おまさぼう春夏秋冬

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tvN『名不虚伝(ミョンブルホジョン)』10話

パク会長宅へ向かう車の中。バックシートに座るホ・イムとパク会長の息子。


その少し前。ご子息を退院させないのはチェ・ヨンギョン医師だと携帯でパク会長に報告している黒服のひとり。何やら、指示を受けた様子。それを聞いたホ・イムは彼女に災難が起こらないようにと心にもない言葉を告げて先手を打ったように思われます。


「先に治療を受けるのはチェ先生の方だ。そんなに震えていて誰を治療するというのか」


チェ先生(ソンセン)ではなく、オ・ハラを真似てか、若者言葉のヨンギョンセム)と親し気に呼んでいたのが懐かしく思い出されます。


「おまえ、親父から一体いくらやると言われた? 金でなかったら車か、それとも、ビルディングでも買ってやると?」とホ・イムに毒づくヤク中の息子。パク会長宅に戻った後、自室へ連れて行かれる際にホ・イムと訳アリのアイコンタクト。


「病院へ連れて行くくらいなら、頼んだりはしない。一人息子を一生ヤク中の犯罪者として暮らさせるつもりはない。二度と俺の前に顔を出すな」とホ・イムの足元に金の包みらしきものを投げる会長。


財閥とは人間的にクズの代名詞みたいな描かれ方が多いですが、お金を持っている人、権力を持っている人、両方ともある人が絶対みたいな社会は真っ暗闇ですね。


ホ・イムのオフィステル。テーブルの上に無造作に置かれているVIP患者たちから高価な贈りものを空虚に見つめるホ・イム。ヤク中患者から受けた傷口を押さえながら、ヨンギョンが手を取るように教えてくれたカップ麺をその通りに用意するのですが、ハナ、トゥル、セッ、ネッ、タソッと数えるホ・イムの孤独感が伝わってくるようです。



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恵民署漢方医院の前、電信柱の陰にいるホ・イム。「会ったのに挨拶もしないんだから」とホ・イムの陰口をたたきながら医院から出てくるジェスクと聞かされているビョンギ。


ホ・イムに言われた言葉を反すうしながら屋台でひとりサイダーを飲み続けているヨンギョンの前に現れるジェスクとビョンギ。

「屋台なら焼酎でも飲みなさいよ」というジェスク。

「ヨンギョンは酒を飲まないのさ。いつ、どこで、どんな形で患者に出遭ってもいいように、バッグに救急道具を入れて持ち歩いているんだから。見習ったらどうだ?」

「この子は医者だし、わたしは違うでしょ」

「わたしに資格があるかな?」とヨンギョン。

「何ですって。資格のないのはボンタクでしょう。あんなに変われるもの?」

「元からそんなやつだったかい?」とビョンギ。

「元からそんな人じゃないわ」とヨンギョン。

ボンタクのことで、あれやこれやと言い合うビョンギとジェスクから焼酎を取り上げ、自分のグラスにつぐヨンギョン。


恵民署漢方医院の前から立ち去るホ・イム。急いで医院へやってきたコップンハルメのお仲間のハルモニとすれ違います。

「あんた、ボンタクやないか? ここにいたんかいな。ちょうど、あんたにお菓子を持って行く言うて出かけたコップン婆ちゃんが道で倒れてしもたんや」

「それはどこですか?」とコップンハルメを探し回るホ・イム。


路地の真ん中に仰向けに倒れているハルモニを発見。母さんと呼ぶ言葉が自然に出てくるホ・イムですが、ボンタクに持って行くと言っていたという丸いお菓子を掌に握りしめているのに気づき、申し訳なさでいっぱいになります。脈診をし、心臓が弱っているハルモニに鍼を打とうと無意識に腰へ手を持って行くものの、すでに、鍼筒は漢江の川底に沈んだまま。


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「誰かいないか。助けてくだされ」と泣きながら大声で助けを求めるホ・イム。携帯で救急車を呼んでみても、今いる場所がどこなのか説明すらできず、ただ、「すまなかった、すまなかった」とハルモニの身体をさする以外に術もない、まさに、子どもの頃、母を看取った頃に戻ったような状況です。


帰宅してきたヨンギョン。コップンハルメの診察にでかけるという祖父に代わり、「救急車を呼んでください」と言い置き、現場へ急ぎます。そこには、泣きながら助けを呼ぶホ・イムの姿。


心臓が弱っていると伝えるホ・イム。応急処置をとるヨンギョン。

「大丈夫か?」

「最悪の状況は脱したけど、病院で検査をしないと」

漢江の底で光を発する鍼筒。


シネ病院。コップンハルメの手術を終えたヨンギョン。祖父や友達のハルモニたちに「手術は成功したけど、不整脈があるようです」と説明。

「院長の孫がボンタクのオンマを助けたんやで」

「うちの孫は子どもの頃から人を救う才能があった」と自慢するヨ祖父。

辺りを見回し、ホ・イムを探すヨンギョン。


窓に向かって立ったまま、思いつめた表情のホ・イム。

「手術は成功よ。幸い、心臓にも異常はないし、23日で退院できるでしょう。例の患者はどうなった? 大丈夫なの? 話したと思うけど、あのままでは、あの患者、危険よ。できれば、早く病院へ連れて来て」

「もう、チェ先生の患者ではないはずだ」

「わたしが信頼できないなら、他の医者を紹介するから。肩の治療は早くした方がいいわよ」

「すまなかった。あの言葉がどれだけ傷つけるか、わかっていたのに」

「間違ってはいないから。あんなことが続いて、わたしも不安だった。大事な瞬間に患者を前にしたらどうするか。医者を続けられるのか。してもいいのか」

「今もハルモニを救ったではないか。あなたは立派な医者だし、これからもそのはずだ」

「あなたは戻ってくるはずよ」

「むしろ、恨んでくれた方が。死にかけの患者を放って金もうけに走った医者だと、背を向けてくれたらいい」

「背を向けたりしないわ。信じて待っているから。あなたがどんな人か知っているもの」

ポケットからキャンディを出しながら

「子どもの頃に父が亡くなったとき、どこかのおじさんがキャンディをくれたの。面白い形をしていたけど、なめたら気分がよくなった。それからは、落ち込んだり、元気を出したいときはキャンディを食べるの」とホ・イムの手に握らせるヨンギョン。

「キャンディは、そういうときに、あげるものよ」


どこかのおじさんとは、ホ・ジュンのことですね。もちろん、彼女は覚えていないのですが。


少し離れて二人の様子を見ているヨンギョンの祖父。


エレベータを降りるや、ヨ祖父に出くわすホ・イム。ヨ祖父の前では、一瞬で昔の彼に戻っています()。いつ金を返すのかと手を出すヨ祖父に「よく、自分とわかりましたね」と驚くホ・イム。ポケットに手を入れようとして痛む肩口をさすりながら「ひと違いですよ」


自分の診察室で傷の手当てをヨ祖父にしてもらうホ・イム。

「医者のくせに自分の身体の面倒も見られんとは。(周りを見まわしながら)ここで働くのは嬉しいか」

「はい、いいです」

「医者というのは、最初になんで医者になりたいと思ったか、その初心を忘れてはいかん。それはそうと、いつも持っていた鍼筒はどうしたんだ? コップンハルメの前で何もできずに泣いていたそうじゃないか」

「だれがそんなことを。泣いてなんか。あの鍼筒、捨ててしまいましたよ」

「偉くなったもんだ。医者が道具を捨てるとは。服装も何もかも変わってしまったから持つのが面倒になったのか。そうだ、ボンマンにご飯を作ってやらないと。きみも腹がすいたら、来ればいい」と急いで出て行くヨ祖父。立ちあがり、「お気をつけて」と礼をしながら微笑むホ・イム。ヨ祖父の前では全く変わっていないホ・イムにほっとします。


「あいつ、何を思って鍼筒を捨てたんだ? 捨てても捨てられはしまい」と、鍼筒の秘密を知っていそうな発言。


ホ・イムのオフィステル。「初心を忘れるな」と語ったヨ祖父の言葉を思い浮かべながら、子どもの頃、「うちの(亡くなった)母さんのような人たちを治したい」と鍼の師匠に語った初心を思い出します。ヨンギョンが手に握らせてくれたキャンディをひとつ口に含み、「背を向けたりはしない。信じて待っている」という彼女の言葉が胸にしみてくるホ・イムです。


シネ病院のコップンハルメの病室。ハルモニのためにお仲間が連れて来た子豚のボンシクが部屋中を走り回るので大騒ぎ。チョン看護師は苦手のようです(笑)。ヨンギョンから注意されて連れて帰らされます。


「ボンタクやないか? 母さんに会いに来たんかいな」と大声で話すお仲間さん。「忘れんと家に帰ってくるんやで、待ってるからな」


「ボンシクちゃん、気をつけて~」と手を振るホ・イム。


振り返ると、後ろにいるヨンギョンに驚きます。

「傷の治療はした? まだだったら、わたしがやってあげるけど」

「自分でやれるから。子どもじゃあるまいし」といいかっこするホ・イム。ヨ祖父に手当をしてもらったくせに。

「中に入れば。会いにきたんでしょう」

部屋の入り口からコップンハルメを見ながら微笑むホ・イム。その様子を見ているヨンギョン。



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オ・ハラからヨンギョンに着信。


セム(先生)、何してる?

注意事項、ちゃんと守ってる?

おじさんとは進展した?

薬はきちんと飲んでる?

二人、ケンカしたの?

おじさんがそう言ったの? わたしとケンカしたって?

やっぱ、そうだ。かまをかけたんだけど。

病院に来たらだめだよ。

来いと言われても行かないよ。


胸部外科の受付。

「チェ・ヨンギョン先生に必ず渡してください」とチョン看護師に袋を預けるジェハ。

「チェ先生はどこにいますか?」とホ・イム。

「こんなところで会うとは」

「全く」

「勤務時間にうろついていていいんですか?」

「ユ先生こそ、いいんですか」

「患者がキャンセルしてきたんですよ」

「代わりに私に予約を入れましたよ」と得意げなホ・イム。

「今晩、時間ありますか?」

「なぜに?」

「ホ先生が来てから会食をしてないので、今夜しようかと」

会食の意味がわからないホ・イムですが

「ホ先生の入局祝いだから、必ず来てください」

「わかりました」と会食というハングルを脳内で漢字に変換するホ・イム。

「会食とは何ぞや」と訊かれ、どう反応していいかわからないチョン看護師()


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『太陽の末裔』にも看護師役で出演していたソ・ジョンヨンさん。


エレベータ―内。

「ホ・ボンタクさんが海外ボランティアをしていたというのは虚偽のようです。チームに彼の名前はありません」という調査結果を思い起こすジェハ。

ホ・イムが閉まりかけるエレベータ―に乗り、背伸びをしてジェハと肩を並べます()

「無理に開けると怪我をしますよ」

「人が開けられない門がありますか?」

「入れない門もあります」

「だめとわかれば、また、出ればよい」

「そうなるでしょう」

「(携帯の着信音に)あー、ソーリー」とジェハに英語で()

「はい、院長。今、行きます」と聞こえよがしに話しをするホ・イム。


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ホ・イムが漢方病院に裏口から入局したことをエレベータ―のドアにたとえた両者の会話ですね。それにしても、身長184㎝のナムギルさんより背の高い俳優さんが次から次と出てくるんですから、こんな面白いシーンも生まれる訳ですね。


病院の車寄せ。

「パク会長の息子はきみに治療を続けてほしいそうだな。きみの鍼の実力は当事者が一番よくわかっているようだ。計画がおじゃんになるかと心配したが、ほんとうによかった。このことがうまく行けば、きみの将来は安泰だ」


会長を見送るホ・イムの姿を見ながら、「今夜7時。場所はメールで」と誰かと携帯で話しているジェハ。


シネ病院院長室。アン院長とファン教授。

パク会長の息子の治療記録抹消の依頼が来たが、もちろん、消してはいませんと院長に話す教授。


パク会長の息子の部屋。往診に訪れたホ・イム。

「これで鍼治療は終了です」

「まだ、終わってはいないじゃないですか。治療、受けてみます。やってみます」


回想。シネ病院からパク会長の息子を連れ戻す車内。車を止めさせ、車から息子を力づくで外に連れ出すホ・イム。止めに入る黒服2名。

「患者を助けたいなら、下がっていてください」

素直に引き下がる黒服たち。

「逃げたいなら逃げるがいい」と息子の襟元をつかみながら話すホ・イム。黒服に助けを求めるも、無視されるヤク中の息子。

「ひとりでは何もできないのか。一体いつまで、身も心も人の言いなりに生きるのか。会いたい人にも会えず、約束も守れず、過去を後悔しながら生きたいのか。クスリに頼っていたら、あとは死ぬだけだ。自分が生きる理由をよく考えてみよ」


ホ・イムの必死の説得を思い出し、「父を呼んでください」とホ・イムに頼む息子。


「愛する人も守れないんだ。ぼくを信じてくれ」と父親を説得する息子の声を聞きながら会長宅を辞すホ・イム。オ・ハラからの突然の電話に大喜びで駆けていきます。


共有させていただきます。



いつものカフェ。

「おじさ~ん、今日もイケてるじゃん」と手を振るオ・ハラ。

「スッチョセンをください」

「スッチョ?」

「ストローベリー チョコレート 生クリームケーキだよ。知らないの? もっとも、電話番号も知らないくらいだからね」

「わかっている、もう。それに、気分が落ち込んだときは甘いものが一番だ」とヨンギョンに言われたとおりを繰り返すホ・イム。

私はいいからと言いながら、ハラが差し出したケーキをパクリと口に入れるホ・イムがかわいい。


後ろにオ・ハラを乗せて自転車の練習をするナムギルさんの脚の長さがヤバすぎです。ハラになりたいシーン。


漢江を見降ろす場所に座っているホ・イムとオ・ハラ。

セルカで二人の写真を撮るハラですが、ホ・イムにその行為がわかるはずもなく。

ハラをじっと見つめるホ・イム。

「また、また、そんな風に見てる」

「きみを見てると思い出す子がいるんだ」

「だれ? おじさんの娘?」

「こら! 娘とはなんだ。まだ、若いんだ。そんなことは言うな」

「そしたら、誰なの」

「(遠くを見るような眼で)約束を守れなかった子がいる。(ハラの肩に手をかけ)元気に生きるんだよ」

「なによ。おじさん、ヨンギョン先生とケンカしたの?」

「ヨンギョン先生がそう言ったのか?」

「ふたりとも同じね」

「他に何か言ったか? 嫌いになったとか」

「おじさん、わたし、ほしいものがあるんだけど」

「質問には答えず、自分の言いたいことだけを言うとは、誰かと同じだ。言ってみなさい。おじさん、金持ちだ」


宝石店。

ハートの形をしたのを見せてください」

ハートがわからないホ・イムに、ハートは心臓であり、誰かを好きになったときにドキドキするから愛でもあると説明するハラ。

「数珠みたいだな」と手に取るホ・イム。

「この一番光っているのが私の心臓よ。きれいにラップしてください」


「これ、ヨンギョン先生に渡してください」

「なぜ、自分に買ったもんだろ」

「プレゼントよ。プレゼントも知らないの? 直進男さん、先に謝ってから、その気持ちを表すのがプレゼント」

「買ってくる」というホ・イムを押しとどめ、「これを渡して謝って。がんばってね」と走り去るハラ。

「そんなに走ってはだめだ」

「もう、大丈夫よ。わたしのハートのことも話しておいてね」


「心臓か」とヨンギョンと通りで初めて会った日のこと、朝鮮でヨンギョンの韓服姿を見たときのことを思い出すホ・イム。


バスの停留所。突然、心臓を押さえて苦しむオ・ハラ。


胸部外科にヨンギョンを訪ねてきたパク会長。息子の治療をよろしくと頼む。VIP病棟に入れというのに、言うことをきかないやつだ。一体、鍼でどんな治療をしてくれたんだ。


ヤク中の息子と会うヨンギョン。

「ホ・ボンタク先生からチェ・ヨンギョン先生の元へ行くように勧められたんです。立派な先生だからと」

「よく、来ましたね。全力を尽くします」


カラオケルーム。女性スタッフたちの歌を聴きながらルンルンのボンタクですが、それを冷ややかな目で見るジェハ。ボンタクが「母さん」と叫びながら歌った曲は、「칠갑산七甲山(チルガプサン)」という演歌のようです。ナムギルさんのファンミを思い出させられます。







夜間の回診中のヨンギョン。片足が不自由になった男性とその娘がベッドに並んで寝ているのを見て、娘がぬいぐるみを落としたことを思い出しています。


再び、カラオケルーム。お酒が飲めないのではなく、飲まないと言うホ・イム。漢方医として、脈を取ったり鍼を打つときに手が震えては困ると話すのを小ばかにしているようなジェハの眼つきです。1年前にボンタクが行ったことになっているカンボジアのボランティア活動の話を持ち出しますが、話を合わせるように嘘をつくホ・イムの気持ちを考えるとつらいですね。そこに現れる一人の男。


「友達ですが、彼もカンボジアに行ったので、ホ先生が喜んでくれるかと呼びました。そうだ、大学も同じはずですよ」とジェハ。

「初めて会うような気がするけど、ぼくをご存じで?」とジェハの友だち。


タイミングよく現れるマ院長。会食のカンパを渡し、その場の事情を聞くや、ホ・イムに助け舟を出します。


マ会長とジェハ。

「どういうことだ。おまえが何をしたのか、わかっているのか」

「おじいさんこそ、なにをしたかわかっているんですか。彼の身分を捏造したでしょう。新しいビジネスのためだと思いますが、医者としてやってはいけないことです」

「この歳で何の欲があるものか。おまえの将来のためだ」

「言い訳にぼくを利用しないでください」

「来月には終わる。それまでは、ボンタクに構うな」

「嫌だと言えば、ぼくも、親父のように陥れて追い出すつもりですか」

「なんでそれを」

「ぼくは親父とは違います」


シネ病院に救急搬送されてきたオ・ハラを迎えるヨンギョンたち。ヨンギョンへのプレゼントを持ってきて、その光景を目撃するホ・イム。


「私はあの子の友だちだ。静かにしているから」と手術室へ入ろうとするホ・イム。

「聞こえるか。手術に耐え抜くのは自分の意思だ」と叫ぶのです。


手術室。出血の原因がわからないままに出血を止めたものの、その直後、心停止を起こすハラ。


チョン看護師のお蔭で見学室から手術を見守っているホ・イム。心停止という言葉がわからず、チョン看護師から不審の眼で見られます。


「こんなこと、だめよ」と必死で救命措置を施すヨンギョンの脳裡に父と交通事故に遭ったときの記憶が蘇ります。結局、ハラの蘇生は叶わず、死亡宣告を行うヨンギョン。「15歳の女性患者、オ・ハラ、910917分死亡しました」

まさに、10話放送中の死ですね。


手術室の前。オ・ハラの両親に謝罪。手術は成功したが、直後に心停止を起こし、回復できずに死亡したと説明し、深々と頭を下げるヨンギョンです。


「あんた、手術が得意なんでしょう。中に入って、ハラを生き返らせて」と泣き叫ぶハラの母親。「ハラ、ママが悪かった」


詰所でひとりになったヨンギョンは生前のハラとの会話を思い返しながら泣き続けるばかり。ドアの向こうではじっと彼女の悲しみを共有しているホ・イム。ほんとは、彼女を抱きしめてあげたかったことでしょう。


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病院の玄関の外でひそかにヨンギョンを待つホ・イムにマ院長から着電。

「ファン会長がゴルフで腰を痛めたので治療をしてほしいそうだ。きみの将来にも役に立つ人物だ。5分ほどで到着する」

「いえ、行けません。大切な患者がいますから」


いつも携帯していた救急道具をゴミ箱に捨てるヨンギョン。


恵民署漢方医院に帰宅。

「今日は早かったな。ご飯は食べたのか?」とヨ祖父。

「これまで、わたしが憎かったでしょう。息子を死なせた孫を育てるのは大変だったでしょう。そんな子が人を救いたいとか、医大に進学したいとか、お笑い草よね。だからなのね、人の生死が気になったのは。そんなこととも知らず、立派な医者になろうなんて」

「キョンイ、違う、そうじゃないんだ。聞きなさい」


出て行くヨンギョン。追ってきたホ・イム。

「そちらの言った通りよ。わたしに医者の資格があるかと。だから、助けなくちゃいけない患者も救えなかったのよ、わたしが」

「待ってくれ。話がある」

そのまま出て行くヨンギョン。


医院の外。車で来るジェハ。

「どこでもいいから連れて行って」といつもと違う様子のヨンギョン。


「因果だ。わしのせいで、ヨンギョンが」とヨ祖父。


祖父とケンカしていた父とバイクでチキンを食べに行く途中、ヨンギョンが落としたぬいぐるみを父が取りに行ってくれたことで大型バスと衝突し、亡くなったことをすべて思い出したのです。


祖父と父のケンカの原因とは何だったのでしょうか。


「車を止めて... 降ろして」とヨンギョン。


タクシーでジェハの車をつけてきていたホ・イム。彼を引き留めるジェハ。ヨンギョンは放心状態で大通りの真ん中へ出て行きますが、そこにやって来た一台のダンプトラック。衝突直前、ホ・イムに抱き抱えられます。


ダンプの正面にホ・イムの身体が激突しているように見えましたが、タイムスリップの鍵となる鍼筒が手元にないまま、次の行方は次回までお預けです。



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ホ・イムが元の姿を取り戻しつつあるのは嬉しいことですが、オ・ハラが亡くなり、父の死の真相を思い出した失意のヨンギョンを救えるのは、今度はホ・イムであってほしいです。


写真の出処は、『名不虚伝』FB、あるいは、動画キャプチャです。


by omasa-beu | 2017-09-13 02:23 | 名不虚伝(ミョンブルホジョン) | Comments(4)
Commented by ホタル at 2017-09-13 07:24 x
おはようございます。10話を台本のように詳しく紹介していただきありがとうございます。これだけ翻訳されるのにどれだけ時間を費やされたことでしょう。嬉しく読ませていただきつつ、申し訳ない気持ちでいっぱいです。10話は本当に目まぐるしい展開が続きましたね。ヨンギョンの苦悩をホ・イムが癒やしてくれるよう願ってやみません。オ・ハラとのシーンは若いパパと娘のようでまだまだ見ていたいシーンだっただけに彼女の存在が現代から消えたのは悲しいです。さてカラオケシーンですが歌う姿よりも一生懸命練習されたであろう様子を思い浮かべるとつい笑ってしまいます。選曲も提案されたのでしょうか?!11話が待たれます。
Commented by noriko at 2017-09-13 13:16 x
おまさぼうさま

ドラマも見ごたえありましたが、おまさぼうさんの「10話」もたっぷり読み応えがありました(^_-)-☆ ほんと、いつもありがとうございます!

前回ラストのホ・イムの冷酷な言葉、パク会長から彼女を守るためだったんですね!そういえば会長と秘書が電話で話すのを横で聞いていたシーンがあったのに、ホ・イムの怖~い顔に、そんなことすっかり吹っ飛んでしまってました(笑)
たしか『赤と黒』の監督さんが「ナムギルさんが悪い顔をすると、本当に悪い人に見える」とおっしゃってましたが、彼の冷たい表情には、心底肝が冷える気がします。あの目で睨まれたくない( ˘•ω•˘ )

「쌤」もずっと何だろな~と思ってたんです(笑) だからオ・ハラのメールテキストが画面に出たところで、思わず止めて綴りを確認したりしていました(*_*; 

おまさぼうさんの「あらすじ」を読んでから、字幕なしでドラマを見ると、聴解力がUPしますね、きっと。

カラオケシーン、ファンミを知ってる日本のファンは驚かないと思いますが、あの伸びやかな歌声、一瞬でしたけど驚いた人もいるんじゃないでしょうか。
このドラマ、ナムギルさんも上手いですが、アジュンさんも上手いなあと思わせる女優さんですね。彼女も歌手並みに歌える人だと聞いたことがあるので、芸達者な二人の演技、続きも楽しみで仕方がありません。週末が楽しみ~
Commented by omasa-beu at 2017-09-13 22:53
ホタルさま、こんばんは。

コメントをありがとうございます。お読みいただくだけで、疲れが取れる気がします。細かいことを申しますと、これは翻訳ではなく、ドラマを観ながら書き留めているのですが、英語字幕を参考にしても、韓国語の長台詞は私の能力では聴き取れずに四苦八苦しています。よって、台詞については、正直、自信のないあらすじとなっています(汗)

ホ・イムとオ・ハラを若いパパと娘にたとえると、またも、ホ・イムから苦情が来そうですね(笑)。オ・ハラはまだ何らかの形で、ホ・イムとヨンギョンに関わってほしいです。

カラオケシーンを演じながら、ドラマの撮影が終わったら、日本に行く予定を立てなきゃと思ってくれていたら嬉しいのですが。
Commented by omasa-beu at 2017-09-13 23:14
norikoさま、こんばんは。

こちらこそ、そういう風に言っていただくと、とても有難いです。『サメ』のリアルタイム視聴のときのような反響がないので、私もあまり気が入ってないかも知れません。あの時は眼が痛くなるほど、一話を何度も何度も観ていたのを思い出します。

はい、『赤と黒』の監督さんの言葉は私もよく覚えています。実際、norikoさんもおっしゃっているように、ナムギルさんはこんな顔も持っているんだと、いや、ナムギルさんではなくてホ・イムだけれども、心臓に杭をうちこまれたような気になりました。ヨンギョンはえらい!

ホタルさんへのリコメにも書きましたが、長台詞の聴き取りが全然だめで、なんで、こんなことをやっているんだろうと何度も思いながらやっています(笑)。

アジュンさんも、日本でファンミをやったことがあるようですね。私は『サイン』しか観てなくて、あれのアジュンさんはとくに関心がなかったけど、ヨンギョンは素晴らしいですね。それと、今更ですが、ナムギルさんの「間」のよさに感嘆している今日この頃です。
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♪ ♪ Kim Nam Gil Forever ♪ ♪  韓国の俳優キム・ナムギルさんが好きです☆ドラマ『名不虚伝(ミョンブルホジョン)』11/17からMNETにて放送開始!!


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