「死ぬな」
2010年 07月 20日
そういう会話を甥っ子の母親である妹としていたところだった。
久しぶりに東良美季さんの『毎日jogjob日誌』をのぞいたら、中学生の頃、担任の先生が、「死ぬな」と皆に言われた話が書いてあった。先生は教え子を夏休みに海の事故で亡くされていた。その教え子の母親の悲痛な叫びを生涯胸に抱いて生きてこられたのではないだろうか。
「死ぬな」という言葉がまっすぐに私の胸にせまってきた。事故や災害は、死のうと思って死ぬのではないだろうが、やはり、親心としては、十分に注意をしてほしい。命は自分自身のものだけではないのだ。まして、人を殺したり、自らを傷つけるなんて論外である。
「ああ、死にたい」と何かにつけて口にする悪い癖は直さなければと思う。