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Gil Story 更新 漢陽都城 3話(追記しました)

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©Gilstory


https://storyfunding.daum.net/episode/11218

とりあえず、更新のお知らせです。また、後日、追記いたします。

[追記]
台風一過で今日は岩手地方も晴天のようですが、それだけに被害に遭われて亡くなられた高齢者グループホームの皆さまがお気の毒です。心からご冥福をお祈りいたします。そして、川の氾濫で未だ大変な状況にある南富良野のみなさまにお見舞い申し上げます。毎年毎年、こうやって災害をもたらす天災は科学が発達した今でもどうしようもないものなのか、つい、考えてしまいます。すみません、呑気なことを言っていますね。

さて、漢陽都城の道第3話ですが、自動翻訳ではわかりにくい日本語を中心に見直してみました。

後援金の達成率は12%、後援者数は376名(8/31 15:20現在)。韓国のみなさんにとっては、今さら地図も音声ガイドも必要ないのかも知れませんが、それだけではない、3話のナムギルさんの思いを読んで、後援者が増えるといいですね。そういう私自身はまだ参加していませんが、ナムギルさんの夢の実現にはもちろん協力するつもりでいます。

1千ウォンの夢
そして5万人の奇跡

「どの道に上に立っていても、どの道で会っても、私たちはずっと一緒に歩いていきましょう」

「私も何度か漢陽都城に沿って歩いてみたことがあります。途中切断されたのを見て、ちゃんと保存されてなくて残念だったので、小さな真心ですが、必ずその道を探すのに役立てばいいなと思います」

「正しい道、曲がった道、厳しい道、険しい道、高い道、低い道、深い道、明るい道、暗い道、もう一歩。長い時間、一緒に歩きたいです」

「昨日よりもさらに良い道を記憶させてくれてありがとうございます」

「道はどこでも通じていると、道を通って歴史を正しく知って疎通ができる『私たち』になればいいと思います」

「道があるから歩くことができて、歩くことができることで、私は振り返ることができるようです」

「休み休み歩きながら感じる昔の景色と当時をわかりあえれば、本当に多くの幸せな笑顔が広がるようです」

「このプロジェクトを通して、私を含めて、多くの人が漢陽都城の道を歩いて、話を聞いて、共有する、そして、再び訪れる道になればいいですね。応援します!」

一人一人の大切さ

この2週間の「パーティ」に、みなさんが残したメッセージを読んで、ぼくは夢が現実になり得るという思いに胸が熱くなりました。実は、ぼくも最初は食べて行くにも忙しい世界なのに、文化遺産や漢陽都城の世界遺産登録に誰が関心を持ってくれるかと思いました。しかし、このように、先に気づいてくれる人に会うと本当に嬉しいです。このことに一緒にしてくださる皆さんのおかげで勇気を得て、より力強く進んでいきます。ありがとうございました。

存在だけでも価値があるもの

ぼくも生きるのが本当に難しいと思った時がありました。もどかしい気持ちで漢陽都城に向かいました。そこに上がってソウルの夜景を眺めてみると.. 漢陽都城がぼくに話しかけるようでした。「ただ私の隣でわが席を守っていてくれること」、「一日一日誠実に生きていくこと」、そして、「黙々と自分の道を歩いていくこと」。このようなもののために大切さを示している堅固な漢陽都城がぼくを起こしてくれるかのようでした。

今もし道に迷っているなら、自分の価値を探したいなら、あえて、漢陽都城の道を歩いて御覧なさいと勧めたいです。だからこそ、ぼくは、今回のストーリーファンディングが単に漢陽都城のコンテンツを作成するための製作費を用意することから、さらに、多くの人々が一緒にできる機会になったらいいなと思います。

人を集めたいと思います。

ここに5万人が集まる道を希望します。後援金を集めることから一歩進んで人が集まるファンディングになり、より多くの人が一緒に漢陽都城の道を歩いて、その意味を探す漢陽都城の地図と音声ガイドを作って分かち合う喜びを一緒に享受したらいいなと思います。

一緒に作る文化遺産、漢陽都城のために1千ウォンを後援する5万人を集めることがぼくの夢であり、ギルストーリーの目標です。だから、1千ウォンの後援にもリウォードを提供するようにしました。ストーリーファンディングのシステム上、項目には、1千ウォンの後援は「リウォードなし」と書かれていますが、連載第1話を見ると、最後に、このようなフレーズを確認することができます。

1千ウォンから太っ腹な後援まで、後援してくださったすべての方々の名前を集めて後援者リストを作成し、「ソウル漢陽都城」を正式に記念することができる場所に永久保存する予定です。

5万人の私たちの名前

すべての後援者の方々の名前が書かれたリストは、漢陽都城関係機関と協議して文化遺産を記念する公式的な場所に保存されます。「私たちが作る文化遺産、漢陽都城」の後援者リストが永久保存されて、ぼくたちの未来の世代が見ることになった場合、過去の世代が残 せるもう一つの遺産になるだろうと夢を見ます。1千ウォンで、国の文化遺産を自分の文化遺産にすることができる喜びを5万人、いや、もっと多くの人々と分かち合いたいと思います。

1千ウォンが作る奇跡を作ってみたいと思います。5万人の名前が書かれた後援者リストが作成されたら、これは、まさに奇跡ではないでしょうか。だから、最近、ぼくは周りの人たちに1千ウォンで私たちの文化遺産を作ってみようと言って回っています。みなさんの周りの方々にも1千ウォンなら、この仕事で一緒に過ごせると教えてあげていただければ幸いです。

5万人が一緒に作る漢陽都城の音声ガイドと地図が5千万全国民に、そして、全世界の人々に伝えわるなら、ぼくたちの文化遺産を経験して、その中で、ぼくたちの情緒と韓国の文化を正しく知るようになれば.. ぼくはあまりにも途方もない話をしているのでしょうか。

ぼくたちの土地と一緒に作る道

漢陽都城18.6km中、3kmの道を歩いて、その道を読みました。2時間余りの記憶は、ひそかにぼくの生き方になりました。この堅固な漢陽都城は、ぼくたちが生まれつき持っている時間の重さをかろうじて耐えるのではなく、喜んで生きられるようにしてくれるようでした。そうやって、その無言の力は数え切れないほど多くの話を作り出して、再びあなたとぼくの間の長い長い会話をまた異なる私たちの話にして、ひとつの世代と時代を続けてくれるでしょう。以前にもその後もそうだったようにということです。

ぼくは、忘れられた、あるいは、忘れて生きてきた、しかし、決して変わらない価値を記録したいと思います。今、ぼくは長寿村(장수마을)から駱山公園(낙산공원)を通って興仁之門(흥인지문)に向かって歩いていきます。幼い頃、近所の子どもたちと歌った遊び歌を口ずさみながらなんですよ。

「トントン 東大門を開けろ、ナムナム 南大門を開けろ。12時になったら 門を閉めるぞ」

ナムギルさんが歩きながら歌った歌は、こちらでどうぞ。Youtubeからお借りしました。



동동 동대문을 열어라 남남 남대문을 열어라 12시가 되면은 문을 닫는다
トンドン トンデムヌル ヨロラ ナムナム ナムデムヌル ヨロラ ヨルトゥシガ ドェミョヌン ムヌル タンヌンダ

数年前までは、ナムギルさんのことをナムナムと呼んでいましたから、なんか、彼に歌いかけているようです(笑)
by omasa-beu | 2016-08-30 02:24 | Gil-Story | Comments(8)

Kim Nam Gil Road Show DVD “君によりかかる”

台風10号は回り回って史上初と言えるコースをたどり、明日、東北地方へ上陸という予報が出ています。どうか、再度、コースを変えて、東の海の彼方へ消えて行ってほしいです。東北にこれ以上の被害が出ないよう、切に祈っています。みなさまも、どうか、お気をつけください。京都市内は午後から大雨警報が出ていましたが、仕方なく、近くのスーパーまで行ってきました。車を運転できない私はいつも歩きですが、こういう時は、やはり、不便ですね。

さて、久しぶりの一曲は、「君によりかかる(너에게 기대)」です。ドラマチックなメロディーを歌い上げるナムギルさんに聴き惚れています。見てよし、聴いてよし。まさに宇宙最強の俳優です。

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出処は画像内に記載。

君によりかかる(너에게 기대)

우리 왜 이렇게 힘들기만 했는지
ウリ ウエ イロケ ヒムドゥルギマン ヘンヌンジ
どうして僕たちはこんなにつらいことばかりだったんだろう

왜 그렇게 널 놓지 못했는지
ウエ グロケ ノル ノッチ モッテンヌンジ
どうして君を手放せなかったんだろう

참 바보 같아 참 바보 같아
チャム パボ ガッタ チャム パボ ガッタ
ほんとバカみたいだ ほんとバカみたいだ

너를 아직도 비워내지 못해
ノル アジット ピウォネジ モッテ
いまだに君を消し去ることができない

기억이란 게 내겐 그렇더라
キオギラン ゲ ネゲン クロットラ
記憶とは僕にはそうみたいだ

힘들어하던 너의 모습보다
ヒムドゥロハドン ノエ ムスブボダ
辛そうだった君の姿より

깊은 두 눈 옅은 네 웃음도
キプン トゥ ヌン ヨットゥン ニ ウスムド
深い瞳 かすかな君の微笑も

내겐 더 선명한 걸
ネゲン ド ソンミョンハン ゴル
僕にはより鮮明で

가끔은 길고 긴 내 하루에
カックムン キルゴ ギン ネ ハルエ
たまには長すぎる僕の一日に

네가 있어줬으면 곁에 있어준다면
ニガ イッソジョッスミョン ギョテ イッソジュンダミョン
君がいてくれたら そばにいてくれるなら

우리 언젠가 다시 만날 수 있을까
ウリ オンジェンガ ダシ マンナルス イッスルッカ
僕たちいつかまた会えるだろうか

내가 너무 많이 바라는 걸까
ネガ ノム マニ バラヌン ゴルッカ
僕があまりにも望みすぎているのか

너만 있다면 너 어디 있든지
ノマン イッタミョン ノ オディ イットゥンジ
君だけがいれば 君がどこにいても

내가 달려갈 텐데
ネガ タルリョガル テンデ
僕が駆けつけるのに

가끔은 길고 긴 내 하루에
カックムン キルゴ ギン ネ ハルエ
たまには長すぎる僕の一日に

네가 있어줬으면
ニガ イッソジョッスミョン
君がいてくれたら

곁에 있어준다면
ギョテ イッソジュンダミョン
そばにいてくれたなら

아직도 네가 생각날 때면
アジット ニガ センガッナル ッテミョン
いまだに君を思い出すときは

난 이렇게 아픈데
ナン イロケ アップンデ
僕はこんなに苦しいのに 

너는 어떠니
ノヌノットニ
君はどう

그때는 왜 몰랐을까
クッテヌン ウエ モルラッスルッカ
あの時はどうしてわからなかったんだろう

날 사랑한다고 믿었던
ナル サランハンダゴ ミドットン
僕を愛していると信じていた

내 철없던 시절의 기대도
ネ チョロットン シチョレ キデド
幼かった頃の期待も

아픈 사랑은 이제 끝내자
アプン サランウン イジェ クンネジャ
辛い恋はもうやめにしよう

우리 기억도 짧은 추억도 이젠
ウリ キオット チャルブン チュオット イジェン
僕らの記憶も短い思い出も もう

가끔은 길고 긴 내 하루에
カックムン キルゴ ギン ネ ハルエ
たまには長すぎる僕の一日に

네가 있어줬으면
ニガ イッソジョッスミョン
君がいてくれたら

곁에 있어준다면
ギョテ イッソジュンダミョン
そばにいてくれたなら

우어~~아~~~~~~~~
ウオ~~ア~~~~~~~~


나 생각날 때면 (DVDで聴き取れるまま)
ナ センガッナル ッテミョン
いまだに君を思い出すときは

난 이렇게 아픈데
ナン イロケ アップンデ
僕はこんなに苦しいけど

너도 나처럼 힘들까봐
ノド ナチョロム ヒムドゥルカブァ
君も辛くさせるから

웃어
ウソ
僕は笑わなきゃ

韓国語歌詞はネットからお借りしましたが、ナムギルさんの歌唱に合わせている箇所もあります。日本語訳はDVDから拝借。片仮名はご参考までに。
by omasa-beu | 2016-08-29 21:05 | 2016 KNG Stage | Comments(4)

Gil Story 更新 漢陽都城2話 音声ガイドの翻訳文公開

「キム・ナムギルが読む漢陽都城3キロ」音声ガイドの日本語訳が公開されました。

Gilstory Facebook
海外ファンの方々の熱烈なリクエストにより〜
ストーリーファンディング2話で最初に公開した
「道を読んでくれる人、漢陽都城_城北」
オーディオガイドの英語、日本語、中国語
翻訳文をギルストーリーのホームページに掲載しました。

외국 팬 분들의 열화와 같은 요청으로~
스토리펀딩 2화에서 최초로 공개한
'길을 읽어주는 남자, 한양도성_성북'
오디오 가이드의 영어, 일본어, 중국어
번역문을 길스토리 홈페이지에 올렸어요.


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下段の一番左をクリック(タップ)します。

ナムギルさんはゆっくりと読んでくれているので、日本語から類推しながら韓国語の書き取りに挑戦するのもいいですね。

http://gil-story.com/
トップページを下にスクロールしてご覧くださいね。
by omasa-beu | 2016-08-25 11:55 | Gil-Story | Comments(6)

Gil Story 更新 漢陽都城 2話(追記しました)

「キム・ナムギルが読んでくれる漢陽都城3キロ(김남길이 읽어주는 한양도성 3km)

https://storyfunding.daum.net/episode/10928

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©Gilstory



ナムギルさんが実際に歩いて探してきた漢陽都城の道、最初の3キロの音声ガイドが聴けます。ただ、同じページに掲載されている文章は、音声ガイドそのものではないので、海外向けに文字に起こしてほしいものです。とりあえずは、この文章を読んでからじっくりと聴いてみますが、耳を傾けているだけでも、彼の声に癒されます。

後日、できれば、追記いたします。

[追記]自動翻訳では意味のとれない箇所がありますので、自分なりに訳してみました。それでも、適格な言葉が見つからなくてわかりにくい部分もあります。間違いはご容赦願います。


<キム・ナムギルが読む漢陽都城の3キロ>

この日は空が授けてくれた日であるように久しぶりに青空を見ながら城北洞プクチョンマウル(북정마을)に到着しました。まっすぐに村の後ろに屏風のように開かれた漢陽都城を眺めながら、ワリョン公園(와룡공원)まで登ってみました。それから、また、ゆっくりと城壁に沿って歩き始めました。通り過ぎる道のどこであれ、そのすべての視線のそばにゆったりと下の村を見下ろしていた漢陽都城がぼくを喜んで出迎えてくれます。

過去と現在の共存

山の稜線に沿って築造された城壁の内側は下段の一部が土に埋まって浅く現れている反面、外側は城郭の胴体ともいえる體城がもっと高くなっていて、その威容を誇ります。直接見る前には都城が前後で同じだろうと漠然と想像していましたが、こうやって、一つ一つをしっかりとかみしめるように直接この道を歩くと、単純に案内地図を見ながら道を想像した時とは本当に違います。

何よりも城壁の一区切りごとに空いた四角形の狭間が見せてくれる城の外の風景は直接歩かなくてはまともに感じることができないでしょう。額縁のような穴から開かれる風景は美術館の作品を見るように、狭間ごとに見える姿がおのおの異なる風景です。未来を見ることができる600年前の過去の人が2016年のぼくたちの姿を見ているようです。狭間ごとに眺める風景が異なるので、一つ一つ見ながら歩いてみるのも興味深いです。

失われた道を探して

内心この道が終わっていないのを願いながら歩いてみるとソウル科学高校に到着します。この道は再びキョンシン高校へ続くのですが、この時からは恵化門(혜화문)まで城郭が流失された区間です。あらかじめ地図で見て心の準備をしてはきたが、こんなに流麗に続いていた道が中間で切れているのですごく寂しいですね。

そうするうちに発見した電柱の上に付いている「恵化門」と書かれた小さな標識一つ。ところが、ここからはさらに判断しかねる状況に向き合います。キョンシン高校のセメント塀の下に城郭であるかのようで城郭ではない姿が続いていたのです。どこからどこまでが城郭なのか、このまま道を間違えたのか? 向こうの路地へ行けと言うのかとずっと振り返ってみたり、この道が合っているかと周囲をきょろきょろ見回しています。

道そのものは城郭の道ではなく、ただのありふれた村の路地のようでした。それでも、さらに先に歩いて行ってみると、まだあきらめないでさらに行ってみろという応援のような城北洞の都市の家庭菜園の後ろに続く漢陽都城が見えました。それでもこの辺では流失区間が終わることを首を長くして希望していた時、ついに海の道が開けるように、両側に続く漢陽都城に出合いました。

恵化門、鳳凰の意味

一気に恵化門の前に降りてアーチ内部の天井を見ます。五色の華麗な鳥二羽が向かい合っている絵ですが、鳳凰です。互いに向かい合って見ている一対の鳥の姿がとても華やかですね。普通の城門のアーチの中には龍が描かれていたが、ここだけは鳳凰なのか? 鳳凰はむつまじいペアを意味したりもするから、この周辺に烈女や孝子が多くて特別に描いてくれたのかという突拍子もない想像もしてみます。

昔、恵化門があるサムソン洞一帯にスズメが多く、農夫たちの被害が深刻化したそうです。それで、これを予防する次元で鳳凰を描き入れたという説もあります。もっとも鳳凰は単なる鳥ではなく、霊験あらたかな鳥なので、スズメたちを鎮めるという意味で描き入れたのだろうと思われました。本当に昔の人々は何ひとつ何となくしたというのはなさそうです。そのすべてにそれなりの意味があるので、漢陽都城の道を歩く味わいがさらに深まります。

城を築いた人たち

恵化門の向かい側へ道を渡り、駱山(낙산)区間で上がる階段から切れて繋がる漢陽都城を探して登ってみます。城の外壁に沿ってパノラマのように開かれる城の石に手を当てながら、そして、歩きながら、ずっと前にここを同じように歩いた人たちを考えてみるようになります。彼らはどこからどのような経路で山を越え、川を渡り、この遠い漢陽まで来たのだろうか。

城の石のすき間を抜けて木の根が飛び出ている姿を見ながら、その長い歳月の間、こうして互いに支えながら、しっかりと持ちこたえている城の石が今更のように殊勝にさえ感じられます。そうすると、このむつまじい城を築いた人たちは誰だろうか知りたくなりました。

特別な道具もなく、この丘陵でどうやって石を引っぱってきたのか、このすべての石をのみだけで自ら手で削ったのが、それ自体がどれだけ辛かったことだろうか?実際、工事の過程で、多くの人々が負傷したり、命を失ったということです。崇高な魂が込められているようなこの道をこのように簡単に軽く散歩するのは、なんか、しんみりとしながら、この道を心して歩かねばならないと思います。そんな考えが連鎖する漢陽都城を歩いています。

消え去っても消えないもの

漢陽都城3kmの道の到着地、長寿村(장수마을)のハルモニの憩いのベンチにすわってみます。四方が開いた風の道に座って、今まで歩いてきた道を考えてみると、普段は見えなかったささいなことが見えました。この瞬間だけは、世の中のすべての時間をしばらく止めてぼくだけの時間のなかに留まっているようでした。

あえて速度を出さなくても、とくに何かをしなくても、心がいっぱいになった頼もしい城めぐりの記憶、われわれには、消え去っても消えないものがあります。

©Gilstory

上の写真は上記サイトからキャプチャさせていただきました。問題あれば、削除いたします。
by omasa-beu | 2016-08-23 03:39 | Gil-Story | Comments(10)

[インタビュー]NGOの代表として会ったキム・ナムギル(上)

順序が逆になりましたが、インタビュー(上)の日本語訳です。
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俳優キム・ナムギル、NGO代表として、新たな道の上に立つ
「こつこつと、そして静かに道の上に立つこと」


http://www.sisapress.com/journal/article/156679

キム・ナムギル(35)という俳優が大衆に名前を知らせたのは、2009年MBC大河ドラマ『善徳女王』の中の「ピダム」というキャラクターのおかげだった。このドラマで一躍スター隊列に上ったこの俳優はドラマ放映終了直後、ほかの「スター」とは少し違った歩みを見せた。2009年末、ドキュメンタリー『アマゾンの涙』にナレーションで参加し、翌年1月には、大地震と津波で廃墟となったインドネシアでの救援活動に出発した。芸能人たちがカメラ数十台を引き連れて海外ボランティアに出かける事例はその前にも多かった。当時キム・ナムギルもまた、「いつものそんな」スターの一人に見えたに過ぎなかった。

それから6年後、ソウル清潭洞(チョンダムドン)のあるカフェで彼と向かい合って座った。180cmを優に超えて見えるすらりとした身長に「オールブラック」の服装で現れた彼は、もはや「いつものそんな」スターではなかった。依然として地道に作品活動をしている「俳優」であると同時に「NGO代表」として活動していた。彼は2013年に文化芸術NGO「ギルストーリー」を設立した。2010年以来、数回の海外救援活動を経験した後、「より持続可能な社会貢献活動」について悩んだ末に設立した団体だ。

「普段、ジャージばかり着て歩き回っているが写真を撮るので久しぶりに服も整え美容院にも行って出かけてきました」というキム・ナムギル代表は、スクリーンの中でやや暗く真摯に見えていたイメージと異なり、軽快で率直だった。事前アンケートを送ってくれたが、「ぼくが知っている限度で答えたい」といくつかの回答もあらかじめ用意して来なかった彼はインタビューの間中、一言一言考えた末に吐き出した。演技と同じくらい、自分が代表であるNGOに対する愛情が格別に見えた。

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NGOを設立したという話を聞いて不思議だった。元々、社会運動に関心が多かったのか。

基本的には「みんな一緒によく食べよく生きること」に対して関心が多い。今もNGO代表として、その方法を見つけることが最も究極的な目標でもある。無名時代から友人たちには「いつか、ぼくが有名になれば、人々をうんと助けて生きる」と言っていたらしい。実際、ぼくはすっかり忘れていた誓いだったが。

最初からNGOを登録する計画はなかった。事実、芸能人の「ネームバリュー」を利用して何かをするというアイデアそのものが好きじゃなかった。それが非営利的なことであれ、営利的なことであれ。カメラで活動を表現するということ自体が「イベント性」に映るために極度に避けていた。 ぼくは演劇の舞台で演技者活動を開始した。うちの家族も飢えているのに他人を助けるのが贅沢のように感じられた時期があった。その時定着した考えがかなり長く続いた。海外ボランティアもそうだ。「韓国にも苦労している人が多いのに、あえて海外まで行って奉仕活動をする必要があるのか、見せかけにとどまるんじゃないか」このような考えだった。だから形式的なボランティア活動は初めからしていなかった。

初めてボランティア活動をしたのが、2010年インドネシア地震被害救援活動か。

2010年1月、周りの勧めに応じてインドネシアへ救援活動に行くことになった。実際、ちょっと衝撃的だった。基本的な衣食住自体が解決されていない環境だった。当時MBCカメラチームと一緒に行ったが、カメラが入ってくること自体が徐々に不快に感じられた。ここの人々に何かをしてあげようという真正性さえ疑われる感じがした。だから担当PDにくってかかった。その時PDが言った言葉が「あなたが持っている人気とそれによる影響力というのがあれば、もっと良い方向に使うことができる。あなたの救援活動の様子を映像で見せてあげれば、あなたに興味を持った多くの人々の参加を引き出すことができるだろう」ということだった。とにかくその時はぼくが「ホッと」した時だったから(笑)。考えが少し変わったきっかけだった。

インドネシア救援活動以降、このような支援活動がもうちょっと体系的であってほしいと考えた。ぼくたちはその場限りでちょっと行って来るんだけど、実際、助けを受ける当地の人たちは...。傷になるかも知れないと思った。残っている人たちの心の中の虚しさや寂しさのような傷が大きくなるかも知れないと思った。だから、当時、救援活動を一緒にした知人たちと「これからの事」について多くの話を交わした。 今すぐのお金や物的支援も重要だが、もっと根本的なことは、「一人ではない」という信頼を与えることだと考えた。どんな状況でも一人ではないという信頼があれば、また、その信頼を見ることができれば、さらにいいのではないか。

芸能人としての影響力を良いところに使おうとNGOを設立したのか。

私もそうだったが、韓国の人々は誰もが良いことをしようとする心の準備ができていると思う。その心にどのように火をつけてあげるかについての悩みが多かった。最初は無計画に知人数人とぼくの家で一週間に一回集まって会議をした。「どのように助けるか、誰を助けるか」ただ、余りに大げさに見えるのは嫌だった。少しずつ小さなことから始めようとした。あえてマスコミにも知らせなかった。ぼくが持っている影響力というのは、基本的に「ファンダム(ファンたちの集まり)」である。だからファンを中心に寄付集め、ボランティア活動などを始めた。

募金活動をしてみると、自然に組織の必要性が台頭した。そうでなければ、個人名義でお金を送信せねばならない問題が発生したためである。最初はクラウドファンディングで募金活動をしている途中、透明性と持続可能性を念頭に置いてNGOを設立することになった。現在、私たちのサイトに入ると、寄付金の内訳からの領収書一枚まで全て公開している。

「ギルストーリー」は、作家・画家・作曲家・写真家・ITプロフェッショナル・弁護士・会計士・翻訳家など100人を超える様々な専門家がプロボノ(Probono:各分野の専門家が、社会的弱者を助ける活動)で活動中だ。なぜこのような方式を選択したか。

高校生の時から演技者としてひとつの井戸だけを掘った。当然NGO運営について知っているところが全くない。代表として、ギルストーリーで行われる多くの決定の最終決定をぼくがしているが、実際に運用面、特に法的な側面に入ると、ぼくは知っていることがない。ぼく一人が好きでやろうとすると、社会貢献活動において限界にぶつかるようになる。専門家に助言を求め、彼らの助けを借りねばならなかった。

ぼくは芸能人だから、ぼくの影響力というのは人気に依存している。ところが、人気というのは持続しない。いつも公平である。上がったりもするし、下がったりもして、いつも他の人に機会が与えられる。20代の時にできる役割があり、30代の俳優ができる役割があり。また、しばらくして、先輩たちができる役割があり。幼い時はそれを知らなかった...。 ぼくの名前だけを持って団体を開始してみると、最終的に一人で背負って行ける距離が長くないだろうと思っていた。

「大げさなもの」「見せかけのもの」について拒否感が大きいようだ。

だから、元々、インタビューもしようとしなかった(笑)。まだきちんとやったこともなく、また、いいことというのが目につくようにする必要はないのではないか。 NGOを設立したのも「ぼく、こんなこともする」ということではなく、自分自身に対する一種の潔癖症のためだ。ぼくも時折寄付をしたりしたが、寄付をするたびに、「ぼくが出すこの金がどこに行くのか」についての確信がなかった。ぼく自身がこうだからぼくを見て寄付を送ってくる人もそのようなもどかしさがあるだろうと思った。このような部分まで透明に公開しようとNGOを作ったのも大きい。ギルストーリーを作りながら一番重要に思ったことのひとつが「この団体は、無条件に非宗教的であり、非政治的でなければならない」という点だった。この部分においては自信がある。

良く言えば社会批判的、悪く言えばすべてに疑問が多いようだ。

ぼくは基本的に肯定的である。そのため、ギルストーリーを通して社会還元活動を継続することができるのではないだろうか(笑)。 自己検閲はちょっと強くする方だ。芸能人たちがSNSに自分の考えを濾過せずに上げていることについても少し考えが違う。SNSは危険性が増すと思う。いずれにせよ、われわれの社会で俳優とは多くの人々の耳目を集中させる職業だ。一言を発する際にも、それがもたらす波及効果を考えるべきである。もちろん、間違ったことについて声を出すことは重要だが、すべての問題について、はばかることなく、誰かへの配慮なしに自分の考えを話すのは違うと思う。今、自分が話す言葉が誰かに見せるためなのか、それとも完全に自分の考えなのか、自ら判断しなければならない。最も重要なのは、他人がどのように見るかではなく、自分の話が果たして正しいのかだ。

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ソウル漢陽都城10人10色プロジェクトのために、現場を撮影中のキム・ナムギル代表。(上の写真)下の写真は、彼が代表としてのNGO「道ストーリー」のフィリピン救援活動の様子を収めている。©Gilstory 提供

再び社会貢献の話に戻ると、「ギルストーリー」は、海外救援活動のために寄付を集めるのが主な活動ではないだろう。

現在、ギルストーリーが進行中の活動は、大きく5つだ。ストーリーファンディング<私たちが作る文化遺産、漢陽都城>、市民参加キャンペーン<ソウル漢陽都城10人10色>、文化芸術のキャンペーン<道を読んでくれる人>シリーズ、文化芸術のキャンペーン、そして災害救助キャンペーンである。 今年の初めまで<道を読んでくれる人>シリーズに集中した。ソウル城北と北村の「道」を見つけて、そこに込められた人と空間の話を聞かせてあげるのだ。音声ファイルや映像、そして写真を通して「道」に込められた時代。歴史的な意味を込めて出そうとした。

良いことというのは、今すぐ寄付してお金で何かをする、このようなことだけではないと思う。もちろん、お金というのは、資本主義の時代に最も強力で効果は速い順だろうが。 いつも「根本的なもの」について考えている。ぼくが考える根本的価値とは、結局、「人間性」である。「道」という素材は、そのような面で多岐考えるポイントを投げかける。道というのは一人が歩いている道である一方、複数の人が往来し、形成してきた道でもある。また、単純に、われわれが歩く道ではなく、方向性の問題でもあり得る。「road」ではなく「way」であるわけだ。

ちょうど、ぼくの名前に「道」という字が入ってないか(笑)。今後、「キム・ナムギルがするNGO」としてのギルストーリーではなく、「道をテーマに良いことをたくさんするNGOがあるのだが、キム・ナムギルがそこに所属しているんだって」というような評価を聞く団体として営んでいきたい。着実に道の上に上がりたい。大きく欲張らずに少しずつ。

キム・ギョンミン記者

http://www.sisapress.com/journal/article/156763
by omasa-beu | 2016-08-21 19:32 | Gil-Story | Comments(3)

[インタビュー]NGOの代表として会ったキム・ナムギル(下)

同インタビューの(上)は、知っていることも多い内容なので、まだ訳してないままですが、(下)の方が、キム・ナムギルという人を知るうえで興味深いので、こちらを先に取り上げてみました。最新の会報で、<自分のすごいところ>として挙げていた自制心を裏づける話が聞けたり、西川きよしさんの「小さなことからこつこつと」を思い出したりしながら、この人、こんなことを考えているんだと改めて感じ入っています。俳優というのは、おそらく、人間というものがわからなければ演じられない職業でしょうから、どんな活動も彼の演技にとってプラスになるような気がします。もっとも、ご本人はそんなことは考えてはいないかも知れませんが。この記事を読んだ後にRoad Show DVDを観たら、ナムギルさんを今までよりもさらに愛しい眼で見ている私がいました。

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「二度目のチャンスを与えることができる社会を夢見る」

http://www.sisapress.com/journal/article/156763

「あんな友達がいれば面白そう」
2014年夏に公開された映画『パイレーツ』の中の俳優キム・ナムギルを観ながら、このように考えた。映画が重くなりすぎないように取り組む彼だけの才気溌剌な雰囲気のためだったのか。

今年、35歳、芸能人というサングラスをはずして会ったキム・ナムギル<ギルストーリー>代表は愉快ではあったが、決して軽率ではなかった。インタビュー中、彼が最も多く使った単語は、「責任感」「影響力」「歴史」「共に」「人間性」という言葉だった。一つの質問にどっと溢れ出る答えを聞くと、「この人、こんなことをいつも悩みとしてきたんだ」という気にさせられた。

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「ギルストーリー」活動を行う理由として、「一人ではないという信頼を与えたくて」と回答したが、暮らしながら寂しさを感じるのか。

今も寂しい。生物学的にはむしろ寂しくないのに、時折、孤立しているような感じもする。会議するたびに強調していたことがある。 「隣り近所」という概念だ。ぼくが子どもの頃までは「隣り近所」は聞きなれた言葉だった。江東区上一洞住公アパートで長く暮らしたが、アパートのどこに誰が住み、ヤクルトおばさんが誰で、今日は塾に誰が行かなかったとか、こんなことをすべてわかって過ごしていた。今は消えた話だ。
ぼくもその時代がよく浮かび上がる。単にぼくだけがそんなことではないだろうと思う。 「共によく生きよう」。ギルストーリーのモットーであり、ぼくの人生の哲学である。誰か一人がうまくいって、苦労している多数を率いる社会ではなくて。誰もが一緒によく生きることができる社会のことだ。

「共によく生きる」…良い言葉ではあるが、多少理想的に聞こえる。このような社会に向かおうとするにはわれらはどうすべきか。

根本的には教育が最も問題が大きいと思う。

教育?

ギルストーリーの会議をするたびに言う話が「教育が問題」ということだ。5年前、ある私立高校の教室でドラマを撮ったが、その時驚いたのが時間割の中に「道徳」や「倫理」がないことだった。 多少、時代遅れと感じるかも知れないが、このような教育を受ける中で、他人に対する理解、配慮、責任感が学習され、体得されると思う。最近は、個人的な能力だけで社会的な成功を判断して、評価される時代になった。そうしてみると、子どもも大人も、教育を「知識習得」のためだけにアプローチする。

「成長」と「成熟」は異なるという言葉がある。しかし、人々はますます、「成熟」より「成長」に焦点を合わせているようだ。人間として備えるべき基本的なものについてはすべて忘れてしまって暮らしている気がする。 歴史もそうだ。もちろん、現在が重要ではあるが、過去があるから現在があり、現在があるから未来があるのではないか。過去に起きた歴史上の出来事のすべてを記憶できなくても、われらの歴史の中の重要な出来事、6.25はいつ起き、大韓民国という国はどのように作られたかのような、私たちの「根」は知っているべきだと考える。そのような点で、最近の学生が受ける教育に問題があると思う。「道」についてのぼくの関心も多分人々の生活の中の根幹であるからだ。

ギルストーリーのストーリーボールやキャンペーンに盛り込まれた文章も直接書いていると聞いた。

以前に書いておいたものである。もう在庫はすべて使い果たした。(笑)基本的に私が始めたものについて責任を持つべきだと思って直接参加しようとしている。もちろん、基本的にぼくは演技者だが、この団体が「キム・ナムギル」という名前に寄りかかる側面が大きいからである。ギルストーリーを最初に始めたときに人々が「道徳的に問題を起こさない自信はあるのか」と尋ねた。半分、脅迫めいていた。当時は「もちろん〜、ぼくは酒もあまり飲まないし、ギャンブルや薬物もしないから、ちゃんとできる」と答えた。今でも、このような部分では自信があるが、常に気をつけている。

芸能人としての責任感を重く考えている様子だ。しかし、自ら、たくさん束縛して行くような気もする。

当初、ぼくが持つ影響力をよいものに使おうということだったから。首長である団体のことなのに当然のことだ。ギルストーリー関連業務については、少なくとも最終的な決定だけはぼくが直接しようと努力する。 ただし、撮影に入っているときはあまり神経を遣えないので、重要なことは、撮影後に延ばして直接チェックする方だ。私の仕事の特性がそうだ。本業(演技者)においてもトップを走って俳優として認められれば、ぼくがする他のことも認められる。

芸能人としては大衆が愛を与えるだけに、責任感を持たねばならないと考える。「俳優たちは、それくらい多くを稼いでないのか」と言われたりもする。しかし、「大金」を稼ぐ「スター」は、芸能人の1%にもならない。また、それは永遠のものでもない。愛される俳優になるまで自らの努力もあるだろうが、やはり、誰かが面倒を見てくれなかったら、その座につくことはできなかったのだから。このような点が俳優として大変な点は大変なことである。

いつからか、韓国の若い芸能人を中心に、ハリウッドの文化が広がっている。パーティー文化、パパラッチ文化のようなものだ。文化とはやり取りするものであるから、流入自体が間違っているのではない。問題は、文化間の特性を考慮して持ち込もうとしているのではなく、無分別にもたらすことだ。もどかしい現象である。

いくつかの面では少し保守的なようだ。

いくつかの面ではそうだ。私はフィルムからデジタルへ移行する中間世代だ。当時も「俳優は酒も飲み、わがままを言えなければいけない」ような文化があった。重要なのは受け入れる人が中心となり、主体的に判断することだ。

最終的に、どのように暮らしたいのか。

平凡な人生を夢見る。達成することができない夢なのかもしれない。「何ごともないのが良いこと」であるようだし、どこに名前を知らしめることより、ぼくの好きな演技を着実に行うことができたらいいと思う。

ぼくは生まれながらの俳優だから、おそらく10年経っても50年経っても演技をしていると思う。NGOの活動も長く並行してやりたい。NGO代表としての夢をもうちょっと言ってみると、「人間性の回復」である。大げさに見えるかも知れないが、私にとって、この目標は、非常に小さいものに対する実践から行われる。気持ちを共有できる人たちときっかけを作って共に過ごす時間を作ることから始めるだろう。

そして、「二度目のチャンスを与えることができる社会」になればいい。「敗者」もまた失敗から教訓を得て社会性を回復し再び一緒に生きることができたら良いだろう。われわれの社会は、いつからか「勝者だけのための社会」になってしまったようだ。一回の失敗で社会で再起できないほど不具になってしまうこともある。そのため、ますます人々の攻撃性が強化されているようだ。「通り魔」「テロ」が発生するのも、結局は「隙間」を容認しない社会が生んだ弊害ではないかと思う。芸能人の話だけではない。

共同体運動に関心があるのか。

用語的なことはよく分からない。ただ、皆一緒に笑って幸せに暮らす方法に興味がある。私は朝起きてすぐに新聞を見る。父から受け継いだ古い習慣である。ニュースやドキュメンタリーを好む。人々の様々な考えや意見を知ることができる窓だと思う。

ニュースの中の世界は本当にせちがらい。「騒音トラブル」もこのように社会的イシューになることではないかも知れない。ある意味、過去には、騒音トラブルの問題はもっと深刻だったが、何の問題もなくはなかったか。隣人の間で笑って過ごせる程度のことだったのに、個人主義が深刻化し、社会問題に飛び出してしまったのだと思う。

周囲から理想主義者という話を聞くようだ。

その通りだ。私たちは、生きながらしばしば何が重要かを忘れて生きる。「何も大したことはないだべ!」(笑)
時代が変わっても、人々にとって最も重要なことは、変わらないと思う。実際には誰にでも他人を助けた後、気分が良くなることがある。小さなことから始めてみよう。難しいことではない。

ギルストーリーもそのような次元では、今年から新たなプロジェクトを開始しようとする。青年短編映画監督のための製作支援事業である。5月にヨーロッパ短編映画祭の共同組織委員長を務めながらアイデアを出したのだ。ぼくがちゃんとできることで社会貢献事業を開始してみようという気持ちで始めた。今も学びながら俳優をしているが、それでもぼくが着実にやってきた道を歩きたい人たちを助けるのも良い方法の一つだと思った。

最近、文化映画界はうまく行く作品だけを作ってるし。小さな映画、いい映画、細々と観客を集めることができる映画には、ほとんど投資がされていない。だからといって投資家を恨むことはできない。私たちの社会がそのようなものだから。製作支援はもちろん、一年に一回ずつ映画上映もして、観客との出会いの機会も設けたい。「文化芸術そのものが持っている意味は貧困を救済することはできないが、慰労することはできる。」この言葉の力を信じる。

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キム・ナムギル<ギルストーリー>代表は、当分の間、「漢陽都城10人10色プロジェクト」に集中するつもりだ。都城の道を歩きながら直接現場撮影に乗り出している。

今年のギルストーリーで準備する計画はさらにないか。

青年短編製作支援のほかは、当分の間、「漢陽都城」プロジェクトに集中すると思う。「道を読んでくれる人、漢陽都城」道の物語キャンペーンは、世界遺産登録の準備をしている漢陽都城を歩きながら、この空間の歴史的な意味をオンラインプラットフォーム、オーディオブックなど、さまざまな媒体を通じて振り返る作業である。

実際、ぼくも最初は「世界遺産がぼくたちにご飯を食べさせてくれるのか?」という考えだった。食べて生きるという悩みも手一杯なのに世界遺産登録に誰が気を遣うだろうと思った。ところが、一度実際に下見に行ってきて考えが大きく変わった。古い城郭と城郭の村という存在自体が与える響きがあった。城郭というのが「ただ、そばで、自分の居場所を守っていてくれること」の大切さを黙々と示していると思う。大げさなものではなくて、人々の隣にただいること。だから、そのままでいいもの。漢陽都城の存在を知らせて、これを機に、世界遺産登録まで心を繋いでいったらどうかと考えた。文化財とは媒体を介して共同体の意味を共有するきっかけになることができると思う。

時事ジャーナル キム・ギョンミン記者

写真は同記事から拝借しました。翻訳機で十分でない部分は自分なりに訳してみましたが、間違い、勘違いはご容赦ください。
by omasa-beu | 2016-08-19 13:54 | Gil-Story | Comments(4)

Gil Story 更新 漢陽都城の道 連載開始

「私たちが作る文化遺産、漢陽都城」というタイトルでの連載が始まりました。

第一話「キム・ナムギルと漢陽都城の道を歩きます(김남길과 한양도성 길을 걸어요)」
https://storyfunding.daum.net/episode/10523

とりあえず、プロローグのみ、日本語訳をアップしておきます。全文は、上にリンクしたページでご覧になってみてくださいね。私が使っているブラウザーのGoogle Chromeではページ翻訳ができるので、それでざっと日本語訳を読めるのですが、みなさんはいかがでしょうか。
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©Gilstory


こんにちは。キム・ナムギルです。ここがどこか、おわかりになりますか。

ソウルの漢陽都城です。ぼくは、少し前に映画の撮影を終え、旅に出る代わりに漢陽都城を歩いています。ソウルに生まれ、漢陽都城をそばに置いて暮らしてきましたが、関心を持って眺めたことはなかったように思います。偶然眼に入ってきた漢陽都城をいつかまた訪れなくちゃと思ってたのが、ようやく訪れて歩いているのです。

この道を歩いて感じ、考えていたことを他の人たちと分かち合ってみたかったのです。ぼくが歩いた漢陽都城の道とその道を歩きながら気になったことをもう一度探してみて、知ることになった過程を計11回にわたって連載しようと思います。その過程で、みなさんも一緒に共感し、経験することを願いながら、プロジェクトを開始します。


全長18.6キロの漢陽都城の内、最初の3キロの道を探すため、4,5回は訪れたと書かれています。この分のオーディオガイドはストーリーファンディングで初公開の予定とか。そして、残りの15.6キロの道はこれから探しに出るらしいですが、次の作品にかかる時間がなくなってしまうのではないかと心配になってきます(笑)。上の写真は、第一回目の連載からお借りしました。

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©Gilstory


https://storyfunding.daum.net/project/8613

同時に、<漢陽都城の歩きやすい道を探して、オーディオガイドと地図を作る>ためのサポーター募集も始まっています。上の写真は、8月16日午後3時現在、サポートを表明している人数と金額ですが、昨夜の募集開始以来、続々と増えてきているようです。

<このプロジェクトは、5,000万ウォンを目標に2016.11.10まで87日間行われます。>ということなので、もう少し考えてみてから参加したいと思います。

サポーターの参加特典は金額に応じて下記のようになっています。ポイントだけ、挙げてみます。

5,000 ウォン
サポーターリストに保存
サポートしてくださったすべての方々の名前を集めてサポートリストを作成(ソウル漢陽都城を正式に記念することができる場所に永久保存する予定。*保存場所後日公開)

10,000 ウォン
漢陽都城はがきセット+サポートリストに保存
1)キム・ナムギルの直筆メッセージが書かれた漢陽都城はがきセット
2)サポートしてくださったすべての方々の名前を集めてサポートリストを作成(ソウル漢陽都城を正式に記念することができる場所に永久保存する予定。*保存場所後日公開)

50,000 ウォン
キム・ナムギル漢陽都城トークコンサート招待+はがき+サポートリストに保存
1)キム・ナムギルと共にする漢陽都城トークコンサート招待券1枚(100人抽選)
2)キム・ナムギルの直筆メッセージが書かれた漢陽都城はがきセット
3)後援してくださったすべての方々の名前を集めてサポートリストを作成(ソウル漢陽都城を正式に記念することができる場所に永久保存する予定。)

50,000 ウォン以上
太っ腹なサポート
特典なく「太っ腹」に高額サポートすることができます。プロジェクトに参加して最新ニュースを最も迅速に配信されます。

また、先日、写真だけがアップされていましたが、NGO「ギルストーリー」の代表として取材を受けた記事が掲載されています。

Gil StoryのNEWSからも行けますが、こちらにリンクしておきます。
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2016/08/15/2016081501366.html

興味のある方は、翻訳ページ等で直接お読みいただきたいのですが、要点をまとめると(いえ、あまりにも長い記事なのでまとめられませんが)、ギルストーリー設立までの経緯や取り組んでいる道の物語キャンペーンから今後の支援事業などについて語っています。私が最も嬉しかったのは、俳優としての立場を明確にしている次の言葉です。

「ぼくは芸能人が公益活動を開始するとき、それらに最も期待される役割は、影響力だと思います。本業をちゃんとこなしていない人は、他の領域で信頼を得ることができないのは当然じゃないですか。ぼくが良い俳優になればファンたちもぼくがすることに肯定的な影響を受けて、それが大衆にまで広がっていくことができると思います。」

原文
“저는 연예인이 공익활동을 시작할 때, 그들에게 가장 기대되는 역할은 영향력이라고 생각해요. 본업을 잘 해내지 못하는 사람이 다른 영역에서 신뢰를 얻을 수 없는 건 당연하잖아요. 제가 좋은 배우가 돼야 팬들도 제가 하는 일에 긍정적인 영향을 받고, 그게 대중에게까지 번져 나갈 수 있는 거라고 생각해요.”
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素敵な笑顔。出処は画像内に記載。

http://m.chosun.com/svc/particle.html?sname=premium&contid=2016081600542&dable=10.1.4
こちらの記事の方がナムギルさんの顔が大きく見られます。写真も多い。

別のメディアによるインタビューも。
http://sisapress.com/journal/article/156679
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映画がクランクアップしてから、何度も漢陽都城のあたりを歩いていたのですね。取材時の写真がほっそりとしたように見えたのは、相当、きつかったんでしょうか。そういうことがわかっただけでも、なんだか嬉しいミーハーファンです。

以上、取り急ぎ、記事にしました。間違い、勘違いなど、ご指摘いただければ幸いです。
by omasa-beu | 2016-08-16 16:15 | Gil-Story | Comments(12)

Kim Nam Gil Road Show DVD “洗濯”

ファンクラブ会報Vol.5が届きました。直筆で質問に答えてくれるページがお気に入りです。いつもはしないけど、日本語訳を参考にしながらナムギルさんの韓国語を書き写してみようかなと思います。いつもはしないことをやってみる。これって、マンネリな日々を打開する、ちょっとした気分転換のような気が、ふと、しています。
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本日の一曲は、ギル友さまからリクエストのあった「洗濯」です。誰もが一度は経験する失恋の苦しさや痛み。私なら、洗濯する気力もなく、お布団を頭からかぶって寝ていることでしょう。

洗濯(빨래)DVDバージョン

빨래를 해야겠어요
パルレルゥ ヘヤゲッソヨ
洗濯をしないと

오후엔 비가 올까요
オフエン ピガ オルッカヨ
午後には雨が降るでしょうか

그래도 상관은 없어요 괜찮아요
クレド サングァヌン オプソヨ クェンチャナヨ
それでも関係ない 大丈夫

뭐라도 해야만 할것같아요
ムォラド ヘヤマン ハルコガッタヨ
何でもいいからしないと

그러면 나을까 싶어요
クロミョン ナウルッカ シポヨ
そうすればマシなようです

잠시라도 모두 잊을 수 있을지 몰라요
チャムシラド モドゥ イズル ス イッスルジ モラヨ
少しは何もかも忘れることができるかも知れないから

그게 참 말처럼 쉽지가 않아서
クゲ チャム マルチョロム スゥィプチガ アナソ
思うように簡単にはいかなくて

그게 참 말처럼 되지가 않아서
クゲ チャム マルチョロム トゥェジガ アナソ
言葉通りにはならなくて

무너진 가슴이 다시 일어설 수 있게
ムノジン カスミ ダシ イロソル ス イッケ
壊れた心をもう一度奮い立たせるために

난 어떡해야 할까요
ナノットケヤ ハルッカヨ
僕はどうすればいいでしょう

어떻게 해야만 할까요
オットケ ヘヤマン ハルッカヨ
どうすればいいのでしょう

그대가 날 떠난건지
クデガ ナル ットナンコンジ
彼女が僕から去ったのか

내가 그댈 떠난건지
ネガ クデル ットナンコンジ
僕が彼女から去ったのか

일부러 기억을 흔들어 뒤섞어도
イルブロ キオグル フンドゥロ ティソッコド
わざと記憶をかき乱しても

금세 또 앙금이 가라앉듯 다시금 선명해져요
クムセ ット アングミ カラアントゥッ タシグム ソンミョンヘジョヨ
また わだかまりが鮮明になって

잠시라도 모두 잊을 수 있을까 했는데
チャムシラド モドゥ イズル ス イッスルッカ ヘヌンデ
少しはすべてを忘れられるかと思ったのに

우우우우우우~
ウウウウウウ~

그게 참 말처럼 쉽지가 않아서
クゲ チャム マルチョロム スゥィプチガ アナソ
思うように簡単にはいかなくて

그게 참 말처럼 되지가 않아서
クゲ チャム マルチョロム トゥェジガ アナソ
言葉通りにはならなくて

무너진 가슴이 다시 일어설 수 있게
ムノジン カスミ ダシ イロソル ス イッケ
壊れた心をもう一度奮い立たせるために

난 어떡해야 할까요
ナノットケヤ ハルッカヨ
僕はどうすればいいでしょう

어떻게 해야만 할까요
オットケ ヘヤマン ハルッカヨ
どうすればいいのでしょう

뒤집혀버린 마음이
ティチビョボリン マウミ
転覆してしまった心が

사랑을 쏟아내도록
サランウル ソダネドロッ
愛を吐き出すように

그래서 아무것도 남김없이 비워내도록
クレソ アムゴット ナムギモプシ ビウォネドロッ
何も残さず 空っぽにするように

난 이를 앙다물고 버텨야했죠
ナニルゥ アンドムルゴ ボテョヤゲッチョ
僕は必死に耐えなければいけないでしょう

하지만 여태 내 가슴속엔
ハジマン ヨッテ ネ カスムソゲン
だけど 今まで僕の心の中には

그게 참 말처럼 되지가 않아서
クゲ チャム マルチョロム トェジガ アナソ
言葉通りにはならなくて

무너진 가슴이 다시 일어설 수 있게
ムノジン カスミ ダシ イロソル ス イッケ
壊れた心をもう一度奮い立たせるために

난 어떡해야 할까요
ナノットケヤ ハルッカヨ
僕はどうすればいいでしょう

어떻게 해야만 할까요
オットケ ヘヤマン ハルッカヨ
どうすればいいのでしょう

빨래를 해야겠어요
パルレルゥ ヘヤゲッソヨ
洗濯をしないと

오후엔 비가 올까요
オフエン ピガ オルッカヨ
午後には雨が降るでしょうか

韓国語歌詞は、ネット歌詞サイトから、日本語訳はDVDから、それぞれお借りしました。
日本語訳については、一語一句を訳出されていない箇所もありますが、DVD訳のままにしています。片仮名の発音はご参考まで。ナムギル先生の発音を真似なさってくださるよう、お願いいたします。上の写真はDVDからキャプチャさせていただきました。
by omasa-beu | 2016-08-14 14:50 | 2016 KNG Stage | Comments(10)

イチロー選手、3000安打達成、おめでとう! そして、ありがとう!

イチロー選手は、私にとっては、野球選手というよりは、野球の道を追求する人として、ミーハー的にずっと注目してきた人物です。どんな状況下であっても、日々、同じルーティンをこなすことがいかに難しいか、そのひとつだけをとっても、私を時として叱咤してくれる存在なのです。

今朝はリアルタイムでは観られなかったのですが、3000安打の瞬間や記者会見をニュースで追いながら、イチローさんらしいと改めて感動。

「あんなに達成した瞬間にチームメートたちが喜んでくれて、ファンの人たちが喜んでくれた。僕が何かをすることで僕以外の人たちが喜んくれることが今の僕にとって何より大事なものだってことを再認識をした瞬間でした」

3000本安打を前に足踏みしていた時期は残念に思いながらも、イチロー選手の登場で湧き上がる球場のファンたちを観るのも感動的だったし、長いこと楽しませてもらえるから有難いなどと思っていました。

ある人の行動を喜びとするような存在があることは仕合わせなことです。それにしても、イチロー選手のおつむ、かなり白くなっていて、びっくりぽん!でした。
by omasa-beu | 2016-08-08 15:41 | WBC/WorldCup/Sports | Comments(6)

『恋人』のテサンと『舞浜』のナムギル

オリンピックにも高校野球にもまるで興味がないので、キム・ナムギルは今頃どこで何をしてるんだろうと思いを馳せながら、Road Show DVDの合い間に、ドラマ『恋人』のナムギル登場シーンを観ています。最終回では、やくざから転職してボディガードになったテサン。この時の仕事は、人気歌手ソン・シギョンさんの警備。つい、先だっての舞浜を思い浮かべてしまいました。ナムギルさん自身がSPに警護されながら歌う立場になるとは、この時は夢にも思っていなかったでしょう。それにしても、テサンがかわいい!
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写真は、いずれもDVDからキャプチャさせていただきました。

次の写真はギルストーリー、Creative Lab/Introの一部です。
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やはり、かれの笑顔は最高!
by omasa-beu | 2016-08-07 16:39 | 2016 KNG Stage | Comments(6)
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♪ ♪ Kim Nam Gil Forever ♪ ♪  韓国の俳優キム・ナムギルさんが好きです☆


by omasa-beu
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