おまさぼう春夏秋冬

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『名不虚伝<ミョンブルホジョン>』(原題)日本放送決定!!

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生かせると嬉しく、治せると喜ばしい、
そんな医員として生きたく存じます。
(写真出処は、tvN『名不虚伝』フェイスブック)



スカパー! MNET


2017年11月5日(日) 第一話先行放送!


20171117() レギュラー放送スタート!


やっと、決まりました。契約しないといけませんけどね。


詳しくは、こちら↓です。


http://jp.mnet.com/mobileweb/program/1918


# by omasa-beu | 2017-09-28 14:06 | 名不虚伝(ミョンブルホジョン) | Comments(4)

[記事]tvN『名不虚伝』ホ・イムとチェ・ヨンギョンの軌跡

『名不虚伝』放映終了までわずか2回、思い出のキム・アジュン x キム・ナムギルの活躍ぶり


記事入力 2017-09-27 13:07:30

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http://sports.chosun.com/news/news.htm?id=201709280100238600017359&ServiceDate=20170927


『名不虚伝』だけの差別化されたクルジェム(めちゃ面白いこと)を作り出した「朝鮮往復」のコードが最後まで視聴者の想いを惹きつけながら予測不可能な展開を作り出している。


tvN土日ドラマ『名不虚伝』(演出ホン・ジョンチャン、脚本キム・ウニ、製作ボンファクトリー)が最終回までわずか2話だけを残して結末の予測がまちまちである。過去14話のホ・イム(キム・ナムギル)は、ヨニ(シン・リナ)との約束を守るために朝鮮行きを決めた。最初に一人でソウルに到着してからは、常にチェ・ヨンギョン(キム・アジュン)とともにした朝鮮往復だったが、今回は一人、朝鮮に向かった。危機の瞬間、朝鮮からソウルへ、ソウルから朝鮮へと二人を移動させて、叙事の変曲点を作り出した「朝鮮往復」が最後まで視聴者の熱い関心を受けている。ここに「朝鮮往復」とともにホ・イムとチェ・ヨンギョンが作りだした変化と成長を探ってみた。


世の中のせいにした俗物医員ホ・イム、初心を取り戻す成長の道


昼は常識ある恵民署医員、夜になると両班家の秘密往診に通って富を集める俗物医員だったホ・イムが、出世のためにヨニを無視し、宣祖を診療しに宮殿入りを前にした瞬間、神妙な鍼筒が彼の前に初めて登場した。医員の心と一つになるべき鍼筒は誰よりもホ・イムの状態をよく知っていた。ホ・イムは朝鮮とソウルを行き来しながら、過去の傷が悪くなって黒化したり、また、朝鮮で倭乱に苦しむ民を診療し、哀れにも亡くなった母のような彼らを生かしたいという初心を取り戻して医員としての成長痛を経験した。結局、ホ・イムが宣祖の前で手が震えた理由をすべて悟ってヨニとの約束を守るために朝鮮行きを決心するまで、彼の成長の決定的な瞬間ごとに朝鮮往復があった。


患者との距離を置いていた唯我独尊の外科女神チェ・ヨンギョン、患者の心を読む本物の医師に


患者との距離を保ち、ただ、手術だけに専念していたチェ・ヨンギョンは自分を信じて待っていてくれたオ・ハラ(ノ・ジョンウィ)の手術を前にして初めて朝鮮へ行くことになった。紆余曲折の末、裸足で駆けつけた病院でオ・ハラが自分を待ってくれたという事実を知って患者と交感する術を初めて悟ることになった。オ・ハラの死亡に回復不可能な傷を負った時も朝鮮で子供たちを治療して医師としての使命を心に振り返ることができた。朝鮮で、子供の頃、自分を直してくれたホ・ジュン(オム・ヒョソプ)に会い、前後の事情をすべて聞きながら、医師として致命的であった交通事故のトラウマも克服することができた。特に薬や物資が不足している倭乱状態の朝鮮を経験した後には、時間が長くかかり、生きる確率が少ないという理由で、患者の手術を拒否する教授たちにも反旗を翻しながら、ただ、患者だけを考える真の医師に成長した。


胸を焦がして、さらにときめくホ・イムXチェ・ヨンギョンのヒーリングロマンス


最初の出会いから誤解で繋がったホ・イムとチェ・ヨンギョンの縁は、朝鮮とソウルを行き来する渦中でも絶えることなく続いた。その間、誰よりも互いを理解するようになった二人の心はすでに深まっていたが、毎回、傷や痛みが二人の間を隔てていた。ロマンスの決定的な役割を果たしたのも朝鮮往復だった。朝鮮とソウルを行き来しながら、いつも一緒にあった二人だが、朝鮮往復の瞬間、手を放し離れてしまった。燃える気持ちが大きくなったホ・イムがあらゆる方法を動員して朝鮮に戻り、切ない抱擁を交わしながら、「二度と一人にはしない」と約束した。朝鮮往復を通して互いに対する信頼を育て傷を慰めたホ・イムとチェ・ヨンギョンのヒーリングロマンスが視聴者たちの心まで温かくした。


『名不虚伝』でのみ見ることができる! 漢方医学X現代医学の協診コラボ「スーパーグレイト」


毎回決定的な瞬間発現される朝鮮往復のおかげで想像するだけだったホ・イムとチェ・ヨンギョンの漢方医学、現代医学の協診コラボを見ることができた。ソウルでは、患者の治療のため鍼を取り出したホ・イムは奇妙な視線を受けたし、朝鮮ではメスを持った医師チェ・ヨンギョンが倭軍のスパイ疑惑を受けるほど全く別の世界だったが、子供の患者に向けた心が共鳴して、漢方医学、現代医学の痛快な協診が行われた。チェ・ヨンギョンが外科手術のための麻酔を進めることができない状況であり、ホ・イムが銃創患者に接したことがなかった故に可能だった場面。ホ・イムが麻酔を助長するツボに鍼と灸を置き、チェ・ヨンギョンが銃創を手術する様子がダイナミックに展開されながら『名不虚伝』だけの楽しみをプレゼントした。


最終回まで2話のみを残した状況でホ・イムはヨニを治療するために朝鮮に帰ったが、ホ・ジュンの居所は、すでに倭軍の侵略を受けた後であり、一人ソウルに残ったチェ・ヨンギョンは突然倒れた祖父チェ・チュンスル(ユン・ジュサン)のためにERに向かった。すでにホ・ジュンを通して朝鮮往復の秘密を知っているチェ・チュンスルが「その子(ヨニ)が最後の輪だったようだな。戻ってきたくともそれができるか。もう、思うままにはならないだろう」と独り言を言って不安感を高めた。ホ・イムが再びソウルに戻って来られるか、未知数である状況で、医師として成長する過程であり、心を確認する手順であった朝鮮往復が、今回はいかなる影響を及ぼすか、視聴者の関心が熱い。


一方、ホ・イムとチェ・ヨンギョンが再会できるか、最後の結末だけを残したまま、『名不虚伝』は、30(土)、101日(日)夜9tvNで放送される。


キム・ソンウォン記者



寝ても覚めてもホ・イムが頭から離れない今日この頃です。週末の最終回が終わってから、最初から見直したいと考えています。ホ・イムのビジュアルの変化だけでも、とても見応えがありますが、最後までわかったうえで観ると、さらに発見するものがあるように思えます。日本での放送が早く決まってくれると嬉しいのですが、とても待ちきれません。というか、ホ・イムと別れたくない、すでに、そういう心境です。そして、ナムギルさんにも会いたいです。



# by omasa-beu | 2017-09-28 03:40 | 名不虚伝(ミョンブルホジョン) | Comments(0)

tvN『名不虚伝』14話

最終回の放送を前に、オ・デファンさん(トゥチル役)がインスタグラムに撮影風景をアップしてくださってます。(26日昼頃)

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オ・デファン #名不虚伝

昨夜から夜明けまで~~疲れはしたが

感謝することのさらに多い現場でした。

いい作品でご一緒できて光栄でしたし

美しい思い出をまたひとつ残せます。

終わる日まで健康管理をちゃんとして打ち上げで

お会いしましょう。これまで、お疲れさまでした!

フニとソニもご苦労さま^^

#ホン・ジョンチャン監督#キム・ナムギル #オム・ヒョソプ #オ・デファン


撮影は追い込みですね。監督のファッションがユニーク。


さて、14話のあらすじですが、台詞を聴きとるのがさらに難しい回でした。間違っていてもケンチャナと思っていただけると有難いです。


チェ・ヨンギョンは、祖父チェ・チョンスルが鍼を間違えて打った容疑で逮捕されたという知らせをジェスクから受けながら、運び込まれたばかりの患者がその人であり、数日前、ソウル駅の地下で会ったホームレスの親分であることを思い出します。


急ぎ、キム氏の手術に入るヨンギョンたち。


警察。

「院長の手が震えていた」と訴えるパク氏。

「え、震えていたんですか」とホ・イムに確認する刑事。

鍼を打った身体の部位を説明するホ・イム。最後に鍼を打ったところに鍼が残っていたではないかと突っ込む刑事。

手術室。

「すごい出血だ。漢方医はやぶ医者か」というミンジェに鋭い一瞥をくれるヨンギョン。

「なんか、おかしい。鍼を刺してもこんなに出血はしないはず」と鍼を抜き、納得できない表情。


警察。

「目撃者双方の言い分が違いますから、本人から聞くしかないですが、今、手術中だから、ちょっと待ちましょう」とホ・イムに話す刑事。

「では、先生がやったのではないと言ってくれればいいんですね」

「何だ、これは」とパソコンを見ている刑事。


警察のデータベースにチェ・チョンスルの記録が残っており、20年前にも、彼が処方した薬で患者が死にかけるという医療事故があったと判明。

「保護観察処分だったが、これは不利になる」と刑事。


留置場でヨ祖父に会うホ・イム。

20年前、一体、何があったんですか?」

「そんなことまでおまえが知ることはない。わしの言うことをよく聞くんだ。わしは大丈夫だから、おまえは何事にも振り回されるな。誰かが近づいてきても、言うことは聞くな。最初に医者になりたいと思ったときの気持ちを忘れるでない。他人に振り回されるのはやめろ」と鉄格子をはさんでホ・イムの手をぎゅっと握るヨ祖父。


胸部外科。

病院のデータベースには残っていないキム氏の履歴。

「ホームレスよ」とヨンギョン。そこへキム氏の上着を持ってくるミンジェ。

ポケットに入っていたアスピリンを発見し、ヨンギョン、ミンジェ、チョン看護師、揃って、なるほどという表情。前に、ホ・ボンタクの最初の患者がアスピリンを服用していたために鼻血が止まらなくなってましたね。


そこに、警察から来ましたと刑事。患者の容態を説明するヨンギョン。

「患者が持っていたアスピリンのせいで出血が止まらなかったんです。それで緊急手術を行いました」

「えっ、医者に殺されかけたと聞いたんだけど」

レントゲン写真を見ながら、さらに説明するヨンギョン。

「いくらやぶ医者でもこんな打ち方はしません。それに、院長は50年にわたり鍼治療をしてきたベテランです。こんな失敗は一度だってしたことはない人です」

「どうして、そんなことを」と刑事。

「わたしが院長の孫です」


ヨンギョンを訪ねてきたユ・ジェハ。チョン看護師から事情を聞き、

「えっ、漢方医が心臓に鍼を刺した? とんでもない話だ」

「そんなことが時々あるんですか?」とミンジェ。

「時々どころか、ありえませんよ。どこのやぶがそんなことを」

「漢方医の名前は恵民署ですよ」とチョン看護師。


サイレンを鳴らしたパトカーがシネ病院に到着。同乗しているホ・イム。

「ちょっと、この車は好きな時に乗っていい車ではないですよ」と刑事。

「(そんなことは気にかけず)患者の意識が戻ったそうだ。早く行こう。ここは私がよく知っている場所だ。ついてきてくだされ」とホ・イム。


この刑事役の俳優さん。めっちゃ悪役顔のようですが、どこか憎めなくて、いい味しています。


「ヨンギョン차자チョジャ)」と呼びかけるホ・イム。

「(刑事へ)わたしが患者の主治医チェ・ヨンギョンです」

「なんで、ずっとチョジャなんだ~」と刑事。気になりますよね()

「患者さん、意識が戻りましたので、お話されてもいいですよ」とヨンギョン。

刑事を案内するミンジェ。

「あの患者、あの時のソウル駅の、でしょう? ハラボジじゃないよね」

「当たり前だ。そんな方ではないのは誰よりも知っているはずだ」

「でも、どういうわけで、こんなことに?」

「心配しないで。親分の意識が戻ったから、はっきりするはずだ」


注)ホ・イムはヨンギョンのことをヨンギョンチョジャと呼んでいるので、便宜上、ヨンギョンさんと訳していますが、「차자というのは、未婚の女性を呼ぶときに使われるようです。病院では、よく、ヨンギョン(セム)、ヨンギョン先生と呼んでいました。


ところが、朝鮮のユ・ジノがヨンギョンを呼ぶときは、「낭자(ナンジャ)」。意味は(チョジャ)と同じみたいですがどういう使い分けをするのか、よくわかりません。「ナンジャ」は時代劇で時々聞きます。


ちょっと脱線! 失礼しました。


キム氏の証言をスマホで録音しながら聞いている刑事。

「よくわからん。鍼を打ってもらって、帰ろうとするとこんな風になった。鍼を打った本人が知っているだろう。おれは被害者だ」を繰り返すキム氏。

「親分さん、そうではないはずだ」とホ・イム。

「おれが自分でやったとでも言うのか。院長の手が震えているのを見たんだ」

「つまり、鍼を打ったのはチェ・チョンスルさんで間違いないですか」と刑事。

「院長がここに鍼を打ったときは眼をつぶっていたから、鍼を抜いたかどうかは、よくわからん」

「院長のミスであるのは明らかですな」と刑事。


ホ・イムの脳裡に浮かぶのは、自分ではなく、ヨ祖父に鍼を打ってほしいと望んだキム氏であり、「金と権力」うんぬんの話をしていたマ院長の顔でした。黙って病室を出て行くホ・イム。


キム氏の回想。チェ院長の鍼治療のあと、誰もいなくなった治療室で自分の腹に鍼をさすキム氏。


マ院長室。ノックもなしに入ってくるホ・イム。

「思っていたよりも遅かったな。かけなさい」

「何のためにあんなことを」

「もう、わかっているのではないのか」

「では、私のためにあんな真似をされたのか」

「きみのためだけではないが...


「耳を貸すんじゃない」と留置場のヨ祖父。胸を押さえる。


「今、何とおっしゃいましたか?」

「なんだ、天下のホ・イムができないとでも」

「私は医員だ」

「医員だ。それも、鍼治療に優れた腕を持つ医員だ。だから、こんなことを任せられるのはきみしかいない」

「お金が好きでも、医員としてやってはいけないことがある。この話は聞かなかったことにする」

「そうすればいいさ。きみは朝鮮に帰ればすむことだ。しかしだな、あの年寄は余生を刑務所で送ることになるし、生涯築いた医員としての人生も一度で終わりということだ。まさに、きみのせいでな」

「いいえ、その必要はない。先生は私が守る」と出て行くホ・イム。

「あやつ、鍼をもってこそホ・イムだろ。やってみるがいい、何ができるか」


シネ漢方病院の中庭で胸を押さえてうずくまるホ・イム。声を上げて怒りを爆発させます。ラブラブボンタクもいいですけど、こういう表情はナムギルさんの大きな魅力です。


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胸部外科。

「どこに行ってたの?」とヨンギョン。

「ちょっと調べたいことがあって」とホ・イム。

「あの患者、ずっと嘘をついてるんでしょう。このままだったら、ハラボジは?」

「心配することはない。先生には何も起こらない。私がそうするから」


キム氏のベッドの傍に立っているホ・イム。

「先生の無実を証明するのは親分さんしかいないのです」

「おれは覚えているまま、知っている通りに話しただけだ」

「長い付き合いで先生のことはよくご存じではないですか」

「時々、駅に来て診てくれるから、それだけだ。ああ、手が震えていたのは知っている

「親分さん」

その場にひざまずくホ・イム。

「なんでこんなことをされるのか、よくわかりませぬが、真実をお話くださるなら、恨みはしません」

「加害者が被害者を脅迫しているのか? しつこくつきまとうなら、刑事を呼ぶぞ」

「お金のためですか? 私もそういうときがありました。しかし、お金のために鍼を打ったことはあっても、鍼で人の身体を傷つけたことはありませぬ」

「何の話だ」

「鍼は人を助けるために作られたものです。人を傷つける武器ではないです。お願いです。親分さん」

キム氏、かなり、心を動かされているように見えます。


廊下でホ・イムを待っていたヨンギョン。


車中のジェハ。ソウル駅の地下で写真を撮っていた男やマ院長の秘書に案内されていた見知らぬ男二人のことを思い浮かべています。

「まさか、ハラボジがそこまではしないだろ」

「約束は守ってくださいよ」と携帯で話しながら車に乗って出かけるマ院長の後を追うジェハ。


留置場で胸を押さえているヨ祖父。

「身体が不自由なことですな、先輩」と声をかけるマ院長。鉄格子をはさんで話す二人。

20年前も今も少しも変わらないな。いやにならないか」

「おれにはそれしかないですからね」

「だから、他人を利用して金を儲け、権力を手に入れて、一生、そうやって生きていくのか」

「ホ・ジュンであれ、ホ・イムであれ、私の眼の前に現れたんですから」

「ホ・ジュンを連れてきたときも、彼を利用したが、今度も同じことを」

「あのときも、ホ・ジュンが先輩のところへ行ってしまいました」

「それで、あんな罠をしかけたんだろう。ホ・ジュンがどんな選択をするかはわかっていたはずだ」

「その選択のために大変な眼に遭われえたのを忘れましたか?」

「かまうものか。あのとき、おまえは、うちの息子に違法なことをしかけたが、それに較べれば、なんてことはない。だから、ホ・イムには構うな」

「今度は、保護観察処分ではすみませんよ」


少し離れた場所から二人の会話を聞いているジェハ。


警察署の玄関。回想。

「これが最後の頼みだ。これを聞いてくれたらチョンスル先輩は助ける」とマ・ソンテ。

「私が先輩の頼みを聞いたのは先輩の欲望を満たすためではありませぬ。病人のためです」とホ・ジュン。

「わかっているさ」

「では、先輩の頼みを聞けない理由もおわかりになるはず」

「では、チョンスル先輩が刑務所に入ったままでもいいのか?」

「そうなったとしても、チョンスル先輩も私も医員として最善を尽くすだけです。先輩は私が差し上げた処方のおかげで金もうけをされたでしょうが、結局、チョンスル先輩に勝つことはできない」とホ・ジュン。



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「見ておれ。結局、名前を残すのはチェ・チョンスルではなく、このマ・ソンテだ」


20年前のあのときもこんなことを。たぶん、父も事態を正そうとしたのですね」とジェハ。

「わかったのなら、いま、お前が何をすべきがわかったはずだ」

「ハラボジも医者じゃないですか。どうして、人の身体にあんなことを」

「それで、誰かが死んだとでも? 見返りを求めて、自らやったことだ」

「それでは、ホ・イムは? どうして、彼にここまでされるのですか?」

「おまえがあいつの半分でも有能なら、こんなことはしなかった」


キム氏のベッドの傍。

「どこか、具合が悪いところはないですか?」

「いいえ」

「患者さんは高血圧症で、ふだん、アスピリンを飲んでますね。そんな状態で心臓に刺すのが危険だということをご存じでしたか」

「それはどういうことで?」

「アスピリンというのは、怪我をしたときに血を止まらなくさせるんです。患者さんは非常に危険な状態でしたよ」


回想。マ院長からお腹に鍼を打つ方法を教えられた際、自分は高血圧症と打ち明けたことに対し、大丈夫だ、院長の私が言ってるんだと躊躇なく答えた院長を思い返すキム氏。


「こんなことをさせた方は、ちゃんと伝えなかったみたいですね」とヨンギョン。

「先生は、一体、どなたで?」

「私を覚えてられませんか。数日前にソウル駅で、ホ・ボンタクさんと」

「ホ・ボンタク...

「恵民署医院チェ・チュンスル院長は私の祖父です」


警察。

「もう一度、調べてください。先生の過ちではないです」と刑事に頼むホ・イム。

「もう、しつこいんだよ」

「私を信じていただけないなら、私の身体で証明してみせます」説明しながらお腹に鍼を打ってみせながら、刑事を説得しようとするのですが


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「われらにわかるわけがないだろ」と刑事。

「先生は、生涯、鍼を打ってきた方です。その鍼で多くの人を救い、癒してきたんです。ですから、お願いです。一度だけ、調べ直してくだされ」

「こられたか?」と刑事。

「(ヨ祖父へ)先生... (刑事へ)帰ってもいいのか」

「まだ、捜査は終わったわけではないので拘束しないで取り調べます。2日後、二回目の聴取に来てください。被害者が意識を取り戻したのは幸いですが、目撃者の証言もありますから、自白された方が」

「これ、自白とはなんだ」と大声で抗議するホ・イムの手を握るヨ祖父。

「家へ帰ろう」

「はい、先生」



恵民署漢方医院。

「まだ事実もわかってないのに、何が記事よ。名誉棄損で訴えてやるから」と電話で怒鳴っているジェスク。

「院長はそんな方ではないですよ」とビョンギ。


二人には黙って、寝室へ。胸を押さえるヨ祖父を寝かせるホ・イム。震えているヨ祖父の右手を手に取ります。

「何をするんだ」というのを無理やり脈診するホ・イム。

「心臓が弱っています。痛みがひどくなるでしょう。手の震えも」

「結局、知られてしまったな」

「ヨンギョンさんに話しますので、あの手術とやらを受けられてはどうですか?」

「そのときがきたら、わしが話をする。おまえ、キョンイには何も言うな。今日のことはキョンイも知っているんだな」

「親分さんの手術はヨンギョンさんがしました」

「驚いたことだろう」

「ヨンギョンさんも先生ではないことは信じています。ですから、心配なさらずに治療を」

「おまえこそ、心配するな。人はだれもその時が来るものだ」

「それなら、私の鍼でも受けてくだされ。痛みを和らげ、手の震えを抑えてくれます」


ヨ祖父に鍼を打つホ・イム。いつもその著書を読んでいるヨ祖父にとって尊敬すべき鍼医です。今は若くても、ホ・イムの鍼を受けているわけですから、内心、ヨ祖父はどんなに感激していたことか。それにしても、鍼を打つホ・イムは普段とは大違い。ほんとうにかっこいいです。普段は普段で別の魅力がありますから、つまり、全部、いいということになりますね()


「終わりました」

「わしは同じことを繰り返す人間ではないが、昼間、わしが話したことを心に留めておけ。疲れた。50年、漢方医として生きてきたが、もう、潮時だろう」


洗面器を持ってヨ祖父の寝室から出てくるホ・イム。帰宅したヨンギョン。

「おかえり。親分さんはどうだ?」

「大丈夫よ、幸いなことに。ハラボジは?」

「今、眠られた」


祖父の部屋に入り、眠っている祖父の肌かけを直しながら何やら考えているヨンギョン。孫娘の身体を心配してくれる祖父にそっけない態度を取ってきた自分自身を悔やんでいるようです。その姿をじっと見守るホ・イム。


「子どもの頃、鍼で治療をしているハラボジが世界で一番かっこいいと思っていたの。母が病気になったとき、当然、ハラボジが治してくれると思ったのに、母の命を救ってくれないハラボジが憎くて、傷つけるために医大へ入った。でも、医者になってからわかった。あのとき、母はすでに末期症状だったし、ハラボジは母の痛みをとるために最善を尽くしていたこと。恥ずかしいんだけど、子どもの頃は、母まで亡くなって、恨む人が必要だったみたいなの。それがハラボジだった。最近、わかったの。わたしは今でもハラボジが好きだし、信じているってこと。もう、ハラボジがいなかったら、やっていけないと思う」

黙ってヨンギョンの話に耳を傾けていたホ・イム。ヨンギョンの手を取り

「すまない」

「何がすまないの? こうして傍にいてくれるだけでも、大きな力になっているのに」

「(心の声)そばにいたい。あなたと先生のそばに。心底、そうしたいのだ」



恵民署漢方医院の庭。ヨ祖父が最初に自分を受け入れてくれた日のこと。ハルモニたちがここに来るのは治療のためだけではないと聞いたこと。初めてソウル駅のホームレスの無料奉仕から帰ってきたときにヨ祖父から言われたこと。マ院長の恐喝めいた言いぐさ。ハラボジがいなければやっていけないと語ったヨンギョンのこと。そして、ジェハから言われた言葉。

「あなたがここに居続ければ、うちの祖父がずっと利用しようとします。そうしたら、ヌナも恵民署ハラボジも苦しむことになるのがわかりませんか」


スーツに着替えるホ・イム。

「心臓神経症の患者がいる。23日、眼を覚まさないようにしてくれればよい」とマ院長。「そうすれば、チョンスル先輩は無事だし、再びきみを訪ねることもない」


ヨンギョン、出勤しようとして、ホ・イムがいないことを気にしています。


恵民署漢方医院の庭。なぜ、診療してもらえないのかと抗議するハルモニたち。しばらく院長は診察できないから、また連絡するからとハルモニたちをなだめるビョンギとジェスク。


「オンニ、ボンタクさんは? 2階にいないけど」

「朝早く出かけたよ。スーツを着て」

「こんなときにどこに行ったんだ」

「院長が知ってるんじゃないかな」


慌てて寝室から飛び出してくるヨ祖父。手にはホ・イムの著書。

「あいつはどこへ行った?」

「朝早く出かけたみたいだけど、ハラボジも知らないの?」

「アイグ―、いかん。危険だ」とその場に座り込むヨ祖父。「止めなきゃいかん」


文字が消えかけているホ・イムの著書を見るヨンギョン。

「鍼でやってはいけない場所へ行った。行ってはいけない道、後戻りできない道だ」とヨ祖父。


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ヨンギョンからの電話にも出ないホ・イム。昨夜の「すまない」という意味に今更ながらに気がつきます。


「ジェハ、わたし。院長は今どちらにいらっしゃる?」


車中。ホ・イムがマ院長から顔を背けるように座っています。

「今度こそ、失敗はいかん。きみの手にチョンスル先輩の人生がかかっていることを肝に銘じておくのだ」

ヨンギョンからの着電を切るホ・イム。自分を探しにきたヨンギョンと車ですれ違い、胸を痛めます。


シネ病院の玄関先。車を止めるヨンギョン。

「ジェハ、彼が危ないことをしようとしているの。止めないと」

「落ち着いて」

「医者としてやっていけなくなるわ。そしたら、彼、生きてられない。ジェハ、助けて」


ミン会長弟の家の前。

~株主総会の間、弟を眠らせてくれれば、君のビジネスをサポートする~というミン会長の約束を思い返すマ院長。「入ろう」


弟の寝室。弟の妻らしき女性に案内されて入るホ・イム。

「この人かい。思ったより若いんだな」

「若くても実力は抜群ですって。一度、受けてみてね。(ホ・イムへ)明後日、株主総会だから、それまでに少しでもよくなるようにしてちょうだい。そしたら、望みのものは何でもあげるから」

「患者さんを診てみます」脈診からはじめ... 心血虚(?)かと診断するホ・イム。鍼治療の詳細については省略しますが、順番に鍼を打った後、鍼筒から鍼を取り出し打とうとすると~ヨ祖父が見ているホ・イムの著書の文字がさらに消えかけて~王様の診療をしたときと同じく手が震えてしまうホ・イム。

「何なの?」という妻の声を聞き、部屋に入ってくるマ院長。


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廊下に座り込み、震える右手を見つめるホ・イムの耳に聞こえてくる師匠とホ・ジュンの声。

~鍼術は人の命と向き合う仕事だ。鍼とひとつになれ。邪な考えを持つと、鍼にわかってしまう~

~そなたが王様の治療に成功すれば、そなたの望む通りに推挙しよう。参奉(チャンボン)という官位も捨てられるだろう。もしかしたら、王様がお傍に置きたいと思われるかも知れぬ~

立身出世を願って、ヨニの診療を後回しにしたあの日。

「(心の声)そういうことだったのか。そうだったのか」


その夜。恵民署漢方医院の前を行ったり来たりしているヨンギョンの前に帰ってきたホ・イム。

「ご飯は食べた? わたしはまだ。久しぶりにソンドゥブチゲを作ったけど、もしかして、好物かしら? ほんとは、料理は下手なの。でも、料理は真心だから、味はどうでも」とやさしく抱きしめます。「もう、大丈夫よ。万事、大丈夫だから」

ホ・イムの眼から流れる涙。



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このシーンにも泣かされました。このところ、アジュンさんの台詞に心動かされることが多いです。


漢方医院の居間。

「鍼が泣いていた。宮殿を去ったのち、あの子は亡くなったはずだ。たぶん、鍼が泣いた瞬間だったであろう。しかし、今日は怒りだった。おのれの意志に逆らって行こうとする愚かな医員に対する」

「(鍼筒へ)この子は正しく、そして、強いのね。ありがとうと挨拶しないと。あなたを守ってくれて。あの日、あなたが王様の診療をやっていれば、あなたの人生は変わってしまったはずでしょう。今日、その患者に傷をつけていたら、たぶん、あなたは、わたしが知っているあなたは、どちらにしろ、幸せではなかったはず。こう、言わないと。あなたの運命にわたしも一緒にいさせてくれてありがとうって」

「何が残っているのか。まだ私の手にあるところを見ると。この奇妙な運命の先に何が待っているのか」


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屋台で一人焼酎を飲むホームレスのパク氏。

「酒代を受け取られたようですね」と入ってくるジェハ。


一方、入院中のキム氏。

~(ヨンギョン)大変なことになったと思いますよ~

~(ホ・イム)鍼は人を救うために作られたものです。身体を痛める武器ではないです。この鍼で先生がやってくれたことを思い出してください~


病室に現れるヨ祖父。

「大したことはなかったんだな。自分の手に負えないことを何故するんだ」

「罪は犯してないです」

「自分を傷つけるのは最高に悪いことだ」

「だから、違いますって」

「息子にも会えずに死んでいたら、どうする? あんたの借金のために、息子が家も仕事も失ったんだろ。その息子のためにあんたが死んで、息子が喜ぶのか? 松の実の粥を持ってきた。心臓を落ち着かせるから、助けになるだろう」

「食欲はないです」

「早くよくなって、息子に会いに行くんだ。大した金にはなってないだろうが、息子を休ませてはやれるだろう。早く、食べなさい」


(キム氏の上着を見ながら)「それで、めかしこんできたんだな。ホームレスの恰好のままでは警察も病院にも信じてもらえんと考えたのだろう」と涙をぬぐうヨ祖父。


貧すれば鈍する。悲しいことですが、そういう人間の弱さを自己の利害のために利用し、医師でありながら、キム氏の命までも危険にさらしたマ院長の卑劣さ、下劣さ。悪いこととわかっていながら、背に腹は代えられるということか、恩人のヨ祖父を窮地に追いやったキム氏とパク氏。身につまされます。


「もう一度だけ、機会をください、ミン会長。ホ・ボンタク先生が今日は調子が悪かったのです」と電話で話すマ院長。突然、~院長に言われるままにしただけです~というパク氏の声が聞こえて、その声を録音したUSBを手にするジェハ。これまで、ホ・ボンタクとともに訪れたVIP往診の写真を机にばらまきながら

「もう、やめてください、ハラボジ」


漢方医院の縁先。

20年前の事件とはホ・ジュン先生の?」とホ・イム。

「あのとき、ホ・ジュンに少しも腹が立たなかったと言うと嘘になる。自分の信念を守るため、何故、わしを無視するのか、理解できなかった。だが、今は違う。当時、仮に彼がわしのためにしていたなら、生涯、負い目を感じたことだろうよ。彼のお蔭で、この歳まで医員として生きて来られたのさ。どんな立場であろうと、誰が何と言おうと、見かけなど重要ではない。医員として気持ちをしっかりと持つべきだ。それでこそ、自分は医員という誇りを持って患者の前で治療が出来るはずだ。だから、わしのためにバカなことはするな。何度言えばわかる。この愚か者が」


じっと聞いていたホ・イムの耳に再びホ・ジュンの言葉が響いてきます。

「鍼を持っているから医員なのか。自分の才能に気がつかないとは、愚か者め」

鍼筒を眺め、何やら、感じるところのあるホ・イムです。


警察。事情聴取のために出頭してきたヨ祖父とホ・イムが見たのは、チェ院長の嘆願をしているハルモニたち。嘆願というよりは、院長がいなかったらどう責任をとると刑事たちを脅迫している様子()。コップンハルメとボンシクまで現れ、大騒ぎの署内。


「さあ、仕事にかかります。チェ・チョンスルさんの第二回事情聴取を行います」と始めようとすると、チェ院長の嘆願書を書きに来たホームレスの集団。


シネ病院では、キム氏が病室から消えてしまいました。


ヨ祖父とホ・イム、それから、キム氏とパク氏の4人に一礼をして出て行く刑事。その後ろ姿に丁寧にお辞儀をするホ・イム。

「院長、ほんとうに申し訳ありません。どうかしていました」とキム氏。

「いいんだ。治療はちゃんと受けるんだぞ」とヨ祖父。

「こんなこと言える立場ではないですが、あの、おれらのために、院長とホ先生は二度と」

「ご心配なく、親分さん。これからも、月に一、二度はお伺いしますから」

喜んでいるキム氏とパク氏。恩人を陥れるという冤罪がこれで幕引きでは困るのですが、本来、責められるべきはマ院長やミン会長ですから、あの刑事さん、その辺はどう考えているのでしょうか。


漢方医院の庭先。

「結局、ハラボジの患者さんたちが解決してくれたのね」

「先生の一生が無駄ではなかったということだろう。尊敬できる方だ」

「おじいちゃん、かっこいい!」

「私はそんなふうにはなれない。私の愚かさのために放ってしまったあの子。あの子にした約束も~ちょっとだけ我慢しなさい。戻ってきたら、必ず、救ってあげるから~」


「その子はどんな子どもだったの?」

「ヨニという子だ。知っているのはそれだけだが、必ず、命を救うと約束したのだ」

「わたし、その子に会ったわ」

「何だって。どこで会ったというのだ」

「この前、朝鮮で。ホ・ジュンおじさんの家で会ったの」

~あたし、待ってるんだ。あるおじさんが助けに戻ってきてくれるのを。約束したんだ~と語ったヨニ。

「では、あの子は生きているというのか?」


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9月16日のリナちゃんのインスタです。
ホイムおじちゃんとヨニ~♡

浦山です。



結局、朝鮮に帰るきっかけを作ったのはヨンギョンのこの言葉だったのですが、ホ・ジュンには見通せていたということでしょうか。


居間。

「朝鮮に帰る?」とヨ祖父。

「助けてあげると言った約束を守りたいのです」とホ・イム。「あれからずっと気持ちが重かった。守りたくとも、そうできなかった約束だったからです。間違いを正し、早く再出発したいのです。そのためには、その子を救わねばなりませぬ」


「そうしなければ、生涯、心の重荷を抱えて生きねばならないだろうな。それはだめだ。行くべきだが、行ってしまったなら」

「何日かかるかわかりませぬが、必ず、帰ってまいります」


朝鮮。横たわるヨニを診察するホ・ジュン。傍らで見守るマッケ。


頭にマンゴン(網巾)をつけ、道袍を身につけるホ・イム。


~このまま放っておいて~と言っていたヨニ。光を発する鍼筒。


朝鮮へと旅立つホ・イムを待つヨンギョン。ああ、胸が締め付けられる想いです。


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「もう一度、考え直してくれないかな。わたしが一緒に行ったら、手助けできるでしょう」と指をからめるヨンギョンです。

「また、その話か。ダメだと言ったであろう。この前のことを忘れたのか。再びあのようなことがあれば、心臓がもたない」

「あのときは、うっかり手を放してしまったけど、今度は、こうしてくっついていればいいじゃない。ガムタッチみたいに」

「自分をまたも連れてきたと不平を言っていたではないか」

「あのときはあのときよ」

「予測のできない女人だから、どんな事態を引き起こすかもしれぬ。大人しく待っていてくだされ」

「なによ。わたしを捨てて行くのね」

「それでなくとも、考えていたところだ」と苦笑いする両人。

「会えなくとも、しばしの辛抱だ。あの子の命を救ったら、すぐに戻ってくる。いや、200数えればよい。終わるまでに戻ってくる...私がいない間、先生を」

「ハラボジのこと? なに?」

「私がいない間、お世話をしてくだされ。私が戻ってくれば、そんな時間はないだろうから。では、行ってまいる」


ホ・イムの後ろから袖を持って引き留めるヨンギョン。

「あの子を必ず救ってね」


抱きしめ合う二人。

「心配しないでいてくだされ。では、行ってまいる」

「(心の声)それから、必ず、戻ってきて」


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二人を窓から見ているヨ祖父。

「その子(ヨニ)が最後の試練だったようじゃな。おまえが戻ってきたくとも、そうできるかどうか。思うようにはなるまい」


朝鮮に戻って来たホ・イム。通りには人の影もなく。

「なぜ、こんなに静まりかえっている?」

そこへ通りかかる倭軍の隊列。「半月後に漢陽に入る」と言っていた沙也加。またも心臓に異常を感じるホ・イム。


「ハラボジ、ご飯ですよ」と祖父の部屋を開けると、そこに倒れている祖父。

救急車の中から、医師として手術室の準備をするようミンジェに指示し、祖父の手を握る孫娘としてのヨンギョンです。


「ホ・ジュン先生の屋敷よ。ヨニという子はそこにいたわ」と教えてくれたヨンギョンの言葉に従い、屋敷の門を叩こうとするが、門は開いたまま、庭には倒れている使用人たち...

「先生、マッケ」


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いよいよ、週末はクライマックス。ヨンギョン同様、待つしかないのですね。


写真は、『名不虚伝』フェイスブック、あるいは、動画のキャプチャです。


# by omasa-beu | 2017-09-27 01:40 | 名不虚伝(ミョンブルホジョン) | Comments(5)

[記事]tvN『名不虚伝』14話関連

『名不虚伝』キム・ナムギル、神妙な力を持つ鍼筒が選択した本物の医員


記事入力2017.09.25午前8:37

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http://m.entertain.naver.com/read?oid=076&aid=0003155577



[スポーツ朝鮮ドットコム チョン・アンジ記者]朝鮮往復メディカルドラマ『名不虚伝』医員として再び覚醒したキム・ナムギルが最終的に朝鮮行を選択した。


24日放送されたtvN土日ドラマ『名不虚伝』(演出ホン・ジョンチャン、脚本キム・ウニ、製作ボンファクトリー)14話、ホ・イム(キム・ナムギル)は、朝鮮往復を可能にした鍼筒がなぜ自分の元に来たのか、手が震える理由が何なのか、すべてを知った。医員としての宿命を捨てることができなかったホ・イムは、ヨニを生かすべく朝鮮に戻って行った。


この日の放送でホ・イムはチェ・チョンスル(ユン・ジュサン)が過失致傷の汚名を着せられた背景にマ・ソンテ(キム・ミョンゴン)がいることを悟って彼を訪ねた。チェ・チョンスルを救おうとマ・ソンテの願い通りミン会長の秘かな提案を受け入れようと決心した。ミン会長は弟の株式を横取りするため、株主総会が行われている間だけ目を覚まさないように鍼を打ってほしいと頼んだ。約束通り、ミン会長の弟を訪ねたが、鍼を打とうとする瞬間、手が震えて計画を実行に移すことができなかった。立身出世の夢を抱いて宣祖を治療した瞬間と同様の震えだった。


ようやくホ・イムは、すべての出来事を貫く意図に気づいた。手の震えは正しくない心で鍼を利用しようとする医員に向けた鍼の涙だったこと。鍼筒の秘密を悟ったホ・イムは自分の欲望のために約束を守れなかったヨニ(シン・リナ)を思って苦しんだ。朝鮮でヨニと向き会ったチェ・ヨンギョンは、ヨニが生きているという事実を知らせ、ホ・イムはヨニとの約束を守るために朝鮮に行くことを決心した。戦乱中の朝鮮に一人到着したホ・イムがヨニを生かし、再び、チェ・ヨンギョンの傍に戻ってくることができるのか、気がかりが大きくなっている。


ホ・イムとチェ・ヨンギョンを通して「本物の医者とは何か?」という大きな質問を投げている『名不虚伝』は14話でホ・イムの覚醒過程を真剣に描いた。ホ・イムは賤民出身という身分の壁にぶつかって財物を集め、むなしい心を満たそうとしたが、そうはならなかった。チェ・ヨンギョンに出会ってから初めて欠乏を満たしたホ・イムはソウルに残ってチェ・ヨンギョンの傍でささやかでも満たされた幸せを見つけるように見えた。ホ・イムの才能は彼が考えるよりもさらに大きかった。ホ・ジュン(オム・ヒョソプ)の言葉通り、朝鮮の地に間違いなく必要な医員だった。ミン会長の弟を治療しようとして再び手が震える経験をして初心を振り返ったホ・イムは約条を守り、医員としての宿命をすべて果たすため朝鮮へ発つ決心をすることとなった。同じ医師としてホ・イムの気持ちがわかるチェ・ヨンギョンもホ・イムを見送ることができた。


鍼筒の秘密も明らかとなった。ホ・ジュンに続いてホ・イムを見出した鍼筒は本当の医員になる成長痛を見守っていた。私的な気持ちで鍼を使うたび、泣いて、怒り、成長するたびに鍼筒に刻まれた竹の模様が変わってきた。朝鮮往復の秘密をすべてわかっていると思って朝鮮に帰って行ったホ・イムだが、約束通り戻って来られるかは未知数だ。すでにホ・ジュンで経験していたチェ・チョンスルは「その子(ヨニ)が最後の輪だったようじゃな。戻ってきたくとも、そうなるか。もう、思うようにはなるまい」と独り言を言って不安感を高めた。ホ・イムがヨニを救い、再びソウルに戻ることを望む視聴者をやきもきさせて、残る二話を見守ることになる見通しだ。


一方、最終回まで二話のみを残した状況でホ・イムがヨニの治療のために朝鮮に戻って行き、ソウルに一人残されたチェ・ヨンギョンは祖父のチェ・チョスルが倒れて再び危機を迎えた。果たして二人が再会できるか、結末を巡って意見もまちまちである。 『名不虚伝』の最終回は、30日(土)、91日(日)夜9tvNで放送される。



13話~14話と観てくると、楽しいシーンはあるものの、二人の将来が心に重くのしかかってきます。寝ても覚めても、頭の中は、ホ・イム、ホ・イム、ホ・イム。せめて、メイキングで笑いましょう。なぜか、動画を貼り付けられないので、リンクしておきます。確認してみたら、リンクもできていませんが、未見の方は、下記のアドレスでお探しくださいね。


https://www.youtube.com/watch?v=01yCxBXU0wA



# by omasa-beu | 2017-09-25 15:18 | 名不虚伝(ミョンブルホジョン) | Comments(3)

tvN『名不虚伝』13話

土曜日は、ギル友Hさまとともに坂東玉三郎さんx鼓童の『幽玄』をロームシアター京都のメインホールで観劇。久しぶりに観る生の舞台に高揚したあとは、お定まりというか、これしかないギルトーク。話題は、もっぱらホ・イムでしたが、Hさまが先日観て来られた『殺人者の記憶法』の感想などもお聞きしながら、ビールとマッコリの酔いも感じないほど、楽しいお喋りでした。Hさま、ありがとうございます。


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台本を見るキム・ナムギル


そして、帰宅してすぐに始まった『名不虚伝』13話。とくに、あらすじを必要とするまでもなく、観ているだけで楽しいシーンが満載でしたが、その奥に見え隠れするホ・イムとチェ・ヨンギョンの切ない思いに観る方も楽しさ半分。でも、私は、どこまでも、ハッピーエンディングを期待しています。


恵民署漢方医院の庭で毎朝の日課である鍼研ぎ(とぎ)をするホ・イム。思い出されるのは、師匠に弟子入りした子ども時代。


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「おまえはなぜ医員になりたいのだ。誰を治したい?」

「うちのオモニ、オモニのような人たちです」

「鍼をひとつ教えてやるか」


朝一番に山の水を汲んでくること。姿勢を正して鍼を研ぐこと。鍼を研ぐのと同時に心も磨くこと。冬の冷たい日にはかじかんだ指先で励んだこと。医員は人の命と向き合う仕事だ。鍼とひとつになれ。邪な気持ちを持つと鍼はお見通しだ、鍼も医員の心も真っ直ぐでなくてはいかん。思い出される師匠の数々の教え。


「やっと家に帰れて嬉しいか。あちこち連れまわされてご苦労だった」と鍼に話しかけるホ・イム。


回想。前の夜のヨンギョン祖父との会話。

「なぜ、戻ってきた?」

「私がいるべき場所ですから」

「それが、ここだというのか」と鼻で笑うヨ祖父。「勝手を言いおって」

「私がどこにいようと医員として正しく振るまえとおっしゃっていたではありませぬか」

「医員として正しくとはどういうことだ」

「宮殿でもぼろ家でも、腹を満たしている人でもそうでない人でも、人を救うことや癒すことに喜びを感じる医者。自分で解けとおっしゃった宿題をここで解きたく思います。お許しください、先生」

大きく首を振るヨ祖父。


「おまえは、なぜ、私の元に来たのか。何が望みだ?」と鍼筒に話かけます。


「患者の意識はまだなんですね。いまから行きます」と携帯で連絡するヨンギョン。

両手にじょうろを持って庭に水まきをするホ・イムを見つめながらユ・ジェハの言葉が思い出されるのです。

~彼はいつか帰る人だ。いや、帰らねばならない人だ~

そして、ネット検索し、ホ・イムの将来を知ってしまったヨンギョンです。


ヨンギョンの姿を見るや、両手のじょうろを投げ捨て、彼女の傍に駆け寄って手をとるホ・イム。恋人というよりは、母親の顔を見て駆け寄ってくる子どものようです()


「出勤するんだろ。朝食もとって、もっとゆっくりしないと」

「患者が待っているから行かないと」

「患者が待っているのか。それなら、行かないと。そうかも知れないと思って準備したものがあるから、ちょっと待ってくだされ」と靴を派手に脱ぎ捨て、家の中へ。


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空っぽの炊飯器を見て「昨夜炊いたのに、誰が食べたんだ」とヨ祖父。


「これを持って行って食べてくだされ」

「これは何?」

「おにぎり。この前、好きみたいに見えたからだ。朝ごはんは食べないようだが、長時間空腹でいるのは、身体によくない。毎朝は無理だが、時々作ってあげるつもりだ」

「毎朝?」

「毎朝は約束できないから、週一」

「週一?」

「3日に一度」

「3日に一度?」

「わかった。ヨンギョンさんのためだ。毎朝作る。毎朝」とヨンギョンの手に自分の手を重ねるホ・イム。いつまで一緒にいられるのかと気が気でないヨンギョンの思いとそれに応えるホ・イム。甘くも苦い両者の思いが伝わってきます。


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玄関先。

「もう、中に入ったら」

「なんか忘れていないか? 朝早くからあなたのために作ったのに」

「何か忘れてる?」

突然、キスをするホ・イム。


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どきっ!

「モーニングキスと言うそうだな」

「モーニングキスはこんなんじゃないわ」

「では、どうするのだ」

「早く帰ってきてね、一日中わたしを思い出してねという感じで」

再度キスしようとするホ・イムの後ろに聞こえるビョンギとジェスクの声。いつも言い合いをしているのに、仲良く出勤ですね。


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「ヨンギョン、今から出勤?」

うろたえるホ・イムとヨンギョン。

「患者が待っている」と急いで送り出すホ・イム。怪しいという眼で見ているジェスク。

「何でもない」と唇を押さえるホ・イム。


「今日は天気がいいな」と二人の前で尚も唇をつむぐホ・イム()

冷たく出て行ったくせに、何なの今頃帰ってきてと追求してくる二人に、自分がいない間にこんなに汚くなってると掃除を始め

「歓迎してくだされ。愛しているから」と指をさすホ・イム。


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指さしの先。医院内のマッサージチェアに座っているジェスク。

「ヨンギョンさんもまだ使ってないのに。給料で買ったんだから」と情けなさそうなホ・イム。

「チョルス、イッキ!」と気持ちよさげにすでに寝言を言っているジェスク。

「ジェスクさんの肝臓も二人の仲もよくなっていないではないか、このバカ」とホ・イム。

「おまえが知らないだけで、ぐんと親しくなってるんだ」と反撃するビョンギ。


この二人と過ごすホ・イムは心からリラックスしている様子です。


「ここはひとつも変わっていない。だから、いいのだ」と漢方医院内を見回し、満足げなホ・イム。


シネ病院。先日手術した男性のベッドの前。ヨンギョンが手術後の経過をファン教授に報告しています。

「手術も問題なく終わり、バイタルも正常ですが、意識がまだ戻りません」

「もう23日、見守りなさい」と患者の部屋を立ち去る教授たち。医局に戻るや

「手術が上手く行って気分がいいかも知れないが、回復するのは難しいと言っただろう。きみのために、おれがどんなに迷惑を」と言いかけて行ってしまう教授。

代わりに、ずっとライバル意識を持っていたカン医師から「よくやったよ」と言われ、「患者が眼を覚ましてこそ、うまく行ったと言えるわ」と答えながらも、どこか嬉しいヨンギョンです。


シネ病院の前。ホ・イムが漢方医院に戻ったという報告を部下から受けているマ院長の前方でシネ病院シン院長と青瓦台要人がにこやかに握手する姿。マ院長を一瞥し、苦々しい表情で去る要人。シン院長がシネ財団理事長に指名されたことを本人から聞かされ、ミン会長宅ではどんなヘマをと上から目線で言われる始末です。


恵民署漢方医院にやってくるハルモニの一団。

「よくおいでなさいました。恵民署の漢方医ホ・ボンタクです。みなさんが後悔しないよう、最善を尽くします」と重々しく登場し、朝鮮の恵民署時代を思い起こさせるかのような挨拶するホ・イムですが、

「何を言っておる。物でも売っているのか」とヨ祖父やハルモニたちから茶化されています。


「ボンタク~」と現れたコップンハルメに向かって「オモニ~」と突進し、ハルモニの前で転んでしまうホ・イム。まるで、ワンちゃんのようです()。「もう、よくなったよ」とボンタクの頭をなでながら、最後にほっぺをたたいているのはキム・ヨンオクさんのアドリブでしょうか。「アッポ(痛っ!)」と思わずつぶやいたナムギルさんも()


手術をした患者の前でひとり語りかけているヨンギョン。

(朝鮮で)怪我をした子どものこと。自分には何もできなかったけど、命が救われたのは奇跡ではなく、残される妹のために助かりたいという患者の思いだったと教わった。医術が進歩した今でも自分にできることは何もない。だから、信じている。あの人(ホ・イム)同様、患者さんの意志と家族への思いが大事なんだと。


再び、恵民署漢方医院の庭。

肩も腰も膝も足も痛いという一人のハルモニの繰り言を辛抱強く聴いているホ・イムやビョンギたち。気が強く、口の悪いジェスクもハルモニたちの前では慈悲深い微笑みを絶やしません。

「どこに鍼を打てばいいんだ」とビョンギに相談するホ・イムに「全部に打てば」とこちらも心得えた返事。「静かにしなさい。わしがやるから」とヨ祖父。「あちこちの痛みをなだめながら生きるしかないんだよ」とハルモニに語りかけながら鍼を打とうとする手が震えます。ヨ祖父の手を押さえるホ・イム、漢方医として出発する機会をくれと頼み、ハルモニの膝に鍼を打ち、ヨ祖父をかばっているのですが。


ハルモニたちを見送ったホ・イムにヨ祖父が語りかけます。

「ここはハルモニたちにとって鍼を打ってもらうだけの場所ではないんだ。誰かを思い、悲しみを共有している」

「先生、先生こそ、治療を受けるべきではないんですか。心臓がよくないようですが」

「何をたわ言を。わしのような老人はあちこちにガタがきても当然だ」

「私が脈を診てみます」

「おい、脈診はおまえよりも何千回もたくさんやってきておる。自分の身体のことは自分でわかっているから、気にしないで、自分のことだけやっていなさい。キョンイに言うんじゃないぞ。一言でも言ったら追い出してやる」

恵民署韓医院の看板を見上げながら途方に暮れるホ・イムの前に止まる一台の車。窓から顔をのぞかせるマ院長。


「ミン会長のところでは一体どうしたのだ?」

「ああしなければ、私を手放してくださらなかったでしょう」

「おれの恩を忘れたのか」

「そんなことは。私が進むべき道を教えていただきました。生涯忘れるものではありませぬ」

「それで、この古ぼけた漢方医院がきみの進むべき道なのか?」

「私の医術を売って金を儲けましたが、それで幸せにはなりませんでした」

「免許のことはどうする? おれが通報したら、きみは無事ではすまないはずだ」

「そのようにしてくださった院長も無事ではすまないと思いますが。では、失礼いたします」と背を向けるホ・イムへ捨て台詞。

「それはそうと、おれが教えていないことが一つある。金と権力だ。手に入れるのは難しいが、それらに踏みにじられるのはたやすいということ」


ユ・ジェハの治療室。ホ・イムの著書を手に取り、彼のことを考えています。

「ホ・ボンタク先生は辞職届を提出し、恵民署漢方医院に入られました」と報告する部下の声。


シネ病院廊下を歩くヨンギョンとミンジェ。

「おい、チェ・ヨンギョン」と呼び止めるイ教授。「あの患者、まだ意識が戻らないそうだな」と嫌味を言っている最中、患者の意識が戻ったという知らせがミンジェの携帯に入ります。


患者の意識が戻ったことを確認し、「よく、がんばってくださいました。ありがとうございます」と礼を言うヨンギョン。私はここでも泣かされました。アジュンさん、演技がお上手です。「ありがとう」と抱きついてきた患者の妻を抱き返すヨンギョン。以前とは確実に変化しているヨンギョンを見つめるチョン看護師。


「私が救ったのではなく、ご家族を思われる患者さんの力です。まだ、手術が必要となるかも知れませんが、気持ちをしっかりとお持ちください」


廊下でいつもの喜びの雄たけびダンスをするが背中の痛みで続けられないヨンギョン。

「話さなくちゃ」と携帯をとるが、「あ、携帯は持ってないんだ」

「どうしたの? ナムチンに連絡できないの?」とチョン看護師。「このところ、びっくりさせてくれるわね。愛の力かな。ついてきて」

そのあとのヨンギョンのリアクションがホ・イムに似ています()


ヨンギョンの眼の前に病欠届の用紙を置くチョン看護師。

「具合が悪いのに長時間の手術をしたんだから痛むのも当然よ」

大丈夫。患者を診ている必要があるからと固辞しているところへ

「患者の主治医が変わった。カン先生という有能な医師だ」とカン医師。「おまえだけが医者かよ。おれだって有能な医者だ。そうですよね」

「そうよ」とチョン看護師。


病院の玄関。

「ユ・ジェハ。ここで何をしてるの?」

「毎回訊くんだな、知っているくせに。帰るところ?」

「うん、23日、休暇をもらった」

「病気くらいで休む人じゃないから、彼に会うつもりなんだな? どうするつもりなんだ。後悔はないのか」

「後悔するかもね。けれど、あの人は、今、わたしの傍にいるじゃない。心のままに進もうかと」

ヨンギョンの決意を黙って聞くしかないジェハです。



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恵民署漢方医院に帰ってきたヨンギョン。

「どうして静かなの。みんな帰ったのかな」と家の中に入るが、ホ・イムの姿はなく、「どこに行ったのかな。ホ・ボンタクさ~ん」


祖父の部屋。

「おお、早かったな」という祖父の言葉には答えず、「あの人はどこに行ったの?」と不安が募るヨンギョン。


庭を探し回るヨンギョンの前でボンマンに話しかけているホ・イム。

「ご飯を作ってやったよ。この前は分けてもらって美味しく食べさせてもらったから、気にしないで食べな」

ボンマンの顔をくしゃくしゃにしているのは、この前のファンミでもペットへの愛情表現について話していたナムギルさんそのものですね。


「おお、ヨンギョンさん」と、またも、慌てて駆けてきて転びかけるホ・イムを抱き留めるヨンギョン。二人で地面に倒れ、ヨンギョンは背中を打ってしまうのです。

「ヨンギョンさん、大丈夫か」

「よりによって仰向けに倒れるとは、怪我をしたところではないか。どうしたのだ?」

「あなたったら、もう。何をそんなに慌てているの。地面かどこかに頭でもぶつけたらどうするの。気をつけて。気をつける上にも気をつけないと。道に出ても、車に乗っても気をつけて。ここはどこも危険がいっぱいなんだから。道を歩く時はゆっくりと。わかった?」

黙ってヨンギョンを抱きしめるホ・イム。時に子どものようであり、時に頼りになる存在です。

「忘れたのか。二度とあなたをひとりにしないと約束したではないか。これからは、注意に注意を重ねるから。信じられない事態になっても、また、戻ってくるから、二度とそのような心配はするでない」

「心配なんか」



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夕飯の食卓。好物の肉を食べようとしてヨ祖父に意地悪されるホ・イム。「一緒に食べてほしい」とヨンギョンにすがるような眼と口がほんとにかわいいです。久しぶりに一緒に食べられるのが嬉しいのか、祖父もいそいそとご飯をよそってくれて、有難いおじいちゃんです。その後はイケイケのヨンギョンにメロメロのホ・イム。説明は不要です。


居間。

「そんな時間でもないのに、もう寝たのか?」とホ・イム。「ヨンギョンさん」と寝室のドアをたたくと、待っていたかのように色っぽく出てくるヨンギョン。「な~に?」

「眠れなくて」

「ちょうどよかった。おじいちゃんは寝ちゃった?」

「贈りものよ」

「何か」

「携帯」

「ちょうど、あなたに連絡ができなくて心配だった。番号は?」

~私のガムタッチ~と自分の番号を登録するヨンギョン。


嬉しくて携帯をさわっているホ・イムに

「ちょっと、すべて捨ててきたこと、後悔はしてない? お金、好きでしょう」

「(とんでもないという表情で)好きではない」

「そしたら、わたしが朝鮮で見たものは何なの?」

「私の怒りと空虚な思いだ。そういう風に生きるしかない歳月だった。医員としてあの時代を生きる時間を耐えながら、何でもいいから必要としたのだ。しかし、いくら貯めこんでも、空虚な思いを満たすことはできなかった。今は何も持っていないが、いつの時からか、お腹は満たされている。ささいなことにも幸せを感じる。これは、すべて、あなたのおかげだ」


かつての自分の満たされなかった半生を語るナムギルさんに胸キュンします。ホ・イムの話を真っ直ぐに受け止めながら、からかってみるヨンギョン。


「わたしを酒幕に置き去りにしてお宝を取りにいったのはいつだっけ?」

「誤解だ。誤解だと話したであろう」

「そしたら、あそこで会ったのは何故?」

「あなたの安全のためにお金が必要だったからだ。誤解だ」

「わかった。誤解にしておきましょう」

「残念だ。あなたは間違っている。誤解だ」

「わかった。わかったから、私のガムタッチ」

「ほんとに、有難い」と携帯をさわるホ・イム。


「ボンタク、ボンタク~」と叫ぶ祖父の大声で飛び起きるヨンギョン。「なんで、こんなにうるさいのよ」


この後のガムタッチシーンも説明不要ですね。ビョング、ジェスクと交えて、4人でふざけ合っているところに助けてくださいと入ってくる黒人の外国人男性が二人。


シネ財団理事長就任式典のシン院長を思い出して怒り狂うマ院長。車の用意を命じます。


恵民署漢方医院の庭。患者の診察のため、いつも持ち歩いているカバンを取り出すヨンギョンを安堵の思いで見るホ・イム。喘息の兆候のある患者に応急処置をし、救急車を呼ぼうとしますが、それを拒絶する元気な方の外国人。

「病院はダメ。警察につかまる。家へ帰される」

黒人を見慣れていないからか、ずっとビョンギの背中にくっついていたホ・イムでしたが、病院へ行きたがらないのは二人が不法滞在者だからと知らされます。

「ヨンギョンさん、患者に資格は必要ではなかったのでは?」

「だから、説明するのがややこしいんだけど」

「では、私がやってみましょう。外見は違うようだが、内面は同じではないか」と答える400年前の男性らしい反応。

脈診から始め、「痛くないはずだ」と鍼を打ち始めるホ・イム。掌や腕、膝などから開始し、最後に長い鍼を持ち、「肺に打ちますから動かないでください。絶対に」と患者に話し、より真剣な表情で打つホ・イム。それを見ながら、「あれは非常に難しいツボだ。あやつならできるが、誰もができることではない」とヨンギョンに説明する祖父。大きく息をする患者。

「もう、大丈夫。よく耐えましたな。灸をしてから薬をあげます。もう少しの辛抱だ」

「はい、辛抱します」と患者。


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「先生、すっかりよくなりました。ありがとうございます」

「チングを助けてくれてありがとうございます」


胸ポケットから写真を取り出し、ホ・イムに見せる患者。

「うちの家族ですが、仕送りができるようにしてくれてありがとうございます」


「先生、行かなくてはいけないところがあります」とヨ祖父に告げるホ・イム。



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「まだ具合もよくないのだから家にいればいいのに、なんで、そうも人の言うことを聞かなのだ」と一緒に来るというヨンギョンと話ながら家から出てくるホ・イム。

「わたしが予測不可能な女人だってこと、忘れたの?」

「あなたは、私のガムタッチでもないのに」

二人の眼の前に車が止まります。

「ジェハ」

「二人でどこかへ行くみたいだな」

ヨンギョンと繋いだ手を胸のあたりにあげ、アピールするホ・イム。苦笑するジェハ。

「どうしたの?」

「いや、別に。ぼくも思うままにやってみようかと」

「それでここに来たのか?」

「そちらは朝鮮に帰ったらどうだ」

「帰らないと言っておる」

「どこへ行くところ?」

「無料奉仕よ」

「そうか。ぼくも午後の診療はないから、一緒に行ってもいいか?」

「だめだ」

「デートでもないのに。無料奉仕なら、医者が多い方がよくはないか?」

「デート?」

「ヌナ、心配するな。そんな野暮じゃないから。ちょっと確認したいことがあるんだ」

「そしたら、行こう」

「ヌナ、ぼくの車で行こう。(ホ・イムへ)ヌナはまだ患者なのがわからないのか。運転は疲れるんだ」

「大丈夫よ」

「行こう」とヨンギョンの手を引っ張って行くジェハ。慌てて、ジェハの車の後部座席のドアを開けてヨンギョンに乗れと急かすホ・イム。後部に乗り込むヨンギョン。それ見たかという表情をジェハにするホ・イム。呆れて、微笑むしかないジェハ。ほんとに、子どもっぽいんですよね。



ホームレスがたむろする地下道。衝撃を受けて立ち尽くすジェハ。

「今からでも帰る?」とヨンギョン。

「どうして、ぼくが、なんで?」


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親分を探し、前回会ったとき、腹痛で苦しんでいた人が誰かを訊くホ・イム。

「ああ、行ってしまった」

「ええ、それでは」と顔が曇るホ・イム。

「行ってしまったんだ、あっちに()」と少し離れたところを指す親分。

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「漢方医ですが、脈を診てもいいですか?」と腹痛患者の腕を取るホ・イム。

「ひどく痛むようですね。鍼を打ってみます」

ヨンギョンに手伝ってもらい、鍼を打つのですが、この二人の姿に、私は彼らの未来を見たいと思います。しかし、その舞台は400年前の過去ですから、なんとややこしい!


ホ・イムの鍼治療を感嘆の眼で見つめるジェハ。おそらく、彼の著書に書かれていることを本人が実践しているのですから、贅沢な教材であり、お手本と言えます。


「何日も死にそうだったのに、すっかりよくなったよ」

「よかった。(薬を手渡しながら)毎日飲んでください。簡単ですから面倒ではないでしょう。この前は申し訳なかったです」

何のことか、わからない患者。少し離れた場所から「まるで別人だな」と笑うホームレスの親分。

「ここにおられる方はどうしてご家族と一緒ではないのですか?」

「行けないし、会えないのさ」沈み込むホームレスたち。


柱の向こうからこちらの写真を撮っている男にジェハが気がつきますが逃げられてしまいます。


ミン会長の邸宅。

「もう一度だけ、機会をください。お願いいたします」とマ院長。

「そこまで言うなら。この前のホ・ボンタクという男に鍼を打ってもらいたい患者がうちにいるのだが」


具合の悪そうな男にこわごわ近づくジェハを親分が止めに入ります。

「誰もが鍼を打ってもいいってもんじゃないんだ」

面白がりながら、親分の元へ行くホ・イムとヨンギョン。

「ユ・ジェハという漢方医です。信頼しておまかせください」と説得するホ・イム。

「さっさと言えばいいのに」と親分。親分とジェハ。朝鮮では、叔父甥の仲でしたね。


ジェハが患者を見ている最中、警察の摘発が入り、ヨンギョンの手を取ってひたすら逃げるホ・イム。ついてくるジェハ。地下道を出たところで、ジェハを残し、去って行く両人。


ラブラブデートの二人。

「何をつけているんだ?」

「サングラスよ」とホ・イムにもかけてやるヨンギョン。

「チェ先生、どこですか。あ、ここだ」とばかばかしい、いえ、どこまでも子どもっぽいホ・イムです。

口紅まで塗ってもらい、好奇心旺盛です。ちなみに、ナムギルさんはメークも含めて女装をすれば絶世の美女に変身できると思います。映画でもドラマでもいいので、いつか、そんなキャラクターを演じてくれるのを期待しています。


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ホ・イムが女性的、ヨンギョンが男性的な座り方(笑)

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「海だ」とはしゃぐホ・イム・

「海ははじめて?」

「いや、チェジュに行ったことがあるが、10年振りだ。連れて来てくれて有難い」



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「海に来たら、こうするのよ」とホ・イムの手を取って走り出すヨンギョン。

ハートマークとその両側に名前の書いてある砂浜を見て、オ・ハラからハートには2つの意味があると聞いたと語るホ・イム。

「わたしもひとつほしい」とねだるヨンギョンに「すぐに作る」と張り切るホ・イムです。

「もっと大きく」「あっちあっち」「そっちも」と甘え放題のヨンギョン。



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大きなハートの左側に(イム)、右側に(キョン)。

「(ハートの真ん中に刺さっている矢をさして)あれはキューピッドなの?」

「キューピッド?それは何だ。鍼なんだが」

「ああ、鍼だったのね」

「あなたへの私の思いだ。私のハートにあなたの鍼が打たれた瞬間、私はあなたを忘れないということだ」

キスするヨンギョン。

「男性と浜辺でしたいことがあるんだけど」

「それは何だ?」

「わたしを捕まえて」と走って行くヨンギョン。

「なぜ、私があなたを捕まえねばならんのだ」

「来ないの?」

「行くのだ」とヨンギョンを追い越してしまうホ・イム。

ゲームを楽しんだり、海の幸を堪能しながら、子どもたちを見て、朝鮮で家族ごっこをした兄妹を思い出しているホ・イム。


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夜。恵民署漢方医院。朝鮮の現状を思い浮かべて眠れないホ・イム。熟睡しているヨンギョンをのぞいて、ベッドの下に彼女と並んで眠ろうとするのですが、顔が見えないので、イスを並べてその上に横になり、ヨンギョンを見ながら眠るホ・イムです。もう、一緒に寝ればいいのに。韓国のドラマはまだまだお堅いですね。


早朝に目覚め、そばにいるホ・イムにふとんをかけてやるヨンギョン。いつかのホ・ジュンの言葉を蘇ります。

「彼は優れた医員であり、こちらでは必要とされておる。彼が自分で欠点に気づくのは難しいが、チェ・ヨンギョン先生なら、彼の助けになると思う」

眠っているホ・イムの顔に触れようとして触れられないヨンギョンの眼から流れる一粒の涙。


恵民署漢方医院の前。ホームレスの親分とホ・イムに腹痛を治してもらった男が二人、スーツを着込んで現れます。

「おれの言ったとおりにすればいい」と親分。

ハルモニたちを見送りに出てきたヨ祖父とホ・イム。

「あの、ぼくです」と改まった物言いの親分。

「キム氏か」

「パク氏も。見違えました」とホ・イム。


医院やキムさんたちの服装を褒めあうヨ祖父とキム氏。

「ところで、ここまでどんなご用で?」とホ・イム。「他に具合の悪い方でも?」

「おれだ。昨夜、ブタとキムチチゲで焼酎を飲んだのだが、胃の調子が悪く、詰まっている感じがするんだ」

ホ・イムが脈診と触診をするが胃に異常は見られないと話します。

「そんなはずはない」と主張するキム氏。「今も気持ち悪くて死にそう

だ」

困った表情のホ・イムとヨ祖父。

「なんだ。おれが嘘をついているとでも?」

「いや、そうではないですが。では、私が気分がよくなるよう鍼を打ちます」とホ・イム。

「いやいや、鍼は院長にお願いしたい。ホ・ボンタク先生を信じてないわけではないけど、院長に慣れているから」

「そうか。では、そうしよう。なんだ、緊張してるのか。今まで、何度もやってるのに」

「しばらく休んでから、外に来なさい」と出て行くヨ祖父とホ・イム。

パク氏と目くばせするキム氏。ポケットから何やらを取り出しています。


漢方医院から帰りかけているキム氏とパク氏。

「(キム氏へ)なんだか苦しそうですが?」とホ・イム。

「いや、大丈夫」と数歩歩いたところでひっくりかえるキム氏。

間を置かずに入ってくる救急隊員といつかの刑事たち。

「院長に鍼を打ってもらってから倒れた」と訴えるパク氏。

「いや、そうではない」と弁護するホ・イム。

逮捕理由を述べながら手錠をヨ祖父にかける刑事。「何をするんだ」と止めに入るホ・イム。


シネ病院ERに運び込まれたキム氏。診察するヨンギョン。看護師に指示を与え、どこのやぶ医者がとキム氏の胸の鍼を見てつぶやいています。


警察の留置場。

「なんでこんなことに。またも」と心臓を押さえるヨ祖父。


「業務上過失致死傷とは何ぞや?」と刑事に訊くホ・イム。

「業務上、間違って人を死なせる罪」

「間違いとは。先生がどんな間違いをしたというのだ」

「鍼を打ち間違えたと言ってるじゃないですか、こちらが」

「御大が鍼を打ったのを私が見ました」とパク氏。

「そしたら、先生はどうなるのだ?」

「5年以内の禁固か2万ドルの罰金」

「5年以内の禁固?」

「あのご老人が刑務所に入る可能性もあるってことです」

困っている様子のパク氏。


キム氏のレントゲン写真を確認するヨンギョン。

「鍼の先が心臓に刺さっているわ」

漢方医院のジェスクから携帯に電話が入ります。

「院長が警察に連行されたの」


警察では、ヨ祖父の弁護を続けるホ・イム。

「どうして、人の話を聞いてくれないのか」

「私は、普段は、人の話をちゃんと聞いてますよ。しかし、お二人の話が相反してるのに、一方だけを信じられますか」と刑事。

「鍼を打ったのは先生ではない。そんな間違いをする方ではないのだ」

「御大の手が震えていた。鍼を打つとき、震えていたのをおれは見た」パク氏。


「院長の鍼が患者の心臓に刺さってたって。患者にもしものことがあれば、院長はどうなるの?」というジェスクの声を聞きながら、運び込まれたキム氏に眼をやるヨンギョンでした。


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写真の出処は、Naver Post、名不虚伝Facebook、youtubecaptureです。


# by omasa-beu | 2017-09-25 03:19 | 名不虚伝(ミョンブルホジョン) | Comments(4)

『名不虚伝』撮影現場へ贈りもの

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オーエンエンターテインメント
多忙な撮影スケジュールのなかで秋風に吹かれながら
コーヒーを一杯中のキム・ナムギル俳優!
ソンジュン俳優がキム・ナムギル俳優のドラマ『名不虚伝』の
撮影現場に送ったコーヒー車の贈りものです


オーエンエンターテインメントさんのインスタグラム(9月22日)からお借りしました。

ナムギルさんの元気そうな顔を見られるだけでほんとうに嬉しいです。

なんか、パジャマみたいなシャツですが、現場では気楽が一番ですね。


ソンジュンさん、ありがとうございます。




こちらは、少し前になりますが、ホン・ジョンチャン監督のインスタグラム(9月9日)からです。


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キム・アジュンさんのファンクラブの方たちがコーヒー車を
送ってくださいました。有難く、いただきました。
夕食後、髪を切ったホ・イムとワンカット。まげと
ひげをなくして以降、最初は、ぼくもちょっとソワソワ。最近
ホ・イムはコーヒーの味にすっかりはまっています。




キム・アジュンさんの所属事務所、KINGエンターテインメントのインスタグラム(922日)


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KINGエンターテインメント
忙しい撮影でもコーヒー車の前でパチリ
コーヒー茶の前でウィンクを飛ばすアジュン俳優に
キュン
残り少ない撮影まで ファイティン!!!



次々とコーヒー車の応援ですね。




# by omasa-beu | 2017-09-22 20:12 | 名不虚伝(ミョンブルホジョン) | Comments(5)

[記事]キム・ナムギル、映画『奇妙な家族』出演確定

ナムギルさんの所属事務所、オーエンエンターテインメントさんのフェイスブックにアップされていますから、確定と見ていいと思われます。チョン・ジェヨンさんとの共演というだけでも、出演を快諾したように感じられます。また、父親役のパク・イナンさんとはドラマ『頑張れ!クムスン』での共演以来、二度目の息子役です。


チョン・ジェヨンさんとの共演は『カン・チョルジュン公共の敵1-1』以来ですが、この大先輩のことは、ナムギルさんの最初の写真集「Into the Wild」にも書いてあります。ご存じない方のために、リンクしておきますね。


http://omasabeu.exblog.jp/16540116/



『奇妙な家族』、チョン・ジェヨン・ナムギル・オム・ジウォンなど、キャスティング確定


記事入力2017.09.22午前8:48、最終修正2017.09.22午前8:49


[スターニュース イ・ギョンホ記者]


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チョン・ジェヨン、キム・ナムギル、オム・ジウォン、パク・イナン、チョン・ガラム、イ・スギョン(写真左上から時計回りに)/写真=スターニュース、オーエンエンターテイメント、ジェイワイドカンパニー、コンテンツモンスター、マネジメントスプ、ホドゥ&ユエンターテイメント


http://entertain.naver.com/read?oid=108&aid=0002647723


映画『奇妙な家族』(監督イ・ミンジェ)が俳優チョン・ジェヨン、キム・ナムギル、オム・ジウォン、イ・スギョンなどのキャスティングを確定した。


22日午前、メガボックス(株)プルロスエムによると、『奇妙な家族』のチョン・ジェヨン、キム・ナムギル、オム・ジウォン、イ・スギョン、チョン・ガラム、パク・イナンなどが出演を確定した。


『奇妙な家族』は、ある日突然現れた正体不明の特別なやつのために個性あふれる家族と静かだった田舎の村が突然てんやわんやの大騒ぎとなって展開される奇想天外なコメディだ。


『今は正しいがあの時は間違いだ』を通して第68回ロカルノ国際映画祭主演男優賞を受賞し、OCNドラマ『デュアル』で濃厚な熱演を繰り広げてお茶の間劇場まで捕らえたチョン・ジェヨンがガソリンスタンド家の長男ジュンゴル役を演じる。ジュンゴルは家族をこの上なく愛しているが、乏しい愛情表現のために、いつも家族から文句をいわれる大韓民国を代表する優柔不断長男として、チョン・ジェヨンのウィットあふれる演技でキャラクターの魅力を倍加させる予定である。


また、ガソリンスタンド家の次男ミンゴル役はtvNドラマ『名不虚伝』と映画『殺人者の記憶法』を通して両極端の魅力を発散中のキム・ナムギルが引き受けた。彼は家の中で唯一の大卒者だが、会社からリストラされて行くところなく故郷に帰ってきた身内のトラブルメーカー、ミンゴル役を通して、もう一度、印象深い変身を披露する予定だ。


ここに、SBSドラマ『操作』、映画『マスター 』、『Missing:消えた女』などのジャンルを行き来し、多彩なキャラクターを披露してきたオム・ジウォンがジュンゴルの妻ナムジュ役を通して、チョン・ジェヨンと初の夫婦呼吸を合わせる。ナムジュは臨月の体で家の中のすべてのことを処理する家の最高実力者である長男の嫁として、オム・ジウォン特有の強烈な魅力で映画をリードする予定だ。


このほか、崩壊家族の末娘ヘゴル役には『ヨンスン』をはじめ 『特別市民』、『グッバイシングル』、『チャイナタウン』などの作品で個性ある姿を披露したイ・スギョンが、静かだった田舎の村を騒がせる想像不可能な存在チョンビ役はチョン・ガラムが演じる。最後に、三兄妹の父であり、残りの余生はハワイで過ごすことだけを考えている気難しい老人マンドク役には、毎作品ごとに深く年輪がにじみ出る演技を繰り広げてきたパク・イナンが引き受けた。


初の長編商業映画の演出を引き受けたイ・ミンジェ監督は「このような俳優たちとともに仕事をすることができるということだけでも光栄だ。俳優たちとともに観客の皆さんを満足させる新しくも愉快な映画を作るように努力する」と述べた。


一方、『奇妙な家族』は、2018年に公開される予定だ。


# by omasa-beu | 2017-09-22 12:21 | 映画 奇妙な家族 | Comments(2)

tvN『名不虚伝』13話 予告

[13화 예고] 내가 있어야 할 곳은 처자 옆이오..!
[13話 予告] 私がいるべき場所はあなたの傍!

やっと13話の予告がでました。これだけでも、すごくシアワセな気分です。

youtubeにもアップされました。共有させていただきます。





# by omasa-beu | 2017-09-21 21:09 | 名不虚伝(ミョンブルホジョン) | Comments(5)

[記事]tvN『名不虚伝』キム・ナムギル、一問一答

今日は日差しが強くて汗ばむなか、京都市内にあるお寺へお彼岸の墓参りに出かけてきました。何気に数えてみると、子どもの頃から今まで、なんと少なくとも300回はお墓参りをしてきたようです。それって、とても有難いことに思われます。とりあえず健康で変わらない暮らしをしていると言えるからです。変わらないことがいいことかどうかは別にして、いえ、ちょっと寂しいことのようにも感じますが、それでも、明日のことはわからないのが人生。今を楽しく、ですね。皆さまも、季節の変わり目、ご自愛くださいませ。


そして、今、一番シアワセで楽しく感じられる時間がホ・イム先生に会える週末。キム・ナムギルさんが、『名不虚伝』の撮影で多忙ななか、インタビューに応じています。全体を読んでも彼らしいと思わせられますが、とくに、記憶に残る名場面として挙げている8話エンディングについての件にはとても共感を覚えます。



『名不虚伝』キム・ナムギル「ホデンデン、一番気に入ったニックネーム 」[一問一答]


記事入力 2017.09.21午前8:12


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tvN提供


http://m.entertain.naver.com/read?oid=112&aid=0002959248&gid=999339&cid=1071078


[ヘラルドPOP =キム・ウンジ記者]朝鮮往復メディカルドラマ『名不虚伝』に熱い愛を受けているキム・ナムギルがほとばしる疑問に直接答えた。


毎回、自己最高視聴率を更新し、話題を呼んでいるtvN土日ドラマ『名不虚伝』(演出ホン・ジョンチャン、脚本キム・ウ二、製作ボンファクトリー)は、放送終了までわずか4回を残すのみだ。キム・ナムギルが4年ぶりにお茶の間劇場に復帰する作品で、放送前から話題作として浮上した『名不虚伝』は好演を繰り広げるキム・ナムギルとキム・アジュンの演技の相乗効果、斬新な素材と愉快な笑いが調和して視聴者を魅了している。


特にキム・ナムギルはおとぼけとセクシー、愛らしさとカリスマを行き来する代替不可の魅力で俳優キム・ナムギルの価値と存在感を爆発させている。再び人生キャラクターを更新したという評価まであふれている中、キム・ナムギルが疑問について直接答えた。以下はキム・ナムギルとの一問一答。


#『名不虚伝』が最高視聴率を7%を突破するなど、熱い愛を受けている。人気の秘訣は何だと思いますか?


tvNで家族全員が一緒に観られるわかりやすくて楽しいドラマとして『名不虚伝』を披露していて、視聴者の方々が新鮮に感じられたようだ。単に医師という職業を持っている人々についての「彼らだけの話」ではない、誰もが共感できる人生に関する話、「よく生きる」ということについて、われらの些細な日常の悩みや、大げさに聞こえるかもしれないが、人間性回復という談論が込められているので、誰もが共感してくれるようだ。われらの人生そのものが喜怒哀楽が詰まったドラマではないか。『名不虚伝』には、笑って泣いて愛して楽しんでいる世の中の喜怒哀楽がすべて含まれており、老若男女誰もが共感して気楽にご覧になっているようだ。この場を借りて、『名不虚伝』を愛してくださる視聴者の皆さんに感謝の気持ちを伝えたい。


#「ホ・イム」で人生のキャラクターを更新したという評価を受けておられる。所感はどうなのか?


視聴者の皆さんは、これまでぼくに見られなかった新しい姿に出会って気に入ってくださっているようだ。ぼく自身はまだ人生のキャラクターに出会えていないと思う。演技するにあたり、いい加減にしてはいけないという覚悟と気持ちで、いい作品でいい演技をお見せできるよう、常に努力する。


# 「医員として生きて来て最も大変な時がいつだったかわかるか? 救える、救いたい人を失った時だ」など、ホ・イムの痛みや信念を著す名台詞も多くの話題を集めている。最も印象深かった台詞、あるいは、記憶に残る名場面を挙げるならば?


「あの日、そなたを救ったのは私ではなく、そなた自身だった。生きようとするそなたの気持ち」。 3話でハラに伝えたホ・イムの真情が込められたこのセリフがいまだに心に残っている。おそらく、自分自身にも言ってやりたかった言葉だったようだ。


名場面を挙げるなら、8話の最後の場面だ。朝鮮時代を生きたホ・イムがその時代のすべての人々の痛みを代弁するようだった。 400余年が過ぎた今のわれらの現実も別段変わらないのでは...という個人的な感情が加わって、さらに胸が痛かったようだ。


#視聴者たちもホ・イムの魅力にすっかりはまってしまった。もしかしたら記憶に残る印象的な記事やコメントへのリアクションはあるか?  ホイム、ホガイム、ホボンタク、ホデンデン、イムからカップル愛称であるカルチム(刃物で刺したり刺されたり)これらまで数多くのニックネームがあるが、最も気に入っているのは何か?


今は時間的余裕がなくて記事をチェックできないでいる。最も気に入っているニックネームは「ホデンデン」だ。 「ホデンデン」という言葉の意味を最初は知らなかったが、デンデンがモンモン(わんわん)のように可愛てく愛らしさを意味する言葉だから。最初、「ホ・イム」のキャラクターを構想するとき、米プロバスケットボール(NBA)シカゴ・ブルズのマスコットである「ベニーザブル(Benny The Bull)」をモチーフとした。 「ベニー」は、優れたバスケットボールの実力と面白い状況設定で楽しみを与えながら観衆の多くの愛を受けているマスコットだ。


#いまや『名不虚伝』は4話を残すのみだ。さらに興味深々で観られる「蜂蜜ジャム(めちゃ面白い)」観戦ポイントを選んでくれるとしたら?


真の医員の姿を追い求めているホ・イムが果たしてソウルに残ってヨンギョンを一人にしないという約束を守れるかどうか、ヨンギョンとともに朝鮮に戻ることになるのか、でなければ、一人で再び朝鮮に帰って行くことになるのか、ベールに包まれているホ・イムの変化を興味深く見守ってくださればいいと思う。


#終わりに、視聴者の皆さんに最後の言葉


『名不虚伝』はもう4話のみを残している。今まで一緒に笑って泣いて喜んでくださった視聴者の皆さんには何よりも感謝している。有終の美を飾ることができるよう同僚の演技者たちと全制作陣が最善を尽くす。最後まで多くの視聴をお願いしたい。


一方、届きそうで届かなくて、視聴者をやきもきさせロマンステンションを高めたホ・イムとヨンギョンは先週の放送で切なくてときめく「ツボキス」でついに気持ちを確認した。ホ・イムはマ・ソンテ(キム・ミョンゴン)が提供した利便性を返して恵民署医院に戻ってきたが、ユ・ジェハ(ユ・ミンギュ)の「ホ・イムは帰る人、いや、帰らねばならない人」という言葉にチェ・ヨンギョンの気持ちは重くなった。4回のみを残し、ホ・イムとチェ・ヨンギョンの歩みがどのように展開されるのか、関心はさらに高まっている。 『名不虚伝』13話は来る23日午後9tvNで放送される。


# by omasa-beu | 2017-09-21 16:24 | 名不虚伝(ミョンブルホジョン) | Comments(1)

tvN『名不虚伝』12話

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韓服のナムギルさん、よくお似合いです。




朝鮮。刀で切られたはずのホ・イムが突然に消え、土の上には彼の笠のみが残されています。

「どこだ。どこへ行った?」


「見たか?」「見ました」とユ・ジノと手下。


雨のソウル。車道に落ちたホ・イム。

「戻らねば...」と走ってくる車に向かって走り出すのですが、急停車する車。

「おい、ばかたれ、死にたかったら独りで死ね」と怒鳴る運転席の男。その場に気を失って倒れるホ・イム。


朝鮮。

「この女はどうしますか?」

「放っておけ。放っておいたら息たえる」と兵判。「行くぞ。急ぐんだ」


兵判たちが立ち去ったあと、ヨンギョンの元に駆けつけるユ・ジノたち。

「むすめご、むすめご」と声をかけながら、手元の布で傷口を止血。


ソウルの病院。ストレッチャーで運ばれてくるホ・イム。

「どうしましたか?」

「道路で倒れていたのですが、自殺しようとしたようです」と救急隊員。


「患者さん、気がつきましたか?」という医師の声に起き上がろうとするホ・イム。

「落ち着いて」

「ナイフをくだされ」

自分で医療トレイからメスを取ろうとして、医療スタッフに押しとどめられます。

「戻らねば...放してくれ...


朝鮮。

「そこまでだ」とホ・ジュンの手の者がマッケとともに現れます。

「何者だ?」とジノ。

「医員さまがお待ちだ。お連れする」

「私が医員だ。治療は私がする」

刀を抜くジノの手下。応戦するホ・ジュンの手の者。


ERに駆けつけてきたユ・ジェハ。ホ・イムが寝ているベッドの傍へ。

「電話でお話した方ですか? 運ばれてきてからすぐに気がついたのですが、死ぬと言って騒ぐので鎮痛剤を打ちました」と看護師。

「他に誰もいませんでしたか? 女性はいませんでしたか?」

「いえ、一人だったみたいです。そうだ、保護者とおっしゃる方が来られるそうです」

「保護者ですか?」

「ええ、この方の携帯に出たものですから。院長と呼ばれていたみたいですが」

「ハラボジ」

ベッドの周囲のカーテンを閉め切り、ホ・イムを揺り起こすジェハ。

「おい、おい。ヌナはどこだ。なんで、あんた一人なんだ?」

起き上がろうとするホ・イムですが、両手両足を包帯で縛られているのに気がつきます。

「あのひとが危うい」

「どういうことだ。ヌナがどうして?」

「ほどいてくれ。戻らねば」

「それはどこだ? 俺が行く」

「頼む。ほどいてくれ。あのひとが危ういのだ。頼む。私が戻らねば」

「帰ってきたらちゃんと説明しろ。ヌナを必ず連れて帰れ」と包帯を切ってやるジェハ。

「礼を言う。(腰から鍼筒をとり、その中の一番長い鍼へ)頼むぞ。あそこまで連れて行ってくれ」と心臓に鍼を突き立て苦しむホ・イムを驚愕の眼で見るジェハ。

入れ替わるようにマ院長が到着したときにはホ・イムの姿は消えていたのです。


朝鮮に戻ったホ・イムは先程の場所に戻りますが、残っているのは、土の上に溜まっている血の塊だけ。

「ヨンギョンさん...誰か見なかったか...ヨンギョンさん。警察...こんなはずは」とどこを探せばいいか、どうすればよいかわからないホ・イムですが。


立派な寝具に横たわっているヨンギョン。眼を覚まし、あたりを見回します。

「あなたは誰? ここはどこ?」

「あたし、おねえさんと会ったことがあるよ」

以前、道でぶつかったことがあるのを思い出すヨンギョン。

「あなただったのね。お名前は?」

「ヨニだよ。ヨニ」

「かわいいね」


ヨンギョンを探し回るホ・イムの前にホ・ジュンの手の者。

「誰だ?」

「一緒にいくところがある」


「身体は大丈夫か?」とホ・ジュン。

「幸いにも止血をしたから血はそんなに失ってはいない。当帰だ」と煎じ薬を手渡します。

「おじさんだったのね。20年前のあの時、あの人と同じように、おじさんも来たんでしょう、わたしの元へ」

「思い出したのか。20年前のあの時、まだ若くして医員になったことで思いあがっていた。救えるはずの少女を救えなかった。私のような者が医員である資格はないと手首を切ったのだ。その瞬間、見知らぬ場所に落ちた。その場所がどこかを知る前に~アッパ、アッパ~と呼びかける少女の切ない泣き声が聞こえてきた。ひと目でわかった。この子の長い人生に傷跡を残すであろうと」


~大丈夫、大丈夫だ~


「子どもの眼は救いを求めているようだった。私が救えなかった少女の眼によく似ていた。そなたは幼かったにもかかわらず、父親の死に責任を感じていた。そんなそなたをどうしても救いたかった。しかし、私が治療したのは半分だけだ。眼を覚ましたとき、そなたはなにも覚えていなかった。

~これは朝鮮語でサダンウォンというんだが、おじさんが、キョンイが泣かないようにあげるのだ~

「自ら記憶を消してしまったそなたを見ると、かえってよかったと思えた。いつか、その記憶に堪えられる年齢になり、その傷を癒すのを助けてくれる人に出会えたなら、再び、記憶が戻ると考えた。私が終えられなかった治療をその者が終えてくれるはずだ。あのとき、そなたを助けて、医員になる道を再び見つけられた。そなたは、その人に出会えたのか?」

「ええ、出会いました、その人に」


ホ・ジュンの屋敷に到着したホ・イム。

「どこにいるのだ。どの部屋だ?」

部屋に入るや、ホ・ジュンには一瞥もくれず、ヨンギョンの前に座るホ・イム。

「大丈夫か? 大丈夫なのか。 すまない。ほんとに、すまない。けれど、こうして生きていてくれてほんとに有難い。大丈夫か」

黙って部屋を出て行くホ・ジュン。

「あなたも苦しかったでしょう」

「二度と、置いて行くことはない、二度と。絶対に。ほんとにすまない。生きていてくれて、ほんとに有難い」涙しながらヨンギョンを抱きしめるホ・イムです。



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屋敷の門の中。

「ホジュンおじさんも旅立たれると聞きました。また、会えますよね」と涙を流しながら深く頭を下げるヨンギョン。

「では、失礼します。マッケをよろしくお願いいたします」とホ・イム。うなづくホ・ジュン。



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二人が立ち去ったのち、外に出てくるマッケ。

「ホ・イム先生が行ってしまわれたら、いつ帰ってこられるんですか? 再び、帰ってこられるんですか?」


回想。

「キョンイの心を癒してくれた礼を言う」

「ヨンギョンさんを治療してくださってありがとうございます。しかし、先生に対する積年の恨みが消えたわけではありません」

「そうだな。われらの間にはまだ問題が残っているな」

「すべて過ぎたことです。ここでの記憶は何も持って行かないつもりです」

「それがそなたの行く道に重荷になるなら、記憶を消すのもいいだろう。できるならば」

「私が自分の意志で戻ってくるとお思いなら、そんな考えはお捨てください」

「今まで同様、すべてはそなたの選択だ。私はただ自分の責務を果たしているだけだ」


「待っているつもりです。待ちます。ヨニのことをなぜおっしゃらなかったのですか? 生きていたと知れば、喜ばれたでしょうに」とマッケ。

「喜んだであろう。しかし、まだ、その時ではないようだ」

「今、ヨニは薬のおかげで持ちこたえていますが、あの子に何かあれば」

「私の薬のせいではない。ヨニもまた待っているのだ。その期待があの子を支えてくれている」


ソウルのシネ病院。ヨンギョンを抱きかかえて入ってくるホ・イム。「他の病院に行けばいいのに、どうしてここなの」とヨンギョン。

「救急患者だ。助けてくれ」と騒ぎ立てるホ・イムの口を手でふさぐヨンギョン。

「刀で切られた。診てくだされ。早く、早く」


治療室。

「どなたですか?」と医師。

「ああ、この女人の保護者である」とホ・イム。

「もしかして、チェ先生のナムチン(カレシ)?」

「いや、まだ~」と嬉し気。

「あれ、これは何ですか?」とヨンギョンの背中を見て驚く医師。

「誰かがふうと古い松の木の樹脂粉末を置いたようだ。止血や感染、傷の治療に効果がある。大したものだ(と憎憎し気に)。やさしく縫っていただけぬか。痛まぬように」

「麻酔をしましたよ」

「しかし、痛むかも知れぬ」

「ちょっと」とヨンギョン。「外に出ててほしいんだけど」

「そういうこと!」と医師。「出てくれませんか」

「保護者がどうして外に出るのだ。静かにしているから、痛くないようにやさしく」



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治療室の窓からヨンギョンの治療をのぞいている胸部外科の面々。

「あの服装はなんだ。時代劇の撮影でもしていたのか」

「あの傷はなんだ」

「警察に通報しなくていいのか」

結局、気にしない方がいいと立ち去ります。


「あ~~」と痛そうな声をあげるヨンギョン。とっさに医師をにらみつけるホ・イム()。ナムギルさん、お笑いの腕をあげてますね。


ヨンギョンの病室。脈をとりながら初めて彼女の脈を診た日のことが思い出されて。

「まさに、この脈だった。この脈があなたに導いてくれたようだ。あなたの脈を診た瞬間にわかったのだ。私と同じ脈を持つ女人だと。私に母の影があるように、あなたのお父上の死による傷があるに違いないと」

「それで始まったのね。同じ傷を持っているから」

「同じ傷を持って成長し、あなたはあなたのような医者になり、私は私のような医者になった」

「いいえ、わたしたち、ただの医者よ。人を治療し、救い、同じ道を行く医者」


「同じ道を行く医者」というフレーズに二人の将来を見てしまいます。同じ道ではあっても共に行くとは限らないからです。ああ、切ない!


そこへ入ってくるヨンギョンの祖父。

「先生」

「こやつめ」とホ・イムの腕をたたくヨ祖父。「心配するなと言いおって。心配をかけないようにしろ。このザマはなんだ」

「落ち着いてくだされ」

「うちの大事な孫になんてことをしてくれる」

「申し訳ありませぬ。面目ないです」

「アイグ~」

「では、お二人でお話を」と部屋を出るホ・イム。


「大丈夫か。大丈夫なのか?」

「おじいちゃん、全部知っていたんでしょう」

「えっ?」

「あの人が誰か、どこから来たのか」

一通の手紙を差し出すヨンギョン。

「それは何だ?」

「ホ・ジュンおじさんからです」

「ええっ? ホ・ジュン」

「おじいちゃん、あの日、あんな言い方をして、ほんとにごめんなさい」


病院の廊下。

「どうして話してくださらなかった?」

「話をしても何も変わらんじゃろ」

「考えてみると、おかしなことです。みんなが私のことを変なやつと思っているときに、漢方医の資格がないのに鍼治療をさせてくれました」

「やりたがっていた者にやらせたまで」

「最初にどうしてわかったのですか」

「その鍼筒だ。20年前もその鍼筒を持っている者がもうひとりいた」

20年前? ホ、ホ・ジュン先生も鍼筒を持ってここに?」

「でなければ、ここには来られなかったはずだ」

「先生、これは何ですか。どうやって私の元へ?」

「なんでわしに聞くのだ、おまえが解く宿題を。世の中には、人間の知恵ではわからんことがある。理由のわからないことが生じるものだ。時間をかけて見守っていればわかるようになるさ。ある日とんでもないことが起こっても偶然ではない。みんな、避けられない理由があるものだ。途中まで来たようだな。おのれの宿題もわかったようだし、自分でやれ。おまえ、二度とうちの孫を連れて行くな。行くなら、一人で行け」

一礼をして見送るホ・イムです。鍼筒を見て、何か、感じた様子。



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ホ・ジュンからの手紙を読むヨンギョン祖父。

「チョンスル兄上、お変わりありませんか。ホ・ジュンです。天から大きな贈りものが送られてきたというのか、キョンイを見ていると、ともに兄上にも会っているようで嬉しく存じました。私が去る前に兄上にお話したことを覚えていますか。もう、心配なさることはありませぬ。うちのキョンイは強い子ですから、きっと打ち克ってくれます」


「だから二人が出会ったんだな。それは、有難くも幸いなことだが、うちのキョンイ、その時がきても、ちゃんと持ちこたえることができるか」


またも、二人の将来を示唆するような「その時がきても」という言葉に過剰反応してしまいます。


翌朝。ヨンギョンの病室。抱き合って眠っているヨンギョンとホ・イム。入ってきたチャン看護師が驚きのあまりカルテを落とす音で目覚めるヨンギョン。床に蹴っ飛ばされるホ・イム()

「どこに寝てるのよ」

「昨夜、そばに来てくれと言ったではないか」

「え、わたしがいつ。先生、わたし、そんなことは言いませんから」

(韓国の医療ドラマでは、ベテラン看護師は先生と呼ばれているように思います)

「寒いから抱いてと」となおも言うホ・イムの口をふさぐヨンギョン。

たえられない思いで出て行くチョン看護師()



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食事の時間。

「さあ、食べて」とヨンギョン。催促され、スプーンのご飯の上におかずをのせてやるホ・イムですが、逆にすすめられると、「いいから」と遠慮しながらパクっとたべるというパターンです()



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ホ・イムに甘えまくるヨンギョンがカワイイですが、迷惑を被っているのはチョン看護師です。


ヨンギョンの脚をさすっているホ・イム。

「ちょっと。ガムタッチみたいにくっついてないで、行きなさいよ」

「ガムタッチなんて存ぜぬ」(続いて、ダジャレを言っているように聞こえるのですが、聴き取れません。日本語字幕をお待ちください)

「出勤しなくていいの?」

「辞めろと言ったのはいつのことだ。それに、私のために怪我をしたのだから、すっかり治るまではここにいる。傷を縫うことはできぬが、他のことは全部できる。だから、そんなことは言わないでくだされ」

「そしたら、身体を洗うなり、服も着替えて、睡眠も取って」

「そうしてきたら、また、ガムタッチしてもいいのだな。そしたら、身体を洗って、着替えて、睡眠をとってくるから、ちょっと待っていてくだされ」と喜び勇んで出て行くホ・イムとそれを見ながら幸せそうなヨンギョンです。



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ドラマでも素顔でも、ナムギルさんの笑顔が好き❤️


オフィステルに帰ってきたホ・イム。ヨンギョンの傍にいたハイテンションでシアワセそうな雰囲気とは違い、心身ともに、ひどく疲れている様子です。VIP患者からの贈りものを見ながら、かつて財宝を貯めこんでいた自分の姿、ホ・ジュンやヨンギョン祖父、ヨンギョンの言葉を思い浮かべて、何やら、思うところがある様子。そこに、マ院長から着電。


ユ・ジェハの治療室。祖父のマ院長とホ・ボンタクがVIP患者を往診治療している写真を眺めているところへスーツ姿で訪れるホ・イム。

「ヌナは? どこにいるんですか?」

「今、病院に。ちょっと怪我をしました。昨日のことは礼を言う」

「そちらに礼を言われることではないです」と出て行くジェハ。

彼の机の上の写真に眼をやり、大きなため息をつくホ・イムです。


ヨンギョンの病室。

「ヌナ、大丈夫なのか。怪我はどんな具合だ。ちょっと見せてくれ」

「わたし、大丈夫よ、ジェハ。心配かけたね。ヌナ、ほんとに、大丈夫だから」

「あんなふうに消えてしまって、怪我をして帰ってくるなんて。大丈夫かい?」

「ああ、それ。大したことではないの。尖った木の枝が刺さったのよ。何針か縫ったけど、ほんとに大丈夫だから。ジェハ、ここに座って」とベッドに並んで腰かける二人。

「あの日、あなたが眼にしたことなんだけど~」

「いや、いいんだ、ヌナ。今は何も言うな」

「昨日、あの人を助けてくれたようね。ありがとう」

「急にヌナが遠くに感じられる」

「何の話? あなたは今でも一番親しい弟みたいなもんじゃない」

「弟か。そうなんだな」

「ジェハ」

「どうすればいいのかな。彼も、ヌナも」


廊下で話すホ・イムとマ院長。

「朝鮮へ行ってきたと。なぜだ。まだ、あちらに未練が残っているのか」

「院長もホ・ジュン先生にお会いになったのですか。恵民署医員の先生、院長、そして、ホ・ジュン先生。お三方になにがあったのですか」

「過ぎ去ったことだ。きみには関係ない。われらはビジネスで繋がっている。きみには何でもやってやった。食べること、寝ること、すべてだ。きみの未来までも。それを忘れたのか」

「とんでもない。忘れられるものですか」

「そうこなくちゃ。だから、きみが気に入ってるんだ」


二人の会話を立ち聞きしていたジェハがホ・イムを呼び止めます。

「ちょっと話をしましょう」

「そうしよう」

「(小声でひとりごと)冗談じゃないよ。こんなやつがなんで朝鮮の御医なんだ」

「話とは何ですか」とホ・イム。すれ違うスタッフの女性に手を振る愛想のよさ()

「今の姿が恥ずかしくはないですか」

「ユ先生に対して恥ずかしく思わないといけないのか」

「いつまでここにいるつもりですか。それも他人の名前を使ってまで」

「すでに私を追い出す方法を探しだしたようだが」

「チェ・ヨンギョンさんをどうするつもりですか。どっちみち、あなたは再び去らねばならない人ではないですか」

「それが心配なら、安心してくだされ。そういうことはないので。はは」

廊下の角を直角に曲がって行くホ・イム()


ヨンギョンの病室。見舞いに来ている恵民署漢方医院のジェスクとビョンギ。

「どこのどいつにやられたのか、さっさと言いなさいよ。傷まで残ったら、どうするのよ」とすごい剣幕で息巻くジェスク。そこにやってきたチョン看護師。

「あの、ここは病室です。病院では静かにするってことをご存じないですか。とくに、チェ先生は病室で騒がれるのがお嫌いです」

「ちょっとだけね」とジェスクの前では気弱なヨンギョン。

「知っていますよ、わたしだって看護師ですから。(ビョンギに)でしょう?」

チョン看護師に一目惚れしたかのようなビョンギ。ジェスクが好きだったはずなんですけどね。

「まだ騒ぎ立てるつもりなら、どうかお帰りください」

「そうよ、オンニ。おじいさんが待ってるから、もう帰ったら」

「はい、はい、わかりましたよ、看護師さん。院長が待ってるわ。どこのどいつか、名前をメールで知らせて。じゃあね」

チョン看護師のそばにいたくて、なおもヨンギョンに話しかけるビョンギを引きずっていくジェスク。


ヨンギョンのベッドに腰かけるチョン看護師。

「友達がナムチンになったみたいね」

「えっ?」

「信じて待っていたんでしょう。それで、わかったの?」

「何が?」

「彼のほんとうの姿」

「ええ、わかったわ、すべて」と恥ずかしそうなヨンギョン。


病院の庭を歩いているジェスクとビョンギ。チョン看護師をじっと見ていたねと敏感なジェスク。話題を変えるビョンギ。

「最近、院長が胸が苦しそうにしているのをヨンギョンに言わなくてもいいかな」

「院長に知れたら、どうするつもりよ」

「すごく苦しそうだから...


「いらっしゃいませ」と通りがかったホ・イムが腰を低く折ってお辞儀をします。

「だれ~」とビョンギ。

「(小声で)ホ・ボンタクさんよ」

「ヨンギョン先生に会いに来られたようですのに、もっとゆっくりされたら」

「そうですわね」と殊勝なジェスク。

「そうだ、うちの母は元気にやっていますか?」

「ええ、大分、よくなられましたよ」

「よかった。ボンシクはどうしてるかな。この兄を恋しがっているだろうに。あ、お二人はお忙しいでしょうから、また、今度、お会いしましょう」と来た方向へ帰りかけるホ・イムとビョンギ。

「では、お気をつけて」と両脚をそれぞれ真横にぴょんぴょんと伸ばしながら去るホ・イム。ナムギルさんのレパートリーが増えましたね()



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「いやなやつって言ってなかったかい?」

「わたしの見間違いだったのかな?」


二人が話していたチェ院長の具合が気になるホ・イム。ホームレスの治療のときも手が震えていたのを思い出す。

「ああ、心臓」


ヨンギョンの病室。

「頭では忘れているのに、この手が覚えていたみたい。父の心臓が止まった瞬間を。ここ」とホ・イムの胸に手を当てるヨンギョン。

「この手で多くの人の命を救ってきたのではないか。それはお父上からの贈りもの

のはずだ」

「もしかしたら、宿題かも」

ヨンギョンの手の平の真ん中を押しながら

「心臓が疲れている時にここを押すと、気分がよくなる。知っているかい。鍼のツボは」と次々と手や首などのツボを押しながら、「顔にもツボがあるんだ」とひとつひとつのツボの名称を口にしながら押していくホ・イム。ツボの名称を日本語で書いていると来年になりそうですから、ここは映像に語っていただきましょう。動画のタイトルは、「全宇宙が待っていたキム・ナムギルxキム・アジュンのキス」()




作家さん、鍼を用いてのキスシーンとはさすがですね。久しぶりのナムギルさんのキスシーンにドキドキ。キスのあと、ヨンギョンの首筋へ手を這わせるのが私のツボです()


胸部外科に出勤してきたヨンギョン。心配する同僚たちと冗談を交わしながら、「ホ・ジュン先生の治療を受けたから大丈夫。東医宝鑑、ホ・ジュン。信じられないでしょう。やはり、朝鮮の医療は素晴らしいわ」とご機嫌です。愛するホ・イムもホ・ジュン同様の優れた医学者だったということをまだ知らないのですね。


聴診器を眺めながら朝鮮でのホ・イムの言葉を思い浮かべるヨンギョンです。

「こちらの世界に初めて落ちたとき、救急車や病院を見て、ほんとうに驚いた。この世では、病気になれば誰もが治療を受けられる。ここの人々は生涯、医者の顔を見ることもないのだ」などとその時代の医療の限界を語ったホ・イム。


胸に痛みのある救急患者を診察するヨンギョン。


シネ漢方病院。ホ・イムの同僚二人が治療中。入ってくるホ・イム。

「そこではない。痛みのある方の反対に鍼を打つんだと何度も言ったではないか。私が直接やってみよう」と患者のあごのツボを押しながら、ヨンギョンとのキスを連想するホ・イム先生。キスをしていた本人とは別人のようです()。男性患者の表情も笑えます。


片脚が不自由になった男性が家族とともに退院していくのを見送るヨンギョン。その眼の前を車に乗って出かけて行くホ・イム。

「そんなはずはないわ」とすっかり彼を信頼しているようです。


救急車がサイレンを流しながら入ってきますが、以前のような症状はもはや消えてしまったヨンギョンです。

「もしかして、胸部外科?」

「ええ、交通事故ですか?」

「前もって言っておきますが、大動脈解離のある患者です」

「カルテはありますか?」

「運転中に事故に遭って、ハンドルで胸を強打したんです。CTを見ると、上行大動脈が破裂していました。

「大動脈解離の患者」とカン医師。

「教授は何て?」

「とりあえず、受け入れろって」

「手術は誰がするの?」

「まだ、わからない」


カンファレンス。回復する見込みのない患者のため、手術を押しつけ合う教授たち。


廊下で待つ患者の家族と付き添いの医師。

「この病院で3つ目です。お願いできないですか」

容態や年齢を考慮すると手術の成功は難しいと説明するカン医師。


長年、自分たちのために働き、10年間積み立てをしてやっと母と旅行に出かけたところだったとヨンギョンに懇願する患者の娘。黙って、その場を立ち去るヨンギョン。追ってくるカン医師。


ファン教授とイ教授をつかまえ、手術をしてくれるよう説得を試みるヨンギョン。なんだかんだと承諾しない二人の教授。細かいやり取りは省略します。


「わたしが手術をします。許可してください」と業を煮やしたヨンギョン。

「そんなに自信があるのか」と嫌味を言うイ教授。

「違います。ただ、医者として、全力を尽くしたいだけです」

「まだ傷も治ってないというのに、5時間も6時間もかかる手術をやれるわけがないだろ」とファン教授。


「どうしてダメなんですか。ここには、医者もいれば、薬も設備もあります。ないものはないんです」

この台詞には泣かされました。朝鮮では医者に診てもらう機会すらなく死んで行く民がほとんどという実情をホ・イムから聞かされていたヨンギョンだったからです。

「家族の承諾を得て、手術にかかります」と否応もなく行ってしまうヨンギョン。


手術室。イ教授が激怒して、ちゃんと指導しなかったのかとファン教授を責めていた。自信はあるのかと同僚のカン医師。

「どっちが、手術、教授? 手術なら全力を尽くすし、教授なら、あとで言われるとおりにするだけ」


手術の助手は後輩のキム・ミンジェ。彼にとっては初めて取り組む難しい手術とあって不安な様子。

「わたしも緊張してるけど、がんばろう」と声をかけるヨンギョン。


流通業界を牛耳るというミン会長の屋敷前。

「どこが悪いんですか?」とホ・イム。

「別にどこも。きみの評判を聞いて、ちょっと診てもらいたいそうだ」とマ会長。


応接室に置かれている高価な漢方薬の数々。

「これも腐ってる。食べるよりも捨てる方が多いんだから。もったいない」と朝鮮人参を選別しているお手伝いたちの会話を聞き、朝鮮でヨンギョンと交わした話を思い出すホ・イム。

~そちらには朝鮮人参はたくさんあるのか?~

~朝鮮人参? ええ。どうして?~

~それがあれば、兵士たちが脱水状態になっても助かるんだが~

当然のことですが、朝鮮のことが頭から離れないようです。ああ、結末は?


お手伝いさんの一人が咳き込んでいるのが気になるホ・イム。


約束の時間に遅れて現れたミン会長に「お若いですな」とお世辞を言うマ院長。

「秘訣をお見せしよう」とヒキガエルを食べたヘビが漬け込んである瓶を手に取る会長。

「精力は男の希望ですからな」と笑う二人に白目を向いているホ・イム()

「これはきみの給料の23年分もするんだ。気をつけなさい。あのお茶を出して」と指図する会長。

「これはオットセイの〇〇を乾燥させて沸かしたお茶だ」と説明。会長は私どもよりもよくご存じです。勉強させてもらいますとおもねる院長。

「漢方医からは100歳まで生きると言われておる~」と喋り続ける会長へ

「静かに! (声のトーンを落として)脈を診ていますので邪魔になります」と一喝するホ・イムの役者ぶりが見事です。

「ああ、これはどうしたものか。ちょっとお待ちを」とヒキガエルを食べたヘビが漬けられている瓶を取り上げ、中身を流しに捨てるホ・イム。

突然の出来事にうろたえる会長と院長()


開始から5時間を経過した手術室では、もうろうとしているミンジェを一喝するヨンギョン。


「いくら高価な薬でも、身体に合わねば毒です。ヘビが食べる前にヒキガエルには毒素が多いのです。会長のように血圧の高い方には毒となります。しかし、養気が必要な御婦人方にはよい薬です」とお茶とヘビ酒をお手伝いさんにそれぞれ手渡すホ・イムです。

「おい、いくらすると思ってるんだ」と慌てる会長。

「それに、会長のように養気に溢れた方には無用です。さあ、会長がお捨てになる前にいただいてくださいよ」とお手伝いさんたちをけしかけるホ・イム。

「出て行け~」と倒れそうになる会長を別室へ連れて行く院長。


「私が脈を診てもいいですか?」と咳をしているお手伝いさんに声をかけるホ・イム。

風邪だと思って風邪薬を飲んでいたという話を聞き、「肺に不調があるので、鍼を打ってもいいか」と許可を求めるのです。


会長宅前に往診用のリュックを捨て、吹っ切れた様子のホ・イムです。


一方、手術は終えたヨンギョンは、さすがに痛む背中に手をあてながら、それ以上に、手術の成功が嬉しいらしく、久しぶりの雄たけびダンスに興じます。早速知らせたいのは朝鮮男。電話をしますが、彼が出ないので直接ホ・ボンタクの治療室へと走るヨンギョン。それを見かけるジェハ。

ロックされているボンタクの治療室を窓からのぞいているヨンギョンに声をかけます。

「ヌナ」

「あー、ジェハ」

「ホ・ボンタクさんに会いにきたみたいだね」

「ちょっと話があってね。帰ったみたいね」

「午後はいなかったよ、彼」

「そうなのね」

「ヌナ」

「ン?」

「彼のことをわかろうとしているところと言っていただろ。もう、全部、わかったのか?」

「うん、わかった」

「いや、ヌナはわかってないよ」

「えっ?」

「彼が何者でどんな人物なのか、ヌナはわかってないよ」

「どういうこと?」

「彼は、いつか、帰ってしまう人間だ。いや、帰るべき人間なんだ」


マ院長室。院長からの電話に出ないホ・イム。

「電話にも出ないで、一体どこへ行った?」と、机の上に置かれた「辞職届」を手に取る院長。


自宅のパソコンで何かを知って沈み込むヨンギョン。


ホ・イムのオフィステルへ急いで駆けつけてきたマ会長。財布や携帯、マ院長から与えられたすべてがそのままに。


恵民署漢方医院。

「ごめん。だれかいないか」と大声のホ・イム。

「気でも狂ったか」とヨンギョン祖父が門を開けると~

「先生、私、参りました」とホ・イム。「では、お二人でお話ください」と中に入っていく。その後ろには、いつかのタクシー運転手。

「前も来ましたので、そんなにはかかっていません。カードで支払いをされますね」


「ただいま~」とジェスクとビョングに挨拶するホ・イム。家の中から現れたヨンギョンへ満面の笑顔で手を振りながら「ただいま。戻ってきた」

「おい、おまえ、タクシー代は?」とヨ祖父。



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黒ホ・ボンタクから脱却し、ヨンギョンの元へ帰って来たホ・イムですが、彼がどういう人物かを知ったヨンギョンにとって、もはや、手放しで喜んではいられない二人の仲なのです。



上に書きだしている台詞はそういう意味のことを話しているということでご理解ください。場面によっては、大きく端折っています。間違い、勘違い等は、どうかご寛容にお願いいたします。



別れ別れにならざるを得ないとしても、せめて、しばらくは一緒に暮らさせてあげたい。それが返ってつらく感じられるかどうかは、人それぞれです。若い頃の私なら、この時点で別れを選んだと思います。でも、いまなら、違う選択をするでしょう。いえ、私のことではなく、歴史上、鍼治療の最高峰と言われているホ・イム先生の将来を考えるとヨンギョンに残されている選択肢は限られてきます。さあ、どうする、ご両人?

泣いても笑っても、あと4話。


写真の出処は、『名不虚伝』NaverPost, Youtubecaptures


# by omasa-beu | 2017-09-20 00:36 | 名不虚伝(ミョンブルホジョン) | Comments(7)
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♪ ♪ Kim Nam Gil Forever ♪ ♪  韓国の俳優キム・ナムギルさんが好きです☆ドラマ『名不虚伝(ミョンブルホジョン)』11/17からMNETにて放送開始!!


by omasa-beu
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