“我慢の利く人間は何とかなるものだ”

<忍耐といい、辛抱といい、我慢といい、ニュアンスはそれぞれ異なるのだけれど、いわゆる我慢強さ即ち人間の人間たる理性そのものにちがいない。
埋もれてしまう才能とか、報われぬ努力とか、武運つたなき敗戦とかいう現象は人生にままある。だがたいてい、我慢の利く人間は何とかなるものだ。―「勇気凛凛ルリの色」>

浅田次郎著『僕は人生についてこんなふうに考えている』海竜社より

ちゃらんぽらんに生きてきた私にはなんと耳の痛い言葉だろう。なんの才能もなく、努力すらできない者にも残されていた能力を一方的に放棄してきた。理性のない人間はどうしようもないです。
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by omasa-beu | 2007-06-22 13:44 | 気になる言葉 | Comments(0)

終活しなくちゃと思いながら毎日をだらしなく送っている団塊の世代です。写真は、ドラマ『子連れ狼』(北大路欣也さん版)の大五郎(小林翼さん)。私の癒しです。スカパー「時代劇専門チャンネル」のTV画面から撮影。問題でしたらお知らせください。


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