チョ・ソンモ Japan tour (조성모)

10日大阪フェスティバルホール。公式的には日本で始めてのコンサート。ほぼ満員。一般予約日にネットでチケット購入。朝10時の開始で10時10分くらいには予約完了できたにもかかわらず、座席は2階の後ろから2列目だった。ファンクラブとか先行予約でないと1階の前の席とかは難しいようね。

歌舞伎公演など、開始時刻が遅れることなんて皆無なんだけど、コンサートというのは時間通りには始まらないものなの?この日も10分ほど遅れていた。ソンモくんはまだ現れないのに、舞台奥中央の大スクリーンにM/Vが映写されるだけで歓声があがる。ソ・ジソブ(소지섭)出演のM/Vに変わるとひときわ高い歓声。そして、スクリーンの前にシルエットで浮かび上がるチョ・ソンモ。細くて、立ち姿が美しい。1曲目から4曲目まではデビューしてから3年目までの曲ということで、私には聞き覚えがない。グレーのパンツ、白いシャツにそれより短くデザインされた黒のジャケット。襟なしの胸元に白と黒のリボンネクタイ。

あと2度の衣装がえ。ジーンズに赤いチェックのシャツ。最後が黒のパンツに白のおしゃれシャツ。からだの線がきれいなので、何を着ても似合っている。

曲と曲の合間には通訳さんをはさんでのトークだが、できるだけ、覚えた日本語とジェスチャーで話そうとするソンモくんがとてもかわいい。客席とのコミュニケーションに神経を使っているのがわかる。私が好きな歌手のやしきたかじんさんはかつて「歌は心で歌うものです」と語っていたが、ソンモくんは「歌は心で聴いてください」と言う。私にとって二人の共通点は歌の上手さとこちらの胸を打つ情感。

ソンモくんは韓国ではバラードのプリンスと呼ばれているが、この日はアップテンポの曲が多い。踊りながら歌い上げる。始めての公式コンサートなので、会場の盛り上がりを考慮したうえでの選曲かしら?歌の上手さ、声のよさ、かわいい容姿。ファンには人懐っこい笑顔がたまらない。ドラマのラブストーリを演じても成功しそうに思える。

ドラマ「パリの恋人(파리의 연인)」でソンモくんのファンになったひとたちが多いらしく、テーマ曲の「君のそばに(너의 곁으로)」が始まると熱気がちがう。歌い終えたソンモくんが「みんな、この歌を聴きに来たの?そしたらもう帰っちゃうの?」みたいなことを(私はかれの言葉の3分の1くらいしか理解できないので、そういう感じのことを)言っていたくらい。

お客は思い思いのペンライトを持ち、1階前方では最初からスタンディングで応援しているのが見える。私も最後の曲と聞いたときには迷わず立ってしまった(^^)がやっぱりこの方が舞台との一体感を持てるような気がした。

アンコールで3曲。その最後に歌ってくれたのが私の大好きな「君だけだから(그대 뿐이어서)」。チョ・ソンモ作詞、Yoshiki作曲のこの曲はNHKの開局40周年だか50周年番組で発表された。そのときは一部日本語でHiroとのデュエットだったが、ソンモくんの歌声に胸を射抜かれた。かれの第5集アルバム「歌人(가인)」には韓国語だけで収録されているが、あのNHKで歌ってくれたものとはまた別物。ほんとに歌や舞台はなまもの(live)と実感する。このNHKの番組を録画したビデオが見つからない。(!!)

私は6曲目くらいまでしか数えていなかったが、この日歌った曲は全部で27曲、とファンサイトでは書いてあった。生の歌声を聴けただけで十分なんだけど、次回はもっとバラードを、そして、やっぱり近くで見たい。でも、もうすぐ兵役に就くようなので、2,3年後になるのかな。チョ・ソンモ Japan tour (조성모)_f0020564_21363062.jpgチョ・ソンモ Japan tour (조성모)_f0020564_21364763.jpg
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by omasa-beu | 2006-02-11 21:37 | 韓国ドラマ/映画・韓国語 | Comments(0)

終活しなくちゃと思いながら毎日をだらしなく送っている団塊の世代です。写真は、ドラマ『子連れ狼』(北大路欣也さん版)の大五郎(小林翼さん)。私の癒しです。スカパー「時代劇専門チャンネル」のTV画面から撮影。問題でしたらお知らせください。


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