『殺人者の記憶法』原作 読了

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映画を観る前に原作の小説を読んでみたい。しかし、日本語訳が未だ出版されてないので、仕方なく、原作を取り寄せてみたものの、単語力がないので、最初は、辞書を引きながらの読書では遅々として進まず。そこへ、福音というか、ギル友さまが全頁をスキャンしてくださったおかげで、翻訳機を頼りに、ようやく、読み終えることができました。4月下旬に始めてから約4か月余。面白い読書体験でした。

キム・ビョンスという主人公の一人称で語られる小説ですが、この認知症を患う元連続殺人犯の脳の中の世界を旅してきた後に、混沌から平穏に至る不思議な場所にたどり着いたような感覚があります。

主人公はキム・ビョンス。70歳の元獣医。殺人は25年前を最後にやめている。20代の養女、ウニと同居。ある日、ウニが結婚相手として、パク・ジュテという30代の男を家に連れてくる。元連続殺人犯としての直観から、パク・ジュテを最近起こっている連続殺人の犯人と目星をつけたビョンスは、ウニも彼の標的となっていると考え、パク・ジュテ殺害計画を企てる。しかし、終盤、一気に、キム・ビョンスの世界が崩れていくと同時に、読者も翻弄されてしまいます。一体、何が真実か?

映画では、キム・ビョンスをソル・ギョングさん。パク・ジュテをキム・ナムギルさんという配役ですが、小説で描かれているパク・ジュテの外観はナムギルさんとはかなり違うようです。小説の中で彼が出てくるシーンはそんなに多くないので、どのように脚色、映画化されているのか、ますます興味深々。日本での公開が楽しみですが、その前に、まず、韓国で公開していただきませんとね。
Commented by noriko at 2016-09-06 23:54 x
おまさぼうさま

こんばんは。最近、いろいろなことに追われてご無沙汰していました。今週は、仕事で名古屋に滞在しています。毎年この時期に名古屋に来ているので、今日の夕刻は、名古屋在住の大学時代の同級生が恒例の「歓迎会」をしてくれて、ホテルに戻ったところです。

故あって、おまさぼうさん訳の『殺人者の記憶法』を一足先に見せていただきました。「翻訳機を頼りに」なんて謙遜していらっしゃいますが、無茶苦茶な機械翻訳とは、まったくの別物に仕上がっています。ベストセラーになった原作らしい、文学作品になっています。

いま、ホテルのベッドで、おまさぼうさんの翻訳を読みながら、泣いている自分に気が付きました。
実は、今朝、親しかった先生が72歳でお亡くなりになったという知らせが入っていたんです。穏やかでダンディで、年齢を重ねてもカッコいい、素敵な先生だったのですが、2年前から認知症を患い、数か月前にお目にかかった時には、私が誰かは分かっていらっしゃらない様子でした。広いお屋敷に一人でお住まいだったのですが、今朝、眠ったまま亡くなっていたのを、訪ねてきたご家族が見つけられたと聞きました。

仕事が終わるまでは名古屋を離れられないので、すぐにお悔やみに行くこともできないのですが、崩れていくキム・ビョンスの世界が、今朝旅立たれた先生がさまよっておられたかもしれない世界と重なったのか、私自身、自分が涙を流していたのにも気が付かないような、奇妙な感覚の中にいました。
キム・ビョンスは吐き気がするような殺人者なのに!

一方で、おまさぼうさんとも、ひいてはナムギルさんとも、「縁」を感じてしまいました。個人的にこんな出来事があった日に、『殺人者の記憶法』がやってくるという…
勝手に感じてしまった「縁」であり「絆」ですが(笑)、これからも是非ぜひ、よろしくお願いします!
Commented by omasa-beu at 2016-09-07 03:28
kurikuriさま、こんばんは。

ナムギルさんは、この役のことを殺人犯と言っていたような覚えがありますが、小説を読んだ後では、何が何だかわからない気持ちです。まあ、原作があっても、小説と映画とは別物でしょうから、映画は映画として楽しみたいです。今年中に公開(韓国で)されるのかしら。ほんとに、出演者たちも予定が立ちませんね。

字幕の違いとは、話している韓国語とは違う字幕になっているということですか。字数制限やらいろいろあるから、映画の字幕も大変な作業ですね。でも、少しでも韓国語がわかって観ると、字幕も楽しめるもんです。『サメ』は、韓国での放送時、視力を悪くしながらも、何かが乗り移ったようにあらすじを書いたものです。その記事のことでしたら、お役に立っているなら嬉しいです。
Commented by omasa-beu at 2016-09-07 03:48
norikoさま、お疲れさまです。

一応、日本語として読める程度の翻訳を目指しましたが、まだまだ推敲する余地はありますが、そこは素人、もういいかと思った次第です。

私は、虫の知らせやご縁なるものは信じる方です。今日、もう、ここまでと思って、まず、norikoさんにお送りしたのは、決して偶然ではないでしょう。この小説を読んだ後では、認知症の家族を持つ方たちも、今の自分はわかってくれなくても、かつての自分は覚えていてくれるかも知れないことに安堵するのではないかしら。

キム・ビョンスは70歳。norikoさんの先生は72歳。私とほとんど同年代、なんか切ないなあ。わたしって、そういう年代なのね。ビョンスをオルシンと呼びかける韓国語をどう訳すか、すごく迷いました。だって、自分のことを考えると、他人からおばあさんと呼ばれたら、もう堪えられないもん。でも、彼については、概ね、おじいさんにしちゃいましたけどね(笑)

亡くなられた先生も、最後の2年は、ビョンスのように、自分だけの世界を行き来してられたのかも知れないけど、小説を読んだ後では、当人にとって、それも悪くないような気もします。大変なのは、周りの方たちですね。
Commented by きじねこキム at 2016-09-07 09:19 x
おまさぼう様、おはようございます!

完読されたこと、感慨無量でしょうね!
内容はさておき、「翻訳機を頼りに」とおっしゃっても大変だったと思います。

私は、「ピダムあなたの香り」もかなり前に購入したまま「翻訳機を頼りに」と思っただけで全然進まなく終わってるのですが・・・

早く映画が観たいですね!
楽しみに待つのも、こう長い間になると疲れます。

ハートファンディングなんですが、Daumにうまく登録できていないのに、♥ポチッができるんです。
夜中からかなりの数、♥ポチッしました(^_^)/

でも、やはり映画が早く観たいです。
公開が本当に待ちどうしいですね!!!
Commented by omasa-beu at 2016-09-07 13:45
kurikuriさま、こんにちは。

こちらこそ、ピントはずれなレスで失礼しました。
同じフレーズでも、状況によって字幕が変わるのは自然なことですもんね。そういう点でも、外国の映画やドラマは、理解できる言葉が増えるほど味わい方が深まるかも知れません。
Commented by omasa-beu at 2016-09-07 13:55
きじねこキムさま、こんにちは。

感慨ということでは、ナムギルさんの最初の写真集を訳し終えた時の方が大きかったような気がします。韓国語については、ナムギルさんが書いた文章以外のものは、ほとんど興味がないんですけど、今回は、彼の出演映画の原作でもあり、小説の面白さにつられて楽しく作業ができたようです。

『ピダム、あなたの香り』は、このブログにアップしている以外にも訳し始めたものもあるんですが、難しくて、今は、放ったままです。また、少しずつ、やりたいです。思い出させてくださって、ありがとうございます。

ハートファンディング、私は、Daumにログインしないとポチッはできませんけど、カカオトークのIDでもログインできるので、もしかしたら、カカオを使ってらっしゃるなんてことはないですか?
さっき見たら、80万台になってましたから、100万はもう少しで到達しますね。後援金の方もこの調子で増えればいいんだけど、なかなか、カタツムリの歩みのようですね。という私もまだ送金してないですけど。もっとも、海外の分はDaumではカウントされませんからね。
Commented by ハートファンディング at 2016-09-07 14:57 x
おまさぼうさま、こんにちは!

Daum、メールアドレスでログインしたからできたのでしょうか?
どなたかが、メールアドレスででもできるようですと書かれていたような?
私は以前、カカオトークをと考えたこともあったのですが、そのままで終わってますので、やはりDaumメールアドレスでできたのでしょうね。
後援金の方は、かなり厳しいと思います。
Commented by omasa-beu at 2016-09-07 15:46
ハートファンディングさま

もしかして、きじねこキムさまですか。違っていたら、ごめんなさい。

メールアドレスとは、Daumのメルアドですか。ハートが押せたということは、それでOKというわけですね。
Commented by あやちゅん at 2016-09-08 14:51 x
おまさぼう様 ごきげんよう♪
ブログに目を通しながらも コメントの方は久々になってしまいました。しかも、この記事に今頃…(苦笑)
原作を 読み終えたなんて さすが!の一言です。
映画の原作があれば 目を通し…俳優業とは違う活動をすれば それを理解し 支援したり…ギルペンの皆様は真面目な方が多いのだな~!とイウ印象があります。(他の韓国俳優さんのペンの皆様の事は ほとんど分からないのですが…)
原作を読み終えると どのように映画化されたのだろう?と 又 楽しみになりますよね!
日本でも翻訳されますかね?
でもまぁ…私は 映画の方を楽しみに待ちたい♪と思います(笑)
…で、公開はいつになるのでしょうかね?
Commented by omasa-beu at 2016-09-08 18:36
あやちゅんさま、ごきげんよう!

オモ、おいでいただいてましたか。それだけでも有難いですが、コメントをいただくと、さらに嬉しいです。

いえいえ、さすが!なんて言われるほどのもんじゃないです。いかに、私が暇人かという証のようなもんです。しかも、真面目ではなくて、ナムギルさんがらみだと、映画の原作ということもあるけど、このベストセラー、彼も読んだでしょうから、追体験をしたいですしね。
映画の公開はいつになるのか。ソル・ギョングさんが釜山国際映画祭の司会をハン・ヒョジュちゃんと一緒にされるという記事を読みましたが、この作品は、上映リストには入ってなかったように思います。わたしの見落としであればいいんですけどね。
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by omasa-beu | 2016-09-06 17:15 | 映画 殺人者の記憶法 | Comments(10)

♪♪Kim Nam Gil Forever♪♪ 韓国の俳優キム・ナムギルさんが好きです☆


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