へと向かいます。キム・ジュンをイスと決めつけ、パンマルで話すヘウ。いきなり「止めなさい、イス」と言われるのも、「地獄の果てまでついてゆくわ」と迫られるのも、イスが言うように、そんなに簡単に言ってほしくないと思えてしまいます。イスであることを認めないままに変化してゆくキム・ナムギルの表情が見事です。
11話についての記事は、こちらにも書いています。よろしければ、どうぞ。
]]>
BS11『サメ~愛の黙示録~』 第10話「信じたくない真実」
http://omasabeu.exblog.jp/22490552/
2014-07-07T20:32:00+09:00
2014-07-07T20:41:02+09:00
2014-07-07T20:32:41+09:00
omasa-beu
サメ/상어
その翌朝も、キム代表のマンションのドアの前で躊躇するヘウ。まるで、ストーカーみたいですが、イスの方も、赤い糸で引っぱられるように、ヘウを感じます。
公園でヘウを見つめるキム・ナムギルの表情が圧巻です。眼の動き、顔の筋肉からのど仏に至るまで、息をつめ、できるだけ平静を装おうとする微妙な演技に引き込まれます。
写真は、KBS『サメ』HPから拝借しました。
ヘウと別れたイスにチングからの電話。放心状態で「オー」と答えるシーンがカットされているのは残念です。チングの話を聞いたイスの眼にまたたく間に力が戻ってくるのがわかります。
イスは、その後、イヒョンの働くカフェへ出向きますが、妹が、義父やスヒョンと楽しげに談笑するのを窓の外から眺めるシーンがカットされています。
また、その足で、元気なく戻ってきたマンションの入り口で、ジュースを手にしたチャン秘書に遭遇し、一緒のエレベーターに乗るシーンもカット。ここ、イスの素のやさしさが感じられる表情がいいんですけどね。
写真は、テレビ画面をキャプチャしたものです。
考えてみるに、イスの会話を盗聴しているチャン秘書ですから、公園でヘウと会っている時からずっと尾行していたかも知れないですね。
エレベーターのシーンはこちらに書いています。
翌朝、早朝に出かけたヘウを書斎に探しにきたジュニョンが、ガラスのボードに書かれた文字を見るシーンがカット。
チョン・マンチョルの家で一枚の写真を見つけたオ刑事は、その写真の主を図書館で探そうとします。そして、オ刑事が見える席にすわるイス。オ刑事から眼を離した隙に姿を見失います。ボールペンのカチカチ音で危険を察知した時はすでにオ刑事は姿を消したあとでした。
キム・ナムギルのフロント部分だけがピンク色の白シャツにジーンズの立ち姿のなんと眼を引くこと。こういう何気ないファッションのナムギルさんとデートしたい...失礼しました。
創立記念日の朝。ジュニョンのネクタイを選び、締めてあげるヘウ。辞表を夫に預けるシーンがカット。
そして、カヤホテル創立44周年記念パーティの席上。グランブルーホテルが買収される先がカヤではなく、キム・ジュン代表のジャイアントホテルと知らされたチョ社長がイスに詰め寄るシーン。チョ社長をもてあそんでいるかのようなナムギルさんの悪い顔が魅力的です。関連記事は、こちらにもあります。
チョ会長にオ刑事を拉致され、その反撃として、ハン・イスが放った報復の矢は、ヘウの手を通して、自らの父の罪を暴く結果をもたらすのです。
ドラマの筋とは関係ないですが、ひとつ気にかかったことがあります。
韓国でも飲酒運転が摘発される様子は、他のドラマで描かれていますし、日本以上に代行運転も一般的なようですが、このドラマでは、缶ビールを呑んだヘウが直後に運転していたり、5話の別荘でのランチの後、ワインを呑んでいたイスが運転をしているシーンがあります。日本でも、何年か前に罰則が強化されるまではそういう傾向もあったように思いますが、ドラマとはいえ、こういうシーンはどうかなとふと思わせられました。
10話についての記事は、こちらにも書いています。よろしければ、どうぞ。]]>
BS11『サメ~愛の黙示録~』 第9話「あなたは誰」
http://omasabeu.exblog.jp/22462329/
2014-07-03T20:10:00+09:00
2014-07-03T20:31:15+09:00
2014-07-03T20:09:57+09:00
omasa-beu
サメ/상어
エレベーター内でのイスとヘウのやり取りでは、二人の表情が見ものです。
イスは、「繰り返される偶然は必然ですから」とヘウを翻弄します。
繰り返される偶然は必然。
반복된 우연은 필연이니까요.
パンボクトゥエン ウヨヌン ピリョニニカヨ。
Repeated coincidences can be inevitable.
ヘウの疑惑をかわしながら、イスは、証券情報誌にヘウ父、チョ社長がチョン・マンチョル殺人事件に関与しているかのようなにせ情報を流したり、スタービルのスマートキーを殺人現場で発見するように仕向けたりと、復讐の核心へと近づいてゆきます。
その一方、高校生仲間の集まりに出かけていくイスの本心はどこにあるのか。高校以来、初めて顔を合わせた4人の仲間。ヘウとジュニョン、そして、ドンス。この3人は、傍らにいるキム代表がハン・イスであることを知らないところが悲劇です。
9話で私が気にかかった台詞があります。イスではなく、ビョン刑事の台詞です。
チョン・マンチョルの後輩、オ刑事が「殺人に較べれば、チョン先輩がやったことなど、大したことではない」とビョン刑事への反発からか口にします。そこで、ビョン刑事が、噛んで含めるように話します。
「12年前、チョン刑事がロッカーの鍵を持ち出さなければ、イスが残した証拠を我々が探し出せたかも知れないし、チョン刑事も殺されることはなかった。お前の言う<大したことのない罪>のため、何人もの人が殺されることになり、ほんとうの悪人は逃がしたままだ」
私も、チョン・マンチョルを殺すことはなかったと思いますが、はからずも、ビョン刑事がハン・イスの復讐の原因となった根拠を明らかにしているようで、面白く感じました。
そして、カメラワークで面白く感じたのは、こちらのシーンです。
写真はテレビ画面からキャプチャしたものです。
冷蔵庫から水を出し、薬を呑むイス。呑んでいる姿は、手前のIHヒーターに映っているのですが、イスの下半身だけの映像にあっと思ったものです。カメラマンもナムギルさんの形のいいお尻を撮りたかったのでしょうか(笑)
9話は、丸ごとカットされたシーンには気がつきませんでしたが、例によって、台詞はいっぱいカットされています。
9話についての記事は、こちらにも書いています。よろしければ、どうぞ。
おまけ(昨日のキム・ナムギル) 写真は朝鮮日報からお借りしました。問題があれば、削除いたします。]]>
BS11『サメ~愛の黙示録~』 第8話「真相を求めて」
http://omasabeu.exblog.jp/22433915/
2014-06-29T23:36:00+09:00
2014-06-29T23:40:04+09:00
2014-06-29T23:36:54+09:00
omasa-beu
サメ/상어
イスが生きていてくれて嬉しいと話すヘウに心揺らぐキム・ジュン代表。
イスとヘウ。お互いの姿を求めるかのように、思い出の高校の図書館をそれぞれに訪ねるふたり。
写真は、KBS『サメ』HPからお借りしました。
イスの存在に平静ではいられないヘウ夫のジュニョン。
チョ会長の指示に従い、ヘウたちを尾行する殺し屋のおやじ。
カヤホテルのロビー。ヘウの前を歩くキム代表。肩をかばいながら足を引きずり気味に歩くその姿に、「肩と脚が不自由そうだった」と語ったオキナワの老人の言葉を思い出し、キム代表と初めて会ってからの出来事や彼の言葉に合点がいくヘウです。
8話でカットされているシーンは次の通りです。
オキナワのホテル。プールサイドでヘウの帰りを案じるジュニョンとチャン秘書との会話。
チャン秘書がヨシムラ会長と初めて会い、かれの支援を受けることになる回想シーン。
オキナワのホテル。夜中に目覚めたジュニョンが、傍にいないヘウに気づく。
オキナワから帰ったヘウが、警察署にビョン刑事を訪ねるショット。
キム・ジュン代表がヘウに電話する前の場面。ヘウと事務長が溜まっている案件についての会話。
カヤホテル。ジュニョンの事務室。オキナワでヘウが話した言葉やチョ社長での父の様子を思い浮かべる。
ビョン刑事宅。いつもより早く帰宅し、妻から、イヒョンの鼻血について知らされる。家族3人の風景。
気づいたのは、上の通りですが、いつものように、カットされてないシーンでも、その中の台詞は少しずつカットされています。
8話について、前に書いた記事はこちらです。よろしければ、どうぞ。
]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/