「死ぬな」

甥っ子が3連休に薄着で上高地へ行ったと言うので、夏休みになると、決まって海や山で命を落とすひとがいるね。でも、行くな、家にいろ~なんて言う訳にもいかないしね。

そういう会話を甥っ子の母親である妹としていたところだった。

久しぶりに東良美季さんの『毎日jogjob日誌』をのぞいたら、中学生の頃、担任の先生が、「死ぬな」と皆に言われた話が書いてあった。先生は教え子を夏休みに海の事故で亡くされていた。その教え子の母親の悲痛な叫びを生涯胸に抱いて生きてこられたのではないだろうか。

「死ぬな」という言葉がまっすぐに私の胸にせまってきた。事故や災害は、死のうと思って死ぬのではないだろうが、やはり、親心としては、十分に注意をしてほしい。命は自分自身のものだけではないのだ。まして、人を殺したり、自らを傷つけるなんて論外である。

「ああ、死にたい」と何かにつけて口にする悪い癖は直さなければと思う。
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by omasa-beu | 2010-07-20 00:27 | 社会のこと(忘れてはならない) | Comments(0)

終活しなくちゃと思いながら毎日をだらしなく送っている団塊の世代です。写真は、ドラマ『子連れ狼』(北大路欣也さん版)の大五郎(小林翼さん)。私の癒しです。スカパー「時代劇専門チャンネル」のTV画面から撮影。問題でしたらお知らせください。


by omasa-beu
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