おまさぼう春夏秋冬

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大つごもり

大晦日になると、ある映画が思い出される。タイトルは「大つごもり」と思い込んでいたが、ネットで検索すると、樋口一葉の原作を今井正監督がオムニバス映画に仕上げた「にごりえ」だった。『十三夜』、『大つごもり』、『にごりえ』の3作からなっており、私の記憶に残っているのは、『大つごもり』ではなく『にごりえ』の方だった。

料理屋の女に身代をつぎ込み、落魄した亭主とその妻のやるせなさが暗い映像のなかに描かれていて、こちらまで重い気持ちにさせられる映画だった。その夫婦を今は亡き宮口精二と杉村春子が演じていた。好きな映画というより記憶に残る映画といえる。この時期になるとテレビで放映されたものだが最近は見かけなくなった。時代に合わないのだろうか。

今年もあと10時間を切った。大掃除ならぬ小掃除はとうにすませ、呑気にキーボードをたたいているが、私にとっての大つごもりも暗い。12月31日から1月1日に変わる時間帯になると息苦しさで絶叫したいようない想いにかられる。異常な行動ははばかられるので、窓を開け、深呼吸をして気を鎮める。原因が思い当たらないでもないが、言わぬが花だろう。ネガティブ思考は年の終わりとともに去りぬ。

by omasa-beu | 2006-12-31 14:43 | 日々のこと | Comments(0)

年の瀬に

頭痛で寝込んでいるとき、脳のなかを波がうねりまくることがある。実際は何が起きているのかわからないが、非常に気持ちの悪いものだ。今朝は頭痛もないのに、同じ症状で目が覚めた。ひょっとしたら寝すぎかもしれない。「長いこと、長距離通勤で睡眠時間の短い生活を送っていたでしょ。そやから、今、その分を取り戻してるねん」などと自分にうそぶく。

若い頃から衝動的な日々を送ってきて、今年の最たるものが、翻訳の勉強への「再チャレンジ」だった。つるつるになっていた脳の皮膜に細い溝が少しずつ刻まれるような刺激があった。でも半年でやめた。自分に能力がないことに苛立ちを感じたし、勉強を継続するのに十分なお金がない。

未だに、こんな中途半端人生をうだうだ反省する暇があるなら、さっさと早起きすることだろう。日々の生活すらコントロールできない者に人生を論ずる資格はないような気がする。
by omasa-beu | 2006-12-30 13:56 | 日々のこと | Comments(1)

初雪

今朝目覚めると、屋根にうっすらと雪が積もっていました。去年より1週間遅い積雪です。家の周辺は写真を撮るほどでもない薄らハゲ状態でしたが、うちより少し北にある金閣寺では雪化粧(京都新聞電子版)です。
by omasa-beu | 2006-12-29 13:15 | 日々のこと | Comments(0)

散歩道 (9)終い天神

f0020564_1719488.jpg今日は快晴で暖かなお日和。平日のせいか、北野天満宮はそれほどの人出でもないのに、本殿正面の鐘の前だけは10メートル位の列。いらちの私は鐘を省略し、脇でお賽銭をあげ、お参りです。天神さんに今年のお礼を済ませ、目を開けるとすぐ前にどこかのおばちゃんのでっかい頭が。<むかつくぅ、アンタに拝んでるんやない>、いやいや、こういうことをすると、亡き祖母に「がんまちやなあ」とたしなめられたものです。人を押しのけてまでする行為や人のことを「がんまち」と言いましたが、最近聞かなくなった京言葉(大阪でも使っているかも)です。
by omasa-beu | 2006-12-25 17:20 | 日々のこと | Comments(0)

アメリカ映画「硫黄島からの手紙」から (3)もうひとつの硫黄島

フジテレビで放送された「硫黄島 戦場の郵便配達」は当時のニュース映像や写真、生還者と遺族の証言をもとに構成されたドラマである。スタジオには、硫黄島から遺族に届いた200通もの葉書と手紙が並べられていた。戦後61年を経ながら、遺族の心の支えとなってきた証である。

映画でクローズアップされた栗林中将だけでなく、硫黄島のすべての兵士にとって、家族への手紙を書くときだけが水も食料も武器もない硫黄島でアメリカ軍の空襲を避けながら地下壕を掘る日々を忘れられる瞬間だった。家族の手紙が入った郵便袋を硫黄島に届け、その帰りに兵士たちの手紙を託されたのは、航空隊の航空兵たちだった。ドラマは学徒動員された航空兵の一人、根本正良さんと市丸利之助海軍少将との出会いを通して描かれる。

アメリカ軍が硫黄島に上陸した昭和20年2月19日の直前、根本さんは硫黄島への物資輸送を命じられ、硫黄島に赴任していた司令官、市丸少将と再会する。
「島の兵士たちが想いをこめた手紙だ。必ず届けてくれ」

市丸少将は「命を無駄にするな」と説く司令官だった。映画では、硫黄島に着任した市丸を迎える栗林中将総司令官との場面が短く挿入されている。栗林中将やバロン西など、アメリカの国力を知る司令官たちが硫黄島に派遣されていた事実に軍部の思惑を見るのは考えすぎだろうか。

2月23日、硫黄島への物資輸送は中止される。後方支援を絶たれた硫黄島が玉砕する3月21日まで、兵士たちはさらなる地獄の日々を送ることになる。
硫黄島からの最後の電文「本土ノ皆サン サヨウナラ」には胸を締め付けられる。

硫黄島には、食料不足を補う野菜づくりのため、15歳以下の少年兵たちが動員されていた。戦うことも捕虜になることも許されなかった彼らは最後の総攻撃を前に「おかあさん!」と叫びながら手榴弾で自決する。生きて帰れないとわかっていた島に少年たちまでも送りこんでいた当時の日本の上層部に大きな憤りを感じる。

戦後、根本さんは硫黄島の遺骨や遺品を全国の遺族に届けることに生涯を費やしたという。また、最後の総攻撃を前に市丸少将の部下・松本巖上等兵曹は市丸からの命令を受ける。
「この島で見たすべてのことを祖国に伝えてもらいたい。この我々の生き様を未来の日本に活かすことも大事な務めだ」
松本さんはアメリカ軍の捕虜となり生還、全国の遺族に戦友のことを伝え歩いた。

今年は実に謝罪会見の多い1年だった。毎日のようにどこかのトップが並んで頭を下げている姿は異様である。リストラや非正規雇用のお陰で景気を取り戻している日本企業、障害者自立支援法やリハビリ診療報酬改定などの名の下、弱者をさらに虐める方策しか考えない官僚や政治家たち、先の大戦で亡くなった多くの魂はどんな想いで61年後の日本を眺めているだろう。

by omasa-beu | 2006-12-24 12:43 | 社会のこと(忘れてはならない) | Comments(0)

やしきたかじんに賠償命令@名誉毀損訴訟

昨年放送された「たかじんONEMAN」(毎日放送)での発言に対して、大阪地裁はやしきたかじんと毎日放送に330万円を連帯で支払うよう命じた

バラエティ番組での話を真に受ける視聴者ばかりではないと思うが、話題にした相手が一般人というのはまずかった。とはいえ、じんちゃんの話を聞き続けて20年。こちらの耳は少なからずマヒ状態となっている。

橋下徹弁護士など、産経新聞で「申告漏れ」と報じられた折には、出演番組に出るたびに釈明しまくっていた。たしか、訂正記事を出させたはず。だが、弁護士でもなく、反論する場を与えられない普通の人には訴訟に頼るしかないかも知れない。

それにしても、人気番組の「そこまで言って委員会」(よみうりテレビ)は東京方面だけには意図的に放送していないのに、全国ネットのNHKニュースでも報じられてしまった。(笑)

私にとっては歌手のじんちゃん。タレントと書かれてますえ。歌手活動していないからしようがないか。

by omasa-beu | 2006-12-23 01:54 | やしきたかじん | Comments(0)

夢日記

新しい高校生生活が始まる。部屋にはすでに50名ほどの生徒が席についていた。空いている席を探している私は15歳ではない。夢の中では再び高校に入学した現在の私なのだ。

今まで、年下の若者たちと席を並べることに違和感を覚えたことはなかった。だが、高校生と一緒というのは初めてだ。それでも、皆とはなんとかやって行けるだろう。問題は勉強である。再入学したのはいいけれど、ついてゆけるだろうか。嫌いな体育だってある。でも、ジムの代わりと考えればいいかと納得している私はまさにおばちゃん高校生である。大体、一クラスに50人もの生徒を詰め込む学校なんて今は存在しないが、私の記憶の中には教室の後方ぎりぎりまで机が並べられていた光景しか浮かんでこない。

夢に意味を求めてもしようがないが、これは一体私に何を示唆しているのだろう。クラスの担任に名前を呼んでもらえなかった高1の1年間が私の心のうちに影をおとしていたのは確かである。あの時点からやり直すことができればという潜在的な願望なのか、いやいや、高校から勉強をやり直すなんてまっぴら御免の助だ。今夜はいい男に逢ってる夢でも見ることにしよっと。

by omasa-beu | 2006-12-22 02:36 | 日々のこと | Comments(0)

Happy Birthday! 계상씨  생일 축하합니다. 

ケサンくん、 お誕生日、おめでとう!
(윤계상님 생일 축하해요.)


1年前にもここでお祝いメッセージを書いたけど、早や1年。

ケサンくんのファンサイトにはすでにお祝いの言葉がいっぱい。今頃、メッセージを書いている私はファンの風上にも置けませんね。でも、個人的に所属事務所宛にカードを送った私。除隊、お誕生日、クリスマスをかねてのお祝いを短い韓国語の言葉に託しました。

誰かを好きでいられることは元気の素。夢中になれる時間があることの仕合せに感謝です。
by omasa-beu | 2006-12-20 13:54 | 韓国ドラマ/映画・韓国語 | Comments(0)

先を越された!

<僕は夢という言葉を好きではない。見ることはできてもかなわないのが夢。僕はずっとここで投げられることを信じてやってきたからここにいられると思う>

今朝の「勝谷誠彦の××な日々。」、松坂投手の入団の折の言葉を勝谷さんは「最近稀な名言だと思う」と書いている。

私も松坂のこの言葉が心に残りメモしていたのに、ちっ(失礼)! 

夢ではなく、自分を信じて努力する。教えられました。松坂選手にもうひとつ感動したのは、今回のレッド・ソックス入団を、<結婚と子供が生まれたその次に興奮した出来事>と応えたことだ。
by omasa-beu | 2006-12-17 10:04 | 気になる言葉 | Comments(0)

アメリカ映画「硫黄島からの手紙」から (2) <ネタバレあり>

先に上映された「父親たちの星条旗」を観て、アメリカ軍を迎え撃つ日本人兵士の姿が見えないことに注目させられた。続いて公開予定の「硫黄島からの手紙」を待ちきれず、梯久美子著「散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官栗林忠道中将」(新潮社)を読んでこの戦いの概観を知った。映画は事実に基づいたフィクションであるが、クリント・イーストウッド監督による二つの映画と梯さんの著作から知った硫黄島の戦いを書いておきたい。

硫黄島総指揮官に命じられた栗林忠道陸軍中将は着任するや島を歩き回り、地形を調べつくす。島民を疎開させ、天然の洞窟を利用した地下壕つくりに着手する。硫黄島の使命はB29による本土への爆撃を一日でも遅らすことにある。玉砕よりも持久戦こそが本土の日本人を守る戦術と考えた。だが、食料も水も十分でない島での作業は過酷をきわめる。

梯さんは60℃にもなる地下20メートルでの穴掘りの情景をこのように描いている。

「地熱の高いところでは地下足袋の底が溶け、硫黄ガスのせいで頭痛がして呼吸が苦しくなる。褌一本の姿でツルハシやスコップを振るうのだが、5~10分で交代しなければならなかった」

何よりも、のどをうるおす水がない。硫黄島に飲み水は出ないのだ。兵士たちは雨水をドラム缶にためておき、飲料水にあてていた。現在も錆びついたドラム缶が硫黄島のあちこちに残されている。本作の封切り日に放送されたドラマ「硫黄島 戦場の郵便配達」(フジテレビ)では、雨水を貯めるため、木に一升瓶をぶら下げる当時のニュース映像が紹介されていた。兵士たちは朝露まで飲んだ。1日の飲み水は水筒1本と決められていたが、2人に1本、4人で1本の時もあったようだ。トイレだってバケツを利用したものだ。二宮和也扮する西郷が上官に命じられ地下壕から満杯になったトイレ用バケツを外に捨てに行く場面がリアルである。

このような状況下では水もしばしば汚染されており、兵士たちは下痢やパラチフスに苦しめられる。戦没者のなかには戦闘だけでなく、赤痢や餓死、アメリカ軍により地下壕を塞がれたための窒息死などが多く含まれているようだ。

止むことのないアメリカ軍の激しい爆撃が映画館をも震わせていた。水も食料も不足している地下壕であの爆撃音を聞いていた日本兵の恐怖や辛さを実感することはできないが、想像するだけでも気が狂いそうになる。

「日本兵が戦友の遺体ばかりが増えてゆく地下壕の中で渇きに苦しんでいるとき、米軍側の前線の数キロ後方では米兵が温かいコーヒーを飲み、シャワーを浴びていた。日本兵が故郷からのすり切れた手紙を懐に息絶えているとき、米兵は航空機が本国から運んできた家族からの手紙を受け取っていた」と梯さんは書いている。日本の軍部は圧倒的な国力の差を認めず、無謀な戦いを続けていた。

「予は常に諸子の先頭にあり」の言葉通り、常に兵士とともにあった渡辺謙演じる栗林中将が硫黄島に降り立つときのかっこよさ。負傷したアメリカ兵の手当てを命じるオリンピック金メダリストの西中佐(伊原剛志)など、映画的な描写に感動させられる。

捕らえたアメリカ兵をリンチする日本兵、投降した清水(加瀬亮)を上官の命令を無視し銃殺するアメリカ兵。手当てしたアメリカ兵の胸にあった母親からの手紙に自分自身を重ねる清水。硫黄島に投入された2万余名の日本人は軍部による後方支援も得られるまま見捨てられ、摺鉢山に星条旗を立てたアメリカ兵は国の政策に利用される。クリント・イーストウッドは戦争に翻弄される兵士たちの姿を公平な視線で描いてゆく。

それだけに、映画の導入部で目に入った現在の硫黄島に立つ「硫黄島戦没者顕彰碑」の傍らに書かれた岸信介の名前にざらっとした違和感を抱いた。

by omasa-beu | 2006-12-16 17:54 | 映画、TV、本、音楽 | Comments(0)
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♪ ♪ Kim Nam Gil Forever ♪ ♪  韓国の俳優キム・ナムギルさんが好きです☆


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