おまさぼう春夏秋冬

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「第5回RICKS韓国映画フェスティバル」最終日

f0020564_18192478.jpgこの日は朝から家の屋根と外壁の改修が始まって、ほんとは映画どころではないのに、ソル・ギョングさんを迎えてのシンポジウムを見逃すわけにはいかない。そっと、家を抜け出し、会場の立命館へと急いだ。

客席の入りは昨日の満員に較べると、ちょっと寂しくて半分強といったところか。フェスティバルの宣伝がまだ浸透していないのではないだろうか。

シンポジウムのパネリストはソル・ギョングさんの他に、韓国の映画雑誌『シネ21』の元編集長、ホ・ムニョンさんと立命館大学で韓国学を教える佐々充昭文学部教授。司会は立命館大学映像学部の冨田美香准教授。主に、ソル・ギョングさんの代表昨『ペパーミント・キャンディ(박하사탕)』を取り上げ、論じられた。

2000年公開当時、日本での映画評には、切ない初恋の記憶のような批評があったが、韓国では、映画の背景となっている1979年から1999年の韓国、とくに光州事件を考えないでは観られない映画であること。1999年から時をさかのぼりながら、ソル・ギョングさん演じるキム・ヨンホの20年間の人生に、韓国の観客はその折、その折の自己を投影し、涙を禁じ得なかった。韓国人の心の奥には、民主化運動を光州の人たちの犠牲に押しつけたことに心の痛みを感じながら、しかし、それを忘れようとして生きてきたところに上映されたのがこの映画だったこと。

私は、フェスティバルのファイナルに上映された『ペパーミント・キャンディ』を初めて観た。シンポジウムで映画の時代背景を聞いていたにもかかわらず、映画だけを見て光州事件などに思いを至らす日本人は少ないだろうと思われた。たしかに、警察での激しい拷問などに、民主化以前の韓国が主人公の性格に与えた影響を見ることはできるけれど、私は、あくまでも、キム・ヨンホという男の半生として見せてもらった。

ソル・ギョングさんは、どういう経緯でこの作品に出演するようになったかなど、他のパネリストとは違う視点で語ってくれたので、興味深く聞くことができた。シンポジウムでは2時間ほどを『ペパーミント・キャンディ』の話に費やし、最後の10分ほどが『公共の敵』について語られた。私も公共の敵シリーズは3本とも観ている好きな映画である。とくに最新作の『カン・チョルジュン 公共の敵 1-1』にはキム・ナムギルくんも悪役で共演している。

今年が5回目の韓国映画フェスティバルには、これまで、ムン・ソリさん、チェ・ミンシクさん、アン・ソンギさん、キム・ヘスさんという韓国のそうそうたる俳優さんたちが招かれている。何年かのち、キム・ナムギルくんの兵役が終わり、さらに映画の出演を重ねた後には、ぜひとも、参加してもらいたい。ナムギルくんはよく喋りますよ。それも早口だから、通訳さん泣かせかも。
by omasa-beu | 2010-11-23 18:22 | 韓国ドラマ/映画・韓国語 | Comments(0)
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♪ ♪ Kim Nam Gil Forever ♪ ♪  韓国の俳優キム・ナムギルさんが好きです☆映画『ワン・デイ 悲しみが消えるまで』公開中!!


by omasa-beu
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