[インタビュー④] 映画『ある日』キム・ナムギル

[インタビュー④]キム・ナムギル 「一時、演技の憂うつ症を病んで.. 心理療法を受けたりもする」


[インタビュー④] 映画『ある日』キム・ナムギル _f0020564_23255264.jpg

http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2017/03/31/2017033101717.html


[スポーツ朝鮮チョ・ジヨン記者]俳優キム・ナムギル(37)が「故レスリー・チャン、ヒース・レジャーのように強烈な遺作を夢見る」と語った。


感性ファンタジー映画『ある日』(イ・ユンギ監督、インベントストーン製作)で妻ソンファ(イム・ファヨン)を失い、失意に陥ったまま一日一日を生きていく保険会社課長イ・ガンスを演じたキム・ナムギル。彼は31日午後、ソウル鍾路区三清洞で持ったスポーツ朝鮮とのインタビューで、映画の中のビハインドエピソードと近況を伝えた。


2003MBC公開採用タレント31期でデビュー、MBC「ベスト劇場」で顔を知らせたキム・ナムギル。彼は2005年『頑張れクムスン』・『震える胸』・『第5共和国」・『私の名前はキム・サムスン』、2006KBS2『グッバイソロ』・SBS『恋人』、2007KBS2『花咲く春が来れば』・『私たちを幸せにするいくつかの質問』、2009MBC『善徳女王』、2010MBC『個人の趣向』、SBS『赤と黒』、2013KBS2『サメ』などに出演し、「お茶の間劇場の興行キング」として生まれ変わった。


スクリーンも2004年公開された『下流人生』(イム・グォンテク監督)をはじめ、『ドント・ルック・バック』(06、キム・ヨンナム監督)、『後悔なんてしない』(06、イ・ソン・フィル監督)、『カン・チョルジュン公共の敵1-1 』(08、カン・ウソク監督)、『モダンボーイ』(08、チョン・ジウ監督)、『美人図』(08、チョン・ユンス監督)、『携帯電話』(09、キム・ハンミン監督)、『暴風前夜』(10、チョ・チャンホ監督)、『パイレーツ』(14、イ・ソクフン監督)、『無頼漢』(15、オスンウク監督)、『花、香る歌』(15、イジョンピル監督)、『パンドラ』(16、パク・ジョンウ監督)、そして『ある日』までジャンルを問わず、キャラクターを問わず、様々な変身を試み、注目を集めた。


特に、新作『ある日』では、保険事件の調査のために訪れた病室で植物状態のタン・ミソ(チョン・ウヒ)に会って人生の希望を得た人物を演じたキム・ナムギル。既存の線の太いカリスマをしばらく降りたキム・ナムギルは『ある日』で愉快で暖かく深いキャラクターに変身して観客に新鮮さをもたらす見通しだ。


キム・ナムギルは「実際、いつも遺作を夢見る。故レスリー・チャンや故ヒース・レジャーのように、人々がぼくを覚えてくれる遺作を作りたいという悪いロマンのようなものがあった」と告白した。


続いて「成功とは異なる演技的な欲があり、遺作を夢見ることもした。今も、時々、このような考えのために心理カウンセリングを受けたりもする。個人的な欲としては、作品の没入性が強くて憂うつ症になったり、またはそのような演技をしてみたいという邪悪な考えをする。俳優なら誰もが没入度が強く、強烈な作品を夢見ないか。もちろん、性格上、うまく行かないようだ。しかし、ぼくは一旦現場さえ行けば、愉快で溌剌とするのは無理なようだ。ロマンのようなことだ。憂うつ症というのは経験してみると、悪い考えというのを知りながらもするようになった。だから、心理カウンセリングを受ける」と明らかにして目を引いた。


彼は「作品の中での傾向は少しずつ変わるようだ。このように真剣に言っても家に帰ると同じだ。考えて話をするが、そんなふうには生きられないんじゃないか?そう考えても、生きていくのは同じようにするようだ。人生にもうちょっと真摯に取り組んで生きていくだけでも、満足している」とし「最近は、演技が出来なくなったらどうするんだろうと考えると、胸が締め付けられる気分だ。演技をしなければ何をして生きて行くのかと思うこともある。俳優をしてから、他のことはできないようだ。続けてきた仕事をしないで、他のことをしようとする瞬間に訪れる恐怖がある。そんな混乱に襲われないため、小さなことに幸福感を持とうとする。先輩たちを見ながら、うんと気持ちを引き締めている」と説明した。


最後にキム・ナムギルは「最近健康があまり良くなかった。無呼吸症にもなり、いろんな面で体調がよくなくて随分痩せた。具合が悪くなると、やはり、健康が一番のようだ」としょげるように笑った。


一方、『ある日』は、昏睡状態に陥った女性の魂を見た男と不慮の事故で魂となり、世の中を初めて見た女性が互いに会って展開するストーリーを描いた作品である。キム・ナムギル、チョン・ウヒ、イム・ファヨンが加勢し、『男と女』、『愛する、愛さない』、『素晴らしい一日』のイ・ユンギ監督がメガホンを取った。来る45日封切りする。


写真=オーエンエンターテイメント


注: 原文の「우울증」は「うつ病」と訳されたりしていますが、でも、上の記事の場合、「うつ病」と訳していいものかどうか、ちょっと悩みまして、「憂うつ症」という訳語にしました。私たちの会話でも、「ちょっと今、うつやねん」と言ったりする、その程度ではないかと思いたいからです。でも、マスコミ試写会の時のナムギルさんの歩き方や表情、痩せ方を見ると、ちょっと心配ですが、いわゆる、深刻なものではないと信じたいです。また、十分な韓国語能力がないため、もひとつ、理解できないままに訳している箇所もありますが、そのままアップします。ご了承ください。



Commented by サハラ at 2017-04-02 00:24 x
おまさぼうさま、こんばんは。

記事連投ありがとうございます。
ブログにアップしてくださることで、いつでも振り返ることができます、素敵なお写真とともに。

私も、昨夜自動翻訳で読んだ時は、タイトルのうつ病に驚かされました。しかし、本文をみてみると、おまさぼうさまがおっしゃるように、憂うつの方が的確なのではと思えました、思いたいです。
旧知のインタビュアーさんなのかどうか分かりかねますが、なかなか他人に自分がうつ病とは言い難いとも思うのですが、という私の感覚と違うかも知れませんが(汗)

冬の間、サッカーもされてたようなので、(それらしき写真を見ました)少し安心はしてます。
Commented by ミニうさ at 2017-04-02 10:41 x
おまさぼうさま

私も頬がこけたように見えたのでどうしたのかなあと思っていました。

私でも良いことや悪いことや思いもしないことなどほんといろいろなことがありますから、俳優という特別な職業だとなおさらだと思います。
日本のファンミ前で体調が心配ですが、大阪で元気な姿をみせてほしいですね。

私たちファンが元気になれるようなパワーをいっぱいおくりたいですね(*^^*)
Commented by omasa-beu at 2017-04-02 13:33
サハラさま、こんにちは。

一応、①から訳してみましたけど、④だけ、インタビュアーが違うんですよね。これ位の量だと休み休みできるのでいいんですが、もう長い記事はなかなか手がつけられません。

もしかしたら、うつ病でいいのかも知れないけど、よくわからないことを迂闊に書けないと思ったんです。『ある日』の広報活動が始まった頃から見ても、かなり痩せてるようだし、何があったのか、心配になります。ファンミでは、どうか、元気な姿を見せてほしいと願いますが、無理をするのもよくないし。

サハラさんはよくチェックされてますね。今年の冬、サッカーの写真を見たっけな? もう、ボケボケでいやになります。
Commented by omasa-beu at 2017-04-02 13:37
ミニうささま、あんにょん!

彼の場合、ほっぺがたこ焼きよりは、ある程度、痩せてる方が好きなんですけど、痩せすぎは、ちょっとね。

演じる役柄によっては、憑依型の役者さんなど、抜け出すのに大変みたいだし、ナムギルさんは、何だかだと、考える人だから、余計、神経を病むことがあるのかも知れないですね。

こちらからもパワーを送り、ナムギルさんや皆さまからもパワーをいただいて、みんな一緒に、心身ともに元気になりたいです!!
Commented by omasa-beu at 2017-04-02 23:00
鍵コメさま、こんばんは。

こちらこそ、いつもご訪問いただき、ありがとうございます。
やり始めると、つい、続行してしまうので、それは膝によくないため、ひとつ訳しては休むという感じでやりましたので大丈夫です。お気遣い、感謝します。

『ある日』がナムギルさんや監督が予想している以上にヒットしてくれれば、ナムギルさんも心底、明るい表情で来日してくれますのにね。過去のファンミの経験や実績がありますから、歌の練習は以前ほどはしてないんじゃないかなと想像したりしています(笑)。元気な姿を見せてくれるのが一番ですよね。
Commented by りん at 2017-04-03 09:02 x
はじめまして☆
キムナムギルで検索してたらこのブログにたどり着きました(^^)
韓国語を訳して下さりありがとうございます!
無呼吸症というのが気になります。
過呼吸ではなく無呼吸って、日本で言うとどんな病気や症状なのかなと。。。
睡眠時無呼吸症候群ではなさそうですよね。
精神的なことから呼吸が上手く出来なくなる症状なのでしょうか。
ナムギルさん、うつ気味になったり、体調不良のようでとても心配です(;_;)
Commented by omasa-beu at 2017-04-03 15:54
りんさま

はじめまして。ご訪問ならびにコメントをありがとうございます。

ナムギルさんは、かつて、撮影中の怪我などもあり、結構、病院と縁が切れないみたいですね。ほんとに、うつ気味だったり、無呼吸症だったり、心配ですが、『ある日』がヒットして、元気な姿で来日してくれるよう願っています。

今後も、ご一緒にナムギルさんを応援していければ嬉しいです。よろしくお願いいたします。
Commented by inmyon at 2017-04-04 01:55
おまさぼう様

私も、ナムギルさんが、随分
痩せられたなあ〜と、感じていて
心配していたのですが、

そう言う事情があったのですね。

外に和を作ろうとするお人は、
とかく 内に病める時がありますよね。
(*´-`)

もちろん大事には、
至らないと思いますが、
お身体は、これからも大切に
して欲しいと、
願うばかりですね。
💓💕♡
いつも 大変な 訳文を
付けていただき
ありがとうございます😊
(^^)v m(_ _)m♡

inmyon
Commented by omasa-beu at 2017-04-04 13:27
inmyonさま

コメントをありがとうございます。

あの様子はギルペンなら感じますもんね。でも、もうすぐ、生ギルさまに会えるし、間近に接したら、心配ないってことをわからせてほしいです。

一に健康、二に健康。inmyonさんは実感してられますものね。ナムギルさんもファンも元気で一堂に会したいです。

翻訳、間違ってたら、そっと教えてくださいね。
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by omasa-beu | 2017-04-01 23:32 | 映画 ある日(マイ エンジェル) | Comments(9)

終活しなくちゃと思いながら毎日をだらしなく送っている団塊の世代です。写真は、ドラマ『子連れ狼』(北大路欣也さん版)の大五郎(小林翼さん)。私の癒しです。スカパー「時代劇専門チャンネル」のTV画面から撮影。問題でしたらお知らせください。


by omasa-beu
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