鬼平犯科帳スペシャル 兇賊
2006年 02月 18日
今回の「兇賊」は鬼平第一シリーズで放送され、私も好きで何回か見ている作品です。九平役の米倉斉加年さんがいい味わいを出しており、あまりにも印象が強いせいか、どうしても前の作品に肩入れしてしまいます。
元々1時間番組だったものを2時間に脚色するのは無理があるのでしょう。映画版鬼平といい、長ければいいというものではないですね。原作者の池波正太郎さんが生きておられたら、なんとおっしゃるか。
このブログのタイトルも密偵おまさからもらっているくらい好きな時代劇なんですけど、時の流れはどうしようもありません。吉右衛門版鬼平がはじめて放送されたのが1989年7月12日ですから、出演者のみなさん、貫禄がつきすぎです。とくに女優さんたちはお気の毒。一般人以上に気遣っていらっしゃるとはいえ、40代前半と50代後半では違いがありすぎますよね。
佐嶋役高橋悦司さんや彦十役江戸家猫八さんも今はなく、私の鬼平は過去の作品のなかにあるような気がします。でも、また新しく作られれば見ますけどね。
実は「おまさぼう」の名前を聞いたときから「絶対鬼平のおまさだよなあ」
と密かに思ってました。
でこちらで見つけてうれしくって。
私は映像の「鬼平」は残念ながらあまり見てなくて、池波先生の小説の大ファンなんですけどね。
でも吉右衛門さんの鬼平は池波先生がぜひにとおっしゃった、まさにはまり役だと思ってます。
ケサンくんつながりで、池波ファン、鬼平ファンにお会いできるなんて、ほんとうに嬉しいです。
鬼平のドラマのなかに、大人になったおまさに再会した平蔵が「おまさぼう、いい女になったなあ」と語りかけるシーンがありまして、それ以来、私はいい女、もとえ、おまさぼうになってしまいました。
へへでもケサン君つながりがうれしくて~
「おまさぼう」って聞いたとき私もそのセリフがぱっと浮かんだんですよ~
あんまりドラマ見てないのに。そのくらい粋でうまかったってことですね、吉右衛門が。
masaさんも私の中で梶芽衣子のような小股の切れ上がったいい女になってます。これからもよろしくね。