七月大歌舞伎@松竹座(記録)
2014年 08月 24日
ところで、今更ですが、白内障の手術をする少し前に観に行ったお芝居を日記として残しておきます。なにしろ、最近は、何でもかでも、脳裡を通り過ぎてゆくので、普段の会話も成り立たない状況なのです(涙)。
7月10日夜の部観劇。席は、3階最前列の一番下手。1階はほぼ満席ながら、3階席は3分の一位の入り。平日なので無理はないですが、今年で23回目になる「関西・歌舞伎を愛する会」による真夏の公演は、熱気むんむんで観たいものです。とはいえ、私自身、以前のように、昼夜すべての公演を観るという訳にはいかない懐事情があるのが寂しいです。
演目は4本。
伊賀越道中双六 沼津
出だしは気楽に笑わせてもらえるお芝居なのに、後半は悲劇。まるで、よくある韓国ドラマの元祖のようだ。親子役をほんとうの親子である坂田藤十郎さんと中村翫雀さんが演じているが、ただし、舞台では、親子が逆転し、藤十郎さんが息子という設定。全然違和感がない。前半、ご両人が1階客席を道中の街道に見立てて歩き回ってくれるのが楽しい。
身替座禅
この日のお目当ては、しばらく病気休演中だった片岡仁左衛門さんの山蔭右京。浮気をして朝帰りをする恐妻家の右京。花道での仁佐さまの可愛さ。品のよさ。この演目を観ると、どうしても思い出すのが、中村勘三郎さん。勘三郎さんの右京は、可愛いのはもちろん、素敵な色気がありました。奥方役は翫雀さん。沼津の老父役とは打って変わった女方だが、太目とはいえ、たおやかでヤキモチ焼きの奥方、結構いける。
真景累ケ淵 豊志賀の死
夏らしく、三遊亭円朝の口演を元にした怪談もの。富本節(浄瑠璃の一派)の師匠、豊志賀は、顔に腫物ができる病で伏せる日々。20歳年下の弟子、新吉とは深い仲だが、病気のせいか、猜疑心が強くなり、他の弟子、お久と新吉の中を疑っている。師匠の嫉妬に嫌気がさした新吉と継母とうまくいかないお久は一緒に逃げようとするが、動けないはずの師匠が新吉の出先に現れ・・・このお芝居、怪談にもかかわらず、豊志賀の中村時蔵さんと新吉の尾上菊之助さんの演技が素晴らしく、思いのほか、笑える。
女伊達
最後の幕は舞踊。片岡孝太郎さんの女伊達。歌舞伎を観始めた頃、まだ若手で、観るたびに踊りが上手になっていくのを感じていた孝太郎さんが、今や堂々とした女伊達。また、中村橋之助さんの長男、国生くんが男伊達に扮しているのにびっくり。子どもだと思っていたのにと、これまた、月日を感じる。
4本ともに、いいお芝居でした。すごく感動したというより、生で観るお芝居っていいなという思いで劇場を後にしました。
やっぱり、歌舞伎が好き!
역시 가부키가 좋아!
ヨクシ カブキガ チョア!
やっぱり 歌舞伎が 好き!
I knew I love Kabuki!
「海賊」の勢い止まりませんね。ナムギルさんうれしいでしょうね。ファンクラブで先行試写会していただけたらうれしいですね。先程ファンクラブの方にお願いしてきました。願いが届くといいのですが…。
同じコメントがどういうわけか二つになってしまいました。削除用パスワードを入力している途中だったので、削除できなくなってしまいました。すみません。
大丈夫ですよ。あとで、ひとつ削除しておきますね。
ファンクラブの方にも書き込もうと思ってましたが、すでにお願いしてくださったんですね。ありがとうございます。あとで、コメントしてきます。
お仕事がある方をうらやましく思う今日この頃です。お身体お大事にお励みくださいね。
わたしも、もちろん、ヨクシ ナムギルッシガ チョア〜に違いはないですが、歌舞伎にというより、歌舞伎役者さんたちにはまっていた時期は劇場によく足を運んでいました。その方、どなたと親戚でいらっしゃるのか、興味深々です。
韓国語は、わたしも、ボチボチですが、お互い、楽しみながらが一番ですね。
バックハグではなく、大半ナムジャだらけだったら、それはそれで面白く見られます♪
私は舞台を3度(1つは高校の芸術~という行事でオペラ)と、USJでたまたま、ナムも見た「ウィキッド」を見ました。
舞台はちょっと苦手意識もあるんですが、好きな俳優さんの生の演技が見られるのはイイですよね。
1stツアーのリーディングでも「ゾゾーゾー」とするぐらい一気にナムからゴヌク、赤黒の世界へ引き込まれました。
ナムが舞台をしたら・・・ファンミのナマ姿もいいですが、本業の俳優のナマの姿も近くで見てみたいです。
「ファンクラブ対象の先行試写会」、実現されたら嬉しいですね。もち、ナム来日付きで♥
前半「試写会」&後半「トーク」という2部構成だったら更に、感激です(*^^)v
600万を超えましたね。どこまで行くのか、ほんとに楽しみです。バックハグに関しては、渡韓できないのに、つい自分が当たったつもりで、だめ、メタボのお腹をさわられたらいやだとか考えてしまいます(笑)
私の場合、舞台は、歌舞伎がほとんどですが、まさに手の届くところで贔屓の役者さんが演じているのですから、その一体感、空気感というのか、感動が身体に伝わります。
ナムギルのステージもまさにそうですね。1stまでは、ドラマや映画のナムギルが主体でしたけど、今や、ステージもそれに並ぶものです。
先行試写会、実現してほしいですね。来日してくれるに越したことはないけど、贅沢は申しません。600万を惹きつけた映画を自分の眼で確かめたいです。