おまさぼう春夏秋冬

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『サメ~愛の黙示録~』 5話

身体のここが痛い、あそこが痛いと言い始めるのはオバンになった証拠と自覚しながらも、やはり、今回も、そういう話題になってしまいます。不調と言えば不調ですが、でも、もし働いているなら休むほどでもない程度ですから、ある意味、暇すぎる病と呼べるかも知れません。時間がありすぎるせいか、意識がどうしても不調な部分へ集中してしまうのです。

今朝、お風呂につかりながら、ふと、昨年の秋のキム・ナムギルのインタビュー記事の言葉が蘇ってきました。

「『赤と黒』が日本で評判と聞いても、公益中の身だから、確認することも何もできない」

という意味の内容でした。ただ、それだけで、NHKで『赤と黒』が放送された当時のファンの熱狂やときめきを思い出したのです。公益期間が終わっても、姿もコメントも出さなかったナムギルさん。突然、フェイスブックで、ニュージーランドからの写真と便りが送られてきた時の喜び。日本公式ファンクラブの誕生と1st Japan Tourの告知。それから、雑誌のインタビューの数々などなど、昨年の秋から冬にかけて、胸おどる日々でした。

そして、映画『海賊: 海へ行った山賊』の撮影中とはいえ、情報もイベントも減ってしまった状況に呼応するように身体の具合がぱっとしない毎日です。まさにキム・ナムギルこそが私の特効薬かも知れません。

さて、前書きが長くなりすぎですね。5話のあらすじについては、こちらをご覧くださいませ。

12年の歳月を経て、キム・ジュンとなって韓国に戻ってきたハン・イス。チョン・マンチョル殺害をもって復讐劇の幕を開けたわりには、チョ・ヘウへの感情に揺さぶられすぎのように思われます。

5話で最も面白く観たのは、チョ会長別荘での昼食会でのイスの表情です。表敬訪問というよりは、むしろ、戦線布告という姿勢が露骨に見られます。

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天敵(笑)であるヘウ父との対決も復活し、ミシル笑いも健在です。ナムギルさんの悪い男的表情は魅力あります。

「一番尊敬しているのがおじいさまです」というヘウの言葉をイスはどんな想いで聞いていたことでしょうか。12年前も同様、祖父を信頼しきっている彼女の言葉がイスの胸を痛めたことなど、知るよしもないヘウですから。

別荘近くでヘウが風で飛ばしたショールをイスが受け止めるシーン(ヘウ、お礼も言わないんだから)、そして、最後の唐突なキスシーンなど、イスとヘウのシーンは監督のファンタジーと受けとめることにしています。『サメ』でのイスのファッションはスーツ、普段着を含めて好きですが、この回の茶色の皮ジャンの下に着ているグレイのベストだけはもっさりしてるなと観るたびに感じます。

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<写真は、韓国KBS『サメ』HPからお借りしたもの、あるいは、動画をキャプチャしたものです>
by omasa-beu | 2013-11-25 19:15 | サメ(サンオ) | Comments(20)

『サメ~愛の黙示録~』 4話

寒くなってきたせいか、年齢によるものか、身体のどこかが狂い始めているような気がします。こういうときこそ、キム・ナムギルさんのイベント情報でもあれば、一度に元気はつらつリポビタンになるのですが、公式ファンクラブでは、ファンのことは忘れてしまっているのでしょうか。

さて、『サメ』4話です。12年前、チョ・ヘウ父の引き逃げ事故を隠蔽したチョン・マンチョル刑事を殺害し、復讐の道を歩み始めたハン・イスこと、キム・ジュン。ホテルに戻り、バスタブに身を沈めるイスの横顔には、計り知れない複雑な想いが錯綜しているように思われます。

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父に引き逃げ犯の汚名を着せたうえ殺害した者たちへの復讐のために生きてきたイスであっても、再会したヘウの面影が胸をよぎります。しかし、父だけでなく、イス自身をも亡きものにしようとした残虐な事件現場を思い浮かべ、ヘウへの想いを打ち消すイスなのです。

チョン・マンチョル刑事殺害事件の捜査上、ヘウとビョン・バンジン刑事とのシーンが多く見られますが、ヘウ&イスやヘウ&ヘウ夫(オ・ジュニョン)以上に、この御両人の組み合わせが一番しっくりくるように見えるのは、私のやっかみでしょうか(笑)。

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エレベーターの前でいちゃつくヘウ夫婦を目の当たりにしたイスの表情にはドキッとするほどの冷たさを感じます。やはり、ヘウには心を動かされざるを得ないイスなのでしょう。

ここで、3話のバルコニーシーンに続き、ヘウにとってのイス思い出、パート2です。
チャン・ヨンヒ秘書に食事を一緒にしようと仕向けながら、エレベーターを降りるや、「まっこりを頼みましょうか」というチャン秘書へ次の台詞を放つイスです。

꿈 깨요 (クム ケヨ)

字幕では、「眼を覚ませ」となっていました。直訳は「夢から覚めなさい」ですが、平たく言うと、「そんなわけないだろ」みたいな感じに受け取れます。

12年前のイスは、「クム ケヨ」ではなく、「クム ケ」とパンマル(ため口)でヘウに話しています。友達ですものね。

チャン秘書に指示をだすときも、顔を合わせないイス。12年前の少年イスは、相手の眼を真っすぐ見て話をする子でした。彼が、いまも、瀕死の重傷を負った後遺症に、それは身体も精神も、未だ苦しめられていることが、イスの仕草から察せられます。

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チョン・マンチョルが殺された日は、イス父の命日でした。父の遺骨をまいた川の岸辺でパク女史と出会うイス。彼女が父に片思いをしていたと知り、とても柔らかな笑みを投げかけます。

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復讐への次の一手は、グランブルーホテル買収。ビジネスマンとしての非情な姿を見せるイス。ムン社長の弱みをにぎり、追い詰めて行くキム・ナムギルの演技の間合いが素晴らしいです。

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ヘウのぶりっこシーンは馴染めないです。かわいいと思ってられる方、ミアンヘヨ。

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『サメ』はまだまだ序盤です。すでに、韓国での放送時に最後まで観てしまっていますので、今回は、キム・ナムギルの演技に注目しながらドラマを追っているところです。

あらすじは、以前、こちらの記事に書いています。よろしければ、ご参照くださいませ。

<写真は、韓国KBS『サメ』HPから借用、あるいは、リプレイ動画からキャプチャさせていただいたものです>
by omasa-beu | 2013-11-19 16:12 | サメ(サンオ) | Comments(8)

なつかしの...ピダム♡

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「善徳女王 公式ガイドブック(下巻)」の裏表紙です。

全62話の各エピソードのあらすじはもちろん、時代背景や登場人物の紹介、主要メンバーのインタビューなど、善徳ファン、ピダムファンにとっては、時々手にとってみたくなる素晴らしいガイドブックです。

上の写真は、最終話(62話)のページにも掲載されていますが、ピダムが悲壮な最期を遂げた最終話のなかではめずらしい、前歯がちょっとだけのぞいている好きな表情なので、見入ってしまいます。スキャンした裏表紙をアップするために縮小したので、画質が粗くて申し訳ないです。

残念ながら、上下巻ともに絶版になっており、いまは中古本しか入手できないようですね。

(写真、問題があるようでしたら、削除いたします)
by omasa-beu | 2013-11-14 23:00 | 善徳女王(ピダム) | Comments(27)

NHK『にっぽん縦断 こころ旅』

このところ楽しみに観ている番組です。

ご覧になった方も多いかと思いますが、俳優の火野正平さんと自転車隊のみなさんが日本の各地を自転車でめぐる旅。

行き先は、視聴者からの手紙で決められます。

以前、NHKBSにチャンネルを合わせると一日中やっていた時期があり、何の演出がある訳でもないのに、見入ってしまいました。

全身でペダルをこぐ火野さんの自転車の後を一緒に走っているような気になります。

名所旧跡でも何でもない、視聴者の心に残る思い出の地に至るまでの道。

国道であったり、山の中の木立のなか、田圃のなかであったり、時に太平洋、時に日本海のそばを走る自転車の旅。

その土地の食堂で火野さんが食べる食事風景も魅力のひとつ。ドンぶりものや、火野さんの好物、ナポリタンなど、最近はあまり食べなくなったご飯類のおいしそうなこと。

おばちゃんたちの応援にはそっけないのに、若い女性には積極的に声をかける火野さんがいい(笑)。

実は、火野正平という芸名に変わる前のご本人を見かけたことがあります。私が大学1年か2年の頃でしたから、火野さんはまだ高校生だったはず。場所は、京都の北にある宝が池。芝生にゆったりとすわり、数名の若い女性に囲まれて談笑する火野さんの姿が今でも記憶に残っています。その後、浮き名を流す火野さんの面目躍如、いえ、栴檀は双葉より芳し。ちょっと意味が違いますか。

最近では、NHKドラマ『夫婦善哉』で蝶子の父親役が印象に残りました。私にとっては、懐かしの俳優さんであり、日本の自然の美しさを再発見する番組です。

今週は、福島県に入りました。キム・ナムギルの熱烈ファンのおひとり、Mさまのふるさとでもあるし、今まで以上に楽しみです。

番組のホームページ
by omasa-beu | 2013-11-11 15:25 | 映画、TV、本、音楽 | Comments(20)

『サメ~愛の黙示録~』 3話

いよいよ、キム・ナムギル扮するハン・イスの登場です。

チョ・ヘウとオ・ジュニョンの結婚式がとり行われた伽耶ホテルのロビー。ビョン刑事に眼をとめるイス。だが、そこにいるのが、12年前、姿を消した高校生のハン・イスとは気づかない様子の刑事。彼をアッパ(父さん)と呼ぶ妹のイヒョンとヘウを離れて見つめるイスの姿。

ドラマは、1話でイスとヘウが会ったバルコニーへと戻っていく。

イスは、自身をヨシムラ・ジュン、韓国名、キム・ジュンと名乗る。

満月を見上げながら、北極星の話をするジュンに高校生のイスを重ねるヘウ。その眼から流れる涙。

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思わず、ヘウを抱き寄せるジュン。初対面の相手なのに、なんの抵抗も示さないヘウ。

いつしか、表情がやわらいでいるイス。

ありえない展開ですが、この復讐をテーマにしたサスペンスドラマのなかで、イス&ヘウの場面だけはファンタジーととらえています。でないと、ちょっと理解ができないのです。

そして、復讐のはじまり。ぞくぞくするナムギルさんの立ち居振る舞いです。イスのシナリオに必要なことだったのかも知れないけれど、はたして、その必要があったのかどうか疑問。

3話の簡単なあらすじはこちらをご覧くださいませ。
by omasa-beu | 2013-11-09 18:36 | サメ(サンオ) | Comments(8)

Gil Story 更新 「11月の物語」

『サメ~愛の黙示録~』3話が放送される前に、急いで、Gil Story の更新をお知らせいたします。

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その土地に根付いて暮らしている人々の心の色のような土の色...

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大地の上に築かれた蜃気楼のような世界...

実と虚、ナムギルさんは何を言わんとしているのでしょうか。

別に、ソンムル(プレゼント)として、11月のカレンダーがダウンロードできます。

会員登録なしでご覧になれます。上の写真は、直接、Gil Story にてご確認くださいませ。

(写真は、Gil Storyから拝借しました)
by omasa-beu | 2013-11-08 20:16 | Gil-Story | Comments(6)

キム・ナムギル Facebook 更新 11/7

2時間ほど前に更新されていました。

닫혀있는 마음의 문을 여는 가장 좋은 방법이 뭘까요?...... 이 문의 열쇠를 갖고 있는 사람...손!!!
閉じられた 心の扉を 開ける もっとも よい方法は 何だろう?...... この扉の鍵を持っている人...手を!!!

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細長い扉ですね。
相変わらず、唐突なメッセージに面喰います。深読みすれば、できないこともないと申しますか。しかし、ここに書くのは控えておきます(笑)

追記です。22時過ぎに写真が2点、追加されています。

늘 그렇게... 내가 오기만을 기다리는 우리 탐탐이
いつも こうして ぼくが 帰ってくるのだけを 待っている うちのタムタム~
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우리 하~~루.. 머~~루 우쮸쮸~~
뭐줄까?? 내사랑이들~
うちの ハ~ル、モ~ル(ハル、モル)、うちゅちゅ~~
何をあげようか?? ぼくの ういやつたち~
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今日は、映画の撮影はお休みだったのでしょうか。なんであれ、ナムギルさん本人の声を聞けるのはうれしいです♡

(韓国語の文章、写真ともに、ナムギルさんのフェイスブックからお借りしました)
by omasa-beu | 2013-11-07 20:54 | Namgil Facebook | Comments(10)

アメリカ映画『スティーブ・ジョブズ(原題: JOBS)』

アップルの創始者、スティーブ・ジョブズの単なる伝記映画だろうと思っていたが、いやあ、面白かった。ジョブズを演じるアシュトン・カッチャーの大げさとも思えるそっくりさんぶりも楽しいけれど、ジョブズとほぼ同じ時代を生きてきたせいか、映画を観ながら、しきりに懐かしい想いがこみ上げてくる。つい、声をあげて笑ったり、そっと涙をぬぐったりしてしまった。

ジョブズのプレゼンテーション能力の高さは、iPhoneなどの製品発表やスタンフォード大学の卒業式の祝辞でも伺えるが、彼の武器は、夢見る力、そして、その夢を他人に説明し、納得させ、現実のものにしていく力にあるのがわかる。ジョブズという人は、コンピュータを作った人と思っていたが、実際は、自分が思い描いたものを誰かに作らせる能力のある人というのが、映画を観ていてわかった。両親の家のガレージでウォズニアックとコンピュータの試作を始めた頃から、そのはったりとも思える弁舌や商売の駆け引きには眼を引かれるものがある。

ジョブズは、コンピュータを家電のように誰もが簡単に使えるものでなくてはならないと主張し、それを実現させた。私なども、エンドユーザーの端っこにいながら、その恩恵を受けてきたひとりだ。今は当たり前のように、アイコンをクリックするだけで、パソコンを使っている気になっているが、それまでは、真っ黒のモニターにコマンドを入れなければコンピュータは動いてはくれなかったのだから。

エンディング、ジョブズ他、彼を支えた初期のメンバーの実物写真とその配役の写真が並べて公開されている。演技力もあるだろうが、実に似ている。

DVD発売後、もう一度、観たい映画

映画では、ジョブズが大学を中退した頃から、iPodを世の中に送り出した頃までが描かれている。彼の人生を知ろうとすれば、次のスタンフォード大学でのスピーチがおすすめである。感銘を受け、何度も聴いているが、なかでも、人生のどんな経験も、それらが後に点と点がつながるようにひとつの形となってくるというくだりが気に入っている。結局、点と点をつなぐことが出来る能力があるかか否かで、人生が決まってくるのかも知れない。点と点をつなげなかった者としての実感である。(YouTubeの映像、共有させていただきました)


by omasa-beu | 2013-11-07 12:41 | 映画、TV、本、音楽 | Comments(4)

マー君、応援してます☆

野球に興味のない私がその試合を最初から観たのは、イチロー選手が出ていたWBC以来かも知れない。でも、観続けられなかった。田中将大投手、マー君がジャイアンツに2点を取られた時点でチャンネルを替えてしまった。私が観ていると負けそうな気がしたからだ。だが、今朝の勝谷誠彦さんの有料メールマガジンを読み、最後まで見届けなかった意気地なさを後悔している。さすが、プロの書き手たちは違う。無断転載はご法度ではあるが、マー君についての文章は残しておきたいので、その箇所のみ、拝借いたします。メルマガの宣伝にもなるし、いいでしょ、勝谷さん!

2013年11月3日号。<打たれてこそ1面を飾る田中将大の姿に、東北の地に残る英雄譚「弁慶の立ち往生」が重ねて>。

 4時起床。
 打たれてなお、マウンドに仁王立ちし続けるその姿に、勝利の雄叫び以上にグッと来たのは、私だけではないだろう。
 田中将大投手が負けた。今回の日本シリーズについて私はしばしば野球マンガのようだとここで書いてきたが、楽天ファン、田中ファンには悪いながら、連載終了の前の回でのシナリオとしては、これほど劇的なものはあるまい。
 <田中攻略、巨人が逆王手/日本シリーズ、第7戦へ>
 http://www.asahi.com/articles/TKY201311020312.html?ref=reca
 <プロ野球・楽天の田中将大(まさひろ)投手が、今年初めて負けた。仙台市のKスタ宮城で2日に行われた日本シリーズ第6戦に先発して完投したが、2―4で巨人に敗れた。レギュラーシーズン、クライマックスシリーズ、日本シリーズを通じて、31試合に登板して26勝0敗2セーブだったが、32試合目で黒星がついた。対戦成績は3勝3敗のタイに。決着をつける第7戦は3日、午後6時半からKスタ宮城で行われる。>
 東京では朝日新聞はこの写真を一面に使っている。
 http://www.asahi.com/articles/photo/AS20131102001763.html
 打たれた直後の投手の姿をトップで見せたというのは、前代未聞ではないか。「犬が人を襲ってもニュースにならないが、人が犬を襲えばニュースだ」とよく言われるが「田中将大が勝ってもニュースにならないが、田中将大が負ければニュースだ」というこの写真こそが彼の勲章と言えよう。
 「野球マンガ」のシナリオを書いているのは、楽天の選手と監督そのものだ。つまらないセオリー野球ではなく、まさにマンガのキャラクターのような世界に自分自身で入っていっているように私には感じる。それはもう、シーズン中から。そして支えているのは、先日も書いたように、復興予算を使い切れず、しかも流用しているような屑が運営している「国」をむしろ「棄て」て自ら立ち上がろうとしている東北の被災地の人々だ。屑ぶりももはやマンガならば、こちらはヒーローを輩出するマンガで対抗するしかない。
 セリフもマンガのネームだ。カッコよすぎるのである。
 <楽天・星野監督「交代拒んだのは田中の意地」/日本シリーズ >
 http://www.nikkei.com/article/DGXNSSXKG0557_S3A101C1000000/
 <楽天・星野監督 田中には代われと言ったんだけど…。エースの意地だろうね。でも、田中の負けを見られたのは幸せなことだよ。これまでなかったんだから。泣いても笑ってもラスト。選手は必ず期待に応えてくれると思う。>
 シビれるねえ。<負けを見られたのは幸せなことだよ。>は、さきほどの、1面を打たれた姿で飾ることにつながる。しかも、田中選手がいなくなることを前提にしている。敗れたもの、去るものの英雄譚という、日本人の琴線すべてに触れてくる。
 
 こうなると、ひとりひとりの言うことに言霊が宿るようだ。相方の嶋基宏捕手。
 <楽天嶋「僕のミス」力投のマー君称える>
 http://www.daily.co.jp/baseball/2013/11/03/0006468737.shtml
 <「中5日で160球投げた投手を誰が責められるんですか?この負けを彼1人に背負わせちゃいけない」。高橋由に2ストライクからの3球目を勝ち越し適時打されたことについては「相手に読まれた。僕のミス」と振り返り、「田中のためにも明日は勝つ」と言葉を絞り出した。>
 「代えなかった星野」「160球投げきった田中」「それを讃えた嶋」の言葉はいずれも球史に残るだろう。スポーツ記者界のみならずコラムの世界でもきっての名文家の一人で、『築地をどり』の大名取でありながら私が尊敬してやまない西村欣也さんは、もちろんこういう時にはちゃんと登場する(笑)。もうこの方くらいのレベルになると、目先の勝敗なんかには触れない。「去る」ことに踏み込んで書いている。コラムニストの手法のひとつではあるが、さすが。
 <田中よ、旅立ちの時ならば…嘆かず喜んで送り出そう>
 http://www.asahi.com/articles/TKY201311020370.html
 <勝敗の興奮とは別の、この寂寥感は何なのだろうと思う。野球の季節が終わろうとしていることもある。が、やはりその根源は田中将大の存在だろう。>
 <本人から明確な意思表示はない。しかし、田中がこのオフ、海を渡る可能性は極めて高い。だとすれば、この試合が日本で田中を先発で見られる最後の試合になる。寂しさはそこから生まれている。
 が、見る者としては喜んで送り出してあげるべきだろう。アスリートはより高いステージで戦いたいという本能を持っている。海外流出を嘆くべきではない。野茂英雄、イチロー、松井秀喜、今年でいえば上原浩治が僕たちにどれだけ勇気をくれただろうか。サヨナラではなく、出発の時なのだ。>
 うまいなあ。日本中が勝敗に一喜一憂している時に<勝敗の興奮とは別の>と書き出せるのが、しかしコラムニストの特権だ。
 これだけの多くの「言霊」を田中選手は生み出している。それは英雄の英雄たる理由でもある。英雄は英雄譚を残す。それらの連鎖の上に、私たちの歴史はある。
 高度経済成長のあの華やかな時代を支えた川上哲治さんが逝かれたまさにその時に、新たな、驚くべきことにあのころの投手たちを上回る英雄が出現している。日本国の再びの快進撃を私は重ねざるを得ない。しかもその彼は、私たちが戦争で負けたアメリカへと出撃するのだ!勝っても負けても、今日の試合の最後は、田中将大へのスタンディングオベーションで送り出そうではないか。

by omasa-beu | 2013-11-03 13:15 | WBC/WorldCup/Sports | Comments(6)

Kim Nam Gil presents “OLYMPUS ENSEMBLE” DVD

1st Japan Tour のDVDは、発売以来、毎日のように聴いていましたが、この数日は7月に行われた“OLYMPUS ENSEMBLE”のDVDにその座を明け渡してしまいました。

内容は、コンサート編(収録時間:1:19:43)とドキュメンタリー編(収録時間:0:55:46)に分かれています。後者には、名古屋、大阪、東京各会場でのリハーサル風景やステージでのトークコーナー、そして、バックステージでの演奏者やナムギルさんのインタビューが入っています。

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コンサート編では、カメラが追ってくれるおかげで演奏者たちが楽器を演奏しながら眼を合わせたりするシーンを興味深く観られますし、ピアニストのパク・ジヌさんがタブレットに保存した楽譜を使っているのも、結構、カジュアルな感じがして、好感を持ちました。すみません、ちょっと上から目線でしょうか(苦笑)

1st tourのピアニスト、藤井理央さんがご自身のブログで「・・・司会進行役だったナムくんが、本編最後で「Roman」歌うとは、いいところ持ってちゃった感はかなりありましたね」と書いてられるように、ナムギルさん演じるRomanの世界にどっぷりはまってしまいます。かれの歌への没入度は半端ではないですね。歌詞のなかで「結ばれたこと」の<こと>の発音が妙に心に残ります。外国人が日本語の歌を歌っているということかも知れないんですが、不思議な情感が感じられます。リハーサルで、彼の歌に「いくらでも合わせますよ」と答えるメンバーに対するナムギルさんの反応がおかしい。

そして、ドキュメンタリー編では、ナヴィゲーターという役割を超え、アンサンブルメンバーを気遣うナムギルさんの姿や舞台に出る直前の緊張まで感じられて、繰り返し観ています。ドキュメンタリーといっても、決して、彼の素の姿を見ている訳ではないですが、私たちが客席にいた同じ時間帯のバックステージを観る興味でしょうか。

大阪会場(NHKホール)の楽屋でのインタビューでは、一部、大阪弁で
「オオサカ メッチャ タノシイナ スキヤデ・・・굉장히 사랑한다 오사카 여러분(とても愛してます、大阪のみなさま)」と語ってくれた「みなさま」のなかに、われら「本能的大阪人」のイメージが含まれていればうれしいなと勝手に喜んでいます。

東京公演(オペラシティ)の夜の部が収められているようですが、東京公演は行けなかったので、やっと、赤のジャケットを着たナムギルさんが観られました。とてもお似合いです。

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そして、キム・ナムギルの公演MCは、やはり、古家正亨さんしかいらっしゃいませんね。

アンサンブルの演奏を聴きながら~~~おやすみなさい~~~

(写真は、warner music japanのPVからキャプチャさせていただきました)
by omasa-beu | 2013-11-03 02:15 | キム・ナムギル(2012.7~2014) | Comments(8)
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♪ ♪ Kim Nam Gil Forever ♪ ♪  韓国の俳優キム・ナムギルさんが好きです☆映画『ワン・デイ 悲しみが消えるまで』7/29公開


by omasa-beu
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