おまさぼう春夏秋冬

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カテゴリ:映画、TV、本、音楽( 142 )

テレビ朝日『やすらぎの郷』主題歌 中島みゆき「慕情」

往年のスターが贅沢なほどに出演している昼間の帯ドラ。ドラマの内容そのものは時に退屈に感じながら、それよりも、オープニングクレジットに流れる中島みゆきさんの主題歌を楽しみに視聴している。しかし、まだ、最初のパートしかリリースされていないのだ。


本日(41)は、突然の「やすらぎ体操」からスタート。しかも、体操のテーマソングが字幕つきで流れるという異例版。この後、いつものオープニングクレジットは飛ばして、そのまま、ドラマに突入。


おじん三人組(石坂浩二、山本圭、ミッキー・カーチス)が「やすらぎの郷」近くの海辺で釣りをしながら、死後、誰に会いたいかというお喋りの背後に流れる「慕情」。


「わたしも、今すぐ会えるというなら、若く輝やいていた昔の律子(注:亡き妻)より、死期の迫った晩年の律子に会うことの方を選ぶに違いない….


「慕情」の間奏部分に重なる石坂浩二の心の声(ナレーション)にシングルの私でさえ、思わず共感の涙。


そのまま歌の続きの歌詞がエンディングクレジットで披露されるという素晴らしい構成だった。


生き残る歳月 ひとりで歩けるかな

生き残らない歳月 ひとりで歩けるかな


今朝のNHK朝ドラ『ひよっこ』では主人公のみね子が働く会社倒産の衝撃(49)。まさに、私自身の過去と現在が重なって、微かに胸が痛んだ帯ドラ二本だった。


by omasa-beu | 2017-05-29 14:33 | 映画、TV、本、音楽 | Comments(16)

NHK朝ドラ『ひよっこ』とテレ朝昼ドラ『やすらぎの郷』

今日、世間は年度初めですね。30代の頃までは、4月1日になると、わざと紺のスーツを着て出社したりして、新入社員と間違えられたらどうしようと(ナイナイ)いちびったりしたもんです(笑)。


それも、今は昔。今朝から始まった朝ドラと民放では久しぶりの昼ドラに自分自身の過ぎ去った日と現在を見る思いがします。


朝ドラ『ひよっこ』(岡田惠和さん脚本)の背景は1964年(昭和39年)。主人公のみね子(有村架純)同様、私も高校生でした。そして、昼ドラ『やすらぎの郷』(倉本聰さん脚本)が描くのはテレビに貢献した人たちだけが入居できる老人ホーム「やすらぎの郷(さと)」。入居資格はさらさらない私も世代的には同じ。何だか、朝と昼で、かつての自分と今の自分を重ね合わせるドラマがスタートしました。


なにより、心惹かれたのは、主題曲の豪華さです。


『ひよっこ』は桑田佳祐さんの「若い広場」。そして、『やすらぎの郷』が中島みゆきさんによる「慕情」。今のところ、共感を覚えるは「慕情」の方ですが、これから、半年、楽しみが増えました。



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地元、立本寺の本堂前のしだれ(4月2日撮影)

しだれ以外はまだ蕾のままでした。

本堂前から道にかけては工事中のため

いつもの壮観な眺めは期待できそうにありません。

また! 


昨年の立本寺の桜はこちらの記事中にアップしています。




by omasa-beu | 2017-04-03 21:38 | 映画、TV、本、音楽 | Comments(5)

「京都うた紀行 歌人夫婦、最後の旅」河野裕子・永田和宏(文春文庫)

日が暮れるのが遅くなってきました。それだけで嬉しくて心が軽くなってくるようです。いつもなら、北野の天神さんの梅見に出かけたいところですが、天神さんの鳥居まで、健康なときでも25分かかる距離を歩く自信がまだありません。もうすこし暖かくなってから、埼玉への足慣らしとして、歩いてみようと考えています。それまでは、ひたすら、筋トレの日々。

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さて、最近読んだ表題の本ですが、ありきたりの京都に飽きてきた方には格好のガイドブックかも知れません。京都新聞に連載された「歌枕」の連載50回が一冊の本になりました。歌枕というのは、河野裕子さんの「はじめに」によると、<その地を冠して詠まれた古歌およびその場所をさす。今回は、古歌ではなく、近代および現代短歌からピックアップした京都と滋賀の歌枕の地を、永田和宏と一緒に訪ねて歩くことになった>とのこと。わが家は京都新聞を購読しているので、この連載は何気に眼にしていたとは思うのですが、短歌に興味がなく、夫妻のことも存じ上げなかったような気がします。知ったのは、河野さんが亡くなられ、夫の永田和宏さんによる「家族の歌」という本が出版されたり、NHKEテレでもドキュメントになったりしたのを観てからだと思われます。にわかファンになったように、「家族の歌」をはじめ、「たとえば君」(河野裕子・永田和宏)、「もうすぐ夏至だ」(永田和宏)、「たったこれだけの家族」(河野裕子)などをバタバタと読んだものです。


永田先生は、私が私学の留学生寮で働いていた頃、京都大学を退任後、その私学で教鞭をとっておられたという薄いご縁から勝手に身近に感じていたということもあります。海外に出たとき、京都から来たと話すと、京都の何何さんを知っているかと訊かれたことがありますが、その程度の身近さといいますか(笑)。


永田先生が受け入れ予定の留学生のために寮の下見に来館された折には、「家族の歌」にご署名をいただくなど、ミーハー読者ぶりを発揮してしまいました。あとで冷静になってみると、夫人である河野さんの最期の日々を記した著書に軽々しく署名をお願いするなど、なんと恥ずかしい行為だったかと、自分の軽薄ぶりを反省しきりでした。


洛中、洛東、洛北、洛西・洛南、滋賀と大きく分けられた章のなかに、さらに、何か所かの地名や史跡が取り上げられており、最初にその地名を詠んだ歌が挙げられ、その歌とその地とのかかわりや著者の思いが綴られています。そして、永田さん、あるいは、河野さんの歌で締めくくられるという趣向。


歌は、百人一首ですら馴染めがないというお粗末さですが、夫妻の本で知り得た歌の数々は、ともかく、声に出して読んでみます。たった31文字の中に眼の前の情景や心象が描写された作品は何という心地よいリズムを刻んでいることでしょう。まして、歌枕の多くが馴染みの場所であるだけに、懐かしさを覚えるものがあります。


いつ来ても光も音もひそかなり寺町二条三月書房 (辻 喜夫) 歌枕:三月書房


私の祖父の実家は寺町二条にありましたが、祖父は長男でありながら放蕩がたたって家を出された後、今暮らしている中京の西のはずれに落ち着いたという経緯があります。この歌の歌枕は三月書房という本屋さんですが、私にとっての「寺町二条」という地名は行ったことも見たこともない祖父の生家を思い起こさせられるものです。


逢ふ前のとほき祭日あかねさす天満宮に絵馬をかけたり (澤村斉美) 歌枕:北野天満宮


天満宮とは、膝を痛める前によく通っていた北野天満宮、天神さんのことです。ここ数年、絵馬の一枚には必ずキム・ナムギルさんの成功を祈る文句をしたためたものです。今年の初詣は行けなかったので絵馬もパス。来年こそは!


南座の顔見世興行仁左衛門三浦屋の場にただただ茫然 (春木麗子) 歌枕:南座


歌舞伎好きにとって、贔屓の役者さんは違っても思いは同じでしょう。茫然となったり、喝采したり。


かにかくに祇園はこひし寝るときも枕の下を水のながるる (吉井 勇) 歌枕:祇園


短歌に縁のない私も、さすがにこの歌は聞き覚えがあります。ギルペンでもある祇園のダイニングバーのママのお店を少し北に上がると白川にかかる辰巳橋にぶちあたります。このあたりを歩くと、吉井勇の歌がほんまやと実感されるようです。ちなみに、この歌の歌碑が白川沿いに建立されています。


清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢う人みなうつくしき (与謝野晶子) 歌枕:清水


この歌も有名ですね。覚えてないけど、学校の教科書にも載っていたのでしょうか。八坂神社を通り抜けて歩く清水への道は多くの人が体験していることですね。この季節の色彩と匂いが蘇ってきます。


毎日が休暇のようだ 鴨川の流れる町に大学はある (永田 紅) 歌枕:出町柳


鴨川(賀茂川)はどこから見てもいい。とくに、鴨川の上にかかる橋の上から(どの橋でもいいのですが)北を眺めていると飽きないものです。私の大学も鴨川の流れる町のすぐ近くにありましたが、その頃は、まさに休暇のような日々。そして、今も(笑)。歌の真ん中にスペースが開いているのが、いかにも、休憩しているような面白さがあります。


階段を二段跳びして上がりゆく待ち合わせのなき北大路駅 (梅内美華子) 歌枕:北大路駅


最後の職場となった大学に通うために必ず昇り降りした北大路駅の階段。行きが昇りでしたが、<「階段を二段跳びして上がりゆく」というこの若さの躍動感。>と河野さんが書いているように、還暦を過ぎたばかりの私はふっと息を整えないと上がれない階段だったのを思い出します。


夫妻は、50回の連載で歌枕として詠まれた土地にすべて足を運んだと巻末の対談で語っています。そして、「歌があるから場所に意味があるのだというのを実感した」という永田先生の言葉に共感するところが多いです。これって、われら韓流ファンが、好きな俳優が出演したドラマや映画のロケ地を訪ねる気持ちに通じていませんか。俳優が実際に演じていた場所に立ち、同じ空気を共有したいという思い。歌人たちからは「いや、違う」という声が飛んでくるかも知れませんが、深いところでは、共通した想いのように感じられます。


京都の梅や桜を探して歩くのも楽しいものですが、この文庫本を片手に、あまり馴染みのなかった京都や滋賀の歌枕を道しるべとして旅をするのも一興かも知れません。



by omasa-beu | 2017-02-24 22:15 | 映画、TV、本、音楽 | Comments(8)

映画『沈黙-サイレンス-』

20代の頃、「沈黙」の原作者、遠藤周作さんのエッセイ集「狐狸庵シリーズ」の大ファンでした。憂うつな気分を吹き飛ばしてくれるような面白くて楽しい読み物でした。その好きな作家の小説として、「沈黙」や他の作品も読んだ覚えはありますが、詳しい内容はすっかり忘却の彼方に消えてしまっています。ですから、何の前知識もなく観たと言えます。ただ、拷問シーンを観るのがいやで、劇場に足を運ぶのを躊躇する気持ちはありましたが、思っていたよりは眼をそむけることもなく観ることができました。


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キリスト教系の大学に通っていた昔、1年生の時は聖書の授業が必修科目でした。なんでか、単位を落とし、もう一年、やり直しをさせられるという始末。聖書やキリスト教は向いていないのかも知れません(笑)。ただ、1年生前期と4年生後期に必修だった毎日の礼拝は今から思うと清々しい体験だったような記憶があります。いまも、祈るということは日常的にしているように思いますが、その対象は、神様か、仏様か、ご先祖様か、あるいは、自分の内なる何かに語りかけているのか、かなり、いい加減なものですが、眼には見えない何かを信じているのは確かな気がします。


キリスト教が弾圧されていた江戸時代初期、「踏み絵」というもので信心の有無が問われたのは歴史でも習いますが、改めて、スクリーンを通して観ながら、いろんな考えが心の裡を右往左往していました。


神様が存在するとしたら、そんな偶像を踏んだとしても、自分を信じる者たちを許されるはずだし、自分のために過酷な拷問を受けることをよしとはされないだろう、などと、私なら都合よく考えてしまいそうです。あるいは、踏み絵を踏まなかったとしても、拷問に遭うや否や、私など、すぐに「転ぶ(棄教する)」のが眼に見えていますが、実際に踏む踏まないという問題ではなく、自己の中にある信仰や信念が試されているわけですから、その苦しみは想像できるような気がします。まさに、キチジローが、幾たびとなく、踏み絵を踏み、その都度、神父に告解を求める姿は、実は、軽薄ということではなく、信仰を捨てられない人間の生きざまのように感じられました。


信念を曲げるということ。いや、この表現はちょっと大げさすぎますが、意に染まないことを強要されることを、私の人生の中でも、一度だけ、経験したことがあります。母の身体の具合が悪かったことに関連して、自分の信じることではない方向に向かう羽目になったのです。一時は決断したものの、とても我慢がならず、気が狂ったように母を責め、結果、すぐに軌道修正したものの、私の人生の汚点として、この出来事は胸の奥底に今でも残っています。詳しく書くと、追体験をするのが辛いし情けないので省略しますが。


映画の終盤、すでに日本人として生きるロドリゴ神父にまたも告解を得ようとするキチジロー(窪塚洋介さん)。ロドリゴ役のアンドリュー・ガーフィールド(Andrew Garfield)さんは、英語と日本語の両方で語ります。


Thank you for being with me.

一緒にいてくれてありがとう。


思わず涙が溢れたシーンです。神様は、数え切れないくらいに救いを求めた自分には、黙したまま、何もお応えにならなかった。それが、どうみても、信用できる存在ではないキチジローは、いまも、自分を求めている。大げさに言えば、ロドリゴは、キチジローの中に神を見たのかも知れません。


ラストシーンの暗示は、むしろ、わからないままの方がよかったような気がします。


映画の詳細はこちらでどうぞ。


by omasa-beu | 2017-02-17 18:45 | 映画、TV、本、音楽 | Comments(10)

鬼平犯科帳 THE FINAL(追記あり)

『鬼平犯科帳』は、原作、ドラマ、舞台のすべてを私のミーハー歴からはずすことができない作品です。数年前から、もう潮時ではないかなと思いながらも、一年に一本のスペシャル版を楽しみにしてきました。でも、いよいよ、今週末が、THE FINAL! 予約録画はもちろん完了です。


  • 前編「五年目の客」:12月2日(金)21時~22時52分
  • 後編「雲竜剣」:  12月3日(土)21時~23時10分


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なんと、1996年から壁に貼りっぱなしの鬼平カレンダー
めくるのももったいなくて、未だに表紙のまま(笑)


前編「五年目の客」を観終わって

もう何も言うことはないですが、終盤、お白州でお吉に向けた鬼平の「夢だ」の一言が聞けただけで満足です。しびれました。明晩はいよいよ THE FINAL の FINAL。

後編「雲竜剣」を観終わって

せっかく菊之助さんがゲスト出演してるんだから、もっと艶やかな姿も堪能できるようなストーリーを選んでほしかった。同心たち、密偵たちに眼配りしての終盤が、いかにも、お別れムード。ここに、猫八さんと蟹江敬三さんがいないのはぼっかりと穴が開いているようで寂しい。平成とともに始まった吉右衛門さんの鬼平、シアワセな時間をありがとうございました。

私の平成も吉右衛門さんたちに会える歌舞伎見物は生活の貴重な一部でした。でも、それも出来なくなった今日、負け惜しみではなく、不可能なことを追い求めるよりも、今できることの有難さを大事にしたいと思う。それにしても、鬼平の初期、江戸の街を行く吉右衛門さんの足さばきの見事さ、立ち姿の美しさを何度リピートしたことだろう。すっかり貫禄のついた後ろ姿を見送ってのTHE FINALの幕切れは、涙がまぶたににじんで、久しぶりに感じる寂寥感。ナムギルさん記事の翻訳で疲れたこともあり、デパスを呑んで早々に寝てしまった。


by omasa-beu | 2016-12-02 01:21 | 映画、TV、本、音楽 | Comments(6)

映画『64-ロクヨン-』前・後編

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「64」というのは、昭和天皇のご逝去により7日間で終わった昭和の年号でもあり、この短い年に起きた未解決少女誘拐殺人事件の通称。時効が1年後に迫った平成14年、この未解決事件そっくりの模倣事件が発生。

主役の佐藤浩市さんをはじめ、オールスターキャストによるぶつかり合いがすごい。
警察内部の対立はドラマでもよく描かれるが、こんなに手強いマスコミ集団は初めてかも。観ていてしんどかったけど、見応えはあった。

前後編という編集は本来はめんどくさくて嫌い。今回は綾野剛さん目当てで鑑賞。終盤で思わず涙したシーンは、前編を観ていないと感じなかったことかも知れない。

お目当ての綾野さまは、出番は多くないが、佐藤さん演じる広報官の部下で、しゅっとした広報室係長。抑えた演技が素敵。

エンディングは少し前に放送されたNHK版のドラマとは違うように思う。横山秀夫さんの原作とも異なるらしいが、読んでないのでわからない。
by omasa-beu | 2016-06-21 16:09 | 映画、TV、本、音楽 | Comments(2)

映画『団地』と『高台家の人々』の斎藤工さん

先週末、NHK「SWITCHインタビュー 達人達」の<香川照之x藤山直美>という非常に濃い組み合わせを面白く視聴した。以前放送された<渡辺謙x山中伸弥>の回に続き、永久保存版にしたい内容だったが、私のような観る側の人間よりも、むしろ、同業の俳優さんたちにとって刺激になったのではないかと感じさせられるものがあった。

この番組で直美さん主演の映画『団地』が上映されていることを知り、早速、地元の上映館を探して鑑賞。

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老舗の漢方薬局をたたみ、古びた団地に越してきた初老の夫婦(岸部一徳・藤山直美)と彼らを取り巻く団地の面々が織り成す、おもろいけど、どこかけったいな物語。他の俳優さんも、文字通り、役者揃い。なかでも、異色だったのが、風変わりな男性を演じる斎藤工さん。直美さんをして、「頭痛薬が飲みたい」と言わせる語録を連発(笑)

大阪のハチャメチャしゃべくりに笑わせられながら、ミステリーと思わせて、仕上げはファンタジーという作品だった。ラストシーンでは、思わず、うはっと笑ってしまったが、それは、やられてしまったという感動の発露。ふわっと心が温かくなった。「なんでもあり得る昭和の集合住宅。うわさが転がる小宇宙」というキャッチコピーが映画をそのまま表現していると思う。

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もうひとつの映画、『高台家の人々』では、綾瀬はるかさんとダブル主演している斎藤工さん。口下手の妄想女子とイケメンエリートとのラブコメ。どこがどうという訳ではないのに、時々、じわっと目じりに涙がにじんでしまっていた。このイケメンエリート、実は、テレパスという役は斎藤さんにすごく合っていたように思う。

斎藤工さんは好きな俳優のひとりだが、実は、あまり演技が上手いと思ったことはなかった。演技よりも、バラエティなどで観る彼の人柄に好感を持っていた。それが、今回の二作品では、役柄がぴたっとはまっていた。そういう時って、俳優さんとして伸びている時期かも知れないし、単に、私に観る眼がなかっただけということかも。注目したいイケメンが増えるのは毎日を楽しくする秘薬を手に入れたようなものだ。

ファンタジーは好きなジャンル。あり得ないようなことでも、もしかしたら、現実に起こるかも知れない。いや、起こったらいいなと実感させてくれる映画を観たい。
by omasa-beu | 2016-06-16 22:13 | 映画、TV、本、音楽 | Comments(4)

あさが来た~長者になるための妙薬~

今一番楽しみに観ているドラマです。最近は、朝8時前には眼が覚めて、NHK朝ドラ『あさが来た』をリアルタイムで観てまた二度寝(苦笑)。幕末の時代、京の豪商から大阪の両替商に嫁入りしたあさのあっけらかんとした行動力は観ていても気持ちよく、朝ドラにぴったり。主題歌のとおり、🎶今日という一日が 笑顔でいられるように ふと お願いした🎶と笑わせてもらっています。

あさ役の波瑠さんをはじめ、出演者たちの京ことば、大阪ことばにもほとんど違和感がないので、安心して観ていられます(笑)。ただ、あさの姉、はつ(宮﨑あおい)の姑役、萬田久子さんの大阪ことばが老舗の奥さまにしては品がないですが、きつい性格を表現しているのかも知れないですね。

『あさが来た』22話。薩摩と長州による新政府から十万両という拠出を求められた大阪の商人たち。あさが嫁入りした加野屋でも頭を悩ます日々。今やおなごであっても一目置かれるようになった嫁のあさは「お金がほしおますなあ」と夫の新次郎に相談。商売そっちのけでふらふらと出かけてばかりいる夫ですが、「床(とこ)でそんな話やめてんか」と知らん顔しながらも、金持ちになる妙薬、長者丸の作り方が書いてあると取り出してきたのは井原西鶴の『日本永代蔵』という本。

朝起き 五両
家職  二十両
夜詰め 八両
始末  十両
達者  七両

しめて五十両を粉にして朝晩呑むからには、長者になること、まず、疑いなし。

「お金がほしおます」というのは、うちも同じ。そんな特効薬なら呑んでみとおす。そやけど―

朝は起きない。
仕事はない。
夜も自由時間。
財布のお金は全部使う。
内科、眼科、歯科、皮膚科、整形などなどに通う日々。

あきまへん。うちの場合、毎日五十両を損している勘定どすな。うちには無理どす。いえ、京から大阪へ嫁入りしたあさは今や大阪ことば。無理だす。

無理だす。
나는 못해요.
ナヌン モッテヨ。
I know I’ve got no chance.
by omasa-beu | 2015-10-30 14:51 | 映画、TV、本、音楽 | Comments(6)

綾野剛 三連発!

品のないタイトルで失礼します。偶然なんですけど、毎週、この男に会ってしまいました。映画館のスクリーンで。

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ドラマ版をちょっとだけ観たことあり。映画はその最終編とでも言うべきものです。主役は向井理さんかな。綾野剛さんをはじめ、オダギリジョーさんなど共演者が魅力的。
スクリーンを観ながら、テロリストなんかさっさとやっちまえと思う自分が怖い。


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松坂桃李さんのおかま役に興味をひかれたというミーハー鑑賞。あ、桃李くんのファンですが、おかま役はどうかな。綾野剛さんには私もふらっとしそう。相手役の多部未華子さん、いいです。20代に戻って、いっぱい恋愛したいし、仕事もしたい。エンドクレジットに流れる主題歌に胸が躍ります。


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見応えあり。原発が是か非は観る者に委ねられているようです。壊れかけていた家族が危機に際してひとつになるというパニック映画の定石ありですが、それぞれがそれぞれの立場で仕事を全うする姿に打たれます。原作は1995年出版にもかかわらず(ちなみに、未読)、本編では、3.11震災後が導入され、映画的にうまく描かれています。何度か泣かされました。韓国映画『パンドラ』でも、キム・ナムギルさんが原発事故に立ち向かう技術者役とか。人間ドラマとして、期待したいです。

タイトルの綾野剛さんですが、急にファンになりました。堕ちてしまったというのとは違いますが、観たい俳優の一人になりました。
by omasa-beu | 2015-09-17 21:20 | 映画、TV、本、音楽 | Comments(9)

中島みゆき「縁会2012~3 劇場版」

中島みゆきさんの歌を初めて聴いたのは、たぶん、安達祐実ちゃんの「同情するなら金をくれ」で有名になったドラマのテーマソング「空と君のあいだに」だったと思う。大体、音楽には縁遠い人間なので、中島みゆきというシンガーソングライターがいるという程度の認識しかなかったのだ。だから、みゆきファンと名乗るのははばかれるが、それでも、好きな曲をいくつかiPhoneに入れている程のにわかファンではある。

平日の昼間なのに、席を選ぶ段で、すでに中央の席はほとんど埋まっていることにびっくり。最近のシネコンではめずらしいことだ。

一曲目の「空と君のあいだに」の前奏からすでに涙が流れてきた。なぜかわからない。彼女の声は、心の奥底に眠っていた情感を揺り動かすものがある。iPhoneにも入れている、ある好きな曲でまたも涙、涙。

前知識も何もなく観に行ったので、コンサートをそのまま上映するのかと思っていたが、トークは一切除外し、歌に次ぐ歌。アンコール曲の合間に入った挨拶だけが劇場版でのトークのすべてだった。

「短い時間でも楽しんでもらえたらいいと思っていましたが、楽しんだのは私の方でした」

アンコールの「ヘッドライト・テールライト」でまた涙。彼女の身体の奥から出てくる歌声と聴衆を包み込む表情にただ身をゆだねているだけの20曲だった。

エンドクレジットによると、劇場版が録音されたのは、2013年1月18、19日。同じ月の5、6日は、同じ東京フォーラムAでキム・ナムギルに涙した日々。こちらにもご縁を感じた劇場版でした。

「縁会2012~3 劇場版」のHPはこちらです。

料金は、2,500円。レディースデー、シニアなどの割引は一切なしでした。
by omasa-beu | 2015-01-28 22:13 | 映画、TV、本、音楽 | Comments(12)
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♪ ♪ Kim Nam Gil Forever ♪ ♪  韓国の俳優キム・ナムギルさんが好きです☆ドラマ『名不虚伝(ミョンブルホジョン)』11/17からMNETにて放送開始!!


by omasa-beu
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