団塊のぼやき (22)やしきたかじん、57歳の想い@「そこまで言って委員会」1月14日未公開トーク集

「ちょっと前に、『セールスマンの死』(Arthur Miller)を読みまして、、、それは平凡なサラリーマンですが、自殺してしまう訳です。何故かと言うと、過去の自分の人生の輝かしいこととか、生き生きしていたことからの脱却が出来ないんですよね。人間というのは、過去もあるけど、今、どれだけ希望をもてるか、今、自分に対して自信がもてるかとか、、、言葉で言うのは簡単なんですが、非常に難しいことだというのを切々と感じておりまして、、、こういう方々が来年(2007年)退職されてゆくわけですから、その700万人が一人一人どういう今の希望を持てるかという、大きなテーマとして、この日本を徐々に変えてゆくことにもつながってゆくのではないかという、、、そのためにも、こういう番組に来ていただいている政治家の皆さまに是非がんばっていただいて、がんばって(払ってきた)年金がもらえない国というのはどういう国なんだと、、、最低限、やっぱり、自分がやってきたことに対して、国がちゃんと責任をとってくれるという部分がなかったら、この日本は自然と地盤沈下してゆくのではないかと思うんですけど(中略)今からは、今までやったことのないことから手を染めていかなあかんなと。大層なことやのうて、地下鉄に乗るとか(笑)<辛坊治郎:地下鉄はやめはった方がええわ。>、生活の中で当たり前になってること、してないことがいっぱいあることに気づくわけですよ。<桂ざこば:そうか、違うことをしたいわけや。よっしゃ、便所掃除に行こ。>(笑)」

昨年10月、番組中で、57歳の誕生日を祝ってもらったじんちゃんの決意です(笑)。辛坊はんやないけど、地下鉄は乗らん方がいいわ。大阪のおばちゃんに「たかじん、見てるでえ」って、肩をたたかれまくるのが落ちです。さすが、うちのじんちゃん、まさに私が心の中で行ったり来たりしている問題を突いています。私一人の課題ではなく、普遍的なものですね。

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by omasa-beu | 2007-01-15 00:05 | 団塊の世代 | Comments(0)

終活しなくちゃと思いながら毎日をだらしなく送っている団塊の世代です。写真は、ドラマ『子連れ狼』(北大路欣也さん版)の大五郎(小林翼さん)。私の癒しです。スカパー「時代劇専門チャンネル」のTV画面から撮影。問題でしたらお知らせください。


by omasa-beu
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