[記事]tvN『名不虚伝』ホ・イムとチェ・ヨンギョンの軌跡

『名不虚伝』放映終了までわずか2回、思い出のキム・アジュン x キム・ナムギルの活躍ぶり


記事入力 2017-09-27 13:07:30

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http://sports.chosun.com/news/news.htm?id=201709280100238600017359&ServiceDate=20170927


『名不虚伝』だけの差別化されたクルジェム(めちゃ面白いこと)を作り出した「朝鮮往復」のコードが最後まで視聴者の想いを惹きつけながら予測不可能な展開を作り出している。


tvN土日ドラマ『名不虚伝』(演出ホン・ジョンチャン、脚本キム・ウニ、製作ボンファクトリー)が最終回までわずか2話だけを残して結末の予測がまちまちである。過去14話のホ・イム(キム・ナムギル)は、ヨニ(シン・リナ)との約束を守るために朝鮮行きを決めた。最初に一人でソウルに到着してからは、常にチェ・ヨンギョン(キム・アジュン)とともにした朝鮮往復だったが、今回は一人、朝鮮に向かった。危機の瞬間、朝鮮からソウルへ、ソウルから朝鮮へと二人を移動させて、叙事の変曲点を作り出した「朝鮮往復」が最後まで視聴者の熱い関心を受けている。ここに「朝鮮往復」とともにホ・イムとチェ・ヨンギョンが作りだした変化と成長を探ってみた。


世の中のせいにした俗物医員ホ・イム、初心を取り戻す成長の道


昼は常識ある恵民署医員、夜になると両班家の秘密往診に通って富を集める俗物医員だったホ・イムが、出世のためにヨニを無視し、宣祖を診療しに宮殿入りを前にした瞬間、神妙な鍼筒が彼の前に初めて登場した。医員の心と一つになるべき鍼筒は誰よりもホ・イムの状態をよく知っていた。ホ・イムは朝鮮とソウルを行き来しながら、過去の傷が悪くなって黒化したり、また、朝鮮で倭乱に苦しむ民を診療し、哀れにも亡くなった母のような彼らを生かしたいという初心を取り戻して医員としての成長痛を経験した。結局、ホ・イムが宣祖の前で手が震えた理由をすべて悟ってヨニとの約束を守るために朝鮮行きを決心するまで、彼の成長の決定的な瞬間ごとに朝鮮往復があった。


患者との距離を置いていた唯我独尊の外科女神チェ・ヨンギョン、患者の心を読む本物の医師に


患者との距離を保ち、ただ、手術だけに専念していたチェ・ヨンギョンは自分を信じて待っていてくれたオ・ハラ(ノ・ジョンウィ)の手術を前にして初めて朝鮮へ行くことになった。紆余曲折の末、裸足で駆けつけた病院でオ・ハラが自分を待ってくれたという事実を知って患者と交感する術を初めて悟ることになった。オ・ハラの死亡に回復不可能な傷を負った時も朝鮮で子供たちを治療して医師としての使命を心に振り返ることができた。朝鮮で、子供の頃、自分を直してくれたホ・ジュン(オム・ヒョソプ)に会い、前後の事情をすべて聞きながら、医師として致命的であった交通事故のトラウマも克服することができた。特に薬や物資が不足している倭乱状態の朝鮮を経験した後には、時間が長くかかり、生きる確率が少ないという理由で、患者の手術を拒否する教授たちにも反旗を翻しながら、ただ、患者だけを考える真の医師に成長した。


胸を焦がして、さらにときめくホ・イムXチェ・ヨンギョンのヒーリングロマンス


最初の出会いから誤解で繋がったホ・イムとチェ・ヨンギョンの縁は、朝鮮とソウルを行き来する渦中でも絶えることなく続いた。その間、誰よりも互いを理解するようになった二人の心はすでに深まっていたが、毎回、傷や痛みが二人の間を隔てていた。ロマンスの決定的な役割を果たしたのも朝鮮往復だった。朝鮮とソウルを行き来しながら、いつも一緒にあった二人だが、朝鮮往復の瞬間、手を放し離れてしまった。燃える気持ちが大きくなったホ・イムがあらゆる方法を動員して朝鮮に戻り、切ない抱擁を交わしながら、「二度と一人にはしない」と約束した。朝鮮往復を通して互いに対する信頼を育て傷を慰めたホ・イムとチェ・ヨンギョンのヒーリングロマンスが視聴者たちの心まで温かくした。


『名不虚伝』でのみ見ることができる! 漢方医学X現代医学の協診コラボ「スーパーグレイト」


毎回決定的な瞬間発現される朝鮮往復のおかげで想像するだけだったホ・イムとチェ・ヨンギョンの漢方医学、現代医学の協診コラボを見ることができた。ソウルでは、患者の治療のため鍼を取り出したホ・イムは奇妙な視線を受けたし、朝鮮ではメスを持った医師チェ・ヨンギョンが倭軍のスパイ疑惑を受けるほど全く別の世界だったが、子供の患者に向けた心が共鳴して、漢方医学、現代医学の痛快な協診が行われた。チェ・ヨンギョンが外科手術のための麻酔を進めることができない状況であり、ホ・イムが銃創患者に接したことがなかった故に可能だった場面。ホ・イムが麻酔を助長するツボに鍼と灸を置き、チェ・ヨンギョンが銃創を手術する様子がダイナミックに展開されながら『名不虚伝』だけの楽しみをプレゼントした。


最終回まで2話のみを残した状況でホ・イムはヨニを治療するために朝鮮に帰ったが、ホ・ジュンの居所は、すでに倭軍の侵略を受けた後であり、一人ソウルに残ったチェ・ヨンギョンは突然倒れた祖父チェ・チュンスル(ユン・ジュサン)のためにERに向かった。すでにホ・ジュンを通して朝鮮往復の秘密を知っているチェ・チュンスルが「その子(ヨニ)が最後の輪だったようだな。戻ってきたくともそれができるか。もう、思うままにはならないだろう」と独り言を言って不安感を高めた。ホ・イムが再びソウルに戻って来られるか、未知数である状況で、医師として成長する過程であり、心を確認する手順であった朝鮮往復が、今回はいかなる影響を及ぼすか、視聴者の関心が熱い。


一方、ホ・イムとチェ・ヨンギョンが再会できるか、最後の結末だけを残したまま、『名不虚伝』は、30(土)、101日(日)夜9tvNで放送される。


キム・ソンウォン記者



寝ても覚めてもホ・イムが頭から離れない今日この頃です。週末の最終回が終わってから、最初から見直したいと考えています。ホ・イムのビジュアルの変化だけでも、とても見応えがありますが、最後までわかったうえで観ると、さらに発見するものがあるように思えます。日本での放送が早く決まってくれると嬉しいのですが、とても待ちきれません。というか、ホ・イムと別れたくない、すでに、そういう心境です。そして、ナムギルさんにも会いたいです。



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by omasa-beu | 2017-09-28 03:40 | 名不虚伝 | Comments(0)

終活しなくちゃと思いながら毎日をだらしなく送っている団塊の世代です。写真は、ドラマ『子連れ狼』(北大路欣也さん版)の大五郎(小林翼さん)。私の癒しです。スカパー「時代劇専門チャンネル」のTV画面から撮影。問題でしたらお知らせください。


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