団塊のぼやき (11)今から10年か!
2006年 08月 14日
お盆のお供えは妹がやってくれているので心配はなし。有難や!
先週、NHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」で<プロフェッショナルの逆境克服法>とやらを特集していた。プーの私には関係なさそうだが、プロでもプーでも悩みもあれば迷いもある。番組のなかで弁護士・宇都宮健児氏のお父上の言葉が心に残った。
「1年2年じゃ花も咲かなきゃ芽も出ない。でも、10年待てば必ず実がつく」
大分の荒地を開拓し、一家を養われた方の実感のこもった言葉だろう。
友達が最近「全日本写真展」に入選し、いわゆる作家の仲間入り(本人の弁)を果たした。性格はイケズだが、10年以上続けてきたその努力は尊敬する。イケズと共に写真を始めた別の友達は写真からは早々に手を引いたが、会社勤めをしながら税理士試験に毎年1科目ずつ合格し、今やりっぱなプロである。ここまで来るのにやはり10年はかかっている。北野高校~阪大卒を自慢するのがちょっとだけど、そのやり遂げる力は敬服に値する。
それに反し、私はこの4月に始めたばかりの翻訳の勉強をすでにやめたくてしようがない。私って、イケズでもないし阪大卒でもないしね。あっ、そういう問題ではないか。やっぱり、モチベーションがないとね。団塊の世代とはいえ、考えていることは20歳の頃とちっとも変わっていない。未だに自分探し? アホか。
ああ、情なや!