おまさぼう春夏秋冬

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2017年 05月 18日 ( 1 )

[インタビュー]キム・ナムギル『ある日』ふいに、映画界が発見した俳優キム・ナムギル

新しい映画とドラマの確定情報を知りたくてネット検索してみたのですが、まだ、出ていないようですね。検索ついでに、新たなインタビュー記事が掲載されていましたので訳してみました。もっとも、インタビューの日時は映画『ある日』の封切り前となっていますから、もう、一か月以上も前になります。映画の内容に言及している箇所もありますので、ネタバレが嫌な方はお読みにならない方がいいかも知れません。


『ある日』ふいに、映画界が発見した俳優キム・ナムギル


編集者 キム・ジヨン記者 

作成日 2017.05.17


http://woman.donga.com/Home/3/all/12/925757/1


映画『無頼漢』ではカンヌ映画祭で好評を博し、『パンドラ』で興行パワーを立証したキム・ナムギル。ワイルドなイメージで愛された彼が帰ってきた。映画の中の人物のように暖かく、深い内面を持つ彼と向き合った非常に特別なある日。


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俳優キム・ナムギル(37)というと、最初に頭の中に描かれるイメージは「ワイルドな男」だ。彼をスターダムに押し上げた代表作のドラマ『善徳女王』をはじめ、『悪い男(赤と黒)』、映画『海賊:海へ行った山賊』、『無頼漢』、『パンドラ』などで、強い男性美を発散してきたのではないだろうか。そんな彼が、最近では映画『ある日』を通して目新しい姿で観客に会っている。彼は映画の中で、根は愉快で思慮深いが、二ヶ月前、妻に先立たれ、失意に陥った保険会社課長ガンスという人物として登場する。ガンスは病院で偶然植物人間状態にある視覚障害者のミソ(チョン・ウフィ)の霊魂に出会う。


母親に捨てられたミソと妻を失ったガンスが心の傷を治癒していく過程を描いたこの映画は観客に絶え間なく問う。愛する人から去らねばならない人と愛する人を見送らねばならない人のうち、誰がより大変だろうかと。映画封切りを控えて会ったキム・ナムギルはこの問いに対して、「鶏が先か、卵が先かと問うことと変わらないが、人間であれば誰でも迎えなければならない死だから深く考えてみる価値があると思われる」とし「この作品を通じて、ガンスのように、愛する人を失って自己憐憫に陥った人々に肯定のメッセージを伝えたくて出演した」と述べた。


「最初は演技する自信がなくて固辞したが、数ヶ月後にシナリオを再び読みながら、すごく悲しくて胸が痛みました。ぼくが経験した痛みと悲しみ、癒しの感情を観客も感じてほしいです」


▼作品を選択する基準は何ですか。

以前はキャラクターを重視したが、今ではストーリーの力が最も重要だと考えています。ぼくたちの周りにあり得る話、多様性について多く思い悩むことができる作品、ぼくが自負心を持って観客の共感を誘発しうるシナリオを選好します。例をあげると、『ある日』で扱った尊厳死に関する問題だけでも、賛否世論が拮抗することに、どちらが正解だとは断定し難いではないですか。それほどに、様々な可能性を開くことができる、必ずメッセージがなければならないというのではないが、静かに考えてみることができる作品に、最近はより眼が向きます。


▼死について真剣に考えたことがありますか。

元々、肯定的なので否定的な考えはあまりしないが、最近、健康が悪化し、心が萎縮してみると、生活するのがとても大変だ、本当に生きていけないよ(やってられない)という気がする時があります。家では長男であり家長として持つことになる責任感のため、できるならそんな考えはしないようにするが、健康に良くない状況がドミノのように続いて俳優として生きるのが少ししんどい場合は、極端な考えもするようになりました。この映画の状況と対照的に、ぼくが病気で生死の境をさ迷ったら、ぼくは延命を望まないと思います。周りの人たちがぼくのために苦労することも耐え難いと思うし、ぼくは今でもより美しい姿のときに生涯を終えたいという思いがあるんですよ。しかし、外国映画を見ると、尊厳死を望む人の口に薬を入れたが、いざその状況になると、いきなり起きることもあり得ます。「こんなに早く私が死ぬのを望んでいたのか?」なんてね(笑)。


▼これまで演じたキャラクターの中で、実際の性格と最もよく似ている人物は誰ですか。

以前は、ぼくが気難しくて暗いキャラクターを主に引き受けたためか、実際の性格もそうだと思う方たちが多いんですよ。ぼくを身近で見守る人々は、『海賊:海へ行った山賊』で演じた山賊の頭領、チャン・サジャンのキャラクターが普段のぼくと最も重なると言っていました。ところが、ぼくは、『ある日』のガンスと自分がとても似ているという気がしました。だから、ガンスを気楽に演技することができました。


▼ドラマ『悪い男』で演技した『悪い男』のキャラクターと今回の作品で演技した純情男の中、実際にはどちらの方に近いですか。

悪い男のように生きていたこともあり、ガンスのように純情派で生きていたこともあります。相手や状況に応じて変わると思います。明らかなのは悪い男もぼくの中に住んでいるし、純粋な姿もぼくの中にあるのです。天然のような面もね。ハハハ。


▼高校の時に観た演劇に魅せられて演技をすることになったと聞いた。どのような作品でしたか。

シェイクスピアの四大悲劇の一つである『リア王』です。リア王のマッチョ的な姿がとても素敵でした。セリフもまるでぼくに語る話のように思いましたしね。その演劇を見ながら、ぼくも舞台の上で観客とフィーリングをやり取りしながら演じる人になりたいと考えました。


▼演劇をしながら、2003MBC公開採用タレントでデビューした特別な理由がありますか。

共演する先輩たちの勧めで試験を受けました。その当時、うまく行った先輩たちは、皆、公採タレント出身でした。特にその時はMBCドラマが強くて、MBC公採タレント試験に合格すると、バラ色の未来が開かれると思いました。しかし、そのような時代は来ませんでした。その頃、雨後の竹の子のように生まれた大型企画会社から排出された新人たちが主な配役を獲得し、公採出身者は小さな役割から始めなければならなかったのです。そのときは、役割が小さくて挫折することよりも、舞台で公演していた習慣をちゃんと直すことができなくて大変でした。放送環境に容易に適応できなかったんです。カメラの前に立つたびに怒られることが常でした。ぼくが演技者としての資質があるか、疑問が生じる時も多かったんです。


▼そんな時間が演技生活に薬となりましたか。

すごく役に立ちましたよ。人気に振り回さたり、執着しない方なんです。 2009年、『善徳女王』のピダム役で突然多くの愛を受けたし、そのおかげで人気が何であるかを実感することができましたけど、その期間はそれほど長くはなかったのです。本意ではなく、多くのことを降ろし始めながら、上がることよりもうまく降りて行く方がより重要であることに気づきました。 10年以上、忠武路(チュンムロ)のブルーチップと呼ばれていますが、ぼくを必要とする作品があるというだけでも、俳優として感謝すべきことではないかと思います。


▼本意ではなく、多くのものを降ろすことになったきっかけは軍入隊のことを言うようですが、2010年、『悪い男』が人気の下に放映されているときに、突然、入営通知を受けたので、惜しんだファンが多いです。元々、交通事故の後遺症が深刻で、軍免除を受けられる状況だったのではなかったですか。

本当に軍隊に行かなくてもよいなら、兵務庁から来るなと言ったでしょう(笑)。デビュー当初の交通事故が大きく、ぼくは十字靭帯もなく、あれこれ手術をたくさんしたので、公益勤務判定を受けました。そのときは、俳優として最も認められたときに入営通知を受け、ぼくもとても残念と言う気はしましたけど、どうせやるなら、ちゃんとしようという気持ちで訓練所でもとても熱心にした記憶があります。ところが過ぎてみると、それは公平だという気がします。当座は話題になったようでも、軍隊に行ってきたら誰でも初期化されるんです。


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▼結婚を考える年齢じゃないですか。結婚したい女性像がありますか。

ぼくをよく理解してくれる心の広い人であればいいですね。そういう人とぼくが幸せである時に結婚したいです。ぼくの周辺の既婚者たちは、こんな助言をしてくれました。 「結婚は愛を離れて幸せになろうとすると失敗する。誰かを通して幸せになろうとすると期待値に達しなかったとき、不信や裏切り、変化した状況のせいで関係がこじれる。特定の女性像を追わず、きみが幸せで、その幸せを分け与えたいと思うときに結婚してこそ幸せだ」ですって。


▼今はどうですか。

不幸です。ハハ。大変ですよ。


▼チョン・ウフィさんをどんな俳優と思いますか。チョン・ウフィさんが気にしていました(笑)。

小柄ながらエネルギーが溢れています。ぼくがアドリブをした時も、瞬発力があって、ちゃんと受けてくれるほど、相手を配慮し理解しようとします。現場でも乱れることなく、ずっと共同体意識を持って一緒にしようとしましたよ。あの年齢でそんなことができる俳優はそんなにいないでしょう。


▼映画の中の「ある日」は、どのような意味だと思いますか。

日常的な一日ですが、特別な状況が生じる特別となるそんな日です。


▼再び、戻ってみたいある日はありますか。

ないです。ぼくは、まさに今、今日だけを行きます。ハハ。


10年後にはどのように暮らしているでしょうか。

人としてさらに成熟していることを望みます。しかし、俳優として分別がつきたいという気持ちはないです。本質的に何が重要かどうかは、ずっと悩み続けて深く考えて行くでしょうが、分別のない子供のような姿でずっといたいという望みはあります。物心がつくと、考えが多くなって、ぼくらしく生きられないと思います。周囲の視線や偏見に流されず、ぼくがわかることだけを信じながら、自分らしく生きることが重要だと思います。


写真提供 オーパス・ピクチャーズ デザイン チェ・ジョンミ


by omasa-beu | 2017-05-18 00:29 | 映画 ワン・デイ 悲しみが消えるまで | Comments(8)
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♪ ♪ Kim Nam Gil Forever ♪ ♪  韓国の俳優キム・ナムギルさんが好きです☆映画『ワン・デイ 悲しみが消えるまで』公開中@シネマート心斎橋・新宿ほか


by omasa-beu
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