西郷輝彦「海の子守唄」
2006年 03月 24日
西郷さんは私が20歳の頃大好きな歌手だった。その頃のかっこよさ、美しさは今当時の映像を見てもため息がでる。好きになった男性には想いを伝えずにはいられない私の常でファンレターを送ったこともある。メールというものが存在しなかった時代のことだ。ただ、公私ともに私の想い(重い?)をこめた数々の手紙が成功(?)したことは一度もないままに今に至っているのだが。(;_;)
最近の西郷さんが俳優として歌手として活躍していることも嬉しい。自分がかつて好きだったひとがしおれている姿はしのびないものだ。現実にあたしを振った男達であってもね、というのは嘘かな。かれらはどうにでもなれ!
コンサートの合間に書かれた文章を読むうちにある歌を思い出した。それは、大ヒット曲の「星のフラメンコ」でも「君だけを」でもない。「海の子守唄」という佳品である。聴いたのはもうずっと昔、それもテレビで1回だけのこの曲が今でも耳に残っているのは音痴(いいんです。歌は心で歌うものだからーby takajin)の私にはめずらしいことである。
発売日は1965.5.10. 大映映画<狸穴0番地>の主題歌「始めからもういちど」のB面として発売されているようだ。(当時はレコードですのでね。) 現在、この曲が収録されているアルバムは1万円もするゴールデンボックスしかないのが残念なことである。中古レコード店で探すしかないか。
♪小さな貝に 耳あてて
そっと聞こうよ 海の歌
遠い南の 潮騒は
小さな胸を あたためる♪ (作詞:水島哲 作曲:北原じゅん)