ミュージカル 宮(クン)
2011年 06月 27日
韓国のドラマはいっぱい観ているけれど、K-Popにはもひとつ縁がなくて、だから、主役の皇太子を演じるSS501のキム・キュジョン(김규종)さんをはじめ、出演者のミュージカル俳優さんたちは未知の方ばかり。私の場合、舞台を観るのは俳優さん本位だから、普通なら絶対行かない舞台だけれど、地元の南座で韓国ミュージカルが上演されるとあっては逃すわけにはゆかないだろう。幸い、ツイ友のお二人が一緒とあって、さらに感激な観劇となった。
ドラマの『宮~Love in Palace』は見ていたから、大体の筋はOK。それにしても24話も放送されたドラマをたった2時間にうまくまとめてあきさせなかった。とくに皇太子妃のチェギョンを演じたクァク・ソンヨン(곽선영)さんが歌がよく演技上手でとてもチャーミングだった。ただ、私には、彼女の表情が女優の余貴美子さんに見えてしようがなくて、実はそれが私には大きなツボ。主役を支えるベテラン俳優さんたちの存在感もさすがで、普段ドラマや映画の俳優さんしか知らない眼にはすごく新鮮だった。
キュジョンくんや皇太子の恋敵役チャン・ユジュン(장유준)くんファンの熱気に煽られながら、スタンディングで迎えたカーテンコールの盛り上がりに、別にファンでもないのに、こんなに楽しめるんだという時間を共有させてもらった。
ドラマのテーマソングでもある『Perhaps Love』の一節がずっと頭のなかに流れている。
♪♪ 사랑인가요~ (恋でしょうか)
観劇は26日の昼の部。座席は1階2列目中央でした。