おまさぼう春夏秋冬

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『ピダム、あなたの香り』千年の香り

キム・ナムギル公式ファンサイトにアップされたナムギルさんのメッセージ。ギルペンのみなさまはすでにご覧になったことでしょう。映画の撮影が続くので、日本で会える機会はちょっと遠のいたかも知れませんが、そういう俳優を好きになった以上、じっと待つしかありません。

そのメッセージに応えるペンたちのコメントをナムギルさんは嬉しく読んでくれているでしょう。私もささやかなコメントを残してきましたが、「全てのことに感謝する心を持って一日、一日をお過ごしください」というナムギルさんに反するかのように、「映画もいいけどドラマもね」とか「歌を聴きたい」とか、自分の欲求ばかり書いてきてしまったようです(笑)。

コメントの数が多ければ多いほど、その願いは叶うような気がします。まだの方は、ぜひ、一言、あなたの想いをナムギルさんに伝えてみてはいかがでしょうか。

꿈은 이루어진다.
クムン イルオジンダ。
夢は 叶う。
Dreams will come true.

さて、パク・ヘオク(박혜옥)さんの詩集のタイトルにもなっている<ピダム、あなたの香り>という一節が入っている詩をご紹介します。ひとつひとつの単語に添って、なんとか、日本語にしてみましたが、その意味するところを理解するのは難しいです。

ただ、その香りに魅かれて今があるのは事実。あの時、あなたの香りを見逃していたら、今の仕合わせはなかったかも知れません。みなさまは、どのように、感じられるでしょうか。

日本語訳の間違いはご容赦ください。ご指摘いただければ訂正いたします。

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千年の香り

熱い 息遣いで 散策していた 森
最も よく伸びた 一本の木
ふと 切って 川の水に 入れておいた 沈香を
今日になって 探して 取り出します

われらの 命が 千年を 行くことは 行ったとしても
休ませ 寝かせた 沈香を 大切に いただき 抱きしめたとしても
すこしも 変わることのない 人生

忘れ去られた 恋人のように 計画は 崩れ
愛は 重い花のごとく 落下し
なにひとつ きれいなことも 新たなことも ない

それでも われらが 身につけねばならぬ 最も 後のことは 愛という
変わることのない その事実 ひとつでも よく見極めて
あなたが 用意していた 新羅的 沈香を まっすぐに 抱きかかえ
疲れた額を 傾けて 香りに 酔ってみます
歳月を さかのぼり われに 来た
ピダム、あなたの香り。
by omasa-beu | 2015-07-30 22:23 | 善徳女王(ピダム) | Comments(2)

涼やかまつ毛のピダム

『善徳女王』56話。
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百済との戦いに敗れたソルォン公の死を悲しむピダム。彼にとって、我が手を離されるということは、それが死であったとしても、捨てられるも同然。実子のポジョンが傍にいないのが不思議ですが、ミシルが亡くなってからの月日のなかで、ピダムとソルォン、両者の利害が信頼に変わっていたのかも知れないです。

ストーリーとは別に、死に行くソルォンを見つめるピダムのまつ毛に見惚れてしまいました。すごく長いというのではないけれど、目じりに向かって軽くそっているのが自然で涼やかな印象を与えています。

BS朝日の放送は、残り5話となりましたが、GYAO!では、毎日曜日、4話ずつの更新が始まっています。こちらは、時間数からみるとノーカット版。未見の方には、ぜひ、ご覧になっていただきたいです。

また、シネマート心斎橋さんのツイートによると、『美人図』と『後悔なんてしない』が9月に特別限定上映されるそうです。10月3日公開の『無頼漢 渇いた罪』につながる二作品の上映はとても嬉しいです。日程が決まれば、お知らせできると思います。

上のピダムの写真は、youtubeからキャプチャさせていただきました。
by omasa-beu | 2015-07-28 01:34 | 善徳女王(ピダム) | Comments(6)

真夏の宵(酔い)

所要があり、祇園にあるダイニングバーessenceを訪問。営業時間前からお邪魔し、午前2時ごろまでお店に居座っていたようです。もちろん、時間などの自覚はなく、ラインの履歴を見て、我ながら、驚くやら、あきれるやら。

お店までは、地下鉄三条京阪駅で下車。鴨川を眺めながら川端通りを四条まで。大好きな散歩道のひとつ。

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見えている橋は三条大橋。左手、先斗町のお店の納涼床の灯りがともり始める日暮れ前。鴨川の土手に間隔を置いて座るカップルは今も昔も同じ。昔はアベックと呼んでいましたっけ(笑)。

お店では、essenceさんちのサジョン親分に再会。真夏なのに、白のパンツにニットのカーディガン姿は、親分というよりは、ハン・イスのようです。
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気がつけば、プロのシンガーのライブ演奏に酔いしれ、ギル友たちとのトークもはずんで、ついでに、羽目もはずしすぎました。昨日は久しぶりの二日酔いでダウン。ビールは、当分、いえ、2,3日は見たくないけど、ギルトークは大歓迎です。ああ、『無頼漢 渇いた罪』の日本公開が待ち遠しい日々!!

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写真は、youtubeからキャプチャさせていただきました。

No more beer!
더 이상 맥주를 마시지 않는다.
トイサン メッチュルル マシジ アヌンダ。
もう ビールは 飲みませぬ。
by omasa-beu | 2015-07-27 15:16 | 日々のこと | Comments(2)

祇園祭後祭山鉾散策

河原町三条のLoftで買い物を済ませ、山鉾を見物しながらの帰り道。曇り空ながら気温が多少低いので、汗が流れるほどではないのが幸いでした。

祇園祭の巡行と言えば、7月17日と思い込んでいましたが、実際は、50年前まで、17日の前祭(さきまつり)と24日の後祭(あとまつり)とに分かれて、山鉾巡行が実施されていたそうです。50年前と言えば、私は高校生。全然覚えていません。大体がぼおっとした子供でしたから、さもありなんと言うか(苦笑)。それが、昨年から復活。今宵は、後祭の宵山(EVE)という訳です。

厄除けのちまき。
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山鉾それぞれの名前が入っています。
玄関に吊るしてある古いちまきと交換します。本来、毎年替えるべきですが、古いのは、数年間、吊るしたままでした。こんなんで、厄除けになるのかな(笑)。

狭い町内のあちこちに点在している山鉾たち。偶々、私が観たのは、明日の後祭に巡行する10基の内の8基でした。通りが狭いので全体像が撮りにくくて、地域のお祭りを実感させられますが、日本の三大祭に数えられるのは、その歴史ゆえでしょうか。この辺の商家に嫁ぎ、家を切り盛りしながら、祇園祭を内から楽しみかったという妄想を抱いてしまいました。クムケ(꿈깨)~(笑)

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鈴鹿山(すずかやま)
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役行者山(えんのぎょうじゃやま)
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黒主山(くろぬしやま)
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浄妙山(じょうみょうやま)
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鯉山(こいやま)
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北観音山(きたかんのんやま)
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南観音山(みなみかんのんやま)
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八幡山(はちまんやま)

厄除けではないですが、いいことがありました。キム・ナムギルさんのファンクラブ会報が一年振りに発行されるという朗報。当然とは思わずに喜びたいです。もっとも、中身が肝腎ですが、期待して待ちましょう。私の場合、負の願望の方が実現性が高いので、いいことを考えた方がいいのです。

幸運が訪れますように!
복 받으실거에요.
ポッ パドゥシルコエヨ。
Best of luck to you!
by omasa-beu | 2015-07-23 22:30 | 日々のこと | Comments(14)

Road Story - 崔淳雨(チェ・スヌ)旧宅

映画『パンドラ』の共演者、ムン・ジョンヒさんのインスタグラムによると、撮影は無事に終わったようです。

ムン・ジョンヒさんは、ドラマ『恋人』では、サンテク兄貴の奥さん役でナムギルさんと顔を合わせていますし、他の共演者のひとり、カン・シニルさんは、『カン・チョルジュン 公共の敵1-1』で、強力班の班長として、終盤、ナムギルさん演じるムンスとの対決でぶつかり合いを演じていました。久しぶりに再会したキム・ナムギルをお二人はどうご覧になっていたことでしょう。映画が公開される頃には、インタビューなどで、撮影秘話、エピソードなどを聞かせてもらいたいです。

また、映画『阿修羅』への出演が本決まりであれば、こちらは9月撮影開始とか。8月は、その準備で忙しい日々を送ることになりそうですね。少し休憩してもらいながら、日本でコンサート形式のファンミを開催してもらうのが私の夢ですが、それこそ、「꿈깨.(クムケ・眼を覚ましな)」という台詞が返ってきそうな気がします(苦笑)。

さて、本日のRoad Story からは、崔淳雨(チェ・スヌ)旧宅のナレーションです。ソウル市城北区HPには、次のように記されています。(写真もお借りしました)

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1920年代に建てられた韓国の伝統的な家屋で、 国立中央博物館長をなされた 兮谷(ヘゴク:号)崔淳雨先生が余生を過ごし、代表的な著書の「 無量壽殿の洞張り柱に背をもたせ」を執筆した家です。
文化遺産委員会が一般の人たちからの募金活動を行い、その募金で現状の家屋原型を守り、「市民文化遺産1号」となっています。


Track 5. 최순우 옛집 崔淳雨(チェ・スヌ)旧宅

한옥은 외형뿐만 아니라, (韓屋は外見だけではなく)
집에서 바라보는 경치나 분위기로도 (家から眺める景色や雰囲気にも)
집의 품격을 따졌다고 하는군요. (家の品格を問われたりするんですね)

성북에는 (城北には)
한국의 전통미를 남다른 안목으로 바라본 (韓国の伝統美を人並みはずれた眼識で眺めた)
미술사학자 최순우도 살았다고 합니다. (美術史学者崔淳雨も暮らしていたということです)

한옥의 미를 더 느끼고 싶다면 (韓屋の美をさらに味わいたいなら)
산책겸해서 들러보는 건 어떨까요? (散歩がてら立ち寄ってみるのはどうですか)

근데, 심우장에서는 조금 멉니다. (ところで、尋牛荘(シムウジャン)からは少し遠いです)

들어서면 깊은 산중, (立ち入ると深い山合)
최순우 옛집 (崔淳雨旧宅)

http://file.ssenhosting.com/data1/teamgil/ch5.mp3
by omasa-beu | 2015-07-22 21:19 | Gil-Story | Comments(2)

御所INサマータイム

御所の近くへ所要で出向いたついでに御苑内を散策。ちなみに、京都人は京都御苑という言い方はしないようです。子どもの頃から、京都御苑全体をひっくるめて御所と呼んでいます。

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烏丸通出水口から入り東を望む。突当りに位置するのは仙洞御所の表門。真っ直ぐに伸びる広々とした砂利道。緑の木々。青い空と白い雲。仙洞御所の奥に見える大文字山。視界が広がり、頭のもやまでもすっきりしてくるようです。

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木立の中にひっそりと鎮座する白雲神社(しらくもじんじゃ)。素朴な佇まいに心惹かれます。弁財天なので、芸術的な素養を授けてくださるよう、今更ながらにお願いしました(笑)

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京都御所南側の建礼門。この前で自撮りを試みるも失敗(苦笑)。若い子たちは、どうして、ああも上手に撮れるのでしょうか。

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京都御所西側の長い築地塀。流れる雲に眼をやると、ふと遠い日が胸をかすめます。

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蛤御門から出て帰路へ。NHK『花燃ゆ』でも描かれていましたが、会津と長州が戦った場所です。

真夏のせいか、観光客はまばら。犬の散歩をするひと、自転車で通り抜けるひと、ジョギングするひと、ベンチで読書する外国人カップルなど様々です。見かけるうちの半数は外国人。それも単独行動が多い欧米系の方たちがこの贅沢な空間を楽しんでいるように見えました。

Enjoy summertime in Kyoto.
京都の夏を楽しもう。
교토의 여름을 즐기자.
キョトエ ヨルムル チュルギジャ。

出遅れましたが、キム・ナムギルさん主演映画『無頼漢 渇いた罪』のチラシ完成。シネマート心斎橋さんのツイートからキャプチャさせていただきます。チラシは、シネマート心斎橋に置いてあるようです。
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夏が終われば、映画『無頼漢 渇いた罪』を楽しもう!
by omasa-beu | 2015-07-19 22:32 | 今日のひとこと | Comments(10)

Road Story – 北庭カフェ

このところの暑さに負けて、何もする気がしない今日この頃ですが、気を引き締めて、Road Storyを読み進めることにしましょう。

Track 8. 북정카페(北庭カフェ)

오늘도 구수한 막걸리 향과(今日も芳しいマッコリの香りと)
너털웃음소리가 거리를 가득 채웁니다.(豪放な笑い声が町を埋め尽くします)

북정카페는 마을 어르신들의 랠리포인트(北庭カフェは村のお年寄りのラリーポイント)
대부분 70대 할아버지와 할머니들이세요.(ほとんどが70代のおじいさんとおばあさんです)

칼 군무로 채소를 다듬는 할머니들 옆에는(切れのよい包丁さばきで野菜を切り揃えるおばあさんたちの横には)
언제나 손때 묻은 윷이 허공을 날아다닙니다.(いつも手垢のついたユッ(ユンノリの棒)が宙を飛び回ります)

윷가락이 두 개 이상 멍석을 나가면 실패랍니다.(ユッガラクが2個以上むしろから出れば失敗ということです)

어르신들께서 술 한 잔을 권하십니다.(お年寄たちがお酒を一杯勧めてくださいます)

저... 안 되는데... (ぼく… だめなんですが… )
그래도 주시는 거니까... (でも、せっかくなので…)

어르신,(おじいさん)
있는 그대로 부어주세요.(ありのままに注いでください)
그래야 설레요.(それでこそ、トキメキます)

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写真の出処は画像内に記載されています。

文中、ユンノリの棒を指し言葉として、윷(ユッ)や윷가락(ユッガラク)の二通りの表現が使われています。

働き者のおばあさんたちの横で遊びに興じるおじいさんたち。今の若者には考えられないことかも知れません。

저... 안 되는데... (チョ… アンドゥエヌンデ) For me… it's not a good time…
그래도 주시는 거니까... (クレド ジュシヌンゴニカ) However, if you would insist,

このくだり、いいですね。さすが、千両役者!!
傍らでささやいてくれるナムギルさんの声に私はときめいています。

http://file.ssenhosting.com/data1/teamgil/scafe8.mp3
by omasa-beu | 2015-07-15 21:09 | Gil-Story | Comments(8)

三つ編みピダム

『善徳女王』49話。危機一髪のところをまたもやピダムに救われるトンマン。長い髪の毛を一本の三つ編みに編み、二刀流のさばきも鮮やかに敵をぶった切るピダム。このあたり、参考にしたという『バガボンド』の武蔵から取り入れたものでしょうか。立ち回りシーンのスピードが速すぎて、キャプチャもできないほどです。韓国ドラマの戦闘シーンは、芝居とはいえ、怪我人が出ているのではと思わせられる迫力があります。

ところで、この三つ編み、ピダムの周辺に、身のまわりを世話してくれる女人は見当たらないのですが、一体誰に編んでもらったんだろうと、初めて観た頃、どうでもいい疑問を抱いたことを思い出しました(笑)

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다음에 또 이렇게 혼자 오시면 정말 안 구해드릴 겁니다.
タウメ ット イロケ ホンジャ オシミョン チョンマル アン クヘドゥリッコミダ。
今度 また こうやって ひとりで 来られるなら ほんとうに お救いいたしませんよ。
If you would happen to come again by yourself, I would not save your life indeed.

黒花郎の衣装を身に着けた時の髪型はアップ。
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トンマンから特別任務を言い渡され、ポニーテールの長い髪をなびかせ、喜び勇んで出かけて行ったピダムでしたが。
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49話はピダムにとって転換点とも言うべきエピソードでした。トンマンを恋慕し、手助けをすることだけに喜びを感じていたはずなのに、今後、彼の周辺の人物によって翻弄されていくことになります。もう、ヨムジョンが余計なことをピダムに吹き込むんだから(BS朝日の放送ではカットされていましたっけ)!!

このヨムジョンを演じたのがオム・ヒョソプさんです。ヨムジョン以来、いろんなドラマでお顔を見るようになりましたが、あの憎憎しいヨムジョンと違い、知的でハンサムと感じることもありますから、俳優さんてすごいと思います。いえ、すぐれた俳優さんがすごいんですね。

『善徳女王』公式ガイドブック下巻にオム・ヒョソプさんのインタビューが掲載されています。ご覧になったことのないギルペンさまのため、ナムギルさんのことを語ってられる箇所だけ、そっとコピーさせていただきました。
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トンマンから「子供みたいだな」と言われたピダムの笑顔。惚れ惚れ~♡
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写真は、youtubeからキャプチャさせていただきました。
by omasa-beu | 2015-07-13 22:19 | 善徳女王(ピダム) | Comments(12)

キム・ナムギルが歩く道

「キム・ナムギルと城北洞を歩いた」というDaumのホーム&リビングに掲載された記事を遅ればせながら読んでみました。すでに公開されているインタビュー等と重複している部分はありますが、Road Storyが発表されるまでの背景などが興味深いです。

今までの体験や想いを一過性のものにせず、黙々と、しかし、着実に実現してゆく姿は、俳優としてというよりも、人間として信じられる人という想いが一層強くなりました。

2010年に出版された写真集『Into the Wild』には、彼がGil Storyへたどり着くまでの経験が綴られています。その箇所のみ、改めて、あげさせていただきます。写真は、韓国版Into the Wildからキャプチャしましたが、問題あれば、削除いたします。日本語訳は、私が、以前、訳した時のままです。

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最小限の名分

かつては誰かを助けることは偽善だと思っていた。
ぼくの家族が苦労し難儀しながら暮らしているのに
家族よりも他人を先に考えることは
ぼく自身を偽ることだった。

よい志をもって隣人を助ける同僚の俳優たちでさえ
よく見てはいなかった。
誰かを助けることが流行のように広がることも
気に食わなかった。

俳優キム・ナムギルがある慈善団体で
子供たちの世話をしている記事を目にしたときや
地震の被災地で救援物資を運ぶ
自分の姿を見ると顔がかっと熱くなった。

苦労なことや貧しいことを
誰よりよく知っているので
ぼくがしていることがすべて嘘のように思えるのだ。

インドネシアのスマトラ島で
地震被害復旧の奉仕活動をするとき
放送用カメラがずっとぼくのあとを追っていた。

地震という言葉を聞いただけでもわっと泣き出す子供たちと
多くの方たちが死んでいった廃墟の土地で
ぼくは何をしているのかと腹が立った。

困っている方たちのためにぼくができることというのは
あまりにも取るに足らないことだ。
だから余計に腹が立つ。

ところが人々は言う。
公人としてよいことの先頭に立つことだけでも
最小限の名分になるんだと。

その最小限の名分が
ぼくを動かしている。

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再び、建てる

怒った土地の上に柱を立て釘を打って
トントンと家を一軒建てた。

赤く燃えてしまった大地の上に
また再び花が咲き鳥が鳴く。

希望と呼ぶにはあまりにも残酷な花と鳥が。

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生きる理由

きみとぼくは言葉が通じない。
皮膚の色も違うし顔つきも違う。

ぼくたちには共に分かちあう話も歴史もない。
それなのにぼくたちは友だちになった。

それがまさにぼくたちが「生きる理由」だ。

「キム・ナムギルと城北洞を歩いた」という記事については、下記の日本語訳をご参照ください。翻訳機でわかりにくい箇所だけを書き直しました。間違い、および、不十分な訳についてはご容赦くださいませ。
元記事は、こちらです。写真は、私がとくに好きな1枚だけ、お借りしました。


キム·ナムギルと城北洞を歩いた
Woman Sense
入力15.07.09。


思ったより温かく、期待より素晴らしい。映画の中のキャラクターの話ではない。 「本当の」キム·ナムギルに会った。

俳優キム·ナムギルは千の顔を持っている。カメラの前に立つとその通りだ。映画の中で出会うキム·ナムギルの姿は誰かを切なく愛するロマンチックガイになったり、自分を下に置いたようなコミカルな魅力を見せてくれたりする。時には涼しい目つきを持ったカリスマ的な人物に変身する。そんな彼が自分の本当の顔を見せた。 2013年からファンと一緒に分かち合い活動を展開しながら、今年初め、ソウル市の非営利民間団体「ギルストーリー」を設立したのだ。数年の間、メディアには一切言わずにゆっくり準備してきたことである。彼が作ったソーシャルプラットフォームでは、全世界のファンが一緒に分かち合いをテーマにコミュニケーションしており、少し前には、韓国文化や情緒を知らせる「道を読んでくれる人」のキャンペーンを開始した。誰の視線も意識しないまま、キム·ナムギルはそうやって黙々と自分の道を歩いて来ていた。

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分かち合いについて本格的に考えたのはいつからですか?

正直、以前には「分かち合い」ということを考える暇がありませんでした。家族や知人も仕合わせでなく大変なのに、他人を助けることはできないじゃないかと思ったんです。そうするうちに偶然、2010年1月、ある放送局と共にインドネシアの地震被害の復旧ボランティア活動に行くようになりました。そこで絶望を運命として受け入れ黙々と生き抜く被災者たちに会って話を交わしながら、彼らの手を取ってあげたいという思いがしました。しかし、一方では、心が穏やかでなかったのです。助けるのは良いことだが、一時的なボランティア活動は、むしろ彼らに傷だけを残すだろうと思ったのです。ぼくはここにしばらく逗留し戻ると気楽に休めるところがありますが、彼らは依然として誰かの助けがなければ、ずっと苦しみの中にあるようでした。だから始めたのが「ギルストーリー」というグローバルソーシャルプラットフォームです。世界中のファンと分かち合いをテーマにしたコミュニケーションの窓口を用意したのです。偶然の機会に始まったことです。


公益的な活動をしながらも、特に知らせなかった理由はありますか?

知らせるのが良く見えませんでした。インドネシアに行った時も泣いている子供をカメラに収める取材陣を見て心が穏やかではなかったのです。撮影よりも子供の方から助けて見なければならないじゃないか、という疑問がずっと生じました。葛藤するぼくを見ていた活動家のお一人がぼくにこのような話をされました。 「ナムギルさんの本心に多くの人が気づいたなら、これらの人々を助けたいと思う人がさらに多く生まれるかも知れないじゃないですか。今は家一軒を建てただけだけれど、これが十軒になり、百軒に増える奇跡が起こるかも知れないです」と。それまでは、あまり関心がなかったのに、以降、ハイチで大地震が起きて、ぼくが撮影していた番組を通して資金が調達されている様子を見ながら悟りました。 「俳優としての影響力を良いことに使うことができるだろう」なんて。 「ギルストーリー」をやりながら、積極的に知らせてはいない理由も本気を尽くしていることは、ぼくが自慢しなくても、知られるようになると考えたんですよ。 つてでニュースを聞いて、人々が集まり、どんどん規模が大きくなってみると公信力を持つ必要があることも生じました。だから非営利民間団体として登録し、自然に知れ渡ったのです。


具体的にどんなことがありましたか?

当時、台風「ハイエン」で大きな被害を受けたフィリピンのファンの一人がギルストーリーに助けを求める書き込みをあげました。韓国をはじめ、ヨーロッパやアジア各国のファンが一緒に役に立ちたいと乗り出したのです。幸いなことに、フィリピンの現地救援団体と協力し、支援する方法を探し、あるクラウドファンディングの会社の助けを借りて、全世界で後援金を受け、地元被災地の300家庭の家の復旧をしてあげることができました。そのことがあってから、他人を助けるためにも、システムや公信力が必要だろうとNGOを設立する準備を始めました。ぼく一人が動くよりも、ぼくを取り巻く環境とシステムが動くとき、より大きな結果をもたらすということを経験したので、難しいですが、すべてに有益な方法を選んだのです。


一緒にする人々はいらっしゃいましたか?

インドネシア奉仕活動に一緒に行ってきた写真作家、コミュニケーションの専門家、そして、ぼくも。こうして、3人が始めました。3人が6人になり、6人が12人になって自生的に人が集まり始め、現在では100人を超えるプロボノ(自分の専門性を持って、社会的公益活動に参加する専門家。「公益のために」という意味のラテン語に由来する言葉)が一緒にやってくださっています。最初は周りの人にギルストーリーのプロボノとして参加くれと話して回ったこともあります(笑)。今は、先に参加すると快く手を差し出してくださる方も多いです。年齢と職業に関係なく、「ギルストーリー」で出会い、生涯の友達になりました。


「ギルストーリー」のプロボノとして参加すれば、特別な恩恵がありますか?

すべての方々が才能寄付で参加していらっしゃいます。商業芸術をする方は、自分の才能が商業とだけ評価されることに限界を感じて公益活動の渇きがあったようです。あえて誰を助けるという途方もない意味を見つけるより、NGOの活動をしながら、自分のアイデンティティとすることにさらに自負心を感じるのです。ぼくもそうです。良い縁に出会い、ぼくも成長し、成熟していくことを感じます。


NGOを作り、最初に始めたキャンペーンが「道の話:道を読んでくれる人」と言うことですが、このキャンペーンは何をするものですか?

「道の話キャンペーン」は、韓国の道と道に込められた人々の話を探して、これを文化芸術コンテンツで製作するプログラムです。最初に城北洞を選択しました。城北洞の文化、歴史、人文科学の話を盛り込んだ音声ガイドとビデオガイドを作りました。ぼくは製作総監督であり、出演とナレーションを引き受けました。ある方は、「観光キャンペーンか、地域広報をするのか?」と尋ねたりもしました。わが国の歴史と文化を守ってきたところが、商業的に変わってしまったため、そのような見方もあるんでしょう。しかし、道のストーリーは、それを他の視点で覗いてみたかったのです。果たして地域の商業的な発展だけがわれらに存在価値を与えるのか、話題を投げかけてみたかったのです。

なぜ、ことさらに「道」をテーマに決めましたか?

「道」は、私たちの歴史、人生、感性、人、暮らしが調和しているところです。どれ一つとて大切でないものはないですね。人と社会が疎通し、関係を結び、共同体が回復される空間もまさに道であると思いました。 「われら」の話を分かち合うのに適した場所です。


映画の撮影のため、忙しくはなかったのですか?

今も映画「パンドラ」撮影のため、ほとんど撮影現場に入り浸っています(笑)。道の話キャンペーンは、昨年初めから準備したのですが、全体の企画会議から対象地域選定、現地調査、制作チームハンティングまですべて一緒に動きました。われらがしようとすることは人々の心を得ることなのに、ぼくは自分の生きる道さえ見つければいいのですか? ぼくが最初に率先垂範する姿を見せなければならないと思いました。見た目は簡単に見えますが、このキャンペーンを作るまで、本当にすごく努力しました。道を探して調査する期間だけで6ヶ月かかり、企画し、準備するためだけに3〜4ヶ月はかかったと思います。特に撮影締め切りが映画撮影や公開日とぴったり重なったんです。骨を折って、きっかり一日という時間を空けたのに、その日よりによって雨が降ると言うんです。撮影を見合わせるべきか、数百回も考えました。直前の夜まで映画撮影をして、午前10時に城北洞でスタッフたちに会いましたが、すぐにでも雨が降り出してきそうでした。ところが、撮影を開始し、30分ほど過ぎると雲がきれて嘘のように空が晴れたんです。 「このキャンペーンはよくなるよね」と直感的に感じました。


どこの道が最も良かったですか?

「吉祥寺」の道です。まるで都心の中の避難所のようでした。ゆっくりと道を歩いていくと、目を閉じても、空を見上げることができる余裕ができました。 「ゆるさ(スロー)の美学」を吉祥寺の道を歩きながら気づきました。プッチョンマウルの路地も好きです。スピード感に慣れた人々に「事実、ここがわれらの現住所であり、われらが住んでいる姿だ」と話してくれるようです。子供の頃遊び回った路地も思い出して、近所の人と目を合わせて笑うこともあるかもです。 「人のにおい」がそのまま感じられました。


ギルストーリーのキャンペーンを展開しながら、自ら変わった点がありますか?

最初は他の人を助けるという気持ちで始めたのですが、結果的には、ぼく自身を助けているようです。最近いつもぼく自身の責任と役割について考えて生きています。人間として道理を果たそうとして、俳優として良い作品を作るために努力するのです。むやみに行動だけを先立たせるよりもぼくの周辺から支えていこうと思います。後には、仕合わせが溢れかえり、誰とも分け合いたい真心が集まる世界を作りたいです。


人々がこのキャンペーンを見て何を得たらいいですか?

ぼくが道を読んで差し上げます。気楽に聴いていただきたいです(笑)。ぼくと同じように、都市生活の早いペースから抜け出し、少しでも楽に息をすることができる余裕を見つけられるよう願います。その道を直接歩きながら聞いてもいいし、目を閉じて聞きながら、ぼくと一緒に歩くことを想像してもいいですね。直ちに出発することができなくても、一度でも行ってみたいと思ってもらえるといいです。 「芸術が貧困を救うことはできないが、慰労することはできる」という言葉があるでしょう。誰かにとって慰めになることができるなら、それだけで感謝することが他にあるでしょうか?


キム·ナムギルはそうやって誰も気軽に行かなかった道を黙々と歩いているところだ。他の人を慰めることができる場合はそれで十分だというキム·ナムギル。彼と共に歩きたい今日である。


取材 チョン・フイスン記者
写真 キム·ヒョンソク(エボニー·アンド·アイボリー)
取材協力 ギルストーリー(gil-story.com)
by omasa-beu | 2015-07-10 23:54 | Gil-Story | Comments(4)

Gil Story 7月の物語

今月のテーマは、사람(人)。

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写真は、ハルとモルですね。ナムギルさんにとって、「二人」は家族。

사람이 좋다.
サラミ チョッタ。

People story、Life story ともに、素敵な写真と文章がアップされています。こちらです。

昨年、Gil Story 11月の物語(こちら)で紹介されていたパスカル・メルシエ著「リスボンへの夜行列車」を映画化した『リスボンに誘われて』をDVDで鑑賞。

冒頭、タイトルバックのベルン(スイス)の街並みとそれに続く主人公(ジェレミー・アイアンズ)の書斎の青みがかった色調にまず心を奪われます。

初老の高校教師、ライムントは、通勤途中、橋の欄干の上に立つ赤いコートの女を夢中で引きずりおろします。教室までついてきた女がどこかへ行ってしまったことに気を取られ、授業を放り出し、彼女が残したコートを手に後を追うライムント。コートのポケットに残されていた一冊の本とそこにはさまれていたリスボン行き夜行列車のチケット。

見知らぬリスボンの街で著者の家を訪ねるライムント。独裁政権下のポルトガルと現代を交錯させながら描かれるリスボンの街角と登場人物たちが魅力的です。ナムギルさんがこの映画を観ていたなら、この街の路地にも興味を覚えたことでしょう。

鑑賞後、じわっとくる感動。私もまだ新しい人生を始めてもいいんだと思わせてくれる映画でした。

それから、ギルストには関係ありませんが、韓国のナムギルさんファンサイト、김남길 갤러리(キム・ナムギル ギャラリー)、通称、ゲルでは、ナムギルさんに宛てたアンケートを公開してくださっています。
こちらのサイト、左側番号316435~316440までの6枚です。ご覧になれる方は行ってみてくださいね。パンマル(タメグチ)で返答しているナムギルさんとゲルのペンたちとの関係をうらやましく感じながら、辞書を片手に、ナム字を判読しつつ読ませていただきます。ゲルのみなさま、ありがとうございます。
by omasa-beu | 2015-07-08 23:17 | Gil-Story | Comments(2)
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♪ ♪ Kim Nam Gil Forever ♪ ♪  韓国の俳優キム・ナムギルさんが好きです☆ドラマ『名不虚伝(ミョンブルホジョン)』11/17からMNETにて放送開始!!


by omasa-beu
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