「ハケンの品格」大前春子は現代の木枯紋次郎か!
2007年 02月 09日
木枯紋次郎世代にはピンとくるはずだ。「あっしには関係のないことでござんす」と無表情につぶやく中村敦夫扮する紋次郎をほうふつさせる。大前春子は契約以外の仕事は「私には関係のないことです」ときっぱりと拒絶する。しかし、結局、春子のスーパースキルにより、会社は救われるのだ。事務職としてのパソコンスキルは超一流、加えて、クレーンの運転、マグロの解体、ロシア語での商談、エレベーターの昇降機検査資格など、何の脈略もない資格を駆使し、問題を解決、終業時間とともに去って行く。
バックに流れる中島美嘉の「見えない星」が胸にしみる。でも、曲の出だし、ライオネル・リッチー(Lionel Richie)の “Say you, say me”を思い出させる。
春子と紋次郎をクロスさせたアイディアも新鮮だし、今後、春子のスキルがどこまで行くのか興味津々、また、正社員、契約社員、派遣、アルバイト等、いろんな形態で仕事をしてきた私には劇画タッチの職場の描写も単純に面白く見られるドラマである。
こんにちは。13年前にコメントを頂戴していたのですね。気づかないままになっていたようで、大変失礼しました。
3、40年ばかり前、私が正社員の職のつなぎとして、時々、派遣で働いていた時期があります。あの頃と違い、正社員の仕事が減り、派遣で働くしかない状況を見ると、今の若い世代がほんとにかわいそうです。
こんにちは。コメントをありがとうございます。13年振りに放送されている「ハケンの品格」をご覧になってご訪問くださったのでしょうか。
私もなつかしくて視聴していますが、前回ほどの面白さが感じられないのは、私がすでに現役でなくなっているせいか、社会状況が厳しくなっているせいか、何だろうと思いながら観ています。