おまさぼう春夏秋冬~Second Season~:名不虚伝(医心伝心~脈あり恋あり)
2018-11-22T17:54:40+09:00
omasa-beu
終活しなくちゃと思いながら毎日をだらしなく送っている団塊の世代です。写真は、ドラマ『子連れ狼』(北大路欣也さん版)の大五郎(小林翼さん)。私の癒しです。スカパー「時代劇専門チャンネル」のTV画面から撮影。問題でしたらお知らせください。
Excite Blog
『医心伝心~脈あり!恋あり?~(原題:名不虚伝)』日本版DVD-2
http://omasabeu.exblog.jp/30028223/
2018-09-03T21:17:00+09:00
2018-11-22T17:54:40+09:00
2018-09-03T21:17:31+09:00
omasa-beu
名不虚伝(医心伝心~脈あり恋あり)
<台風21号の接近に伴い、京阪神エリアにおいては、9月4日(火曜日)の早朝から一部列車の運転を取り止め、各線区で概ね午前10時までには全ての列車の運転を取り止める予定です。また台風の影響によって、以降の運転を終日見合わせる可能性があります。その他のエリアの運転計画につきましても、詳しくは、JR西日本列車運行情報をご覧ください。>
学校は臨時休校のところもあるようですが、仕事も休んで、うろうろせずに家にいるのが一番です。まあ、すべての方がそうもいかないかもですが、命あっての物種ですしね。いえ、家にいるのも危険な地域も出てくるかも知れません。かと言って、うちの近辺を見回しても、どこに移動しても同じような気がします。最近は、雨の音にすら恐怖を覚えますが、どうか、何事もなく、さっさと通り過ぎてくれますように。皆さまもどうかお気をつけください。
さて、呑気な話題ですが、4日発売の『医心伝心~脈あり!恋あり?~』日本版DVD-SET2を購入すべきか否か、随分、悩んだ末、結局、予約してしまいました。おかげで、発売日よりも一日早く到着。早速、特典映像を観ています。
DVD BOXの裏に明記されているように、メイキングのほか、キム・ナムギルさんのインタビューが収録されています。
インタビューでの衣装。前記事のインスタでは、上着は無地のグレイに見えていたのですが、「韓国ドラマで学ぶ韓国の歴史」誌の写真と同じ衣装でした。写真は問題があれば削除いたします。
聴いてみると、先日来発売された雑誌の記事と概ね重複していますが、私が読んだ雑誌には載っていない話として、「最近よく聴く歌や音楽について?」という質問に対し、具体的な名前を挙げて答えています。90年代の歌が好きで「その時代の状況が自分の感性に合っているので、日本のファンミでも、日本の玉置浩二や安全地帯などの昔の歌を歌う。X Japanも歌いたいけど、すごく歌いづらい。たまに日本の演歌(ENKAと発音してます)も。実際、数年前のコンサートで歌ったナミ先生の『悲しい縁』という日本の曲もある」という意味の話をしていました。
X JAPANのファンにはほど遠く、音楽に疎い私でも、「Forever Love」、「Endless Rain」や「Tears」などの名曲をナムギルさんの感性で歌ってほしいです。
『悲しい縁(슬픈 인연)』とは、2014年3月、パシフィコ横浜にて2日間に渡って開催されたファンミでナムギルさんが歌ってくれた曲の一つです。たしか、前置きで「皆さんの年代に合わせた」と紹介していたと記憶しますが(笑)、橋幸夫さんの「絆」をナミさんが韓国語で歌った80年代のヒット曲。橋さんの元歌は知りませんでしたけど、とてもいい曲です。今更ですが、このファンミDVDが出ていないのが惜しまれてしようがありません。今からでも、CDでもいいし、ファンクラブ限定でもOKバブリーなので、ぜひぜひ、ヨコハマの全曲を今一度聴かせてほしいです。
それと、訳語の問題ですが、ナムギルさんが鍼の練習をする際、「휴지(ヒュジ)」に鍼を刺して練習したと語っています。雑誌では、その訳が「ティッシュ」となっています。あんな薄い紙に刺すってどうやって?と疑問だったところ、DVDでは、「トイレットペーパー」と字幕翻訳されていました。なるほど、トイレットペーパーならありかなと思ったのですが、ティッシュにしても、一枚一枚ではなく、束になっているのを上から刺すのであれば納得です。はたして、ナムギルさんは、実際、どちらと格闘したんでしょうか。すみません。どうでもいいことが気になって(苦笑)
DVD収録のインタビューは17分余りですが、雑誌にあってDVDにはない話題もありますから、雑誌も読み、DVDも聴けってことですね。すっかり、乗せられてしまいましたね、わたくし(笑)
[追記]DVDインタビューの概要は、ほぼ、Kstyleさんの記事でご覧になれます。リンクさせていただきます。
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2100285&categoryCode=IV
「実際にも鍼を打つ練習をする時は、ティッシュを持って、鍼を打ったらティッシュで拭いて、また鍼を打ってティッシュで拭くということでしたので、僕もティッシュをロールごと持って練習をしました。」と語っていますが、ロールということは、トイレットペーパーでしょうか。「ロール」を聴き取れるかどうか、DVDで確認してみます(笑)]]>
『医心伝心~脈あり!恋あり?~(原題:名不虚伝)』日本版DVD-1
http://omasabeu.exblog.jp/29983883/
2018-08-10T15:11:00+09:00
2018-09-03T18:17:26+09:00
2018-08-10T15:11:18+09:00
omasa-beu
名不虚伝(医心伝心~脈あり恋あり)
今年3月のファンミDVDが手元に来てからは、毎日のように観ています。通しで観ることもあれば、好きな歌だけを聴いたり。ナムギルさんが手を振れば、テレビに向かって両手を振っている自分がいます(笑)。眼をつむり、あごを微かに上向きにして歌う横顔がすごく好きで、いくら観ていても飽きがこないのが不思議です。
加えて、ドラマ『名不虚伝(ミョンブルホジョン)』(医心伝心~というタイトルは慣れない)の日本版DVD(SET 1)までを衝動的に購入する羽目になってしまいました(汗)。
なぜ、衝動買いしたかというと、購入された方のブログやレンタルされたギル友さまから日本版DVDの特典映像の内容を聞いてしまったから。実際、セルDVDの方は、8話までがリリースされていますが、特典映像は、3巻目(5,6話)と4巻目(7,8話)に、合わせて90分も入っているのです。もっとも、そのうちの半分以上は、すでにネットで見覚えがあるものですが、何より、日本語字幕が嬉しいですしね。レンタルDVDは7話までリリースなので、特典映像はセルの半分程度みたいです。
8/3 最寄りのTSUTAYAにて
同日、『殺人者の記憶法』も全巻貸出中
一応、発売日の翌日、レンタルしようと思ったのですが、棚に並んだミョンブルは見事に全部貸出中。返却予定日を確認すると、入荷していた各6本ともが、揃って、8月9日でしたから、発売日にゲットし、きっちり1週間レンタル中というわけです。すぐにレンタルできないのは残念ながら、むしろ、地元のギルペンさまたち(だけではないと思いますが)の存在を嬉しく感じたものです。
私自身は、昨年8月、韓国tvNで放送開始以来、スカパー!MNET、KNTVに至るまで、すべて観てきたし、自分が鑑賞するための録画もばっちり残しています。おまけに、韓国の監督版ブルーレイも予約購入しており、日本版DVDを購入する気はさらさらなかったのです。ともかく、一週間後、再度TSUTAYAに行こうと考えていたのが、一晩寝て起きるや、つい、この手がポチしてしまった次第です。分不相応な贅沢をしたときのいい訳になりますが、明日はともかく、いまがシアワセだったらいいとしましょうか。]]>
『医心伝心~脈あり!恋あり?~(原題:名不虚伝)』8月2日DVD発売
http://omasabeu.exblog.jp/29967033/
2018-08-01T12:42:00+09:00
2018-08-01T12:42:15+09:00
2018-08-01T12:42:15+09:00
omasa-beu
名不虚伝(医心伝心~脈あり恋あり)
ただし、明日発売されるのは、前半部分<1~8話>。レンタルは<1~7話>とのことです。
残りのエピソードは(全16話)、来月、9月4日、セル、レンタル共にリリース。
詳しくは、↓をご参照ください。 http://kandera.jp/sp/ishindenshin/
特典映像のメイキングシーンをyoutubeから共有させていただきます。
]]>
MNET『名不虚伝(ミョンブルホジョン)』16話(最終話)
http://omasabeu.exblog.jp/29375319/
2018-01-24T20:51:00+09:00
2018-01-24T20:51:11+09:00
2018-01-24T20:51:11+09:00
omasa-beu
名不虚伝(ミョンブルホジョン)
朝鮮では恵民署医員の衣装から両班や庶民の韓服、現代にあってはチェ・ヨンギョンのパジャマからスーツ姿まで。髷を結って髭をたくわえた医員もよし、髪の毛を短くカットし髭も落とした現代のホ・イムもまたよし。まさに、時代劇と現代劇を行き来しながら演じられたナムギルさんの七変化を楽しみながら、シリアスからコミック、ヨンギョンとのラブラブシーンまで、ファンのドラマ渇望感を十二分に満たしてくれるドラマでした。
最初の撮影は暑い夏だったのにいつの間にか訪れた肌寒い気候
最終話。ホ・イムとチェ・ヨンギョンが再会を果たし、ハッピーエンディングを望んでいた視聴者やファンは喜びの涙で観終えることができたと思います。ヨンギョンに会えた喜びを抑えた演技で表現するホ・イムを観るたび、毎回、眼が涙でにじんでしまいます。
最終話が近づくにつれ、400年という時を超えて出会った二人がともに仕合わせに生きる道はないものかとご訪問くださる皆さまと語り合ったことを思い出します。ホ・イムの選択は、戦乱の朝鮮へ戻り、傷ついた民の治療にあたりたいというものでした。二度とヨンギョンを一人にしないと誓った約束を守れなかったホ・イムを彼女は自分も医師であるからこそ理解できたのでしょう。いや、理解するべきだと考えたのかも知れません。
しかし、ホ・イムが朝鮮へ帰る間際になって、「彼について行きたい」と祖父チェ・チョンスルに懇願するヨンギョンの涙に胸を締め付けられる想いがしたものです。年老いた祖父を置いて行けるはずもなく、戦乱の地へホ・イムが同行することも叶わないのはわかっていても、言わずにいられないヨンギョンに共感を覚えます。かわいい孫を慰める言葉もない祖父ですが、ヨンギョンが行ってしまうなら、それはそれで受け入れるしかないと、心の片隅で考えていたような気もします。
そなたはこれだけを覚えておいてほしい そなたゆえに高鳴る私の心臓
そなたは...私の心臓
この文字だけを残すアイディアはホン監督が出されたようです。
朝鮮と現代を行き来するため、ホ・イムは、幾たび、自ら心臓に鍼を突き立てたことでしょうか。最後の瞬間をともにするヨンギョン。彼の永遠の旅立ちに一体化しているようなシーンを作りだして、まさに、ヒョリンさんが歌う「Always」の歌詞が思い起こされます。
ALWAYS 나는 너야 시간이 갈라놓아도 オールウェイズ ナヌン ノヤ シガニ カルラノアド いつまでも わたしはあなた 時間に引き裂かれても
ALWAYS 그대로야 항상 가슴이 아려도 내가 숨 쉬는 이유 オールウェイズ クデロヤ ハンサン カスミ アリョド ネガ スム スィヌン イユ いつまでも そのままで ずっと胸が痛んでも 私が息をする理由
そして、400年というどうしようもない時空に阻まれ、それぞれの世界に生きる二人。今まで以上に互いを感じる日々であったかも知れません。tvNの放送を観たあとのあらすじにも書いていますが、ここの描写はとても眼と心に残る映像となっています。
「人生において、何かを切実に請いねがうときに訪れる思いがけない贈りもの、それがほんとうの褒美だろう」とホ・ジュンが語っていたように、互いにまみえることのない孤独に堪えて、医師として人として成長しながら、それぞれの仕事に邁進してきた今、彼らに与えられたソンムル(贈りもの)であったかのように再会した二人。
エンディングは、カルチム(メスと鍼)カップルらしく、ナムギルさんとアジュンさんのアドリブで楽しい幕引きとなりました。しかし、と考えてしまいます。彼らの今後は、再び、葛藤の日々が待っているかも知れないからです。
打ち上げパーティのみなさん
そして、いま思うのは、自分にとって仕合わせとは何だろうということです。やりがいのある仕事があれば満足か。愛する家族がいれば十分か。その人の年代、境遇、考え方や暮らし方によって、答えは様々でしょう。もう遅いかも知れませんが、そっと耳を澄ませて、心の声に問いかけてみたいと思います。
16話の韓国語
명불허전(ミョンブルホジョン) 名不虚伝。 ホ・イムの治療で耳鳴りが治った王様の一言。
과연 듣던 대로 명불허전이로다.クァヨン トットンデロ ミョンブルホジョニロダ。 「さすがだ。噂どおり“名不虚伝”だ(字幕)」
名不虚伝…名声に値する実力があること(テロップ)
最後に、本筋には関係ない話です。
1.ホ・イムが朝鮮に戻る前、ヨンギョンとともに観ていた『ローマの休日』の映像が1話同様、ぼかされていました。1953年8月にアメリカで公開された映画ですが、まだ、著作権があるのかなと思ってググってみたら、日本は、映画の場合、70年間とか。一方、韓国は、本作の場合、50年のようです。短いシーンのために著作権料を支払うのは割に合わないんでしょうか。
2.本編放送直後に流れたキム・アジュンさん出演のMVは、映画が2本、テレビドラマが1本だったと思いますが、結局、ナムギルさん出演MVは放送されませんでした。OSTがらみでMVはあるように思えるのですが、ちょっと残念です。
3.朝鮮と現代ソウルの両方に異なる人物として出演した俳優さんが数名おられますが、その異なる人物同士の因果関係はとくになかったようです。
4.動画が見つからないのでキャプチャできないんですが、ホ・ジュンが王様の耳鳴りの治療にホ・イムを推挙したことを恵民署まで伝えに来たとき、それを聞いたホ・イムの流し目が中村吉右衛門さん演じる鬼平に重なって、つい、リピしてしまいました(笑)。
5.ホ・イム先生一押しの鍼ツボスポットと言えば、やはり、下唇の少し下にある承漿(しょうしょう・승장・スンジャン)ですが、私は、手のひらの真ん中にある労宮(ろうきゅう・로궁・ログン)が気に入ってます。「心臓が疲れたときに押すと、心が澄み、生気が湧く」と先生はおっしゃっていました。時々、うつっぽくなるときがあるので、参考にしたいと思います。
韓国語の解釈について、間違い、勘違いはご容赦ください。ご指摘いただければ訂正いたします。
写真は、FacebookのtvN토일드라마(土日ドラマ)、『名不虚伝』naver postから拝借、あるいは、youtube (tvNDrama)からキャプチャさせていただきました。
16話前半のあらすじ↓ http://omasabeu.exblog.jp/28200015/
16話後半のあらすじ↓ http://omasabeu.exblog.jp/28200051/
]]>
MNET『名不虚伝(ミョンブルホジョン)』15話
http://omasabeu.exblog.jp/29277159/
2018-01-16T18:54:00+09:00
2018-01-16T18:54:11+09:00
2018-01-16T18:54:11+09:00
omasa-beu
名不虚伝(ミョンブルホジョン)
ヨンギョンの手術によって回復した祖父チェ・チョンスルの言葉は重いです。
~人はすべからく自分がいるべき場所にいるのが一番その人らしいし一層輝いていられるのではないか~
そして、ヨニの治療のため朝鮮に戻ったホ・イムもまた、ヨニだけでなく、ホ・ジュンやトゥチルとの再会によって、この言葉の意味を実感させられることになります。
かつて、11話で部下の命を救ってもらった倭軍将軍沙也加がホ・イムとヨンギョンに尋ねたことがあります。
~あなたたちのような医員が朝鮮には多くいるのか。今は医員がたくさん必要とされる時期ではないか~
さりげない台詞のなかにホ・イムの行く末を暗示する言葉が散りばめられています。ヨンギョンとの出会いはもちろん、ホ・イムが類まれな医員としての使命を自覚する成長ストーリーだったことに改め気づかされます。
朝鮮から戻ったホ・イムと入院中のヨンギョン祖父。ホ・イムの胸の裡を察するように「キョンイは強い子だ。おまえは気を病むな」と言ってくれる祖父の言葉が身に染みたことでしょう。 言いたいことを投げ合いながら互いにいたわり合う両者の姿に温かいものを感じながら、別れの予感が漂います。
笑顔を取り戻したヨニとホ・イムのシーンもいいですね。11話の朝鮮の幼い兄妹の会話を聞いているときもそうでしたが、ナムギルさんの表情のなかに、ホ・イムだけでなく、子役さんたちの演技を見守っている俳優の先輩としての素顔が垣間見えるのです。
それにしても、いくら名不虚伝な医員であっても、心の病、今で言うPTSDのような病気にかかっていたヨニを鍼で回復させたホ・イムに感嘆します。ほんとうに可能なことでしょうか。
そして、ホ・イムの医員としての人生を誰よりも大切に考えているチェ・ヨンギョン。仮に、二人が別々の人生を歩むことになったとしても、心を分かち合った期間が短かったとしても、二人の出会いはその後の人生で大きな支えになるに違いありません。しかし、出来うるならば、かれらが共に生かされる道はないものかと考えてしまいます。
15話の韓国語
약조(ヤグジョ) 約束。すでに何度も出て来た単語ですが、ホ・イムの約条を信じて待っていたヨニです。
커서(コソ) 大きくなったら。ヨニが「私は将来医員になります(字幕)」とホ・イムに語るときに使われています。初めて聴き留めた言葉のように感じたので、メモ、メモ。
주먹밥(チュモッパブ) おにぎり。前に挙げたような気がしていましたが、まだでしたっけ。重複してもいいですね。何度でも書かないと覚えられませんから(苦笑)。
朝鮮から戻ってきたばかりで両手で(笑)小さな握り飯を握っていたホ・イムですが、そのあと、病院の庭でヨンギョンと食べていたおにぎりはでっかかったですね。あの小さなおにぎりを結び直したということかな。
조선인(チョソニン) 朝鮮人。 再び出会った倭軍の隊長がしきりに言う「朝鮮人か。朝鮮人がいるのか」という言葉が不思議に聞こえてしようがありません。朝鮮に侵攻しているのですから、そこで出会う人々はほぼ朝鮮人だろうと心の中で突っ込んでしまいます(笑)。彼が「朝鮮人」と日本語で言うときのtvN版字幕は「조선인」。すぐに鉄砲をぶっ放すこのアブナイ隊長役の俳優さんは日本人でしょうか。お名前がわかりません。
ちなみに、オ・ハラがヨンギョンのスマホに登録したホ・イムの名前は조선남(朝鮮の男)でしたね。
韓国語の解釈について、間違い、勘違いはご容赦ください。ご指摘いただければ訂正いたします。
写真は、『名不虚伝』naver postから拝借、あるいは、youtube (tvN Drama)からキャプチャさせていただきました。 15話のあらすじはこちら↓。 http://omasabeu.exblog.jp/28192282/
]]>
MNET『名不虚伝(ミョンブルホジョン)』14話
http://omasabeu.exblog.jp/29198895/
2018-01-10T16:40:00+09:00
2018-01-10T16:40:40+09:00
2018-01-10T16:40:40+09:00
omasa-beu
名不虚伝(ミョンブルホジョン)
詳細は、シネマートHPをご覧ください。 http://www.cinemart.co.jp/theater/shinsaibashi/topics/20171227_14813.html
さて、14話。前回のラブラブシーンから一転、ホ・イムが医員として自分の使命と居るべき場所に気づくまでの試練が描かれます。
ホ・イムを意のままにするべく、マ・ソンテ漢方病院院長の陰謀で逮捕されたヨンギョン祖父のチェ・チュンスル恵民署漢方医院院長。ホ・イムが何度も「捜査をやり直してくれ」と懇願していたように、警察の捜査がずさんすぎます。そもそも、ホームレス親分のキム氏が倒れると同時に警察と救急が到着するなど、どう考えても、あり得ないことです。結局、親分たちの自白によってヨンギョン祖父の潔白は明らかになったとはいえ、冤罪という許されない罪を着せた者たちが罰せられないのも釈然としません。しかし、真実を暴くことがこのドラマのテーマではなく、ホ・イムが医員として誇りを持って生きるために必要な事件だったと言えます。
はじめて手を震わせた朝鮮での出来事を思い出して
鍼筒の涙を知ったホ・イム。
ホ・イムが鍼を打ちに行った屋敷は、この前、『クリミナルマインド』にも出てきました。他にも観たような気がします。日々、多くのドラマが作られている韓国では、セットを作るよりもロケの方が時間がかからないということなんでしょうか。
ホ・イムはチョンスルを救うため、マ院長の要求を受け入れるのか、
突然、手が震え、鍼を打つことができない。
一方、ヨンギョンはホ・イムが今度のことでもう医員として
生きていけなくなるのではないかと心配する。
そして、漢方医院の前で出くわす二人。
何も言わないホ・イムに、ヨンギョンはそのことについて
尋ねてみる代わりにご飯は食べたかと尋ねる。
大切な祖父に罪を着せていると知ったキム氏に対しても医師として冷静に接していたヨンギョン。強気だけでなく、やさしい心根を持ったいい医師、いい女に成長しました。
そして、ヨニの治療のため、再び、自ら心臓に鍼を突き刺し、朝鮮へ旅立ったホ・イムです。
以前、ファンミを前にしたアンケートに、ナムギルさんにやってもらいた役という質問があり、その一位が「死なない役」でした(笑)。たしかに、『カン・チョルジュン公共の敵1-1』、『美人図』、『善徳女王』、『暴風前夜』、『パンドラ』、『サメ』など。これほど死ぬ役を演じた若手俳優(もう、中堅に入りましたが)は少ないかも知れません。『赤と黒』と『無頼漢』は、心情的に、「死んだ」と言いたくないので挙げておりません。
その点、ホ・イムは、最終回まで元気な姿を見せてくれると思いますが、タイムスリップするたびに死んでいますから、1話のエンディングで矢に射られてから、14話で心臓に鍼を突き刺して朝鮮へ戻るまで、何と、10回も死んだことになります。死ぬ役から離れられそうにないですが、現実では、いつも健康で、いつもシアワセであってほしいナムギルさんです。
14話の韓国語
再び、처자(チョジャ) パトカーに無理やり同乗させてもらい、刑事とともに病院へ駆けつけたホ・イム。キム氏の主治医がヨンギョンと知らされます。「では、チョジャ(字幕:そなた)が」と応じるホ・イムに対し、「なぜ、いきなりチョジャ(字幕:妻子)の話を?」と刑事から突っ込まれます。 以前、チョジャ(처자)という単語の意味について書きましたが、小学館の朝鮮語辞典によると、「娘、乙女」のほかに「妻子」と言う意味があります。また、「年老いた人が娘を呼ぶときに用いる」とも書かれていますが、ホ・イムには当たりませんから、辞書は辞書として、ドラマ等で単語の持つニュアンスを感じ取っていくのが手っ取り速いような気がします。
この回、お気に入りの刑事さんが再び登場してくれたので、ナムギルさんとのやり取りを楽しく観られて満足です。
노숙자(ノスッチャ) ホームレス。明らかに、「野宿者」から来た漢字語のようですね。
韓国語の解釈について、間違い、勘違いはご容赦ください。ご指摘いただければ訂正いたします。 写真は、FacebookのtvN토일드라마(土日ドラマ)から拝借しました。
14話のあらすじ。http://omasabeu.exblog.jp/28176398/
]]>
MNET『名不虚伝(ミョンブルホジョン)』13話
http://omasabeu.exblog.jp/29157978/
2018-01-04T22:44:00+09:00
2018-01-07T16:58:05+09:00
2018-01-04T22:44:18+09:00
omasa-beu
名不虚伝(ミョンブルホジョン)
「13話からでしたか、惜しみなく愛していたと思います(13회부터인가는 아낌없이 사랑햇던 것 같다)」とチェ・ヨンギョンを演じたキム・アジュンさんが放送終了後のインタビューで語っていたように、ホ・イムとヨンギョンカップルのラブラブシーンが展開する13話です。
ナムギルさんのラブラブ、いちゃいちゃシーンを過去の作品で振り返ってみても、『頑張れ!クムスン』、『グッバイソロ』、『美人図』、『後悔なんてしない』あたりにないことはないですが、こういう今風のベタなデートシーンを演じるのは初めて観たように思います。それも、相手役女優に嫉妬心を抱かずに観られるのは、やはり、ご両人の演技と人柄によるものかも知れません。
コップンハルメの前で転び、ほっぺをたたかれて「アッポ」と口から出るシーンは、何度観ても笑ってしまうのですが、2016年3月のROAD SHOWで語っていた、正確な発音で「アッポ」と口にする親友の子どもを思い出させます。彼がモデルだとしたら、ナムギルさんから、何か、ソンムルを贈らないといけませんね。
ホ・イムとヨンギョン祖父のチェ・チョンスル恵民署(ヘミンソ)漢方医院院長とのシーンもいいですね。心の奥底で互いを信じている空気が感じられてほっこりします。祖父に叱られたときのホ・イムのリアクションもかわいい。祖父を演じているユン・ジュサンさんは68歳ですから、ヨンギョンの祖父というより父と言った方がいい年齢ですけどね。
私が13話でツボなのは、実は、ナムギルさんの靴下姿なんです。ステージでは素足に靴ですし、ふだんは、靴下を履いていてもほとんど無地だと思うので、こういう家履きの靴下姿に、どういうのか、あったかさと妙な親近感を覚えてしまいます(笑)
ドラマでは同じ日のはずですが、上とは違う靴下
その夜は、あさイチの靴下
その後
次の日の朝の設定ですが、一番上と同じ靴下
言葉遣いはもちろん、独特のホ・イム走り(腕を真っ直ぐに下に降ろしたまま走る)に至るまで、1話から一貫して演じているナムギルさんは、まさに、ホ・イムそのもの。ふだんは、子どもっぽいホ・イムも、いったん、病人の治療になると、顔つきが一変します。しかし、不法滞在者の外国人の治療がうまく行ったあとでは、ヨンギョンと祖父に対し、「どや、どや?」という表情を投げかけるのは、やはり、いつものホ・イム。ほんとに、チャーミングで憎めない「朝鮮男(チョソンナム)」です。
海辺のデートで見かけた小さな兄と妹が引き金となり、朝鮮の状況が気にかかって眠れないホ・イムに胸が痛みます。いっそのこと、朝鮮に戻って、手術をした兄と妹を引き取り、ヨンギョンと一緒に育てたらどうだろうと思いつきで考えてしまいました。しかし、400年前の朝鮮では、ヨンギョンの外科医としての腕は活かせませんから、二人がともに仕合わせになる道はほんとうに険しいです。
エンディングでは、己の利害のためにホ・イムを執拗に利用しようとするマ・ソンテ院長のたくらみにヨンギョン祖父までも巻き込まれていきます。
13話の韓国語
검딱지(ゴムタッチ) 12話で取り上げるのを忘れていました。 ヨンギョンがホ・イムのために買ってあげたスマホに自分の電話番号を登録しますが、その名前が「내검딱지(ネゴムタッチ)」、つまり、私のガムみたいにくっついている人」。韓国語の発音では、チューインガムのガムの発音は「ゴム」となっています。あらすじには、「ガムタッチ」と日本語的に分かりやすく表記しました。
누구 마음대로(ヌグ マウムデロ) 誰の勝手で → 勝手に決めなさんな 「恵民署医院こそが自分が帰る場所」と語ったホ・イムにヨンギョン祖父が返した言葉です。
내 맘이다.(ネ マミダ) 私の気持ちだ → わしの勝手だ これも、ヨンギョン祖父の台詞です。お肉をホ・イムが食べようとすると、下げてしまう祖父。마음と맘이は同じ意味で、「心、精神、気持ち」などの意味があります。맘이は마음の省略形。歌詞などでよく見かけます。
ところで、病院の職員食堂でもホ・イムとオ・ハラが食べていた肉料理ですが(料理と言っていいのか)、韓国では一般的なんでしょうか。とくに、ヨンギョン祖父が料理した肉は時間が経っているのか、美味しく見えないんですが(笑)
韓国語の解釈について、間違い、勘違いはご容赦ください。ご指摘いただければ訂正いたします。 写真は、FacebookのtvN토일드라마(土日ドラマ)、『名不虚伝』のnaver postから拝借、あるいは、youtube (tvN Drama)からキャプチャさせていただきました。
13話のあらすじはこちら↓。 http://omasabeu.exblog.jp/28171382/
]]>
MNET『名不虚伝(ミョンブルホジョン)』12話
http://omasabeu.exblog.jp/29080181/
2018-01-02T18:05:00+09:00
2018-01-02T18:16:57+09:00
2018-01-02T18:05:11+09:00
omasa-beu
名不虚伝(ミョンブルホジョン)
13話のデートシーンから拝借
11話の朝鮮行きで両者の仲がさらに近づいたホ・イムとチェ・ヨンギョン。しかし、兵判の刃が二人を再び400年という膨大な距離と時間で引き裂いてしまいました。
朝鮮に戻り、闇雲にヨンギョンを探し回るホ・イム。その前に現れたホ・ジュンの手の者。この俳優さんとユ・ジノの手下役の俳優さんは共に背が高いですね。ジェハとジノの二役を演じているユ・ミンギュさんも188㎝あるそうですが、この二人も同じくらいでしょうか。最近は、184センチのナムギルさんが見上げる若手が増えてきました。
話がそれましたが、12話で私が一番好きなシーンは、<全宇宙が待っていたキム・ナムギルxキム・アジュンのキス>ではなく、ホ・ジュンの屋敷で二人が再会するシーンです。
ホ・ジュンには眼もくれず、真っ直ぐにヨンギョンに突進するホ・イムの直進男ぶりが彼の心情を物語っています。また、ホ・イムを見つめるヨンギョンの眼差しにもはっきりと彼への思慕が感じられます。おそらく、二人は「サランヘ」など直接的な愛の言葉は必要としないのです。
タイムスリップなんて、現実的に考えれば、ありそでなさそなテーマですが、そこは、ヨンギョン祖父がホ・イムに語った台詞で上手くカバーされていると思いました。タイムスリップに関することでなくても、考えさせられる言葉です。
「世の中のことは理屈で説明できるものではない。こんなことがあるのかという出来事が起こっても、ずっと見守っていればわかるものだ。おまえの身に起きたことは偶然ではなく、すべて、必然的な理由がある」
ラブシーンはしっとりと、しかし、コミカルなシーンもたっぷりと楽しませてもらえる12話。
マ・ソンテ院長と決別し、自分に与えられた宿題を解くべく、恵民署漢方医院に戻ってきたホ・イムですが、それを喜んでくれるはずのヨンギョンの表情は複雑です。
12話の韓国語
환자분(ファンジャブン) 患者さん。患者の方。実際の韓国の病院ではどうか知りませんが、『名不虚伝』では、患者さんを名前で呼ぶのではなく、大体、「患者さん」と呼んでいます。日本では、名前が常識ですよね。しかし、数十年前、今の私よりもずっと若かった母が入院中、「おばあさん」と看護婦さん(当時)から呼ばれ、温厚な母が怒っていました(笑)。当たり前田ですけど、当時は、日本もそんな感じでしたね。
내 말이(ネマリ) その通り。まったく。朝鮮から戻り、ヨンギョンの治療中、「ちょっと出ていてくれる」とホ・イムに言った彼女の言葉に同意する医師の台詞。 KONESTによると、~「내 말이 그 말이다(ネマリ ク マリダ)」が省略されたもので、「私の言葉がその言葉だ(直訳)=私の言いたかったのはそのことだ~ということ。共感するときに使われます。英語なら、たとえば、「you’ve got it.」かな。
말 하십시오.(マル ハシプシオ) 「ヨンギョンさんのことはまかせてください」と後を追ったにもかかわらず、朝鮮から怪我をして戻ったことでホ・イムを責めるヨ祖父に彼が言った一言。直訳は「お話ください」だと思うのですが、字幕は「お手柔らかに」。上手いですね。
승장(スンジャン) 承漿(しょうしょう)という唇の下のくぼみにあるツボ。キスを思い出しながら、男性患者の承漿に鍼を打つ際のホ・イムの表情がけっさく。
最後に、オフショットです。
台本を確認するご両人ベッドから蹴り落とされていたナムギルさんですが、ほんとに身体を張ってます。
素顔のホ・ジュン。オム・ヒョソプさん。
韓国語の解釈について、間違い、勘違いはご容赦ください。ご指摘いただければ訂正いたします。
写真は、FacebookのtvN토일드라마(土日ドラマ)、『名不虚伝』およびアジュンさんの所属事務所King Entertainmentのnaver postから拝借、あるいは、youtube (tvN Drama)からキャプチャさせていただきました。 12話のあらすじはこちら↓。 http://omasabeu.exblog.jp/28158716/
]]>
MNET『名不虚伝(ミョンブルホジョン)』11話
http://omasabeu.exblog.jp/28990972/
2017-12-27T14:52:00+09:00
2017-12-28T11:23:31+09:00
2017-12-27T14:52:59+09:00
omasa-beu
名不虚伝(ミョンブルホジョン)
https://twitter.com/oscarjang/status/944979172090249216
ちなみに、会食とは、ホ・イムが理解できなかった言葉「회식・フェシク」と書かれています。ドラマの字幕では「のみかい」となっていました。
11話は全話のなかでも好きなエピソードのひとつですが、ただ、倭軍が村を襲撃し武器を持たない一般の民を殺りくする描写は観るに堪えないものです。しかし、あの戦(いくさ)や倭軍の将軍沙也加との出会いが、ホ・イムの後の行動が決定づける要因のひとつとなっていると思われますから、単に情景描写のひとこまであればいいのですが、どうか、反日を煽るものではあってほしくないです。
ヨンギョン祖父がフレームの中に隠し持っていた写真から、ホ・イムだけでなく、20年前にはホ・ジュンが現代にタイムスリップしていたことが判明。だからこそ、王様の治療に例の鍼筒を使って失敗したホ・イムを矢で射とめ、タイムスリップさせた張本人、いや、狂言回しはホ・ジュンだったのですが、しかし、ホ・ジュンにしてみても、ホ・イムの命を奪うことがタイムスリップに繋がる確証はなかったはずですから、まさに、一か八かの賭けに出た訳です。どの道、王様の治療に失敗した者がどうなるか、その末路を考えてのことだったのかも知れません。その結果、ホ・ジュンが20年前に治療したヨンギョンとホ・イムの運命とも言える出会いを生んだという、まさに、ドラマのような筋書です(笑)
11話で好きなシーンを挙げてみますと~
治療中の真剣な眼差しが素敵♡
ヨンギョンと共に三度目となるタイムスリップで朝鮮に戻ったホ・イムが、眼の前の小さな村を見下ろしながら思い出を回顧する台詞。
「ここは時が止まったようだ。私もこんな村で育った。毎朝、女たちが水を汲みながら話に花を咲かせ、その横で子どもたちが水遊びをして叱られる。あの頃がなつかしい」
ここは、Gilstoryの「漢陽都城10人10色 エピソードONE」の描写とよく似ています。再度、その文章を引用してみます。
「漢陽都城の内四山から始まり、山の稜線に沿って流れ流れて、再び漢陽都城の二間水門を通して入ってくる水路のどこにでも場所を取るオモニたち。子供たちは傍らで水遊びをし、その頃から本格的に洗濯棒を叩いて汚れを落とす。そうして、いくらも経たないうち、肩から腕まで止むことなく下りてくる痛み。それでも休むことなく、さらに話の花を咲かせながら、白い木綿の服をより白くしていた女人たち。僕たちのオモニ。」
http://omasabeu.exblog.jp/25900945/
おそらく、ナムギルさんだけでなく、韓国の国民にとって共通に持っている原風景かも知れませんね。
そして、11話のハイライトは、ホ・イムとヨンギョンのコラボによる手術シーンでしょう。倭軍の隊長によって背後から銃で撃たれた男の子を救うため、10話で倒れたコップンハルメを前に、為す術もなく、おいおい泣いていたホ・イムではなく、「ここでは消毒も麻酔もできない」と嘆くヨンギョンに「わかった」と言うように頷いて僧たちにてきぱきと手術の準備を依頼するホ・イムがとても頼もしく感じられました。それぞれが得意な医術を用いてひとつの命を救うという感動シーンです。
オ・ハラの死と父の死の真相が蘇ったショックから自暴自棄になっていたヨンギョンを救い、ホ・イムとの距離が一段と近づく結果になった出来事です。
それに続く朝鮮の兄妹との家族ごっこもほっこりするシーンです。男の子を背負って歩きながら台詞を言うナムギルさんがかすかに息切れしているのがちょっと気の毒(笑)。この子はおんぶするにはちょっと大きすぎますね。
「代わりにおんぶしてくだされ」子どもをずっとおぶっているので大変なキム・ナムギル
家族ごっこシーンのメイキング
https://www.youtube.com/watch?v=-ub3pmDB30g
妹役の子役ちゃんが(名前をチェックしたのですが、わかりませんでした)役柄とはいえ、ヨンギョンにべったりくっついている様子がかわいいし、オフショットでナムギルさんにくるくるしてもらっている姿もとても微笑ましいです。
ちゃんと遊んでくれるアッパ(笑)
ちなみに、兄役のパク・ミンスくんは、キム・アジュンさんの前作、ドラマ『ウォンテッド』では母子役での共演だったようです。いつか、観てみたい作品です。
倭軍のために負傷した多くの民の治療にあたるホ・イムとヨンギョン。ここでの二人の会話は二人の未来を感じさせられるシーンでもありました。というよりも、二人で生きるという、こういう未来もありではと野次馬として願ったシーンです。
そして、つい、笑ってしまうシーン。
ホ・ジュンの屋敷に着いた両人はマッケに再会します。ヨンギョンの服装が前回とは違い、お嬢さまの服装ではないことに言及するマッケに「そんなことは言うな」とばかりに表情で制止するホ・イム。マッケとは師弟というよりは、兄妹のように気心が知れた仲ですが、ここ、ナムギルさんの素みたいです(笑)。
最後に感嘆したのが、エンディングのナムギルさんの演技です。漢陽から逃げる兵判に出くわしたホ・イムは、前回のタイムスリップでトゥチルの命乞いをしたときとは異なり、高官面をしながら賤民の服装をして逃げる兵判をこきおろしますが、その台詞廻しに惚れ惚れします。抑揚といい、まるで、歌舞伎の啖呵(たんか)を聞いているような心地にさせられました。
何度も何度も観ているので、いろんなことを書きだすとキリがありません。韓国の放送時にアップしたあらすじと合わせてお読みいただければ幸いです。
11話の韓国語
그냥 놔두지…(クニャン ナドゥジ) このまま 放っておいて
차라리 그냥 죽게 놔두지…(チャラリ クニャン チュッケ ナドゥジ) いっそ このまま 死なせて
ヨンギョンの台詞ですが、ホ・イムはオ・ハラとヨニからも同じ言葉をぶつけられていました。彼の人生に大きく関わった3人の女人。
韓国語の解釈について、間違い、勘違いはご容赦ください。ご指摘いただければ訂正いたします。
写真は、FacebookのtvN토일드라마(土日ドラマ)、『名不虚伝』およびアジュンさんの所属事務所King Entertainmentのnaver postから拝借、あるいは、youtube (tvN Drama)からキャプチャさせていただきました。問題があるようでしたら、削除いたします。
11話のあらすじはこちら↓。 http://omasabeu.exblog.jp/28152540/
]]>
MNET『名不虚伝(ミョンブルホジョン)』10話
http://omasabeu.exblog.jp/28956623/
2017-12-24T18:17:00+09:00
2017-12-24T18:17:33+09:00
2017-12-24T18:17:33+09:00
omasa-beu
名不虚伝(ミョンブルホジョン)
今年のカレンダーは気に入っているので、片付けたくないです。2013年のNZバージョンもまだ部屋の片隅から外せません。それって、ある意味、だらしないということかも知れませんが(汗)
さて、10話は、ホ・イムと彼の周囲の人々との絆が描かれていました。ホ・イムとチェ・ヨンギョン。ホ・イムとコップンハルメ。ホ・イムとヨンギョン祖父。ホ・イムとオ・ハラ。恵民署漢方医院のジェスク、ビョンギやハルモニたち。その関わりのなかで、元の彼自身に戻ってくるホ・イム。なかでも、肉少女オ・ハラとホ・イムのシーンには、いつも、ほっこりさせられます。tvNのフェイスブックから拝借した写真でその二人を見てみましょう。
10話 最高の一分
真の医者としての気持ちとヨンギョンに向ける想いを振り返らせてくれる オ・ハラとの温かい関係が引き立つシーンが最高の一分をチャージ!
「おじさん、わたし、欲しいものがあるんだけど」
ホ・イムとヨンギョンの話をしていた最中、ハラはホ・イムに 自分が欲しいものがあると話す。
ホ・イムはハラの願いを快く聞いてあげることになり、 ハラはホ・イムをアクセサリー店に連れて行く。
「ハートは、心臓であり、愛という意味」 ハラはハートの飾りのアクセサリーを選び、 ホ・イムにハートの意味を教えてあげる。
ハラはホ・イムにブレスレットを渡しながらヨンギョンにプレゼントしてねと
ブレスレットの「一番光っている心臓」が自分の心臓であることを
ヨンギョンに必ず伝えてほしいと頼む。
ホ・イムと楽しいひと時を過ごし、明るく去って行ったオ・ハラですが、こうしてみると、虫の知らせのようなものが彼女の裡にあったのかも知れません。そして、オ・ハラの死は、キューピッドのごとく、ホ・イムとヨンギョンを再び近づけることになります。
ユ・ジェハがお膳立てした「のみかい」のカラオケシーンがばっさりカットされているのは寂しいですね。やはり著作権関係によるものでしょうか。代わりに、フェイスブックからそのシーンの写真をお借りしました。
10話の韓国語
사탕(サタン) キャンディ、飴。
「ゆううつなとき、力が必要なときに食べるの」とヨンギョンからホ・イムへ。
私も渡韓されたギル友さまからお土産にいただきましたが、バナナ味が美味しくて、今や好物です。ごちそうさまでした。
韓国語の解釈について、間違い、勘違いはご容赦ください。ご指摘いただければ訂正いたします。 写真は、FacebookのtvN토일드라마(土日ドラマ)から拝借、あるいは、youtube (tvNDrama)からキャプチャさせていただきました。
10話のあらすじはこちら↓。 http://omasabeu.exblog.jp/28141535/
]]>
MNET『名不虚伝(ミョンブルホジョン)』9話
http://omasabeu.exblog.jp/28898113/
2017-12-20T18:44:00+09:00
2018-01-04T23:40:34+09:00
2017-12-20T18:44:57+09:00
omasa-beu
名不虚伝(ミョンブルホジョン)
やっぱり、カメラが好き! でも、表情は黒ホ・イム!
チェ・ヨンギョンにも背を向けてしまったホ・イムを見るのは寂しいことですが、俳優キム・ナムギルとしては、彼のダークな演技を観られるのも一興の9話です。
「もう二度と私のためにとんでもない眼に遭うことはないであろう」とヨンギョンの前から去って行ったホ・イムには、自身と関わることで誰かが不幸になるのを見たくない想いが大きかったと思われます。
ホームレスの治療からも逃げ~
タイムスリップの鍵とも言える鍼筒を漢江に投げ捨て、朝鮮と決別するホ・イムですが..
結局、両班の夜間診療と何ら変わることのない財閥の往診で財貨を得るという同じ轍を踏んでいる自分にも気づいているはず。
どんなに拒絶されてもホ・イムをあきらめようとしないヨンギョンはほんとにオトコマエです。
兵判の納屋の前で男の急所を蹴っ飛ばすのもへっちゃら(笑)。
朝鮮での身分を知られ、兵判の前に這いつくばった自分をヨンギョンに見られたことで自尊心を傷つけられただけでは片付けられない想いが彼の胸の裡に交錯していることでしょう。朝鮮の医員として、治療した患者が、一度ならずも二度も、さらに最悪の結果を招くことになった、そのやりきれない気持ちは彼自身にも収拾がつかないものだったと思われます。
コップンハルメをも拒絶しながら、胸を痛めているのはなぜか。
VIP患者の元へ通うべく車に乗った彼は
車窓の外にいるコップンハルメとヨンギョンを言葉なく眺める。
記憶にない映像に苦しめられるヨンギョンが今も気にかかるのはなぜか。
しかし、「ヨンギョン・セム(先生)」と親しく呼んでいた名前も「チェ・ソンセン(先生)」と呼ぶなど、自分で自分にバリアを張ってしまったホ・イムです。
ストーリーとは関係ないですが、パク会長(息子が麻薬中毒)の邸宅は、門構え、庭、応接間ともに、最近観たドラマでは、『トンネル』や『元カレは天才詐欺師』にも使われていました。ちょっと食傷気味です。
9話の韓国語
어깨(オッケ)
肩のこと。
白シャツがよく似合います。ペンで刺された腕の血の痕が邪魔。この刺された箇所をヨンギョンは「어깨(オッケ)」と言っていましたが、字幕は「腕の傷」。韓国語では、あのあたりは「オッケ」になるのかな。
韓国語の解釈について、間違い、勘違いはご容赦ください。ご指摘いただければ訂正いたします。
写真は、FacebookのtvN토일드라마(土日ドラマ)、『名不虚伝』naver postから拝借、あるいは、youtube (tvNDrama)からキャプチャさせていただきました。
9話のあらすじはこちら↓。 http://omasabeu.exblog.jp/28137340/
]]>
MNET『名不虚伝(ミョンブルホジョン)』8話
http://omasabeu.exblog.jp/28883128/
2017-12-17T13:25:00+09:00
2018-01-04T17:56:09+09:00
2017-12-17T13:25:40+09:00
omasa-beu
名不虚伝(ミョンブルホジョン)
キム・ナムギル先輩と『奇妙な家族』を応援します!
寒い折、心温まり、力が湧く応援 キム・ジョンヒョン俳優がキム・ナムギル俳優と映画『奇妙な家族』の 現場におやつ車を贈ったというお知らせです
さて、8話。倭軍の将軍の治療を拒んだり、賤民の子どもの手当てをしようとするヨンギョンを止めようとしたホ・イムでしたが、なぜ、彼がそういう行動に出たのか。
「医者の道理と善意が、あとで、むしろ害を及ぼすことがある」と語ったホ・イム。
彼の過去の体験からその真意をチェ・ヨンギョンが知ることになる8話です。
倭軍の将軍沙也加を演じている武田裕光さんはよしもとクリエイティブ・エイジェンシー所属の大阪出身の俳優さんです。映画『空と風と星の詩人~尹東柱の生涯~』にも看守長の役で出演されていたようですが、気づきませんでした。その他、いろいろと韓国映画に出演されています。本作では台詞も多いですが、韓国語がお上手です。
ホ・イムとホ・ジュンの再会。ヨンギョンとホ・ジュンの再会が盛り込まれ、400年の時を超越したストーリーが展開されますが、何と言っても、8話のハイライトはエンディングでしょう。
怒りと悲しみを抑え、自身を低めて、身体の奥底から血を吐くような思いでトゥチルの命乞いをするホ・イム。地を這い、頭を土にたたきつけて懇願を繰り返す姿。彼の眼から滴り落ちる涙とBGMの美しくも悲しい旋律がさらに胸を締め付ける情景です。
『名不虚伝』製作陣ビハインドコメントによると
8부는 정말 현장에서도 숨죽이고 눈물터지고 난리났었소 임이 경이 두칠이 딱새 병판 모든 본체들이 연기를 살벌하게 하니.... 해떨어질때부터 해뜰때까지 체력 방전되며 찍은 최고의 씬이라 생각하오 8話はほんとうに現場でも息を殺し、涙をあふれさせて大変だった。イム、キョン、トゥチル、タクセ、兵判すべての俳優たちが演技を殺伐とさせて... 日が落ちてから日が昇るまで、体力を放電しながら撮影した最高のシーンと考えている
まさに、ホ・イムの演技に圧倒されたエンディングでした。
最後に、韓服を着たキム・ナムギルさんがあまりに素敵なので、いっぱい、キャプチャしてしまいました。
8話の韓国語 今回は、朝鮮での呼称を中心に整理しておきましょう。韓国ドラマを観ていると、現代ものでも、役職で呼ばれるのが好きな国民性がわかります。日本的に苗字に씨(ッシ)をつけて呼ぶのは失礼にあたるのはよく言われることです。しかし、김사장님(キムサジャンニム・キム社長)、 이과장님(イクァジャンニム・イ課長)、 허선생님(ホソンセンニム・ホ先生)など、役職をつけるとOKなんですよね。たとえば、「キムッシ」という言い方はだめですが、このドラマでは、ホームレスのおじさんたちはヨンギョン祖父からそういう呼び方をされています。それは、彼らの置かれている立場を奇しくも表しているように感じます。
나리(ナーリ) よく聞きますね。一般的に「だんな」というニュアンスで呼んでいるように思えます。ネイバー日本語辞典による「自分より身分の高い者に対する尊称」というのが分かりやすいです。
영감(ヨンガム) ホ・イムはホ・ジュンを「ヨンガム」と呼んでいます。上記日本語辞典には「正三品と従二品の官吏を称した語」と書かれていますが、一般的に身分の高い人に対する敬称。現代のドラマでは、老妻が夫のことを「うちのヨンガムが」と言っていたりします。ナムギルさんのことを韓国のファンが「ヨンガム」と呼んでいたような気がします。
어르신(オルシン) 年配の方を呼ぶときの敬称。ホ・イムはヨンギョン祖父を「オルシン」と呼んでいます。日本語字幕は「ご老公」。ご老公と言うと、どうしても水戸黄門が頭に浮かんできますが(笑)、「おじいさん」や「ご老人」は適当ではないし、こういう呼称を日本語に置き換えるのは難しいですね。私なら、「先生」か「師匠」か、そのあたりにするかな。ホ・イムは、朝鮮で出会った子どもの祖父らしき人にも「オルシン」と呼んでいました。この場合は、「おじいさん」でいいかも知れません。
대감(テガム) 大監。ホ・イムは兵判(刑曹判書・ピョンジョパンソ)を大監と呼んでいます。ネイバー日本語辞書によると、「朝鮮朝時代, 正二品以上の官員に対する尊称、あるいは、大臣·長官の地位にある官吏に対する一般的な尊称」とあります。兵判(ピョオンパン)は法や刑罰を司る官庁の長官ですから、大監と呼ばれるんですね。
성, 아어 兄、弟。トゥチル兄弟が互いを「ソン」「アオ」と呼んでいます。上のハングル表記は違うかも知れませんので、ご了解ください。私の持っている小学館朝鮮語辞書にも載っていないし、ネットでも見つけられないんですが、『名不虚伝』を最初に韓国の放送で観たとき、トゥチル兄弟のどちらが兄か弟か、呼び方だけではわかりませんでした。8話では、兄のタクセがトゥチルを「アオヤ~」と呼んでいます。字幕は「トゥチル」となっているので、兄弟関係がわかりません。他のエピソードでは、コップンハルメもボンタクとボンシクの関係についてこの言葉を使っていたように思いますから、地方や年配の人たちは今も使っているのかも知れません。
韓国語の解釈について、間違い、勘違いはご容赦ください。ご指摘いただければ訂正いたします。
写真は、FacebookのtvN토일드라마(土日ドラマ)、『名不虚伝』naver postから拝借、あるいは、youtube (tvNDrama)からキャプチャさせていただきました。
8話のあらすじはこちら↓。日本語字幕で観てみると、聞き違いしている箇所がありますが、そのままにしています。どうか、ご容赦ください。 http://omasabeu.exblog.jp/28123744/
]]>
MNET『名不虚伝(ミョンブルホジョン)』7話
http://omasabeu.exblog.jp/28862987/
2017-12-13T15:14:00+09:00
2017-12-14T15:01:01+09:00
2017-12-13T15:14:32+09:00
omasa-beu
名不虚伝(ミョンブルホジョン)
ホ・イムとチェ・ヨンギョン。観るほどに、共通点を感じる両人です。平たく言えば、似たもの同士。
「私の前から消えて」とホ・イムを突き放したことは忘れて、ホ・イムを心配していたかのようなヨンギョン。
「目障りなら眼につかないようにする」と言っておきながら、初めての治療を誤ったこともあり、ヨンギョンにつきまとうホ・イム。
仕事中に質問攻めにされることをうざく思いながらも、ホ・イムが来ないと寂しく感じるのは、もはや、気になる存在を超えているということでしょうか。一方のホ・イムも、彼女がふとつぶやいた言葉から喜びを感じるなど、気持ちは同じ。
仕事がうまく行くと雄たけび踊りをするのも一緒(笑)
そして、二人の仲を繋ぐキューピッドとなるオ・ハラ。
연경쌤(ヨンギョン先生)
조선남(朝鮮の男)
ハラを演じるノ・ジョンウィさんは、ドラマ『馬医』ではイ・ヨウォンさんの子役として出演していましたが、本作では身長も伸び、すっかり大人の俳優さんに成長。こちらが、ますますオバンになるわけです。
そして、再び、朝鮮へタイムスリップするご両人。
7話の韓国語
연경쌤(ヨンギョンセム) 쌤は、「선생님(ソンセンニム)・先生」を略した言い方。若者がよく使うようです。オ・ハラがそう呼ぶので、ホ・イムも真似しているんですね。字幕では「チェ先生」となっていますが、ホ・イムは、その時の心情に従って「ヨンギョンセム」と言ったり、「チェソンセン」と呼んだりしています。ちなみに、ヨンギョンのことを、祖父やホ・ジュンは、愛称のキョン(イ)と呼んでいます。
대박(テバッ) すごい(俗語)。元の意味は大当たり。変身したホ・イムを見たオ・ハラの第一声。10代の子らしく、今の言葉を使うので、ホ・イムはフラフラさせられています。
뻥(ポン) 嘘という意味の俗語。オ・ハラが「朝鮮から来たのは嘘(ポン)だったんだね」と使っていましたが、「ポン」はホ・イムも早速真似しています。飲みこみの早い朝鮮男。
同僚の漢方医も、治療に失敗したホ・イムを見てシャレにしていました。 허봉탁이 아니라 허뻥탁이네.(ホ・ボンタクではなく、ホ・ポンタクだな) (字幕:ホラ吹きもいいとこだ)
ホ・イムが朝鮮の恵民署医員をしていた時の身分は、最下級の参奉(チャンボン・찬봉)ですが、ボンタクという名前のボンは作家がそこから取ったのかなとふと思いました(笑)
ちなみに、一般的に「嘘」は「거짓말(コジンマル)」ですね。
헐!(ホル) うわっ!(俗語) びっくりぽん!したときなどの感嘆詞。前にも挙げましたっけ?
개쩐다!(ケッチョンダ) すごい!(俗語) 意味不明でホ・イムも戸惑っています(笑) 「字幕:マジでウケる」
上記の俗語を使うことはないと思いますが、意味がわかると面白いですね。
韓国語の解釈について、間違い、勘違いはご容赦ください。ご指摘いただければ訂正いたします。
写真は、FacebookのtvN토일드라마(土日ドラマ)、『名不虚伝』naver postから拝借、あるいは、youtube (tvNDrama)からキャプチャさせていただきました。
7話のあらすじはこちら↓
http://omasabeu.exblog.jp/28118337/
冬の5大テーマ祭り「韓流・華流」をもっと見る
]]>
MNET『名不虚伝(ミョンブルホジョン)』6話
http://omasabeu.exblog.jp/28844481/
2017-12-10T17:33:00+09:00
2017-12-10T17:51:40+09:00
2017-12-10T17:33:58+09:00
omasa-beu
名不虚伝(ミョンブルホジョン)
カメラ、大好き!
医師免許なしに診療するのは違法であり、オ・ハラの治療をしたことでチェ・ヨンギョンに迷惑をかけていることを今更ながらに知らされたホ・イムです。しかし、医師免許を取ろうにも、そのために要する年月を聞いたホ・イムは半ば絶望的な思いにかられたことでしょう。ホ・イムの素性を知るヨンギョン祖父から言いつけられた掃除もイヤイヤ。
終いには、竹ぼうきを投げ捨てますが、この振りを観て、ピダムが剣をくるくると回していたのを思い出しました(笑)
それでも、ヨンギョン祖父に連れて行かれた地下道でホームレスの治療に当たったり、シネ病院女性患者の姑に恵民署漢方医院で鍼を打つホ・イムは真剣勝負。顔つきが違います。
ホ・イムにとって「押したり引いたり」のヨンギョンですが、6話では、ぐっとその距離が近寄って。 夜半、ヨンギョンがそっと台所に来ると、冷蔵庫を開けて座り込むホ・イムの姿が。
ヨンギョン 뭐해요? ムォエヨ? 何をしてるの?(字幕:何を?)
속이 허해서(字幕:空腹ゆえ)
ヨンギョン 아까고기 먹고? アッカ コギ モッコ? さっき、お肉を食べたのに?(字幕:食べたでしょ?)
몇 점 못먹었소 (いくらも食べられなかった) 조손 사이가 어찌나 쌩한지 (祖父と孫の仲が何でそっけないのか) 객식구가 눈치가 보여서(居候が気を遣って) (字幕: ご老公が落胆しており、気が引けて食べられなかった)
そこで、ホ・イムにカップ麺の食べ方を教えるヨンギョンです。割り箸を耳に挟むのはええっ?と思いましたけどね。このラーメンとツナ缶は、ドラマ放映後、韓国に行かれたギル友さまからお土産にいただきましたが、売り上げは相当伸びたのではないでしょうか。
そのあと、ヨンギョンと一緒に生まれて初めてTVというものを観るホ・イム。ここ、お笑い番組を観ながら笑うシーンとガールズグループが出ている番組のシーンがカットされています。理由はわかりませんが、なにか、権利関係のためでしょうか。ここがなければ、ホ・イムの反応がイマイチわかりにくいような気がします。オリジナルはこちら↓で ご覧になれます。
https://www.youtube.com/watch?v=JLmL-LLlR_A
翌朝、ヨンギョンと顔を合わせるや、TVで覚えた新語を早速使ってみるホ・イム。TVを観て覚えるといいよとヨンギョンに言われた通りにしているのが彼女にとっても憎めないところです。
처자가 세젤예요. チョジャガ セジェレヨ。 チョジャが世界一きれいだ。(字幕:プリティーだ)
꿀잠 주무셨소? クルジャム チュムショッソ?(字幕:爆睡したか?)
오늘따라 빗소리가 레알 좋소이다. オヌルッタラ ピッソリガ レアル チョッソイダ。今日に限って雨音がほんとによい。(字幕: 雨音がマジで心地よい)
TVを観ながらうたた寝してしまった自分にひざ掛けをかけてくれたヨンギョンの優しさを嬉しく思い起こすホ・イム。前日とは打って変わり、掃除にも気合いが入っています。
コップンハルメとホ・イムのほんとうの母子のような微笑ましい様子を笑顔で見ているヨンギョン。
たがいに気になる二人の様子が感じられます。
コップンハルメを見送り、ヨンギョンとともにスーパーへ行くホ・イム。食料品が山のように積まれている光景を見てはしゃぐ姿は子どものまま。朝鮮のナムジャにとっては、まるで夢の世界のように感じられたのかも知れません。そして、ヨンギョンがいつも着ている英語ロゴの入ったTシャツをねだるホ・イム。昔の男にしては、ヨンギョンとペアルックもどきをしたかったのか、彼の純朴さがよく表れています。
両者ともに、幼い頃に両親を亡くしているという共通点もあり、ホ・ジュンの言葉ではないですが、会うべくして会った二人かも知れません。それにしても、ヨンギョンは祖父に対して素直になれないくせに、ホ・イムには「ハラボジにずっとよくしてあげて」とは、よく言いますよね。
恵民署漢方医院を訪ねて来たシネ病院女性患者の姑の治療はホ・イムのおかげで成功したのに、一方、患者が倒れてしまい、救急車で病院へ行く途中、交通事故に遭遇したヨンギョンは、またも、例のトラウマに苦しめられ、これをホ・イムのせいにしてしまいます。
내 눈 앞에서 사라져요. ネ ヌナペソ サラジョヨ. 私の眼の前から消えて。
そのくせ、ホ・イムがほんとに消えてしまったことを気にしているんですから、全く、「押したり、引いたり」のヨジャについていくのは、ホ・イムも大変かも知れません(笑)。しかし、彼女の心のなかにホ・イムが刻印されたのは確かなようです。
エンディング。シネ漢方病院VIP病棟オープンの式典に現れた男性には、ヨンギョンならずとも、びっくりぽん!でした。
6話の韓国語
세.젤.예 (セジェレ)(*) 세상에서 제일 예쁘다.(世界で一番きれいだ)の意味。
꿀잠 (クルジャム) 直訳は蜂蜜の眠り。そこから、爆睡、熟睡という意味に使われています。
레알(レアル) マジ。英語のリアル(real)から来ているそうです。
극락 극락(クンナッ クンナッ) 極楽、極楽。スーパーのマッサージ機に横たわりながらホ・イムがつぶやいていました。私がお風呂に入っている時と同じです(笑)
この「세.젤.예(セジェレ)」を文字って使われているのが、Dispatchさんの記事のタイトルです。
[디패Go] “이 남자, 사실 세.젤.웃”…김남길,‘명불허전’ 길블리 [ディペGo]「この男、実際は世界で一番笑わせる」…キム・ナムギル、『名不虚伝』ラブリーギル
以前もリンクしましたが、もう一度。地下道の無料医療奉仕撮影のオフショットが嬉しいです。 https://www.dispatch.co.kr/869172
韓国語の解釈について、間違い、勘違いはご容赦ください。ご指摘いただければ訂正いたします。 写真は、FacebookのtvN토일드라마(土日ドラマ)、『名不虚伝』naver postから拝借、あるいは、youtube (tvN Drama)からキャプチャさせていただきました。
6話のあらすじはこちら↓ http://omasabeu.exblog.jp/28106624/
冬の5大テーマ祭り「韓流・華流」をもっと見る
]]>
MNET『名不虚伝(ミョンブルホジョン)』5話
http://omasabeu.exblog.jp/28804688/
2017-12-04T14:48:00+09:00
2017-12-04T21:35:34+09:00
2017-12-04T14:48:16+09:00
omasa-beu
名不虚伝(ミョンブルホジョン)
何とか朝鮮からソウルに戻ってきたホ・イムとチェ・ヨンギョン。ヨンギョンは無事にオ・ハラの手術を成功させますが、一方、ソウルで漢方医として生きていく決意をしたホ・イムは頼みの綱のヨンギョンから突き放され、「今に見ておれ」と親から貰った大事な髪の毛を切ってしまうのです。
このヘアスタイルで思い出したのが、数年前のナムギルさんです。私は、どちらかと言うと、短い髪型の方が好きですが、このときのナムギルさんのやさしい雰囲気は格別です。
(TV画面から直接撮ったので不鮮明ですみません)
古家正亨さんがMCをしていた番組、BS11「韓ラブ」のインタビューコーナーに出演したときのものです(2014.4.7 放送)。時期的には、『パイレーツ』の撮影が終わり、3月のパシフィコ横浜のファンミ前後に収録されたものかと思われます。
ホ・イムから脱線してしまいました。
オ・ハラを鍼で治療した行為が、次期理事長の座を狙うシネ病院院長とシネ漢方病院院長の権力争いに巻き込まれているとは知らないホ・イム。彼にはもう関わりたくないと思いながらも放っておけないヨンギョン。
引いたり.. 押したり..(당겼다가.. 밀였다가..)
「あんたなんか、ここには必要ない。朝鮮に帰れ。もう、それぞれの道を行こう」と冷たく言い放つヨンギョン。
しかし、彼女の実家とは知らず、恵民署漢方医院の院長を頼るホ・イム。
彼の名前がホ・ガイムではなく、ホ・イムと知った院長が彼の著書「鍼灸経験方」を開くと文字が消えていく現象を目の当たりにします。
「チンチャ(ほんとうだ)ね、ホ・イムね」
400年後の今日まで鍼医の第一人者として名前と著書が残る自身のことを知ったら、若きホ・イムはどう思ったでしょう。
ホ・イムが自分のベッドに寝ているのを見つけて大騒ぎしたヨンギョンでしたが、翌朝、出勤前に交わすホ・イムとヨンギョンの会話が笑わせます。
「ホ参俸(チャムボン)ナーリ」と彼の嫌いな呼び名で嫌がらせをするヨンギョン。医官試験には主席で合格しながら、10年間も同じ官職で恵民署に据え置かれているのはホ・ジュンのせいと恨んでいるホ・イムです。
何があろうとめげないのがホ・イムの偉いところ。ヨンギョン祖父の世話になりながら、堂々と漢方病院に入るための履歴書を書いています。祖父には、どこか甘えている様子が垣間見られます。
そして、ホ・イムがボンタクと呼ばれるきっかけになったコップン婆ちゃんとの出会い。ハルモニたちが集団で漢方医院を訪れるシーンは、ホ・イムが、本来、医員になりたいと思った原点を再確認させる場所かも知れません。
ホ・イムは、若い頃、済州で馬医を2年間務めていましたから、ミニブタちゃんくらいは平気なはずですけどね(笑)。もっとも、ホ・イムではなく、ナムギルさんは、タムタムやハル、モルと同じく、ミニブタもかわいいみたいですね。
ブタが怖いホ・イム
ほんとうは... ごめん、ごめん、ごめん
なでなで~一匹のブタになりたい(ギルペンの願い)(笑)
今の世では、医師免許のない者は医療行為はできないという現実をはっきりとホ・イムに告げればいいと思うのですが、ホ・イムの医者としての資質ばかりに言及するヨンギョンの忠告には素直に納得できないはずです。
5話の韓国語。
이리 오너라! (イリ オノラ) 「誰か、おらぬか」(字幕)。たのもう!とか、現代なら、ごめんくださいという意味でしょうか。ホ・イムが恵民署漢方医院を訪れる際のかけ声。
참봉(チャムボン) 参奉。最下位の官職、従9品。ちなみに、ユ・ジノは一つ上の봉사(ポンサ・奉事)で従8品。
꽃분 할매(コップン ハルメ) コップン婆ちゃん。「ハルメ」は「ハルモニ」と同義。地方で多く使われているようですが、ハルモニよりもさらに親しい響きがあります。
보름(ポルム) 15日間という意味。履歴書を出すための病院へ行くお金を用立ててくれない漢方医院のスタッフたちに腹を立てながら、「半月かかっても歩いて行く」と出て行こうとするホ・イム。
写真は、FacebookのtvN토일드라마(土日ドラマ)から拝借、あるいは、youtube (tvN Drama, tvN Asia)からキャプチャさせていただきました。
5話のあらすじはこちら↓ http://omasabeu.exblog.jp/28100660/
冬の5大テーマ祭り「韓流・華流」をもっと見る
]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/