お盆の後悔

今朝、お寺さんが見えた。
「一人ついてますけど、気にせんといてください」とご住職は言った。
墨染姿の高校生の息子さんは差し出したざぶとんを「私は結構です」と辞退し、ご住職の斜め後ろにすわって一緒にお経を唱和していた。

ご住職は私と同年代。数十年前には、先代のご住職に代わり見えた時期があった。こうして、代々受け継がれてゆくのが私には自然な流れのように見えた。だが、私は、私の代で終わらせてしまった。自分が独りでいることに悔いはないけれど、お盆のこの時期、ご先祖さまに申し訳ないことをしたという思いが初めて胸をよぎった。
Commented by 焼酎派 at 2006-08-14 14:59 x
そうかあ~。私も流れを止めてしまいましたが、ご先祖さまにも申し訳なかったのでしたね… 流れはきっと誰かが繋げてくれるはずだけれど、ご先祖さまに申し訳ないと思う心を忘れていたこと、ごめんなさい^^
Commented by おまさぼう at 2006-08-14 21:53 x
焼酎派さん、こんにちは。
自分勝手に生きてきた自分を反省することしきりの今日この頃です。
でも、後戻りはできませんしね、これからどう生きるかですね。
ああ、わからない。(^^;)
Commented by ベルばら at 2006-08-14 23:11 x
今晩は!私は一人っ子で、結婚する時に夫の名前に変わりましたので
代々続いていた流れ(実家は本家です)を切る事になりました。
父も母も亡くなったので、実家の姓は切れてしまいました。
masaさん~「40にして惑わず」どころか、この歳になったからこそ
私も今の自分を振り帰り、頭を叩いています。
友達の母上が「人間歳をとったら、結婚しても、しなくても後悔するよ。」
と、おっしゃったと聞きました。 人生「隣の芝生は青い」ものみたいです。
自分の人生を100%自分のために使ってみたかった! と、時々考える
この頃デス。



Commented by おまさぼう at 2006-08-15 20:59 x
ベルばらさん、そうですね。
この歳になったからこそ、いろいろ振り返ってしまうんですね。
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by omasa-beu | 2006-08-13 19:18 | 日々のこと | Comments(4)

終活しなくちゃと思いながら毎日をだらしなく送っている団塊の世代です。写真は、ドラマ『子連れ狼』(北大路欣也さん版)の大五郎(小林翼さん)。私の癒しです。スカパー「時代劇専門チャンネル」のTV画面から撮影。問題でしたらお知らせください。


by omasa-beu
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31