おかえり^^

原発の影響で一時的に母国へ帰っていた留学生たちが戻ってきた。

私は留学生寮で働いているけれど、事務や彼らへの対応が主な仕事であり、立ち話し程度はすることがあっても、だれとも踏み込んだ付き合いはしていない。だが、今度ばかりは、戻ってきた姿に飛びついて思わずハグしてしまうほどうれしかった。

なかには留学を途中でとりやめた留学生もいるし、今春来日予定だった留学生の数も半分に減ってしまった。大学側が留学生を引き揚げさせた場合にしても、「日本にいて100%安全なのか」という父兄からの詰問に確約を与えることなどできないから無理もない。

留学生にレンタルふとんを納入している業者によると、ふとんの需要が半分以下に減ってしまったそうだ。京都にいるかぎり、スーパーの棚から単一と単二の電池がすっかり消えていたり、2リットルペットボトルの水がなくなっていることを除いては、震災の影響を感じることはない。だが、こんなところにも2次被害が出ているのだ。原発の問題解決に方向性が見えない限り、私ですら、留学生数の激減により職を失うことだってありうる。まさに東日本大震災は東日本だけでなく、日本全体の問題である。
Commented by pabomama at 2011-04-10 22:17
こんにちは^^
留学生さんを相手にお仕事をしておられるのですね、
とてもグローバルなおまさぼうさんの一面を見ました、
そうですか、やはり外国の方は恐怖で帰られてしまい
ますよね、私が親でも戻って来いと言うと思いますも
の、、、
2次被害、、うちも痛感しております、自動車関連の
会社は今、工場ストップで干乾びそうな自体でござい
ますぅ、、、今回の地震は様々な所に影響を及ぼして
いますね、早く復興、復活、願うばかりです、、
原発も心配ですし、、、
Commented by おまさぼう at 2011-04-11 02:12 x
pabomamaさん、こんばんは。
グローバルなんて、お恥ずかしい(^^;)
フランスの女子学生など、医師をしているお母さんがすごく心配されていて帰国することになりましたが、この子、スモーカーなので、放射能の心配より、たばこによるガンの方を心配した方がいいんじゃないのと密かに突っ込んでおります。

ほんとにいろんなところに2次被害が出ているのですね。
今こそ政治家が私利私欲にとらわれていないで国難に取り組みべき時なんですけどね・・・とほほ。
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by omasa-beu | 2011-04-09 23:47 | 社会のこと(忘れてはならない) | Comments(2)

終活しなくちゃと思いながら毎日をだらしなく送っている団塊の世代です。写真は、ドラマ『子連れ狼』(北大路欣也さん版)の大五郎(小林翼さん)。私の癒しです。スカパー「時代劇専門チャンネル」のTV画面から撮影。問題でしたらお知らせください。


by omasa-beu
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