『ワンデイ』キム・ナムギル インタビュー③ 個人の関心事?

この記者さんによるインタビューの最後です。いつもながら、ナムギルさんの言葉の意味を理解するのが難しく、間違っているかも知れない日本語訳をあげるのは躊躇されますが、こういうことを言いたいのかなと想像しながらお読みいただけると幸いです。


インタビューで語っている「騒がしかった頃に」という曲は、2016 Road Show 大阪公演で歌っていますし、「残された人々」は、かつて、Gilstoryで取り上げています。その折々に思いつきや言いっぱなしではないというナムギルさんの誠実さ、真摯さがこういう事例からも感じとれます。歌詞は以前の記事をリンクしておきます。興味のある方はご参照ください。


騒がしかった頃に


残された人々


[インタビュー③]キム・ナムギル 「個人の関心事? 政治・社会... 胸が締め付けられる」


[日刊スポーツ]入力2017.04.0809:00

f0020564_10591303.jpg

http://news.joins.com/article/21453481


※インタビュー②から続きます。


- 飲み会もたくさん持ったか。


飲み会は多くなかった。ウフィはお酒をあまり飲まないんだけど、飲むと、よく飲むんだそうだ。ただ、好んでは飲んでないって。実際、『パンドラ』のとき、『ある日』チームがVIP試写会に皆来てくれたんだけど、ウフィは(チョン)ドヨン姉と朝まで一緒にいた。ぼくはさっさと落ちた(笑)。


- 感情をとらえるとき、助けになるものがあるとすれば。


やはり、音楽だ。イ・ジフンの「なぜ空は」のような音楽が好きだ。めちゃ過去のものか?ぼくはちょっと古い人間だ。ハハハ。インディーズバンドの曲も好きだし。「騒がしかった頃に」、トイ「残された人々」はまるでガンスの話みたいではないか? 冬の海のシーンを撮る時はコ・ヒョンジョン先輩が出ていたドラマ『ディア・マイ・フレンズ』のイントロ部分に広がるLynさんの歌を聞いた。「ほかには要らない。この音楽がここには最高だ!」という気持ちだった。


- ひげはキム・ナムギルにとってどのような存在なのか。


自尊心(笑)? はじめは作品のためにはやした。重厚感を出したくて。それから、だんだんと管理ができなくなったけど、しばらくすると、ヒゲのない顔が不自然だよね。無精なので剃らなかったが、剃るとびっくりされるからちゃんと管理をしてみようと思って着けている。顔の足りない部分を満たしてくれるような気もするし。


- 足りない部分がありますか?


口がちょっと小さな方だ。鼻の上までは男らしいが、鼻の下は女性っぽいようだという話をよく聞いた。それで「口を裂いてこようか?そしたら、少しは男っぽく見えるか?」と言ったこともある。今は年齢もあるし、やってみたらどれだけハンサムになるかという気もする。

f0020564_11011641.jpg

- 最近、個人の関心事は何か。


「政治・社会。ほんとだよ(笑)! 生きていくという問題が最も気にかかるばかりだ。大きな関心まではないが社会的な現象を逃さないようにしている。今も毎朝新聞を読む。子どもの頃は何の話か分からなかったし、新聞に書かれた言葉がすべて正解ではないが、世界を見る目は育てられるようだ。そしたら、演技にも役に立つ。


- 疲労感が感じられる時期ではある。


人生そのものが厳しいから。今はニュースを見ると、胸がぐいと締め付けられる感じがする。この機会に、映画の宣伝をちょっとすると、『ある日』はそのような時期によく合う映画ではないかと思う。疲労感を軽減してくれ、人間本来の姿を再び考えさせてくれる。


- 『パンドラ』の時も時局の話が出て来た。


ぼくは『パンドラ』が世界を変えると思った。ところが、てんで原発自体に関心が見えない。ぼくもそこまでダメとは思わなかった。損益分岐点だけはネットフリックスに売れたからだそうだ。その時「時局から眼をそらしたくない」ということを言ったが、こんなことならそうすればよかった。映画よりも映画的な現実が多いみたいだから、観客も疲れたのではないかと思う。


いや、1000万(動員)した俳優がこのような話をすると「そんなことありか」とおっしゃるだろうが、ぼくは1000万したことのない俳優として、すごく言いたくて申し上げるとそうだということだ(笑)。大目に見ていただきたい。


- 小さな映画の復興期が再び起こってほしいという希望がある。


『殺人者の記憶法』をともにしたウォン・シニョン監督もそのような夢を見たとおっしゃっていた。会ってそのような話をした。あまりにも映画産業自体が1000万のみに焦点が当てられているから。小さな映画を出したとき、「見所が多い映画だ」という認識もさせてあげねばならないが、良い俳優、素材が多ければ、さらにいいのではないかと思う気持ちがある。すぐにではなく、次を考える映画が増えればいいなと願う。


- 『ある日』がその踏み台になり得ないだろうか。


ウフィと「やー、単に大きな映画をしなくちゃ! 娯楽映画をするんだ」という冗談も言ったが、「この作品がうまく出来たらいいな。観客の方々がどれだけお選びいただけるか分からないが絶望ではなかったという評判だけを受けても大丈夫だ」という気はさらに大きい。そうして、次を考えることができたし。製作者と「ぼくら、それでもよくやったさ!」と言いながら、ハイタッチ位はしたい。


- 次期作は決まったか。ドラマではいつ観ることができるのか。


ドラマを探しているのだが、まだ確定されたものはない。それから、ぼくが興味のある作品はほとんど若い俳優たちとやりたいと言われる。それなら「そうですか。若い方たちとなさってください」と言って気を変える。映画は話が仕上げの段階になっている作品が一つあることはある。話したら、会社で何とかするかな?話してはいけないね。ハハ。


チョ・ヨンギョン記者

写真=オーパス・ピクチャーズ


Commented by Akemi-m at 2018-04-22 01:32 x
おまさぼうさん、こんばんは。

ナムギルさんのインタビュー、ありがとうございます。
「パンドラ」は、私は観ていないのですが、ファンミーティングに一緒に行った友人は、Netflixを契約していて、観ています。 悲惨な話だよ、と。 ナムギルはすごくいい、ああいう映画に出るということは、あの人は物事をちゃんと考えてる人だとも言っていました。
また、映画館で上映しない形になったのは、日本人は福島のことがあったし、それでも原発推進しているんだから、無理なんじゃない?とも。
Netflixと契約したら、DVD化もしないんでしょうかね?

このインタビューでは、まだドラマの話はないわようなことを言ってますが、ドラマの話しは急に決まるものなのか? 他の俳優たちのドラマや映画出演が決まったニュースを目にすると、ナムギルさんには?とちょっと羨ましいような気持ちになってしまいます。

それにしても、おまさぼうさんの韓国語力、素晴らしいですね!
Commented by omasa-beu at 2018-04-22 18:15
Akemi-mさま、こんにちは。

こちらこそ、コメントをありがとうございます。お断りしているように、わかりやすい日本語に訳せてないので申し訳ないです。

『パンドラ』は韓国版DVDで観ました。ナムギルさんが出ている映画は何度となく観ますけど、これだけは一度観ただけになっています。日本で上映されないのは、いろんな事情が「忖度」されている結果なんでしょうか。でも、日本語字幕のついたDVDはほしいです。

上のインタビューは、記事の日時にもあるとおり、一年前のものですが、キム・アジュンさんは『名不虚伝』のシナリオを3月に受け取ったとインタビューで語っていましたから、然るべく発表されるまでは俳優さんたちも公にすることは出来ないのかも知れないですね。
Commented by inmyon at 2018-04-22 22:14
おまさぼう様

ご無沙汰しています。
とても長い間 お会いしていない気が
いたします。

いつも愛溢れる完璧な訳を
挙げていただき ありがとうございます。

次回また機会がありましたら
お会い出来る日を
楽しみにしています。
♡♡

inmyon
Commented by ホタル at 2018-04-22 22:20 x
おまさぼう様こんばんは、初夏を思わせる陽射しが眩しい週末でしたが、いかがおすごしでいらっしゃいましたか?
インタビューの和訳をありがとうございます。「어느날」をどんな思いで演じられたのかが伝わってきます。日本で上映されて早半年経つのだと思うと時の流れの早さを感じます。疲れを軽減されはしませんでしたが、人間が本来もっている「愛情」などの感情について深く考えさせられる作品であり、今も尚考え続けさせられている作品です。
おまさぼう様がご紹介くださった二曲に付随して、2013年の記事を読ませていただきました。クラシックコンサート後のお見送りで大変な齟齬があって皆様お辛い思いをされたことを知り、胸が痛みました。今回のファンミ後の出国の際の出来事も然りですが、これから多少の行き違いはあっても、大きく誰かが傷ついたりする齟齬のないことを祈るのみです。
おまさぼう様のソウルファンミレポートも改めて読ませていただきました。臨場感溢れる文章はおまさぼう様ならではのもの、素晴らしいです。それにも増して皆さまからのコメントに私は心うたれました。どなたもがおまさぼう様の喜びを自らの喜びとし、長年の功労を神が嘉したのだとおっしゃっていました。私もそう思います。疲れも厭わず、得た情報やドラマの台詞を和訳しまとめて多くの人々に知らせたり、ブログに寄せられるコメントに丁寧に返信したりされるおまさぼう様は、意図されていなくとも無私の奉仕者であり、素晴らしい支援者です。そして私の憧れなのです。
自分を振り返ってみると何も貢献しておらず情け無い限りですが、何が出来るのか引き続き考えていきたいと思います。
ところで、以前のおまさぼう様のブログを読ませていただいてどなたかが「シャイな方」とおっしゃっていましたが、向かい合った際に一瞬、その側面を垣間見たことが今にして思い起こされます。記憶というものは不思議なもので、忘れたようでも脳の奥に眠っていて何かのきっかけでふと表出することがあるのですね。それもまた脳内で良いように創られたものかもしれませんが。とりとめもない話で申し訳ありません。
では、気温差の激しい中、体調を崩されませぬようご自愛くださいませ。
Commented at 2018-04-22 23:12 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by omasa-beu at 2018-04-22 23:20
inmyonさま、こんばんは。

こちらこそです。ファンミから随分経ったような気がします。コメントをありがとうございます。

いえいえ、完璧には遥かに遠い訳ですけど、自動翻訳よりは少しましかな程度に思っていただければ幸いです。inmyonさんは私よりも韓国語がわかっていらっしゃるから、ほんとに、お恥ずかしいです。
Commented by omasa-beu at 2018-04-22 23:41
ホタルさま、こんばんは。

コメントをありがとうございます。今日は暑かったですね。暑がりなので、軽く動くだけで汗たらたらでした。

Gilveotが5周年を迎えましたが(つまり、今は入会してもう6年目に入ってます)、この間、いろんなことがあったはずですが、こうしてブログに記事を残してなければ、すべて何もなく、過ぎ去って行くだけかも知れません。今はもうお見かけしなくなったギルペンさまたちのコメントに懐かしさと寂しさを感じたりもしますが、新たにご訪問してくださる方との語り合いもあり、すべてがナムギルさんをめぐるギルペンとしての私たちの歩みを記録している気がします。去る人、来る人、いろいろですが、私がナムギルさんのファンである限り、健康でいる限りは、ずっと、ここにいるつもりです。

ワンデイは時々帰りたくなる世界です。全体に流れている温かさと静逸さ。そして、ナムギルさんの素と勘違いするほど自然に演じているガンスに会いたくなります。

ホタルさんこそ、季節がら、ご自愛ください。ありがとうございます。
Commented by omasa-beu at 2018-04-22 23:49
鍵コメさま、こんばんは。

まあ、たしか、3月に行かれたばかりでしたっけ。一度行くと癖になるのが韓国かも知れませんね。私も、ほんとうは、一人でゆっくりと出かけたい気はあるのですが、もう、漢陽都城をはじめ、あちこち歩き回れるような膝ではないし、諸事情からも渡韓は半ばあきらめています。

行く前に予習していくのは大事ですね。もう少し先ですけど、お帰りになりましたら、また、様子をお知らせくださいね。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by omasa-beu | 2018-04-21 11:06 | 映画 ワン・デイ 悲しみが消えるまで | Comments(8)

♪♪Kim Nam Gil Forever♪♪ 韓国の俳優キム・ナムギルさんが好きです☆


by omasa-beu
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30