BS11『サメ~愛の黙示録~』 第15話「偽りの告白」
2014年 08月 30日
ちなみに、私は応募いたしません。いえ、応募するのは簡単ですが、当選しても韓国に行く余裕がないし、いざ、ナムギルさんからバックハグを受けるという時に、彼の腕がメタボのお腹にさわったら悲惨ですからね(笑)。なんて、当たるつもりでいるのが怖いですね。
さて、15話。イヒョンがチョ会長手下の殺し屋チェ・ビョンギに拉致されてしまいます。イヒョンが危ないとわかっていながら、会長に先を越されてしまったイスとスヒョン。大きな不安と苛立ち、チョ会長への憤怒、ヨシムラ会長への疑惑を抱きながら、妹の救出に向かうイス。今や、祖父がその黒幕と確信したヘウ。刑事というよりも父として娘イヒョンの安否を案じるあまり、いつもの冷静さを逸しているビョン刑事。会長の腹心でありながら、会長よりも上司のキム・ジュンの手助けをするチャン秘書など、それぞれの闘いが描かれています。
イスがヨシムラ会長に質問します。
「あの事故を起こしたのは、チョ会長ではなく、ヨシムラ会長ですか?」
イスを死の淵まで追い込んだのはチョ会長ですが、そもそも、ヨシムラ会長が、「チョン・ヨンボの真実」という文書や写真をカン・ヒスに送らなければ、カン・ヒスがチョ会長を訪ねることも、よって殺されることもなかったでしょう。そうすれば、イス父のハン・ヨンマンがかつて拷問を加えた相手であるカン・ヒスに再会することもなかったかも知れないし、イスが交通事故を装った殺人の対象になることもなかったのです。事故というより、殺人を実行しようとしたのは、チョ会長であり、ヨシムラ会長だったと言えます。
ヨシムラ会長は、チョ会長への怨恨を抱きながら、自身の手を汚さず、カン・ヒスを通して、あるいは、イスを通して報復しようとした卑怯な人物です。チョ会長が文書の出処を必死で探していたのが頷けます。
一方、ヘウは、祖父の過去に疑いを抱き始めています。世の中で一番尊敬していた祖父の真の姿は相当衝撃を与えているはずですが、イヒョンの拉致を指示した人間として祖父に立ち向かう、まさに、正義感あふれる検事の姿です。いえ、それ以上に、イスへの想いが深いのかも知れませんが、ただ、そのヘウの葛藤や感情があまり伝わってこないのが惜しいです。
サブタイトルの「偽りの告白」ですが、祖父をチョン・ヨンボと疑ったヘウに、彼を許せず殺したのは自分だと嘘の告白どころか、涙ながらに芝居するチョ会長が見ものです。
『サメ』とは全く関係ないですが、チョン・ヨンボという名前から連想されるのが、ナムギルさんの所属事務所Star J Entertainment 代表、チョン・ヨンボムさんです。片仮名で読むと似ていると思ったのですが、ハングルは정영범。チョン・ヨンボは천영보ですから、全然違いました。すみません、どうでもいい話です。
15話でシーンそのものがカットされているシーンを挙げますと―
☆本編の前、前回までのハイライトシーン。
☆イスのマンション前でビョン刑事と顔を合わせた後、チャン秘書に電話し、ヨシムラ会長の居場所を確認。盗聴により、すでにイヒョン拉致を知っているチャン秘書の方は、詳しく場所を調べて、連絡すると返答。
☆ヨシムラ会長に直接電話し、居場所を確認するチャン秘書。
☆イス、ジャイアントホテルに到着し、ホテル玄関で車を降車。ロビーでチャン秘書からヨ会長がホテルのバーで接客中と知らされる。フロントでヨ会長が使用しているスイートの鍵をスタッフから受け取り、長い廊下をスイートへ。
(ホテルの廊下を歩いてくるイスに『花咲く春に』のキム・ジュンギが父の犯罪を知らずに訪ねてくるシーンを重ねてしまいました。ただ、同じ人には思えませんが)
☆ジャイアントホテル前、車で去るイスを追おうとするヘウに声をかけるが気づかれない。気まずいキム・ドンス。
☆イスのスマホの位置情報を失ったヘウは、ビョン刑事に電話し、チョ・インソクの写真を持っているか確認する。
☆自宅で碁を打つチョ会長。(この会長、自分が指示した犯罪が実行されている最中は、大体、碁を打っています。)
☆ヨ会長のスイート。イヒョンの拉致を何故報告しなかったのかとチャン秘書に詰問するヨ会長。ジュンに時間稼ぎをさせるためかと疑惑の会長。何とか、言い逃れるチャン秘書。
☆殺し屋チェ・ビョンギの妻がいる施設に到着したスヒョンと電話で話すイス。「自分のミス」と謝罪するスヒョンに「そんなことを言う時間はない」と答えるイス。車のポケットに入れた拳銃を確認するシーン。
☆警察署。ナ刑事がジュースカフェにいた男を探索中のビョン刑事と電話中、警察を訪れるジュニョン。PC画面に映るキム・ジュンの映像を訝しげにのぞく。ナ刑事から父の轢き逃げ事件の進捗を聞く。
☆キム・ジュン代表室。チャン秘書の元にくるキム・ドンス。「万一、ハン・イスさんが生きていたらどうしますか」と訊かれる。答えるドンス。「世の中、もしもがあればいいのに」とつぶやくチャン秘書にデートを申し込もうとするが、「わたしはいい人じゃないです」と拒絶される。
こうして書き出してみると、随分、あります。カットされている台詞も多いですしね。私自身、BS11で放送されるまでにノーカット版を繰り返し観ていて、情報がすでにインプットされているので、実際、BS11で初めて『サメ』をご覧になった方がどういう感想を持たれるのか、ちょっと分かりません。
15話についての記事は、こちらにも書いています。よろしければ、どうぞ。
写真は、KBS『サメ』HPからお借りしました。
もうすぐ9月・・・この夏は韓国でのプレミアム試写会のせいかどうか、なんだかバタバタと慌ただしく過ぎていきそうです。
9月から地上波で「サメ」が放送されるとイス落ちのギルのファンの方が増えそうですね♪
サメは何度も見るほどその良さが伝わってくるような気が私はしています。
海賊の700万突破公約イベントの応募はもし当たっても日程的に行けないので私もしていません。
私はバックハグを受ける気持ちは満々ですが、こういう行けないときに限って応募したら当たるような気がしているから応募していません(笑)
私もおまさぼうさまと同じでちゃっかり当たるつもりでいます(^^ゞ
試写会ツアーは、とても満足の行くものだったようで、いい夏でしたね。
地上波の『サメ』~テレビ大阪でしたっけ? うちは入らないんですよ。ケーブルに替えれば見られるようなんですけど、唯一見たかったたかじんさんも逝ってしまったし、もういいかという感じです。
最初の方のイスのヴィジュアルが残念だったなあとしつこく思っています。あそこで観るのをやめてしまった視聴者もいるかも知れませんしね。
バックハグは、いつか、いつか、お願いできるように、減量に努めます。とりあえず、夜8時以降は食べないようにしてから1か月。効果は、まだ全然ですが(笑)
今週末は夫の実家で「口先の優しさ」を振りまいてきました(苦笑)
お盆時には、私の実父が誤嚥肺炎で緊急入院したため、夫の実家への恒例の帰省を延期してもらったのですが、表向きには「夫の仕事の都合」にせねばならない、そういう昔気質の家風です。内心複雑な気持ちもありましたが、老いて頼りなくなった親に対して「口先の」というか、気遣いを言葉で表現することって、大事だな~と実感してきました。おまさぼうさんのアドバイスが頭にあったおかげか、今回の帰省はうまくいった気がします。ありがとうこざいます!
ところでバックハグ(笑) ヨコハマで舞台に上がった方とバックハグ状態になったとき、私の座席の周辺では「やめて~!」という悲鳴のような声とともに、「は〇〇しい」だったか「い〇らしい」だったか、否定的な叫び声が聞こえました。なのに、2ヶ月後の大阪公演では「バックハグ」が1位に。ちょっと驚きでした。しかし、赤黒でもサメでも、バックハグシーンはポイントでしたよね。美人図でも、暴風前夜でも~
個人的には、バックハグはもちろん、ツーショット写真でもナムギルさんは肩ではなく二の腕を抱く感じなので「まずい」と怖れてます(笑)
14年前に亡くなった母ですが、その生活のなかで、先の約束よりも、今の口先のやさしさが母を喜ばせるという事実を知った次第です。若い日の私は、シェイクスピアの『リア王』の末娘みたいなものでした。何でもかでも、本当のことを言えばいいというものではないんですね。
norikoさんは、たしか、お孫さんもいらっしゃるのに、一方、今もお嫁さんでもあるのですね。結婚すれば、相方にも親や兄弟がいるのは当然のことなのに、受け入れるのは抵抗がありました。アイスバケツチャレンジの手法同様、動物的な反射神経がNo!と言っていたようです。私が結婚しなかった(できなかった?)原因のひとつはその辺にもあるかも知れません(苦笑)
ヨコハマのバックハグで、norikoさんの周辺で起こった悲鳴(笑)は、実は、嫉妬と羨望の裏返しだったのかも知れませんね。作品のバックハグで言えば、美人図が一番心に届きました。